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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 
 戦闘シーンはとても良い。  冒頭、アマゾネスVSドイツ軍。  中盤、ダイアナVSドイツ軍。  どれもスピード感あり。立体的なアクションよし。ダイアナはパワーもあるのでそれもまた良し。見てて楽しい。  弾をはじき返すガントレット。光るムチ。ああ、女王様。最高です。  でも戦闘以外のシーンがつまらない。それはつまりストーリーがいまいちってことになるんでしょうけど。  戦闘じゃないシーンでは、例えばもっと笑いを入れるとか。ドイツ軍に対して怒りを覚えるようなエピソードを入れるとか。そういったものが足りないから、戦闘以外のシーンはただ退屈でしかありません。  そして戦闘じゃないシーンが多い。しかもちょっと長い。だから合計の尺がこんなに伸びちゃうんじゃないの?  終盤、スティーブが毒ガスを積んだ爆撃機を乗っ取り、自爆する。それを見たダイアナ、真の力を解放。  まさかスティーブが死ぬとは思っていなかったので、このシーンはとても切なく、でもその直後に訪れるダイアナの覚醒にモチベーションが上がります。今作での名シーンだと思います。こーゆーエピソードが、中盤にももう少しあれば、もっとモチベーションが上がったかもしれません。  一番盛り上がってほしいアレスとの戦いがいまいちだったのも残念。スティーヴの死以降は、もっとダイアナに無双させても良かったのでは。なんか爽快感に欠けます。  対人のバトルシーンがどれも良かっただけに、最後はよくわからんレーザーちゅどーんで終わる、ウルトラマンのようなマジンガーZのような決着がなんとも惜しい。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-01-03 22:11:42)(良:1票)
2.  ワイルド7 《ネタバレ》 
 邦画の良いところも出ているし、悪いところも出ている気がします。  ワイルド7はかなり古い漫画なので、読んだことはありません。小学校低学年の頃父から勧められたのですが、三国志のほうにはまっちゃって読まなかったんです。読んどきゃ良かったな・・・。この映画より面白いのであれば読んでみたい、と、興味を引くくらいには面白い映画でした。飛葉とユキのやりとり以外には特にダレるところもありません。  序盤の銀行強盗襲撃のエピソードは大変よくできていてつかみは完璧。人質を容赦なく射殺するシーンで釘付け。そんなクレバーで容赦のない犯罪者集団を圧倒するワイルド7。漫画原作だけあって盛り上げ方を心得ています。  でもそこから先は徐々に尻すぼみに。  ウイルステロのエピソード。悪くはない。ですが銀行強盗に比べるとテンポの悪さを感じ爽快感に欠けます。  ラストのⅤS警察組織。突入まではかっこいい。突入してからもまあ良い。人質救出あたりからが、『ん?』って感じ。とりあえず時間ないんだから、爆破したあと仲良く7人でならんでかっこつけるのやめてほしい。マジで寒い。邦画の悪いところ出てるわ~。  登場人物のキャラが立っているようで立ちきれていない。爆破専門のパイロウや重火器を操るオヤブンはまあ良いとして、それ以外のメンバーはキャストの知名度と外見以外に特徴が無さすぎです。それにこのメンバーに詐欺師が一人混じっていましたが、何で?詐欺師のスキルが何の役に?  と、つっこみどころは多々あれど、そーいったところも含めてそれなりに楽しい作品でした。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-18 02:06:29)
3.  若葉のころ 《ネタバレ》 
 こーゆー映画の良さ、面白さというのがいまだによくわかりません。  私には主演の女の子のかわいさと、ノスタルジックな雰囲気に頼りまくった映画にしか見えませんでした。  母親の若いころのエピソードと娘の現在のエピソードが交互に流れるのですが、それがうまくリンクしているとは思えません。それぞれのストーリーは独立していて、その時代だけで物語が成立しています。だったら、どちらか片方のストーリーをメインとし、もう片方の時代はあくまで添え物的な扱いにしてもらったほうが、より感情移入できた気がします。  親友の裏切り。ちょっと好きだった男の子とのケンカ別れ。しかもこれは勘違いというか思い込みに近い。  このエピソードの結末は放置。  母親は目覚めず、結局このあとどーなったのかわからない。  リッチー・レンの抱える様々な問題だって、何一つ解決していないんじゃないだろーか。  いろんな布石をうった挙句、放置したまま突然終わりを告げる映画に、私はただ唖然とするばかりでした。
[DVD(字幕)] 3点(2021-08-09 00:53:10)
4.  私の少女時代 Our Times 《ネタバレ》 
 ちょっと長い。でもテンポが良く飽きない。花男にテイストが似ている。  女優がかわいいのかどうか絶妙なライン。  前半はコメディ色が強く、後半になるにつれラブの割合が大きくなってくる。  はちゃめちゃに見えてストーリーラインは王道で堅実。手堅いB級ラブコメだと思います。  この作品の見所はずばり終盤。タイユイ目線で語られるタイユイの真実。  今までずっとチェンシン目線だったのが、ここにきてタイユイ目線で突然真実が語られるエピソードが一番ぐっときます。  実はタイユイはタオ・ミンミンに惹かれる一方で、チェンシンのことも最初から気にっていた。それはチェンシンから送られてきた幸せの手紙のなかに、チェンシンの人柄の良さを見てしまったから。  そして気持ちは少しずつタオ・ミンミンからチェンシンへ。でもチェンシンのために、タイユイはタオ・ミンミンの告白を受け入れてしまう。  うーん、こーゆーの好きです。前半から中盤にかけての二人の珍道中が面白かっただけに、余計切ないですねー。  かなりいろんなエピソードがあり、退屈はしませんが1つ1つのエピソードの扱いは雑。オチがついたのかどーかわかんない投げっぱなしのエピソードもあります。犬は盗みっぱなしとか。タオ・ミンミンが幸せの手紙をチェンシンに出した理由とか。要はつめこみすぎなんですよね。  なのでオウヤンとタオ・ミンミンの扱いも、準主役級でありながら結構雑。  でもラストはチェンシンとタイユイがなんだかんだのハッピーエンドで良かったです。伏線もばっちり決まってましたしね。  高校生から現代まで、そんなに驚くほど時間が経過したわけではなさそうなので、役者を変える必要はなかったかなと思います。  老けメイクとかで、同じ役者でラストをしめてくれたほうが、より感動できた気がします。
[DVD(吹替)] 7点(2021-07-19 03:45:09)
5.  私の優しくない先輩 《ネタバレ》 
 金田もうざいがヤマコもうざい。どっちもどっち。  最初の10分で自分には合わないと思いリタイアしそうになったが、みんシネで高評価をつけていらっしゃる方達がいるのを思い出し、きっと何か理由があるのだろうと我慢して見る事に。  で、確かにキクコあたりがストーリーに絡みはじめてから、物語は少し陰を帯び始めてちょっと面白くなります。ミステリーな雰囲気も出てきて、ちょっと好きです。この感じ。  おそらくヤマコが愛治と付き合うことはないだろう。かと言って、不破先輩と恋仲になるのもそれはそれで違う気がする。いったいこの作品の落とし所はどこなのだろうと興味深く見ていたら、でたでたでた。病気。なにかってーと日本の映画はこればっかり。  今作にいたっては原作があるようなので致し方ないのかもしれませんが、なんとかならんもんでしょーか、安易な病死による感動演出。  必然性があれば良い。ストーリーに合っていれば良い。でもこの映画にヤマコの死は要るかな?とゆーか死んだのかどうかも分からない終わり方。  愛治がいるときのキクコのローテンションの原因(告白されたから?)。愛治はなぜキクコに告白したのか。愛治はなぜタコヤキの練習に来なくなったのか。知りたいことが全然明らかにされない。私はこーゆー示唆的すぎる映画は好きじゃないです。
[DVD(邦画)] 4点(2021-07-19 03:29:42)
6.  私の少女 《ネタバレ》 
 同性愛者という理由で田舎に左遷されたヨンナム警視。  母に捨てられ、継父と祖母に虐待を受けるドヒ。  ためらいながらも傷だらけのドヒを保護するヨンナム。  傷ついた者同士がお互い励ましあいながら新たな人生をスタートさせる?過酷な現実の中に、希望を見出すような物語?確かにそーゆーテイストはありますが、単純に心温まるドラマなんかではもちろんない。  表面的には牧歌的で人情味溢れる村。だけどそんな村に確かに存在する『偏見』『いじめ』『虐待』『不法滞在者』といった社会の闇。弱者が虐げられ、それを周囲の人間が見て見ぬふりをする社会。人の良さそうな警察のおっちゃんが、必要悪だと暗にほのめかすのが何気に怖い。  そんななか、自分の正義と信念を貫こうとするヨンナム。そして屈折した村人たちとは明らかに違う、公平で強く優しいヨンナムに惹かれるドヒ。  ですがそんな二人に『悪意』と『偏見』と『司法』が牙をむく。  更には、社会の底辺で生きてきたドヒの心には、既にモンスターが育っていた。それはドヒが過酷な環境を生きていくうえでもはや必然だったのかもしれません。  そんな救いようの無い話にふさわしく、ドヒに別れを告げるヨンナム。しかし若き警官がドヒのモンスターに気付いていることを知り、遂にドヒと共に生きていくことを決意するヨンナムに一抹の希望が垣間見えるラスト。  はっきり言って好きな映画とは言い難いです。  ですが、韓国映画は凄いと思いました。  
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 01:54:41)
7.  ワナオトコ 《ネタバレ》 
 『ワナオトコ』って(笑)。と、小馬鹿にする気持ちで鑑賞。いやいや、思いっきりドキドキしました。ワナオトコも罠も、その不気味さったらないよ。なめてかかると痛い目見る映画です。  かなり『痛い系』ホラーですが、ぎりぎりの倫理感はあるようで。『子供は殺さない』『舌は切らない』『おなかに虫を入れようとしたら警察登場』。グロいの好きな私ですが、ここは思いとどまってくれて良かったです。  知らない間に罠が増えていくっていうアイデア、シチュエーション、面白いですね。ここまで罠に特化した殺人鬼は初めてでしょう。  ただこの作品ね、せっかくの罠がちょっと見えにくいんですよ。まず夜だから仕方がないのですが、電気もつけないのでとにかくずーっと暗い。更にはアップが多くてちょっと見づらい。目が疲れちゃいますよ、もう。アイデアだけで面白いんだから、トラップを断片的に見せるのはもったいないですよ。こーゆーのはもうはっきり見せちゃったほうが良いですって。  それにしてもこの家族、仕事を頼んだ人間がプロの泥棒とサイコパスって、どんだけ運が悪いんだ。  ちなみに私は『ワナオトコ』ってタイトルはかなり好きです。  普段タイトルなんかどーでもいいと思っている私ではありますが、この徹底的にダサいタイトルはかなり好きです。
[DVD(字幕)] 7点(2020-05-25 03:16:58)(良:1票)
8.  ワン チャンス 《ネタバレ》 
 事故に病気にイジメと、かなり紆余曲折なサクセスストーリー。更には前半の別の女の子とのエピソード。ちょっとくどい結婚のくだりなど、寄り道多め。うーん、実話を元にしているから仕方がないのかぁ。  いじめっ子にはだいぶイライラしました。終盤で父親がいじめっ子を高く評価しているのもむかつきました。これって感情移入しちゃってるってことですね。でも主人公のポールにも、そのふがいなさにさすがにイライラすることがありました。中盤くらいまでは応援していたはずなのに。夢に一途。女性に一途。良い人間だーと思ってました。  やっぱあれだね。奥さんが仕事で帰ってきたシーンで、家事もせずソファでごろごろ。ここで間違いなく1回は幻滅しています。しかも1年以上そんな生活っていうじゃありませんか。税金滞納、借金生活。奥さんかわいそう。結婚していないなら挫折してもいいけどね。結婚していたらだめでしょう。  これは、もう、ちょっとないなあ・・・・と思っていたところにゴッド・タレント。ゴッド・タレントはずるいわ。あれ、みんなが立ち上がって拍手するとき絶対感動するもん。あれは反則ですわ。  いじめっ子も、ポールの父から鉄拳制裁。すっきりします。  ゆるやかに蓄積された不快指数がまとめて払拭されるラスト、そして最後はセレブの仲間入り。若いときに頑張った貯金が、ちょっと時間はかかったけれど、こうやって報われる日がくるのだと思うと、うん、未来に希望が持てますね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-14 06:26:17)(良:1票)
9.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 
 ストーリーを理解するのでいっぱいいっぱい。『楽しめなかった』というより『楽しむ余裕もなかった』というのが前半。それぞれの人物の役職、力関係、政治情勢、ってゆーかここはどこやねん、ってのを把握するのにちょっと時間を要します。自分の理解力の無さ、知識不足をつきつけられる1本です。  そもそもハニがヨルダン政府の人間というのにも、しばらくして気付く始末。どーりでぴりぴりしていたわけだ。  ハニ達が泳がせていた囮を、フェリスの上司ホフマンが、勝手に拉致ろーとしたらしい。ハニは激怒。フェリスはとばっちりで国外追放。この辺りからストーリーになんとか喰らいついていった次第です。  それにしてもホフマン。こいつの行動、言動がいちいち不愉快。そしてホフマン自身は本国アメリカの安全な土地で家族団らんを過ごしているわけだから、余計神経を逆撫でされます。まるで最近の、どっかの国の、国民の痛みや苦しみがまるでわかっていない政治家を見ているようです。まあホフマンの描き方はどうも確信犯な気がして、これはアメリカ本国に対する痛烈な批判精神の表れなんでしょーね。  なかなかの長尺で、見終わった後は達成感より徒労感が大きい。少なくとも、映画に娯楽を求めている人向きではないと思うのですが。サスペンスやスパイものが好きな人であっても見る人を選ぶのではないでしょうか。  私自身、ディカプリオとラッセル・クロウの2大共演でなければ、きっと手に取らなかった作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-04-26 22:01:31)
10.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
 歴史に疎く、戦争ものは苦手。そんな私にとって、まあなんとも相性の悪い映画。悲劇もあまり好きではないですしね。  じゃあ何で見たかっていうと、トム・クルーズが出ていたから。  でもそんな理由で見ちゃったからやっぱだめでした。まずストーリーについていけません。予備知識ゼロ。そんな人はお断りって感じで、今何が起きているのかがそもそもよくわかりません。トム・クルーズたちが何を目的にしてそれぞれ何の役目を担っているのかようわからんのです。当然、私にはこの映画を正しく評価できる資格はないでしょう。  でもあえて、わからないなりに言わせてもらうと、前半はかなり退屈。  中盤以降の盛り上がりも、『音楽』『空気感』のみで緊迫した状況を無理矢理感じさせる演出。  そう、この作品はこの時代の歴史に強く、ある程度事前に内容を調べて用意周到に映画を見る準備を整えるような人でない場合、つまり私が手を出してはいけない代物。  率直な感想で、面白くはなく、何か心に残る作品でもなく、中盤以降なんか雰囲気に圧されて最後までただ『飽きなかっただけ』の作品。
[DVD(字幕)] 4点(2020-02-16 02:42:31)
11.  ワイルド・バレット 《ネタバレ》 
 久しぶりな骨太バイオレンスアクション。かなり血生臭い。でも子供が中心っていう思い切ったプロット。登場人物多め。多いけど個性が強いので混乱することはなし。大人は3人くらい除いてあとは悪人と狂人と病人しかいないっていう狂った世界。冒頭の撃ち合いから凄まじく、この作品はただ事ではないぞと一気にのめりこみます。  主人公はポールウォーカー演じるジョーイ。犯罪に使われた銃を始末するのがこの人の係り。地味そうな仕事に見えるけど結構重要なポジションらしい。戦闘力高め。で、この人が預けられた1丁の拳銃を子供が持ち出した挙句発砲しちゃったのでさあ大変。1丁の拳銃と子供を捕まえるため東奔西走するストーリー。これがなかなか上手くて、銃が次々といろんな悪党の手に渡っちゃう。いつも紙一重で手に入らないんですよね。  とにかくテンポが速く、エピソードの数が異常に多い。でもその一つ一つに手抜きは一切なし。おとなりさん。病院。トイレ。厨房。自動車整備工場。警察署。ファミレス。アイスホッケー。あらゆる場所でハラハラドキドキの連続。ある意味ジェットコースタームービー。しかしなんといっても強烈なのが、小児性愛好家で殺人鬼っていう最高クラスのサイコパス夫婦。しかも本編とまったく関係ありません。あまりの異質ぶりに、別の映画が無理矢理参入してきたかのような違和感。ここだけサイコサスペンス。  いやいや、メインストーリーも負けちゃいません。トニーがサツにタレこんだサルを撃ち殺してからは怒涛の展開。その迫力。その緊張感。どれをとっても1級品。その先には凄惨な殺し合いが待ち受けます。そしてついにジョーイの秘密が明らかに。ここでめでたくハッピーエンドかと思いきや悲劇は終わりません。  いやー、ポールウォーカーはやっぱりかっこいいですね。なんか感情移入しやすくて、応援したくなります。惜しい人を亡くしたものです。アクションとしてもドラマとしても見応えのある名作。他のサイトではレビュー数結構あるのですが、ここではあまりレビューされていないのが意外です。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-19 14:21:53)
12.  私の中のあなた 《ネタバレ》 
 『感動』とか、そーゆー端的な単語では表現できないドラマ。  ばっちばちの法廷劇ではありません。裁判は、この映画の舞台装置の一つにすぎないようです。  死を受け入れた姉。姉の死を受け入れることができない家族。そんな家族のために、姉は自分との別れを家族が受け入れられるように一計を案じる。それが真相。  ただ真相を知ってビックリ、とか、そーゆーことでもありません。アナがケイトに電話するシーンで、ごくごく自然に、私達が真実に気付かされるような展開。  だからこれは、死の病に冒された姉と、その家族の、ありふれた人間ドラマなのだと思います。だから人の心を打つのだと思います。  『それは間違っている』『それは正しい』ということを論じるような映画ではないのでしょう。  姉の延命のため、妹を作った母。幼き頃から、姉のため幾度となく注射や手術を受けてきた妹。  この映画が素晴らしいのは、そんな母をただのモンスターにしなかったこと。妹をただの被害者にしなかったこと。母と妹が、心の一番深い部分で、姉を助けたいという思いを共有しているところが大事なんだと思います。  母と妹だけでなく、弟も父も、家族みんなが仲良し。そんな家族がいてくれて、テイラーとも出会えたケイトは、そんな自分の人生が凄く幸せだと満足できたからこそ、最後の決断ができたのでしょう。  ケイトにとって、病の苦しさから解放されること、そして自分のために家族が精神的な苦しさから解放されることは、最高の幸せだったのではないでしょうか。  ラストで、『私の人生のすべて』と言いながら、母にアルバムを渡すシーン。そこでケイトが話すサマースクールのバスのエピソード。『私はまた同じ席で母を見ている』は、映画史に残る感動の名台詞だと思います。  キャストは全員パーフェクトだったと思います。キャストがキャストであることを忘れてしまうほど。それぞれの思いや葛藤を静かに、でも雄弁に表現していたと思います。  そしてこの監督が作るこの映画の空気。深刻で重いテーマを扱いながらも、なぜか温かい気持ちになれるように、生きていることが嬉しいと満足感を得られるように、そうしてくれたことに、監督の優しさを感じます。
[DVD(字幕)] 8点(2018-06-26 13:21:59)(良:1票)
13.  ワイルド・ガール 《ネタバレ》 
 プロットがはっきりしていない映画。  父の再婚に反対して、再婚相手に嫌がらせする娘。きれる父。全寮制のイギリスの名門女子高へ強制入学という流れ。  で、アメリカ娘はお堅いイギリスなんてごめんだとばかりに、なんとかして退学になろうと四苦八苦。とゆうストーリーなんですが、『退学になるために頑張る』という発想がそもそも無理があります。だって退学になるなんて簡単なわけです。刑務所から脱獄するわけではないんですから。それこそ、学校ん中で酒飲んでみたり、ガラス割ってみたり、教師に反抗しまくってみたり、やりようはいくらでもあります。だからそもそものアイデアが無理があるので、『退学になるために、校長の息子を誘惑しよう』なんて、無理くりな発想につながるわけです。そんなストーリー、乗れるわけがありません。  そしてアメリカ娘のポピーを煙たがっていたはずのルームメイトたちが、なんの前触れも無くいつの間にか協力的に。この辺りも、仲良くなるエピソードの一つや二つ欲しいところです。で、『力を合わせて退学になることを目指す』ってことになるわけですが、目指しているものが友人の退学なので、どんなに仕上げても美談になるはずもありません。結局は主人公が『やっぱり私この学校が好き』って結論に落ち着くことになります。だから脚本がそもそもつまらないので、出演者がどんなに頑張っても面白くなりようがありません。  意地悪役の生徒会長や、王子様役のフレディも、はっきり言ってキャラが弱っちいです。生徒会長なんて、もっと陰険で、狡猾で、絶対的権力を持ってないと、主人公の逆転によるカタルシスも弱くなります。正直生徒会長は、ただの嫌なやつってだけで、何のとりえもありません。それどころか、そんなに悪いことしているわけでないのに、なぜか生徒たちや校長先生まで主人公をえこひいきする始末で、なんだか生徒会長が犠牲者に見えちゃいます。  と、なんだか批判的なことばかり書いちゃいましたが、テンポも勢いもあるので、退屈はしません。  暇つぶし程度には見られる作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-05-03 12:09:48)
14.  私がクマにキレた理由 《ネタバレ》 
 ドラマとしてもコメディとしても中途半端で、はっきり言って面白くない。  説教臭いのに、説得力はないストーリー。  身勝手なミセスXや、クズ人間ミスターXに終始イライラ。その分がラストでカタルシスとなって昇華されるならまだしも、なんとも思い切りの無いオチ。見る人を引き込むちからのある作品だけに、何かありそうで何もないストーリーにがっかり。  かたっぱしから休みをつぶされる。なんやかんやとののしられる。『子守』という名の『なんでも屋』。次から次に押し付けられる雑務。一方的に解雇通知。最後のお給料はごくわずか。なんすかこれ。完全ブラックじゃないですか。何ヶ月もそんな仕打ちを受けといて、謝罪とお礼の手紙一通もらって、よく笑顔になれるなと、まったくもって理解不能です。登場人物の誰にも魅力を感じず、誰にも共感できませんでした。いや、唯一アニーのお母さんだけは良かったかな・・・。  それにタイトルでネタバレ。  そもそも日本ではなじみのない『子守ビジネス』がメインな映画なんですから、ピンとくるわけがないんです。  久しぶりのハズレ映画でした。
[DVD(字幕)] 3点(2017-11-16 05:27:13)(良:1票)
15.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 
 こーゆー落ち着いた雰囲気の映画が面白いと言えればかっこいいんでしょうが、やっぱ退屈と思ってしまうんですよね。  『何も起きない。』『淡々としている。』  映画を娯楽と思っている私にとって、この『淡々』というのがどうにも苦手。  もちろん、淡々とした中にも、味わい深いドラマがあれば良いのです。ですが、この作品って雰囲気ばかりもったいぶって、ドラマ性が全然ない。やることと言えば、CDを作ることだけ。恋愛パートは、お互いの身の上を語り合うにとどまります。  どうでしょう。それって面白いですか?せめて、『音楽におけるサクセス』『恋愛』、どちらか片方でも、もう少し盛り上がりを見せてくれれば評価は全然違ったものになったでしょう。  『バスの中でおどけるシーン』『皆で曲を作っていくシーン』など、好きなシーンもあります。そしてそこから期待されるようなドラマが生まれない脱力感。これを『大人の落ち着き』ととるか、『退屈』ととるか。まあ、その辺は人それぞれですね。
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-26 02:34:06)
16.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 《ネタバレ》 
 よく言えば丁寧。悪く言えば冗長。  『牛を連れて移動しようとしただけで、難癖をつけられて仲間を殺され、復讐する。』  ストーリーはたった1行で説明できる内容。それを2時間以上かけるわけですから、だれます。必然性のあるシーンもあるのですが、どちらかと言えばなくても良いシーンが多いです。更にテンポも遅い。最初の30分なんか、何も起こりません。『町に買出しに行って、帰ってこないモーズ』このあたりから、ようやく物語が動き始めます。  ですが、ダラダラとしたストーリー展開は相変わらず。淡々とゆっくり時は流れます。欠伸が出てきた頃に、ちょっとだけバイオレンス。『手を出すな』と警告しに行っている間に、馬車とモーズとバトンが襲われます。この辺りからラストまでは、淡々としながらも、緊張感があってぐっと面白くなります。  そしてラスト。長時間がまんしてきたストレスをはらしてくれるかのような、目の覚めるような銃撃戦。・・にはなりませんね、これが。凄腕の殺し屋を一瞬で撃ち殺したり、スーを人質にとる男を瞬殺したり、格好良いシーンもあります。ですが、全体的に見ると、最後の銃撃戦も、やっぱりダラダラしています。これが西部劇のリアルなんでしょうか。よくわかりません。  それに、いつの間にか町の人達が撃ちあいに参加しています。なんで?どうやらチャーリーたちの味方をしてくれているみたいです。町の人達も、『バクスター&保安官』に対して不満を持っていたということでしょうか。そういう空気はありましたけど、まさか撃ちあいに参加してくるほどの恨みを持っているとは思いません。説得力に欠けますね。  みんな似た服。おそろいの帽子。位置関係がわかりづらいガンファイト。少々期待はずれ。  この作品に関しては恋愛もいらんかったかもです。
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-02 13:23:52)
17.  ワイルド・スピード/SKY MISSION 《ネタバレ》 
 前作の『EUROMISSION』より良かったが、『MEGAMAX』には敵わないという印象。それでも『MEGAMAX』に匹敵する面白さということで8点。  今作では、より少年漫画のようなノリが強くなりました。  主人公メンバーにそれぞれ因縁の相手みたいなのができます。  『ドムVデッカード』。『ブライアン』VS『キエット』。レティやテジにも少しではありますが、見せ場があって嬉しい。  お気に入りのローマン・ピアースだけが、完全にお笑い担当に成り下がっちゃってますね。それはそれで良いのですが、彼にもお笑い以外での見せ場が欲しいところです。  今作は車だけでなく、格闘シーンも今までで一番スピード感を感じます。  カーレースも相変わらずの迫力。初期の頃が懐かしくなるくらい何でもありの世界へ。そろそろネタも尽きるのではないかと思っていたのですが、無人戦闘機と公道でバトルさせるとは恐れ入ります。  ストーリーはゴリ押しも良いところで、ここまでくると笑っちゃいますね。  デッカード・ショウを探すために危険を冒して『神の目』と『ラムジー』を奪還するドミニクチーム。  そしてその奪還ミッションの最中に襲い掛かるデッカード。  ん?何かおかしくないですか?デッカードいるやん。・・・とか考えたらダメなんでしょうね。これは考えたら負けですね。  まあ結果、奪還ミッションのせいでいたずらに敵を増やしただけっていうのが笑ってしまいますが。  このシリーズでストーリーにつっこみを入れるのはもはやご法度であり野暮ってもんでしょう。  細かいところも細かくないところも、海のように広い心でさらっと受け流し、数々のアクションを何も考えずに楽しんでいれば、こんなに面白いシリーズはないんですから。  それにしてもデッカード、まるでターミネーターみたいです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-17 15:04:49)(良:1票)
18.  ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 
 『MEGA MAX』と比べると、対立構造が単純になっていますね。  今回は、はじめからFBIのホブスと共同戦線を張るため、残念ながら緊迫感に欠けます。  また、前作同様の仲間が、最初から簡単に集まってしまうので、『仲間が集まるワクワク感』も前作に比べると劣りますね。  前作と違うのは、今作の敵がかなり強い武闘派集団であること。ボスのショウはもちろんのこと、その部下に至るまで戦闘のスペシャリストが揃っています。それは車の運転から格闘までと幅広い。  そしてその集団の中に、レティがいます。今回は『チップ奪還阻止』と『レティ奪還』のストーリー。はっきり言って、ストーリーは単純そのものであり、そこに面白さや新鮮味はほとんどありません。  また、『攻め』と『逃げ』を同時進行でこなしていた前作に比べると、今作は『攻め』一辺倒。どうしても一本調子になってしまいます。  ただアクションに関しては、前作よりもパワーアップしている感じがあるので、見所も多いんです。  カーアクション、ガンアクションに加え、今回は格闘アクションもアツイ。  『レティVSジーナ・カラーノ』、『ローマン&ハンVSジョー・タスリム』は個人的にベストバウト。  ですが、前作のクライマックスに匹敵するものは、今回なかったですねー。  それに、レティが戻ってきたのは嬉しい限りなのですが、今回のミッションでジゼルとハンが抜けるのが何とも寂しい。  それともレティみたいに、『実は生きてました』パターンでカムバックしてくれるのでしょうか。この二人なら、同じネタで復活しても全然許すけどな。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-10-01 17:41:03)(良:1票)
19.  ワイルド・スピード/MEGA MAX 《ネタバレ》 
 今までと違い、まじめなサスペンスアクションへと進化を遂げちゃってます。  いつものお気楽な感じはナリを潜め、みんな真剣。  今回は『FBI』、『麻薬王』、二つの巨大権力から命を狙われているわけですから、当然と言えば当然。  ドミニク、オコナーの『仕事』だって、ここにきて『1億ドルを金庫ごと強奪』という離れ技に。とたんにスケールが大きくなりましたね。  今作では、今までのシリーズの主要人物たちが勢ぞろい。  『MAX』のジゼルに、『TOKYO DRIFT』のハン、『X2』のローマン・ピアースとテズ・パーカー。オールスターです。そして手を組み、最終ミッションへ。熱い。否が応にもテンションが上がります。  このノリは『オーシャンズ11』と同じですが、今までのシリーズに愛着がある分、仲間がつどった時の興奮はこちらのほうが上。みんなで焼肉パーティーをするシーンなんかもあっちゃったりして、嬉しくなりますね。  そしてなんと言っても、ラストの大一番。金庫振り回してのカーチェイスは痛快の一言。  銃やショットガンを撃ちまくってくる相手を、ドライビングのテクニックのみで撃破する。これも熱いですねー。  でかい金庫をふりまわし、汚職警官ふっとばす。壊す壊す。こんなに痛快なカーアクションが今まであったでしょうか。  ラストはお得意の、ドライビングのトリックで金庫のすり替えに成功。  報酬を手にした後の、それぞれの人生を見せてくれるのも、幸せな気分を共有できて爽快。  ヴィンスはちょっと可哀想でしたが、みんなハッピーになれて満足です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-09-17 13:06:26)(良:1票)
20.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》 
 レースシーンは相変わらずの迫力。  ストーリーの平凡さも相変わらず。  悪役がぱっとしないのもいつも通り?  よく言えば安定感があります。  ドミニク・ブライアン・レティ・ミアと、“1”の面々も登場しますし。『とーきょーどらいぶ』とのつながりがちょっとだけあるのも何か嬉しいですね。  悪く言えば新しさが皆無。  『悪党のドライバー選びでレースをする。』『悪党のドライバーになる。』『ラスト逆転する』  流れとしては『2』の流れに近くて、それを『1』のメンバーでやった感じでしょうか。  映像は少し面白くなってきたかもしれません。  『坑道レース』はあんま見たことないですし、ナビシステムを無視しまくる前半の演出も単純だけれど面白い。  ただちょっと面白いだけで、それぞれのレース、カーチェイスが、ストーリーを盛り上げるために効果的に働いていないのがもったいないです。もしこの迫力のレースに、『必然性』が加われば、映画そのものがもっと盛り上がりそうな気がします。  ついでに言うなら、ドミニクやブライアンがレースで他を圧倒するシーンなんかも織り交ぜて欲しい。  レース映画ならではの高揚感や優越感を共有したい。  『この二人がドライバーだから』っていうメリットをもっと感じたいのです。  スピード感はあっても、高揚感が足りないのです。  ラストのオチは凄い好き。まだ見ていませんが、『MEGA MAX』への期待が高まります。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-08-31 16:10:38)
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