Menu
 > レビュワー
 > dreamer さんの口コミ一覧
dreamerさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 85
性別
自己紹介 映画を観る楽しみ方の一つとして、主演のスター俳優・演技派俳優、渋い脇役俳優などに注目して、胸をワクワクさせながら観るという事があります。このレビューでは、極力、その出演俳優に着目して、映画への限りなき愛も含めてコメントしていきたいと思っています。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ワーテルロー 《ネタバレ》 
このディノ・デ・ラウレンティス製作、セルゲイ・ボンダルチュク監督による戦争超大作「ワーテルロー」は、1815年6月15日にベルギーのワーテルローにおいて、ナポレオン率いるフランス軍と、ウェリントン率いるイギリス軍との天下分け目の世紀の戦いを大スケールで活写した作品で、一説によるとこの戦いで両軍合わせて5万人以上の死者が出たと言われています。  構想に約9年、映画の完成までに2年を費やし、製作費が当時の費用で3,000万ドル(108億円)の巨費が投じられたといいます。この超大作にふさわしく、ナポレオンに「質屋」「夜の大捜査線」のメソッド演技を得意とする名優ロッド・スタイガー、ウェリントンに「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐役で世界的に有名になったクリストファー・プラマー、ルイ18世に映画史上No.1の作品だと言われている「市民ケーン」の天才オーソン・ウェルズ、ピクトン将軍に「戦場にかける橋」「ベン・ハー」に出演しているイギリスの渋い名脇役のジャック・ホーキンスとそうそうたる面々が顔を揃えています。  やはり、この映画での最大の見せ場は、ワーテルローでの戦闘シーンのド迫力の凄まじさです。ナポレオンを主役にした映画は、それまでにも数多くありましたが、ワーテルローの戦いという局地戦に的を絞って徹底的に描いた映画は、この作品が初めてではないかと思います。この撮影にあたってウクライナの広大なジャガイモ畑を大がかりに整地し直して、ワーテルローの戦場シーンを作ったというから驚いてしまいます。  しかも、この戦闘シーンのために、当時のソ連軍が2万人、ユーゴスラビアの兵士8千人が大量にエキストラとして動員され、馬も1,500頭が準備されたと言われています。現代であれば、このようなスペクタクルシーンはCG処理でやってしまうところを、そういう技術もない時代にこれだけのスケールの人員、馬などを大量に投入できたというのは、大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスの力とソ連の協力があったからこそ、成し得たのではないかと思います。とにかく、CGとは違う、生のド迫力が楽しめるのです。  映画のストーリーとしては、クライマックスのワーテルローの戦いに収斂するまでの、ナポレオンが皇帝の地位の退位を決断し、一緒に戦った部下たちとの別れのシーン、幽閉地のエルバ島を脱出して、パリへと凱旋する過程でそのパリへの到着を阻もうとするネイ将軍を撃破するシーン、そして、ライバルのイギリス軍のウェリントン側が舞踏会でその情報を聞くシーンなどが時系列的に描かれていきます。  この映画を観終えて、まず思うのは、ナポレオンを演じたロッド・スタイガーの、メソッド演技に基づいた、ナポレオンというひとりの人間の心の内奥に迫る、奥深い演技には唸らされてしまいます。ひとりの人間の内面の喜怒哀楽の深層をその表情やしぐさ、立ち居振る舞いの一つ一つを通して鮮やかに演じていて、英雄としてではなく、人間ナポレオンの人間像を、実に見事に表現していたと思います。  そして、クライマックスのワーテルローの戦闘シーンは、ナポレオン側の作戦・戦術も、ウェリントン側の作戦・戦術もきちんと丁寧に説明されているので、この一大攻防戦をお互いの立場に立って、じっくりとハラハラ、ドキドキしながら楽しめました。おまけに、両軍の軍服もきちんと色分けされていたのも、良かったと思います。  この映画の中で、勝者のウェリントンが、確か「なぜ我々は殺し合わなければならぬのだろうか? なぜなのか? 敗戦の次にみじめなのは勝った者だ-----」というような意味の言葉を発したのが、戦争というものの虚しさや愚かさを表現していて、非常に印象に残りました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-30 12:07:57)
000.00%
100.00%
200.00%
311.18%
411.18%
544.71%
61011.76%
73338.82%
82023.53%
91416.47%
1022.35%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS