1. ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE
TVのレギュラー放送を見たことがなく、この劇場版だけの評価になりますが、ごく普通の旅番組そのまんまで、劇場版であることを意識したと思われるシーンはまったくありません。 移動はローカルバスのみ、高速道路を走ったりタクシーや鉄道に乗るのはNGというルールで旅をするわけですが、それによって起きるハプニングやドラマチックな展開はまるでなく、もちろん「深夜特急」のような重み深みはひとかけらもありません。このメンツでは「水曜どうでしょう」並みの面白いトークも期待できず、台本に沿った展開で、言葉の通じない台湾でモタモタしている様子がだらだらと続きます。 偶然にも台風が直撃し、足止めを食らうアクシデントに遭遇するものの、それを上手く活かしてハラハラ感を煽ることもなく、どうでもいい観光情報や料理シーンをブチ込んで尺を稼ぎます。美しい風景も、地元の人とのふれあいも、旅のロマンを感じさせる異国情緒も、海外ロケによる醍醐味を感じさせるシーンは皆無に近い状態です。 こういう内容に対して、映画としての面白さがどうのこうの・・・なんて言いません。劇場版だろうがテレビ番組だろうが、面白ければ何だってよかったのですが、鑑賞後は「ただのつまらない旅番組だった」という感想しか残りませんでした(^^; 唯一、驚いたのは、最後にエンドロールを見て、たかだかこんな映画(?)を作るのに、これだけの人数のスタッフが関わっていたのか!ということ。こんな内容で、スタッフの人たちのギャラ払えるのかなぁ・・・と、どーでもいいことが気になってしまいました。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2017-10-03 22:25:24) |
2. ロスト・ハイウェイ
《ネタバレ》 この映画の中で実際に起こったのは、ビデオに映された映像と、刑事に殴られて鼻血→死刑確定→独房に入って頭が痛いと苦しんでいるところまで。それ以外のシーンは、ほとんど「事実をそのまま記憶したくない」フレッドの深層心理。浮気した奥さんを殺害して死刑囚になった人が精神的に不安定になり、事実=記憶を脳内変換した様子が描かれています。フロイトとかの心理学で、「インプットされた記憶が別のカタチとなって現れるのが夢である」みたいなことを表しているのではないでしょうか? 最初は、わけがわからない感じでしたが、以前「マルホランド・ドライブ」を観ていたので、フレッドがピートに入れ替わるところから、「あの映画と似た感じかも・・・」と思い始めました。でも「マルホ~」に比べて脚本の作り込みが甘かったり、「観る人のご想像におまかせ」的なところも多く、ちょっと残念でした。 ですが、意味もよくわからないのに飽きさせることもなく、最後まで観る人の興味をわしづかみにする脚本・映像・音楽ってすごいですよね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-09 01:16:04)(良:1票) |
3. ロッタちゃん はじめてのおつかい
ロッタちゃんはかわいかったけど、映画として楽しめたかと聞かれると、ちょっと疑問が残ります。でも子供が見ると、将来「子供の頃、すごく素敵で楽しい映画を観た!」という印象が大人になっても思い出されるような、いい作品だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-10 20:41:19) |
4. ロボジー
《ネタバレ》 前半は、あまりにもベタな展開過ぎて、観る気が失せそうでしたが、「オチはどうなるのかな?」と、それだけが気になって最後まで観たら、意外と楽しめました。ラストの「鈴木さん、またお願いします」は、話の展開上はNGですが、「コントのオチ(あるいはシメ)」という観点からすると、ベストのような気もします。でもやはり映画としてのクオリティは高いとはいえず、HDDに録画したデータはディスク保存の価値ナシと判断し、消去しました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-05-25 19:29:30) |
5. ローマ、愛の部屋
《ネタバレ》 ローマのバーで出会ったロシア人女性とスペイン人女性が一夜を過ごし、朝を迎えるまでの話です。ホテルの部屋で、最初は少しお互いを警戒しながらも、悩みや苦しみを打ち明けながら徐々に心を開いていき、気持ちが通じ合うとレズ行為を繰り返し、そして朝・・・・。ほとんどのシーンがホテルの部屋で、登場人物もずっと裸の女性2人だけ。そんな単調な話なのに退屈しないのは、意外としっかりした脚本ととてもきれいな映像、そしてなんともいえない雰囲気の音楽のおかげだと思います。あの音楽がなければ、きっと途中で観るのをやめていました。でも残念だったのは、朝を迎えてからのシーンが長過ぎること。爽やかな朝日とともに、もっとスカッと締めくくってほしかったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-26 20:43:09)(良:1票) |
6. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
《ネタバレ》 ストーリーはなんの工夫もないし、次のシーンがすべて予想範囲内なので、ハラハラもドキドキもワクワクもしませんでした。おまけに宝の石もあんなにあっさり見つかるなんて・・・。ラストなんて最悪でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-08-14 21:57:24) |
7. 老人の恋 紙の力士
《ネタバレ》 あんなヘルパーはいないでしょうが、ああいうじいさんはたくさんいますね(笑)。ストーリー設定はやや強引な感じもありましたが、全体的に面白い作品に仕上がっていたと思います。ただ、丸純子の裸の見せ方、もっと工夫すればいいのに・・・。あれじゃただのB級エロ映画ですね。それに、全体のストーリーと紙相撲との関係性が薄く、せっかくのアイディアを生かし切れていませんでした。最後のごぼうの収穫のシーン、ベタですが良かったです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2012-04-22 21:03:32) |
8. ロード・オブ・ザ・リング
それほど映画が好きというわけでもない人達が、デートか何かで「たまには映画でも観ようか・・・」という時に観て楽しむような映画ですね。映画館で観れば、もう少し楽しめたかもしれませんが・・・。ストーリーは単純だし、場面が変わっただけで同じような内容のシーンの繰り返しだし、しかも「つづく」って感じの終わり方だし、もう勘弁してくださいって感じでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-07-23 00:46:19) |