1. ワイルド・スピード
延々続くシリーズの第1作。日本車がばんばん出ているんで日本人には非常に親近感がわく。ストーリー的にはあっさりしたものだし、ブライアンの葛藤や吹っ切るときの心理描写が甘いのでB級が強い。ヴィンディーゼルの存在感はなかなか。個人的にシビックのエンジン音はいいなあと思った。 それにしてもどうしてシリーズ化できたのかな。固定客いるのかな。 [DVD(吹替)] 5点(2018-05-23 18:34:33) |
2. 藁の楯
《ネタバレ》 設定自体はユニークだけど、現実10億で日本人が殺人まで動くかというと少し考えづらいのが難。どことなくコメディなんだよね。最後のオチがもう一ひねりあるとスッキリしたかもしれないんだけど、意外とあっさり終わった。なんか犯人にからんだ人が皆不幸になる展開に哀愁があった。とっぱじめの山崎努は十分つかめた。すんなり映画に入れたしさすが。私刑あだ討ちの件とか多少は考えさせられはしたが。結論的には日本人向きではなかったかな。むしろアメリカ向き。ハリウッドに持ってけばもっと上手く料理してくれるかも。というか、似たようなのもうあるか。 [地上波(邦画)] 6点(2014-08-28 15:03:25) |
3. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 ただのゾンビ映画でした。オチだけが目新しさ。ブラピじゃなければみるんじゃなかった作品。どうしてブラピはこの作品を?映像にはそしてやっぱりブラピの演技存在感には素晴らしいものがあったが。米人はゾンビモノが大好きなのかなあ。どことなくウィルスミスのアイアムレジェンドを思い出した。狂犬病ものパンデミックもので押した方が良かった気も。飛行機の中のチワワ絶対伏線だと確信したのに肩すかし。死なないゾンビだと分かった瞬間にこっちは猛烈にテンションダウン。ゾンビは知能がないんだし、ガンダムみたいな鋼鉄製のモビルスーツ着ればなんも怖くないのにと鑑賞中ずっと考えていた。また落とし穴みたいなの作るとかね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-07-03 19:47:57) |
4. わが母の記
《ネタバレ》 内容は日々の生活を描いただけのもので過剰のエンターテイメントはなされていない。なのにこの感動を与えてくれたのは、画の良さもあるけど、なんといっても樹木希林と役所広司の演技。特に樹木希林。当然のように日本アカデミー最優秀主演女優賞を受賞していた。現在過去たくさんの女優がおばあさん役を演じてきただろうけど、樹木希林の前に人無し、後に人無し。もはや人間国宝に値するともいえる。もう鬼気迫る域にきてるともいっても過言じゃない気もする。宮崎あおいの可憐な演技も華を添えてた。秀作です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-05-06 23:33:13) |
5. ワールド・オブ・ライズ
ちょっと淡々とした作りになってて、正直眠い感じ。テーマ性は理解できるし自分も好きなジャンルなんだけどエンターテイメントには欠けるきらいがあるかな。骨太とも言えるが。メッセージを強調したくて少し皮肉が効き過ぎる感も。でもけっして映画の出来は悪くない。むしろ上の部類。演技は冴えるし、中東の映像も素晴らしい。デュカプリオはいい感じ。ブラッドダイアモンドでも感じた、なにかワイルド的なキャラはいいね。逆にラッセルクロウはあのグラディエイターが、キャラ作りとは言えここまで老いたか(演技じゃなくて風貌が)と少し寂しい気もした。 ラセッルクロウのまぶただけで哀愁を表現できる自分なりの彼のイメージがあるんだよねえ。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2009-11-23 12:38:08) |