2. 猟奇的な彼女
ほぉ なるほど こりゃいいわ。 この落としどころはうまいな。 いや、プロットとしてはギリギリ、非常に危ういところにいるんですけどね(笑) 序盤から中盤にかけてくどいくらいにドタバタを見せるのは、ラストの「あ、そういえば」に持ち込むためなんですねぇ。 そのドタバタ自体は、確かに「ありえねぇ」の連発ではあるし、彼女の理不尽極まりない振る舞いとキョヌのあまりの不甲斐なさに苛立ちすら覚えるんだけど、振り返った時に「ああ、色々あって楽しかったよね」って、ちゃんと懐かしめる風景に変わってる。 「うん、まあ、ここはさ、あんまり小難しいこと言わずにこの流れに乗っかって心暖めてもらっておこう」って気にさせてくれる。 うまくまとめきってくれました^^ [DVD(字幕)] 8点(2005-11-30 03:12:12) |