1. リロ&スティッチ(2002)
家族のきずなの描き方や、不気味なにくまれキャラがどちらもステロタイプなのはちょっと興ざめですが、まあ子ども向けだと考えれば、我慢できるレベル。ハワイらしさはけっこうよく出ているし、かわいいから、まあよしとします。 6点(2004-07-11 13:31:28) |
2. 猟奇的な彼女
ゲ○シーンが苦手です。あれでヒイテしまいました。で、最初、5点をつけていましたが、後から振り返って、チョン・ジヒョンが素敵で、相手役のチャ・テヒョンとのとぼけたかけあいが悪くなかったゾというのと、ラストシーンのよさを思い直し、この点数です。 チョンは日本で言うなら、篠原、仲間みたいな路線ね。もっと大作に抜擢されても臆さずやれそうなスケールの大きさを感じさせる人です。私自身、彼女の出演作をもっと見てみたいし、韓国映画にはよいものがたくさんあるので、これが気に入った方、ぜひもっとたくさんの韓国映画を見てください。(でも私、韓国ドラマは苦手です。先日、やはり苦手という人と話しててハタと気づいたけど、画面がテラテラした感じがどうもねえ・・) [映画館(字幕)] 6点(2004-04-07 23:25:16) |
3. リリイ・シュシュのすべて
大切な友が大切にしている映画なので、1点オマケ。 [映画館(字幕)] 5点(2004-04-04 08:21:59) |
4. RETURNER リターナー
いやらしくなくバクれているな、と感心。ステロタイプをいかに飽きさせずに見せるか、ということも、いわばハリウッドの伝統の1つだとすれば、これは十分にその課題をクリアしていると言えるのじゃないかしらん? いやハリウッド方式が最高とはもちろん思わないが、最も見慣れている雰囲気に近いということは、見ていて安定感を感じるわけです。しかしもしもこれが単なる「亜流」作品だったら、安定どころか腹が立つばかり。だから、洋画と同じ感覚で楽しく見ることが出来た、というのは、「ハリウッドに近づいたなあ」ということが嬉しいのではなく、純粋に「いい作品を見ることが出来たなあ」というヨロコビなのです。鈴木杏ちゃんは今後さらに楽しみな女優である、という発見も、大きなヨロコビです。それ以外にも、この映画はヨロコビがいっぱいだと思う(オトボケ金城もいい味だし、画面の質感も好み! エトセトラ)ので、もう1点増やしちゃおう! でも全然ほめすぎだとは思いません。(ところで、この映画こそ、パート2を作らないのかなあ・・。) 8点(2003-12-16 01:27:16) |
5. リトル・ダンサー
少年の演技にノックダウン、です。 うますぎるという評に、同感(踊りのうまさも含め、すごすぎ! ちょっとした表情にもゾクゾクしちゃいました)。 ですが、浮いた感じになってないのは、ひとえに演出力でしょう。 お父さんの素朴で不器用な愛情表現も胸に迫るものがありますが、先生との間柄を、ありがちなウェットな関係にしなかったのも、好感度大。 お兄ちゃん、性同一性障害らしい友だちなど、ほかの登場人物のキャラクターも、一見類型的に見えながら、違います。それぞれ個性が立っていて、よかった! 本作は、「遠い空の向こうに」と比較したがる人がいらっしゃるようですが、私はかなり違うタイプの映画だと思います。 真にチャレンジャーといえるのは、私はビリーのほうだと思うし(そもそも私にはあちらは凡庸に思えて仕方ない。が、あちらはあちらで熱狂的なファンが多いのはわかっているから、できたら比較はやめていただきたいっす)。 でもね、かなり違うことは、たとえばラストなどでわかるはずだと思います。 このラストについては、皆さんもおっしゃるように、私も最初はちょっと唐突な感じはありましたが、終わったら、監督の意図はよく伝わってきました。 一人の男の子が、最終的に大きな夢をかなえた姿を、私たちにも少しだけ垣間見させてくれた、その表現が粋だったと思います。 いわゆるベタな感動作が苦手な方には、ぜひ見逃さないで! と言いたい一作です。 9点(2003-04-06 18:48:40)(良:1票) |