1. レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ
北海道の田舎にいるとき中学か高校の時にビートルズのマジカルミステリーツアーと二本立てで市民会館で見ました。 熱狂的なビートルズファンでしたがツェッペリンも好きでした。 しかし映画に関して圧倒的に狂熱のライブの方にインパクトがありました。 だらっとしたオープニングから急にMSGの照明がついてRock And Rollが始まった瞬間、頭がショートしてしまったので今だに覚えています。 特にギターを引くジミーページのかっこよさ。1973年から1977年までは演奏、ルックス、アクション全てが神ががっていました。 Rock And Rollのペイジの演奏はスタジオ盤に比べ、圧倒的にワイルドでギターの音の歪んでいてかなりぶっ飛びました。 (映画を見た時点ではライブ盤は聞いてませんでした) それと別な意味での驚き。Rock And Rollのイントロが終わった後のロバートプラントの声。 しわがれてオクターブ下げて歌うプラントにはショックでした。 この当時情報もあまりなく、プラントが喉を痛めて手術してもう初期の人間離れした高音が出せなくなったなんて知りませんでした。 あくまでスタジオ盤を基準に聞いていたのでペイジ、プラントの変わりようには驚きでした。 結果ペイジは私のギター神になりロックアイコンになりましたが、プラントはちょっと評価を下げてしまいました。 そんな相反する感情のなか、2時間はあっという間に過ぎ夢心地で家に帰りました。 断言出来ますが、その後みた他のミュージシャンのリアルライブよりこの映画は圧倒的なライブパフォーマンスでした。 この映画は私にとってのライブの基準となり、最もインパクトのあった青春の1ページです。 映画としての評価?は良く分かりません。しかし私の人生に与えた影響を考えるとこの点数以外考えられません。 [映画館(字幕)] 10点(2015-10-17 01:21:15) |