1. ロボコン
覇気のない部に単なる負けず嫌い(長澤まさみ)を掛け合わせた時の変化を捉える。 ある状況にあるものを掛け合わせて生じる変化を捉えるってところに焦点を持っていくのは文芸作品や少女漫画の定型。 ただ、主役であるはずの長澤は「何もしていなかった子が目標を与えられて自身の本性を知る」に留まり、「変化」という程ではない。 ほんのちょっとした配慮が加われば俄然よくなると思う。 [DVD(邦画)] 7点(2007-07-12 17:40:12)(良:2票) |
2. ローレライ
終盤の犠牲を伴うシチュエーションを用意して煽りに煽る内容には閉口するものの、まとまりはいいですね。 [映画館(邦画)] 6点(2007-12-28 23:47:21) |
3. ロード・オブ・ウォー
《ネタバレ》 興味深い題材、小気味よい演出によって退屈することなく観れる。 構成自体は一直線の教訓話の体で進み、芸が見当たらないけれど、シニカルな真実によって事態は解決。 そして、また同じ過ちの道に戻るといった主人公のドラマ処理でまとめるのではなく、社会派としてテーマを突き付ける。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-08 06:04:52) |
4. ロスト・イン・ラ・マンチャ
わざわざ映画になるほどの波乱はない。もっとゴテゴテの映像ギミックを多用して視覚的に楽しましてくれてもいいと思う。じゃないと普通のメイキングレベル。陽気なテリー・ギリアムをみているのは楽しいですが、もっと彼の映画制作に於ける狂気を見たかったかな。 [DVD(字幕)] 4点(2007-09-03 19:06:10) |
5. ROCK YOU! ロック・ユー!
《ネタバレ》 用意しただけのような設定ばかりで楽しめはしませんでしたが、とりあえず構成は成されているのでそれなりの評価を(プロット展開が終盤に集中しすぎかな)。 しかし、急場処理の爵位授与ってそんな単純なことなの? ・・・知らないから納得するしかないけど、随分と簡単な解決だな。 それに、やっぱり勝っちゃう理屈が全くないのも頂けないな~。 [地上波(吹替)] 4点(2007-08-21 10:34:09)(良:1票) |
6. ロード・トゥ・パーディション
えらい淡泊な内容ですね。 演出面では好印象なのですが、あまりにも脚本がぺらぺら。 [地上波(字幕)] 4点(2007-06-24 17:08:46) |
7. ロード・トリップ
《ネタバレ》 そもそも浮気した主人公の顛末を扱っているので、観客を納得させる着地をどこに置くのだろうと興味津々で観ていたのですが、ぼんやりと遠距離相手とは円満に終わり、ぼんやりと浮気相手とは上手くいくなんてのはいかがなものでしょうか。 もっと内的ドラマにクローズアップして、恋愛関係は双方破綻というのが無難だったように思う。 でも、「ビデオを彼女に届く前に回収しよう」という目的があったので観易かった。 ロードムービーって目的や課題のないままに終わってしまう駄作が多いですから。 [地上波(字幕)] 4点(2007-03-26 14:35:36) |
8. ロックンロールミシン
雰囲気だけあればいいなんて、邦画の一番駄目なカタチ。 [DVD(邦画)] 1点(2007-11-18 17:28:18) |
9. ローズ・イン・タイドランド
方向性のない内容。映画に娯楽や物語を求める人には不向きであり、決して万人受けする作品ではないと断言できるような代物。この監督の演出力は前々からスゴイと思っているのだけれど、好き勝手やらすとエンターテイメントを放棄しちゃうから困ります。 1点は主演の女の子の美しさに捧げます。 [DVD(字幕)] 1点(2007-02-01 19:56:57) |
10. ロスト・イン・トランスレーション
欲求不満な人を追ったムードだけの空っぽ映画。 脚本賞なんて獲る作品には匠があって欲しいものです。 [DVD(字幕)] 0点(2007-12-05 04:35:11)(良:2票) |