1. 私は確信する
《ネタバレ》 肝心な事件の内容に関して、全て登場人物の会話などから理解しないといけないので、 気合を入れて観ないとすぐに置いて行かれてしまうのが、しんどいところ。 映画の肝は、ラストの弁護士の最終弁論に全て集約されていると思うが、 刑事裁判における”推定無罪”の原則が脅かされることへの危惧や警鐘のようなものが 痛いほど感じられた。 中身はあるけれど、あんまりスッキリとはしない内容だし、 エンターテインメントとしては、もの足りない印象は持つ。 まあ、非常に考えさせられる映画ではあった。 思い込みには気を付けましょう。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-17 22:51:16) |
2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版
《ネタバレ》 「ちょっと期待し過ぎたかなあ」というのが率直な感想。 大人になってからの話はやや冗長な部分があったけれど、 子どもの頃のお話はよくできていた。 終盤のゴミ収集車のシーンは正直よく分からなかったが、 ラストのヌードルスの笑顔は、子供のころの貧しくも楽しい時代を思い出してのことなのかなあ、と。 あと、個人的には大人デボラよりもイヴやキャロルの方がはるかに魅力的に見えたので、 ヌードルスがあそこまでデボラに執着していたのにあまり共感できなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-30 20:35:58) |
3. 藁の楯
《ネタバレ》 特に、ストーリーの流れ・演出があまりに”アレ”だった。 致命的だったのが、登場人物をバッタバッタ退場させるのは別にいいのだけれど、 それぞれに進行上の”意味”や”効果”があまり感じられず、呆気に取られている間に終わってしまった感じ。 内容・題材的に終始シリアスだったのだけれど、 これならツッコミどころ満載のバイオレンス系に全振りした方がまだマシだったように思う。 ただ演者さんは、主演からその他脇役も含めて、 できる限りのいい演技はしていたと思う。 藤原竜也に関しては、最初から最後まで嫌悪感を増長するような”ハマリ役”だったと思うが、 終盤に松嶋菜々子を”おばさんくさい”という理由で殺したのが、個人的には一番許せなかった。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-08-09 16:20:50) |
4. ワールド・オブ・ライズ
《ネタバレ》 こういうスパイものには「あるある」なのだろうが、話が分かりにくい。 前半で集中力が切れて、力尽きかけた。 これに反して、後半は分かりやすかったけど、 思っていたよりも薄味な展開。 もっと驚かされる頭脳戦を期待していたのだが、 フェリスは後半に入って急に感情的な動きをしだすし(急に恋愛に走るのはどういうこと・・・)、 ホフマンは、序盤は「そこはかとない有能感」を出していたのに、 結局たいしたことないキャラで終わっちゃった。 主人公二人が期待外れだった。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-05-03 09:33:03) |
5. ワンダーウーマン 1984
一言で言えば、長いわりに消化不良。 まだ前作の方が、テーマが絞られてて、分かりやすかった。 話を壮大にしようとし過ぎた映画の典型例のように感じる。 [DVD(字幕)] 2点(2022-04-24 09:56:39)(良:1票) |
6. ワンダーウーマン
《ネタバレ》 戦争の残酷さ・無残さを描いていく、リアル寄りのシリアスで重めの展開かと思っていたら、 いきなりヒロインが銃弾を腕と盾だけで防いで特攻していく急展開。(ここが最大の見どころ) そして、そんな超常現象に周囲が特にツッコまないのに笑ってしまった。 終盤なんて戦闘がスケールアップしすぎて、 ほとんど緊張感がなかった。 アレスも急に小物になっちゃうし。 映像はなかなかすごかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2022-04-02 10:15:27)(良:2票) |