2. 嗤う伊右衛門
京極夏彦原作だからってグロ描写は不要ではないかな、と言うのが鑑賞後の素直な感想です。刀の切っ先でほぼ水平に斬った場合、あんなに内臓飛び出ないと思うんですよ。それとも腹圧で出ちゃうのかな?なーんて余計なことを考えさせないで欲しいです。 薄暗い感じは小雪でよかったと思いますが、どなたかも仰っていたように長身過ぎます。 ラストサムライでも思いましたけど。年齢的にアレですが原作読んだ時に岩は「戸川純だな」って思ってました。ストーリーはただでさえわかりづらい京極の原作なので、映画ではもっとシンプルに進めて欲しかったかな。2時間でまとめるわけだし。あと自分も最後の空撮は不用だと思いました。四谷って言っても江戸時代の四谷ですもん。確か当時の四谷は江戸府内ではなかったから、どっちにしろ田舎だったんだと思います。つまりは現代の東京を見せても「ふーん」くらいってことです。 個人的には今は亡き市川崑監督に撮って欲しかったかな。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-10-08 14:29:38) |