1. ワイルドバンチ
長いよ!最初と最後の血みどろ銃撃戦は素晴らしいんだけど、中盤がまあ長い。ワイルドバンチの面々にあまり魅力を感じられなかった時点で肌に合っていないということなのだろう。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-11 03:58:44) |
2. 惑星ソラリス
あまり面白いとは思えなかった。タルコフスキーの映像美が持つ魅力がセットを用いた撮影によって削がれてしまったような気がしてならない。主人公が宇宙へ旅立つまでのすべてのシーンが惚れ惚れするような魅力を持っていただけに……当時は衝撃を持って受け入れられたという汚らしい宇宙ステーションのセットも「スターウォーズ」以降の映画に慣れ親しんだ私にはあまり魅力が感じられなかったし、作品が持つテーマも珍しくなくなった。あらゆる映画の原点になった名作という評価はその通りなのだろうが、その分だけ退屈さが際立ってしまった。 [DVD(字幕)] 3点(2016-03-14 02:19:03) |
3. 我輩はカモである
《ネタバレ》 度肝を抜かれてしまいました。面白すぎる!この面白さをどう言葉で表現したらいいかわかりません。コメディ映画のベスト1に決定です。ちなみに2位は『キートンのセブンチャンス』、3位は『独裁者』。これらの作品を抑えての1位というのがわたしにとって最大の賛辞です。 [レーザーディスク(字幕)] 9点(2015-07-01 19:41:31) |
4. 和製喧嘩友達
《ネタバレ》 あまり裕福そうではない主人公の二人だけど、部屋の中は結構モダンな感じ。目玉焼きをフォークとナイフを使って食べていることに驚いた。上層階級へのあこがれかな…。古い映画を見ると、こういう発見があるから楽しいです。話もまた面白かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2015-03-16 18:33:16) |
5. 私の男(2013)
《ネタバレ》 とにかく美しい映画ではありますが、逃げも見られますね。花と淳吾が上京してからむちゃくちゃに難解、というか、「あの件はどうなったーーー!!!!」ということばかり。死体はどうした事件はどうなったお前は誰だ等……。せっかく芸術的な映画を目指してるんだから、完璧な映画にせえよ!終盤の展開はとても考えさせられて心にずーんときたし、ラストショットの浅野忠信の気持ちはよくわかりますよ。北海道パートの厳しい自然の中の美しさや花と淳吾のいびつな愛、ド変態な愛情表現はかなり好みでした。おとなしそうな眼鏡っこが家であんなことしてるかもしれないの!?やべー思春期やべーと勝手に盛り上がったりもしましたよ。二階堂ふみはメガネが似合いますね。流氷の上で叫んでる姿もとても魅力的だった。だからこそ後半パートのいかんともしがたい出来栄えに納得いかん!もっとすごい映画に、ちょっとの努力でなったかもしれんのに!疑問が全て消化されるべきだとは言わないけど、すげー初歩的なことじゃないか!あの刑事は単独行動を取っていたのか?証拠のことは同僚に話してないの?死体は?血は?ちゃんとしろーーー!!! [映画館(邦画)] 7点(2014-08-06 21:49:56)(良:2票) |
6. 藁の楯
《ネタバレ》 重たいテーマを扱っていればいるほど突っ込みどころがあると白ける。たくさんありすぎて疲れました。藤原竜也は性犯罪者に見えないし、女性警官を性犯罪者の護衛に当たらせないだろうし、「俺とお前だけの世界」に突入し過ぎだし、何じゃそりゃのオンパレード。 アクションも三池崇史基準でもあんまり良くないかなと思いました。俳優陣は大物揃いですが、演技はあまり良いとは…伊武雅刀は良かったですが。せっかく原作から改変して作った松嶋菜々子の役に動きがなさすぎて勿体無いです。動かしようのない設定だったかもしれませんけどね。悪玉として音尾琢真が出ていましたが、ハリボテみたいに広がりのない怖い顔をしていらっしゃいました。音尾琢真の顔がこの映画を象徴していると思います。 あと、登場人物はしゃべりすぎです。心のチャック閉めたら? [DVD(邦画)] 4点(2013-10-17 03:09:13) |
7. わが母の記
《ネタバレ》 なかなか面白かったです。セリフに頼らないスマートな脚本は最近の日本映画には珍しいんじゃないですかね。役者陣も素晴らしいです。樹木希林の良さは言うまでもないですが、化粧しているとはいえ、中学生と言われても違和感がない宮崎あおいに驚いた。 [映画館(邦画)] 6点(2013-08-25 19:57:08) |
8. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
アクションもストーリーも見応えがあるのですが、如何せん魅力的なキャラクターがいないのでは…?アクション映画にはこの人のスピンオフが見たいと思わせるキャラクターがいるべきで、この映画にはそれがいませんでした。フェイホンも前作のほうが魅力的でしたし、フーはユン・ピョウから俳優が変わってしまって普通のキャラクターになってしまっています。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-11 17:04:38) |
9. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
もうちょっと短くできたのに、なんでこんなに長いのか…クンフー映画は100分前後が一番です。ジェット・リーのアクションはもちろん素晴らしいですが、ユン・ピョウの存在感もさすがです。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-11 17:00:39) |