1. リンダ リンダ リンダ
題名とあらすじで流行の“非現実的スポコン文化祭”ものと思っていた。しかし、似ているのは表面だけで中身には“ふつうの青春”がぎっしりと詰まっていた。ロックをやってきた彼女たちの文化祭での演奏までを異性や友人関係を交えながら、バカ騒ぎするでもなく、割りと淡々と写してゆく。僕が高校生だったころの匂いを少し嗅げた気がした。これでは松ヶ根やコケッコーも見なければなるまい。ペ・ドゥナが歌う“僕の右手”も良かったよ。 [DVD(邦画)] 8点(2007-09-09 03:38:58) |