1. リリイ・シュシュのすべて
よかったなぁ。夢や希望を与えてくれるのが映画なんですけどね、たまにはこういう映画もあっていいんじゃない?って思いました。観終わってからの無力感。決して満足する結末ではないけれど、ヘタな脚本家が書いた素っ頓狂で原作のいいとこしか取らない展開の早すぎる最近の映画とは大違い。「14歳のリアル」といううのは言い過ぎかも知れませんが、リアルであってもおかしくない話だと思います。ハッピーエンドなんかクソ食らえ!!ですよ。リアルを描いてこそフィクションです。映画なんだから。 9点(2002-11-18 01:23:18) |