Menu
 > レビュワー
 > Sgt.Angel さんの口コミ一覧
Sgt.Angelさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 109
性別 男性
自己紹介 2008 7/22みんなのシネマレビュー登録

ぼちぼち復活。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ワイルドバンチ 《ネタバレ》 
こいつらはどこまでも汚くて、卑しくて、差別的で、殺しばっかりやってる。おまけに西部劇的な誇りすらも持ち合わせていない。一時の感情だけで動いてるし、女子供だって銃撃戦に巻き込んで盾にして使っちゃうし、そいつらが死のうが生きようが知ったこっちゃねぇ。こんなやつらが近所にいたら迷惑千万!(当たり前だ!)。しょーもない奴らなんです。だけど、だからこそ、等身大でリアルな人物として見えてくる。仲間と酒を食らってゲラゲラ笑う姿を見ると、どうしようもなく最低な奴らなのに楽しそうで、かっこよくて、いいなぁなんて思う。そいつらが一時の感情かもしれないが、仲間のために戦いを挑みにいく。といっても勝算なんて皆無、死ぬと分かっていても突き進む姿には憧れてしまう。そして、最後の銃撃戦。銃撃戦と言うよりはほとんど戦争に近い。この直前の「間」がまたいい。ボスを射殺したあとの静寂、ボーグナイン師匠演じるダッチの不適な笑い。あの場から逃げようと思えば、逃げられたかもしれないが、あえて死ににいく。これ以降も銃撃戦は撮られてきたが、これほど熱を帯びた銃撃戦を越える事はできない。結局は自業自得で、人を殺しまくって勝手に死んでいった奴らなのに美しさがある。彼らとともに死ぬ事もできず、一人取り残されてしまったデーク。大した見せ場もなく、何もできずに終わったカッコ悪く廃れたオヤジも、昔の仲間の死を乗り越え、また新たに歩き出す姿は微笑ましく、かっこ良いのだ。  男たちが散る瞬間、最後の最後に放つ輝きが切なく美しい最高の映画!
[DVD(字幕)] 10点(2008-07-26 16:38:19)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS