1. THE LEGEND & BUTTERFLY レジェンド&バタフライ
《ネタバレ》 終始、信長と濃姫って本当にこんな関係だったんだろうか、と疑ってしまうリアリティの無さがこの映画の根本にある。 幻想的な雰囲気を出したいということで蝶が飛んでいるシーンがあるわけだけど、戦場で屍まみれの中にはおらんよ。リアリティがないのよ。 仮に二人の性格が映画上の設定だったとしても、こんなに惹かれあうような関係性になるのかがあまり理解できず、感情移入していかない。2時間半以上の映画だけど冗長で、恰好の良さばかり、画面の迫力ばかりを追ってしまうもんで、各シーンで何を伝えたいのかが曖昧。最後の最後まで中二病っぽい恰好付けた映画に見えてしまう。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-07-31 01:12:04)(良:1票) |
2. レミーのおいしいレストラン
《ネタバレ》 昔から大好きな映画。お酒に酔ったので、今更ながらレビューを書くことにした。 まず、音楽がステキ。主題歌「Le Festin- Camille」がたまらない。 ハンデキャップを抜きにして才能は開花させることができる、誰かが見つけてくれて、誰かに届く、 そして夢は叶う、だけど、それには大変な勇気や想いや許容性が必要なんだ、 ってのがメインのメッセージなんだろうと思う。 夢の舞台になるパリの街。煌びやかな街並みと地下のネズミたち。すごく対照的で美しい。 映画の最後のクライマックス(必殺技)が、おふくろの味ってのも本当に素敵。 初心を忘れるな、家族愛を忘れるな、ですよ。ホント、愛に溢れた、夢のある映画だと思います。 [ビデオ(吹替)] 9点(2020-02-16 01:07:51) |
3. レディ・バード
《ネタバレ》 どこかで既視感がと思ったら「渡る世間は鬼ばかり」の米国青春版なんだと思います。皆が皆、それぞれの価値観や立場で正しいんです。 でも渡鬼もそうですが、ベースとして常識、例えば日本で言うと「親の面倒は長男が」なんていう共通認識があってこそ成り立ちます。 この映画では17歳の田舎娘がニューヨークの大学を目指すわけですが、この行為は皆が夢見るものなのか、どれくらいの経済負担を強いられるのかといった米国人では当たり前の共通認識が分からない日本人にとっては、この映画の3割程度しか理解できないのではないかと思います。 壮大な夢なんだろうと理解しても、彼女はそのための努力をしているように見えないですしね、共感できません。 米国での17歳の青春のスタンダードも、グレ方も良く分からないですしね。 本来は懐かしい感じを覚えながら感動するのでしょうが、われわれ日本人には理解しがたいですよね。 [インターネット(字幕)] 4点(2019-04-15 21:13:44)(良:1票) |
4. レスラー
《ネタバレ》 プロレスラーという職業の華々しさと犠牲を描いているんですけど、主人公に共感できないです。 いろいろあるのは分かるが、本人がダメな人間なだけで、プロレスラーという職業のせいではないと思うんだが・・・ 生きるのに不器用な男で、感情に素直で、好きなように生きているだけ。 それが男ってモンだろ、ってのがこの映画の主旨かもしれないが、それには同意できない。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-08-16 00:03:16) |
5. レ・ミゼラブル(2012)
芸術的。素晴らしいと思います。「夢やぶれて」の背景がはじめて分かりました。スーザンボイルが歌って、いい曲だなーなんて、そんな甘いもんじゃなかったです。俳優陣、素晴らしいよ。やられた。でも、この感動は舞台で味わうべきなんだろうなと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2016-11-19 23:40:30) |
6. レヴェナント 蘇えりし者
《ネタバレ》 映画から執念を感じました。生き残る、生きている限り生きろ、という強烈なメッセージがあります。歯を食いしばるような執念、恨み、血反吐吐きながら地面這いつくばってでも生きる主人公に男として熱さを感じます。厳寒かつ静かな風景の中に、燃え盛るような熱い命の対比。美しいです。 [ビデオ(吹替)] 8点(2016-06-22 00:48:15) |
7. レッド・ライト
《ネタバレ》 個人的にそこそこ楽しめました。ただ最後に明かされるオチを聞いても、ストーリーの全容が分かりづらい。もう一度見ても分からない点もありそうに思います。今でもイマイチ理解できないんですよねぇ・・・ オチを聞いて、「あぁなるほど!」とスッキリすればいいんですが、スッキリしないのでちょっと厳しく6点。でもこういう最後のどんでん返し系映画は好きでステキだと思います。 [DVD(吹替)] 6点(2014-08-23 00:33:17) |