1. ワシントンDCの陰謀<TVM>
主役のペイジって女のハシャギっぷりがとにかく強烈なので、どんなドエライ事が起こるんやろと思って期待してたら・・・・アララー?みたいな。ただ惚れた男に騙されてババつかまされただけやん。陰謀とかなんとか大層な事言うからどないなんのやろ思たけど、損したわー。ラストもエライ中途半端なとこで終わってるし、トム・ベレンジャーの議員役もなーんか微妙だし。こういう政治権力ものは嫌いじゃないだけど、これは少し残念。もうちょっと尺を長くしてじっくり見せてくれても良いと思う。 [地上波(字幕)] 5点(2008-06-03 22:20:23) |
2. わらびのこう 蕨野行
出演している俳優の質も高く、四季折々のロケーションも素晴らしい。標準語をできるだけ使わず、いわゆる方言を主体とした構成も、その時代のリアリティに溢れている。姥捨て山という、封建制度下の農山村が背負わざるを得ない宿命を、ジメジメした陰湿さに陥ることなく、明るいタッチで表現している。ただそれが若干偏り気味になり、人間の死を綺麗に描き過ぎてしまっている気がする。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-02-03 17:36:00) |
3. 若い人(1952)
舞台がキリスト教系の女学校だったり、監督が市川崑だったり、アナトール・フランスまで引用しちゃったりで、何となく哲学的で高尚な雰囲気の作品、「教師と生徒の恋愛」「教育と宗教」など現代社会にも通じる「古くて新しい」問題を内包した作品、のはずなのだが…、やっぱ駄目だ!ウザすぎる、あの母娘!とにかく個人的にこういうのは駄目だなあ。巨匠の作品にダメ出ししちゃって申し訳ないけど、アレはないわ。生理的に駄目だわ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-10-11 18:41:23) |
4. ワイルド・レーサー
某類似作品の二番煎じ臭がプンプン漂う本作、全然期待していなかった分だけハードルが下がったせいか、突っ込み所は多いものの、なかなかどうして意外にやってくれました。結構笑いのツボも随所にあったりして。テンポもいいし音楽も悪くない。クラッシュシーンも大掛かりではないものの見応えある。でもポリス、公道レーサー、窃盗団、三つ巴の闘いって大々的に宣伝してるけど、レーサー以外はみんなマヌケやん(笑)マヌケ過ぎて闘いになってないのがどうもねえ。あと気になったのが、元のドイツ語を英語に吹替えして、それに更に日本語の字幕を付けているわけだけど、なんかこれもっちゃりしてるねえ。どういう事情か知らないけど、ドイツ語のままじゃダメなんかな? [DVD(字幕)] 6点(2007-08-13 22:39:07) |
5. わが道
実在の事件の裁判記録を元にしているだけに、法廷のシーンは迫力がありました。それにしても国が地方や出稼ぎ労働者などの社会的弱者を切り捨てようとするのは、今も昔も変わらないんですね。 [DVD(邦画)] 7点(2007-02-12 13:48:15) |
6. 私の小さな楽園
あれっ、ジャイアント・シルバっていつ格闘家から俳優に転向したの、なんて冗談はさておき、この映画、多分最初はコメディを作ろうとしたんだけどどこかで失敗して、それを最後まで引きずっちゃったって感じ。笑えなかった、というよりも、ゼジーニョとの間に子どもができたあたりからずっと引きっぱなしだった。自分の妻が従兄弟とヤってるって時点で普通終わってるだろ。なんで続くんだよ、同居生活が。訳わかんね。おかげで一妻多夫制みたいになってるし。そのくせ「もう子どもは欲しくないのに」って、じゃあヤルなよ!とにかく監督はじめ製作者が、この映画で何を主張したいのかが最後まで見えなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-01-25 23:16:05) |