1. リトル・ミス・サンシャイン
「これは元気が出るよ」と勧められていたのを、ようやく鑑賞。ロードムービー好きにはたまりませんね。好きなシーンは数知れず。車に順番に飛び乗った後「けっこう面白かったな」と笑う満足そうな皆の顔。あんなにうんざりしていたはずのおじいちゃんの死に泣いてしまうママを見て「ハグしてあげろ」と妹にメモを書く兄。モーテルの部屋で何度も不安そうに主人公が呼びかけるたびに、その都度きちんとベッドに座って話を聞いてくれていたおじいちゃん。もちろん最後の超お下劣ダンス。愛すべき作品です。音楽も◎。 [DVD(吹替)] 8点(2010-11-03 11:43:47)(良:1票) |
2. リアリティ・バイツ
イーサン・ホークファンの間では、この映画はダントツの人気を誇っておるのですが、私はどうも......。ヴィノナが弱気になっている時にばっかり口説こうとするし、これってかなり卑怯だよねぇ。皮肉言っている時や歌っている時がかっこいいのは認めるけれど、内容もあまりにも甘ちゃんすぎてトホホ。現実の厳しさをもうちょっと知ってからこの台詞は言ってね、という感じ。とにもかくにも「ユマと別れたらただの二流俳優」なんて世論にに落込むことなく彼には頑張ってほしい。演技は文句なく上手なんだから。 6点(2004-01-30 18:30:36) |
3. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
「海底2万マイル」や「ジキルとハイド」が大好きな吾が息子に懇願されて行ったものの、ムムム.....? 皆さんが言うようにもう少し必然性があれば面白かったのにな、と。いかにも2ができそうなラストもちょっとやりすぎかな。(原作の読みが足りなかったのか)ネモ船長がインド出身と知った息子は大ショックを受けていた。だって1年前くらいに見たテレビ版ではマイケル・ヶインが演じていたんだもの。そりゃ驚くわ。 6点(2003-12-02 15:59:04) |
4. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 才能を開花させ、夢を実現するには、リスクと責任がともなってくる。「ビリ-の才能を伸ばしてやるんだ!」と叫び炭坑へと戻っていく父親と、それに応えて自らの道を切り拓いたビリ-。彼は父親だけでなく、多くの人に夢を与える人間になり、これからも輝きつづけるのだろう。ラスト、鼻を真っ赤にして開演を待つ父親の顔に、ただただ感動してしまった。ところで、なぜ舞台袖にいるダンサーが皆男なのか? なぜビリ-は王子ではなくて白鳥なのか? どうしても腑に落ちなくて調べたら、全員男性キャストということでセンセーションを巻き起こした前衛的な「白鳥の湖」だったのですね。青年ビリ-を演じたアダム・クーパーなる人物もすごい人らしいし......。知ってて見たら、もっと良かったな~。 8点(2003-07-07 09:26:10) |
5. RETURNER リターナー
映画館で見た時はかなり興奮した....はず。なのに、子どもと一緒にビデオで見たら、ムムム? 「マトリックス」等、最近のCGに慣れっこの彼等には、いま一つの迫力だったよう。画面で見ると、いかに無駄が多いかわかったしね。先日どこかのテレビで「ピンポン」の監督と対談をしていたけれど、「好きこそものの上手なれ」みたいなことを言っていた。え~~~。そりゃいかん! 今からどんどん撮っていく人間が、そんな志しの低いことでどうする~~~! でも、鈴木杏が朝日を見て悔し泣きするシーンには、三重丸献上。彼女の真摯さがこの映画を救っていると思う。あまり太りすぎないようにして、いい女優になってほしい。英語の発音も綺麗だし、また「ヒマラヤ杉に降る雪」みたいな作品に出演しないかな。 6点(2003-05-26 22:19:34) |