1. ロード・オブ・ウォー
あかん、あかん。ケイジ演じる“死の商人”に、思いっきり感情移入してもうた。イーサン・ホーク捜査官が悪役に見えてきちゃったくらいだもんなぁ。ストーリーテリングは、ケイジが一人称で淡々と進むベタなパターンなんだけど、主役の一本スジの通った生き方に妙に惹かれて、飽きることなく観られました。観る前は気づかなかったんだけど、監督は『ガタカ』の人だったのね。そういえば、カメラワークのセンスが良かったな。あと特筆すべきはオープニング。銃弾の製造過程を追ったものは、ワクワクさせられた。 [映画館(字幕)] 7点(2006-01-05 12:23:00)(良:1票) |
2. ローレライ
ネタバレ 新鋭兵器で米海軍とやりあう。漫画を原作にもつアニメ「ジパング」と同じ設定なんですが、悲しいかな。ぜんぜん「ジパング」のほうが上。30分もののアニメを超えられない、実写邦画の悲しさが滲み出ちゃってます。やっぱこの映画も、アニメでやるべきだったよねーと思わせてしまう稚拙なCGが最大の戦犯。役所はまだ艦長だからいいけど、妻夫木とかは一兵卒なんだから、ちゃんと坊主にしろよ。そのへんの拘りのなさが各所に散見。綾波レイかZのフォウをモデルにしたとすぐ分かるパウラの存在も安っぽさの原因か。ピエール瀧が好きなんで彼が熱演したこと、最後の自己犠牲にちょっとウルっときてしまったので、とりあえずこの点数。アニメでやってくれれば高得点いったろうな……。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-05 03:03:40) |
3. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
子供の頃、ピノキオやけろっこデメタンといった作品が大嫌いだった。自分でドツボにハマっていく奴って、どうしてもダメなんですよ。。。そういった意味で、フロドがどうしても受け付けない。ゾウとか、ワイバーンとかの戦闘シーン、あと中つ国の世界観を、たとえCGといえども見事に表現したところは評価します。 7点(2004-08-16 16:47:50) |
4. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
長い、だるい、つまんない!前作はそれなりに楽しめたのに、このダラダラ感はなんなんだ。一番エキサイトしたのは、序盤のバルログとガンダルフのシーンで、あとは退屈だったなぁ。とくに最悪だったのは、フロド組のシークエンス。ゴラムの声は神経にさわるし、これといったアクションもなし。もうちょっとあそこは工夫すべきでしょ、長いんだから。 4点(2003-12-03 22:45:17) |
5. ロング・キス・グッドナイト
エイリアンでのシガニー・ウィーバー以降、強い女性の代表格といえばトゥームレイダーのアンジェリーナ・ジョリーとか、バイオハザードでのミラ・ジョヴォビッチが挙げられがち。でも忘れちゃいませんか?この作品のジーナ・デイビスを!「母は強し」をここまで躍動感たっぷりに、艶っぽく演じたアクション映画は今までなかったはず! レニー・ハーリンの爆発好きなのがちょっと鼻につくけれど、脚本はいいしガンアクションも“お!”と思わせるものがある。情けないサミュエルLジャクソンもそうそう見られるもんじゃない。アクション映画のお手本といってもいいくらい。爆発過剰な面を除いて(苦笑)。 9点(2003-11-25 23:45:37) |