1. リベリオン
《ネタバレ》 面白い面白い。 カッコつけることに徹したガン=カタの アクション・パフォーマンスの発想は実に良い。 それに、パルテノン神殿式の柱の隙間から 現れては倒れる兵士の絵や 複数の反逆者達がガラス越しに射殺される絵等、 センスいい。 と、大好印象であることを先ず主張しておいて、 ツッコミどころ満載。 主人公は直感で感情を見破る。 相棒も同じ。 しかし、この二人以外の登場人物は全員感情保持者。 主人公なんか、感情保持者の家族と暮らす。 直感ダメダメ。 ラストの偽ファーザーとの戦いのシーン、 副長官のテンパったアクションに相当笑える。 目ぇ、見開いちゃっています。 いっぱいいっぱい。 観て痛々しい。 DVDの特典の「ガン=カタ・シーン」でも 最後のこのバトルシーンが収録されていない。 ウケる。 ほんでもって、近未来なのに、 現代の銃事情そのままを反映させた作品であることにも 愛を感じる。 マニアックな愛。 戦車やレーザー、ミサイル、手榴弾、 絶対に使わない。 この割り切り方、大好きです。 9点(2004-07-31 05:35:37) |