1. レッズ
何度も何度も似たようなシークエンスでつなげるという手法は、D・キートンが劇中で語っていたように「繰り返しの表現を用いることによって、説得力を強める」ということにあたっていて、映画でも用いられている。これは冗長とかクドいとか、そういうことではないと思う。映画としては秀でたものを感じるし、何よりW・ビーティの情熱が映画を支えていると思う。何故、注目度が低いのかよく分からないけれども、実によく出来た映画だと思う。 10点(2002-08-30 22:38:35) |
2. レニー・ブルース
「やってられん。テメェらで勝手にやってろ」......これはとっても残酷なお話し。ベテラン俳優D・ホフマンも魂を揺さぶるほど説得力のある熱演で、徐々堕ちていくスタンダップ・コメディアンのレニーの壮絶な生き様を見事に体現しています。ミュージカル出身のB・フォッシーの綿密な演出もお見事で、モノクロで撮られたB・サーティースのカメラも絶品。誰よりも偽善を嫌い、誰よりも世間に対して敏感だったレニー。それだけにラストシーンは強烈だ。 10点(2002-07-30 11:50:47) |
3. レクイエム・フォー・ドリーム
行き場のない人々の業をキチッとしたプロセスで描いていたと思う。ただ前作の「π」に比べ判りやすいメッセージにしてしまったというこの鬼才監督の今後のベクトルを決める上で、非常に重要な面が出ている。それがいいのか、悪いのかはここでは問題ではない。目をそらさずにキチッと見ておくべき作品だ。ただ実はこの作品は真面目な社会派映画であることは認識しておくべきだ。 8点(2001-08-11 18:50:48) |
4. レジェンド/光と闇の伝説
まず映像がとても綺麗だった。どんな映画でもどこかにグロさを残していくリドリー・スコット監督もこの作品では演出はひかえめ。それ以上にロブ・ボッテンのメークの巧さが光る一作である。とにかく最初から最後までとっても綺麗な感じ、トム・クルーズもなかなかその雰囲気にマッチしていたと思う。ただ内容が無さすぎだと思った。肝心かなめのシナリオにメリハリが無く、正直言って退屈だった。 5点(2001-06-22 23:20:46) |
5. レインメーカー
結構みなさんの評価低いけど割と好きな方です。これマイケル・ダグラスが製作したですよね。プロデューサーとしての才能もあるのですね。 8点(2001-03-09 23:23:10) |
6. レインディア・ゲーム
あー、なんかありがちな内容です。最近のサスペンス・アクション系では質の低い作品だと思います。も~う、あんだけ話しに“裏”があると“こじつけ”にしか見えないんだよ~。 3点(2001-02-26 19:27:49) |
7. 恋愛小説家
久しぶりにいい映画を観たって感じです。ジャック・ニコルソンなどの配役もグッドで、2時間強がアッという間に過ぎていきました。ニコルソンがピアノを弾いて歌ったのには驚きました。 9点(2001-02-16 17:10:29) |
8. レインマン
なかなか良い映画だと思いました。テレビで観たけど、最初の10分くらいのつもりが最後まで観てしまいました。みんなにこんな映画を観てほしいです。 8点(2001-02-16 17:05:16) |