1. ロビン・フッド(2010)
リドリーにラッセルで歴史もの。それだけで観る気がするってもんです。ただこの映画は日本人が思うロビンフッドではなく、「ロビンフッドがなぜロビンフッドになるのか。」という序章を描いているので、いわゆる義賊的なロビンフッドはBBCのドラマを見た方が良いと思います。リドリーお得意の集団戦闘シーンはほかの監督と違って何が起きているのかがよく分かるのが◎。CGやVFXも多用せずに、リアルな戦闘が大半です。俳優陣の演技も水準以上だと思うんですが、如何せん悪役のキャラが薄くて爽快感がグラディエイターほど得られません。しかしながら、全体としては良い出来なので、娯楽歴史戦争映画が好きな方なら気に入ると思います。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2010-12-27 14:30:26)(良:2票) |