1. ロミオ&ジュリエット
邪道と知りつつもTVでやってたので見ちゃいました。結論-TVでよかったー。ま,中世イタリアを現代アメリカにした設定は,多くの方々がおっしゃる通りだし,それでいて妙に原作に忠実な箇所が気になったりして,なんじゃこりゃ,と思いつつ鑑賞を終えました。うーん,96年の作品てことは私の嫌いな「タイタニック」の前年だから,ディカ様の青臭さはより一層だったし,ちんちくりんで格好良くないのも変わらない。ファンの方には申し訳ないけど,ありゃ,永遠の恋人たちというよりただの間男のおいたに見えちゃいました。ま,60年代の名作の足下にも及ばすってところでしょう。「やっぱりな」と思っちゃいましたが,これを機に旧作を見る人が増えればいいかな,なんて感じました。(「パール・ハーバー」と「トラ・トラ・トラ!」の関係みたいだけど・・) 3点(2002-08-02 21:12:02) |
2. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
映像の処理の見事さだけが際立った作品。スピルバーグ・マジックもこれまでか,と思った。リチャード・アッテンボローがこんなのに出ていたなんて・・・。迂闊にも気付かなかった・・・。 5点(2001-12-08 17:48:43) |
3. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
確かにケビン・コスナーのロビン・フッドには,英国貴族としての格調や紳士然とした物腰は認められない。が,民衆の英雄として若々しく颯爽とした姿は魅力的である。ありきたり,と言われそうだが,ストーリーのテンポ感の良さやアクションシーンの痛快さも過不足無い。そして,マイケル・ケイメンのスコアも秀逸,と思ったらエンド・クレジットで愕然とした。そりゃないだろ~。英国物のスペクタクルのエンディングにポップスを使うことないだろ・・・。格調高いアコースティックな楽曲こそ相応しいのに・・・。視聴者,特に若者ににこんなところで媚びるなよ,と言いたい。よって目出度く減点2。 8点(2001-10-27 20:39:39) |
4. ロケッティア
どうせ仕様もないお笑い活劇だろう,たまに見るのもいいか,と半分小馬鹿にしながら見たが,何々これがなかなか楽しめる。ラストの飛行船の爆破シーンは圧巻だが,史実を絡ませたり,ティモシー・ダルトンを悪役にしたりと結構見せ場には事欠かない。何も考えずに楽しめる点で第一級の活劇と思う。 8点(2001-07-02 21:05:35) |