1. レイズ・ザ・タイタニック
1981年度の外国映画興行成績第4位の作品で、公開当時はちょっと話題になった。 序盤の設定は凝っているのに、それが本編のストーリーに生かされておらず、ドラマ性が薄い。 タイトルどおりの過程を見せているだけといった仕上がりで、記憶には残らない映画だけど、 あくまでアドベンチャーという感覚で鑑賞すれば、多少の迫力もあるし、 それなりには楽しめる作品かと。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-09-29 13:57:51) |
2. レモ/第1の挑戦
B級アクション映画だが、主人公の設定がちょっと変わっている。 技を仕込む武術の先生が出てきて、その特訓シーンの面白さは「ベスト・キッド」を彷彿。 「第1の挑戦」ということは、評判しだいでは「第2の挑戦」も作る予定だったのかな? ストーリーはあくまでオーソドックスで、テレビ映画のような雰囲気だけど、 気楽には鑑賞できる作品。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-19 10:38:51) |
3. 恋恋風塵
あまり目にする機会の少ない台湾映画。 純粋なラブストーリーではなく、主人公を取り巻く生活環境や時代背景などを織りまぜ、 当時の若者の等身大の姿を描くことが目的だったのかな?と思われるような作り。 セリフでの説明は極力カットしてあり、冒頭から登場人物の相関図がよくわからないのだが、 とりあえず観ていけば、何となくわかる。 ただひたすら淡々と流れるストーリー展開は、これはこれで構わないんだけど、 この作りならラブストーリーのほうはサブというか、あくまでワンエピソードに回して、 主人公の家族を中心にした描写をもっと観たかったな。実際そういうシーンも多いし。 そのラブストーリーだが、お話が動き出すのは一時間二十分を過ぎてから。 う~ん、やけにのんびりした映画だったな。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-11 14:53:42) |
4. レッドブル
シカゴを舞台にした、ソ連の刑事が主役のアクション映画。 ソ連人のイメージ通り、シュワちゃんは物の見事に鉄仮面。 相棒となったアメリカ刑事ははみ出し野郎で、一応バランスは取れているものの、 シュワちゃんは人間味が感じられなくてちょっとつまらない。 ストーリーもアクションも普通の刑事ドラマ並なので、斬新さがないことも影響しているのかも。 シュワちゃん主演の映画としては物足りないな、という印象の作品だった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-31 08:24:05) |
5. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
ハリソン・フォード主演、インディ・シリーズの第1弾。 アドベンチャーものはそれまでにもあったけど、大掛かりなものはこれが先駆けかな。 今観るとシナリオにはかなり粗もあるけど、お宝の謎という点ではシリーズ中でも一番面白い。 時には突っ込みを入れながらも、あまり深くは考えず、気楽に楽しむ娯楽映画。 [地上波(吹替)] 5点(2011-07-23 05:08:13) |
6. レインマン
設定とストーリー展開に少し無理はあるけど、 複雑な内容ではないので、誰が観てもテーマ自体はちゃんと伝わると思う。 劇中では兄役のダスティン・ホフマンの演技が見所だが、あまりにも役作りし過ぎたせいか、 弟の心の変化がやけに薄っぺらに感じてしまった。 もう少しお兄さんが普通っぽい人だったら、あの展開でも納得できるんだけど、 ラストはどうしても理想論的な甘さを感じてしまう。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-21 06:47:49) |