1. テキサス・レンジャーズ
アイドル・スターが大挙出演しているが、内容のほうはいたってオーソドックスに撮ったウエスタン・アクション。楽に観る映画としては、何の文句もない。レイチェル・リー・クックの出演時間が約5分しかないのにはがっかりしたけど。 6点(2003-03-15 10:48:32)(良:1票) |
2. ストレンジャー(1996)
驚きのラストがどうとか聞いていたが、その驚きというのは反則の部類に属するもので、ただただ呆れてしまった。そりゃこんなラストは誰だって分からないさ、つじつまが合っていないんだから。 3点(2003-03-15 10:46:57) |
3. ブレイド2
前作が好きだったから、もの凄く期待して観たが、その期待を裏切らない面白さだった。前半は少し外したかと感じたが、裏切りが発覚するあたりからワクワク。あの人があの時点で消えてしまったのは残念だったけれど、結構“らしい”役回りだったと思う。スナイプスのアクションも堂に入ってきた。スナイプスは『3』もやる気があるらしいので、期待大だ。 7点(2003-03-15 10:43:48) |
4. ラブ・オブ・ザ・ゲーム
確かに、恋愛メインの感はある。だが、それが問題というよりも、その回想シーンのつまらなさ、挿入の下手さのほうが問題。どうにもこうにも、退屈極まりない。加えて、ケリー・プレストンが空港に着いたときから既にラストまで分かってしまう、単調なつくりもいただけない。 4点(2003-03-15 10:42:52) |
5. エンジェル・アイズ
ラブ・ストーリーには違いない。だが、J.LOもカヴィーゼルも重いバックグラウンドを背負っているだけに、かなり暗い映画。間違っても爽快感など期待しないように。それにしても、過去にうじうじ悩んでいる人間を見ていると、ハッキリ言っていらいらする。悩んでも変わらないのだし、スパッと切り替えられないのか。逆に言うと、それだけ2人の傷は深いものだったのかもしれないが、それにしては過去との決別の仕方に、説得力がない。どうしてお互いがお互いを癒せたのかがまるで伝わってこない。何故なら、この2人が一緒に話したりしているところでも、見てるほうにはちっとも楽しさが伝わってこないのだから。どうにも相性がいいとは思えない。それで運命の出会いなんて言われても、せいぜい「ああそうですか」で終わり。 5点(2003-03-15 10:42:17) |
6. サイン
シャマランも底が見えてきた。あれだけ引っ張っておいて、馬鹿馬鹿しいだけで何も残らないラスト。期待させまくった凡作=駄作ってことでもちろん大幅減点。【ノアゴン】さん、その通りですね。この監督、ある部分では頭はいいのかもしれないけど、ある部分では頭が悪いのでしょう。時々挿入されるジョークもちっとも笑えないことから、ユーモアのセンスもなさそう。 3点(2003-03-15 10:40:51) |
7. ザ・チェイス
風刺と言えるほどたいそうな内容じゃない。報道が犯人を犯人たらしめるものなら、『マッド・シティ』(あまり好きじゃないけど)あたりのレベルじゃなきゃ、ただのカー・アクションでしかない。内容はハッキリ言って、この三言で片付けられる。つまらない、うるさい、安っぽい。 5点(2003-03-15 10:37:00) |
8. サドン・デス(1995)
確かに『ダイ・ハード』を連想する内容だが、それよりもセガールの『沈黙の戦艦』を思い出した。この映画も『沈黙~』も、一芸しかない主演男優のつまらない映画という点で共通しているから。 4点(2003-03-15 10:35:55) |
9. タイムトラベラー/きのうから来た恋人
楽しいことは楽しいのだが、パンチのない映画。気楽に楽しみたい時にはおすすめだが、1年後には絶対忘れてると思う。とにかくそれくらい印象が薄い。 6点(2003-03-15 10:35:12) |
10. リプリー
それなりに話題になった映画だけに、内容の浅さには少々拍子抜けした。とにかく印象に残らず、すぐに忘れそう。しかしデイモン、どう考えたってジュード・ロウの振りは出来ないだろう。銀行の受付係は何故気づかない?そこら辺も雑なんだな。キャスティングの段階でそれぐらい考えるべき。 5点(2003-03-15 10:34:24) |
11. タクシードライバー(1976)
はっきり言って、頭のおかしい男の映画にしか見えなかった。トラヴィスも今日凶悪犯罪をした奴も何一つ変わらないのではないか。そういう人間に対して、スコセッシが共感の目を向けて撮っているようなところが、とにかく不愉快だ。 3点(2003-03-15 10:33:36)(良:1票) |
12. クルーレス
大して不自由もないお金持ちで頭空っぽな苦労レスさんが、道楽(或いは偽善)でいちいちお節介を焼くというお話。こういうタイプの人間は一番嫌いだ。内容も馬鹿らしい。個人的にはティーン向けの映画は好きだが、それでもこの映画にはうんざり。 4点(2003-03-15 10:31:56) |
13. ザ・ハリケーン(1999)
ワシントンと少年&その家族らの関係描写が浅すぎる。これでは、どうして少年がワシントンの無実を信じたのかがまるで分からない。加えて、ワシントンが無罪なるという“奇跡”が起こる過程の描写も、納得のいく深さまで描ききれていない。そこが失敗の要因。おかげで、いまいち入り込めなかった。 5点(2003-03-15 10:31:13) |
14. ロード・キラー
ちょっとした悪戯が災いして、大型トラックに追いかけ回されるといういかにもB級チックな映画だが(実際B級)、これが意外と面白い。兎に角シンプルなつくりなのだが、これが活きている。シンプル・イズ・ベスト、とでも言おうか。ストレートに恐怖を感じさせる映画で、久々に冷や汗をかいた。低予算でここまで頑張ったのは立派。 8点(2003-03-15 10:30:11) |
15. ブロークン・アロー
派手なアクション、いい加減なストーリー、ラストでの一対一の対決と、典型的なジョン・ウーの映画。エンターテイメント作としてそれなりにツボを押さえていて、まずまず楽しめた。キャストではトラボルタの良さが出ている。スレーターは完全に喰われていた。 7点(2003-03-15 10:29:18) |
16. スライディング・ドア
アイデアの面白さは買いだが、同時進行される2つのストーリーがさして面白くないのと、キャストに魅力が感じられないのが難点。主演のパルトロウは女性として魅力がないのでヒロインとしては辛いのだが、バンソウコウを張らなくともどちらのパルトロウか分かるようにきっちりと演じ分けていたのでとりあえず文句はない。しかし、あとのキャストは本当に酷い。彼(女)らの安さが、映画自体を安いものにしてしまった。また、ラストのまとめ方も意味不明で、つじつまが合わない。電車に乗れなかったパルトロウが、どうしてモンティ・パイソンのセリフを知っているのか。結局、電車に乗れたほうのパルトロウは夢だったという意味なのだろうか。だとすると、ますますおかしい。雑なラストだ。 5点(2003-03-15 10:28:33) |
17. ヒマラヤ杉に降る雪
重くけだるい内容が淡々と続き、見ていてしんどかった。いかにもイーサン・ホークが選びそうだなと感じた。回想シーンの入れ方、工藤夕貴には大いに不満あり。しんしんと降る雪の映像はきれいだった。 4点(2003-03-15 10:27:10) |
18. ウインドトーカーズ
アクションは必要以上に派手だが、ジョン・ウーらしい美しさは微塵も感じられず、それどころかえぐい描写もかなりあった。スレーターの殺られ方にはかなり引いた。それと、ケイジやアダム・ビーチがやたらと強いのには、やはり「作られた」感じがかなりあり、イマイチ入り込めなかった。ドラマ部分も、ジョン・ウーにしてはマシだったが、平凡の域を出ていない。コケるわけだ。(米で興行成績約4000万ドルに終わる)。 5点(2003-03-15 10:26:11) |
19. レインディア・ゲーム
これは酷い。ラストのこじつけとしか言いようのない、無茶苦茶などんでん返しは、『ワイルドシングス』と双璧を成す。ジョン・フランケンハイマーはどうやら有名な監督らしいが、腐った脚本の監督を引き受けるようでは大したことあるまい。 4点(2002-12-20 18:56:45) |
20. アウトサイダー(1983)
少しベタな感があるのは否めないのだが、なかなか良い作品だと思う。一度見て、再び見直すとタイトルバックの夕日の美しさが哀しく、胸に染み入る。そして、何よりも一番印象に残っているのは、「子供はみな黄金なんだ」というセリフ。なるほど、確かにそうかも知れない。だが14,15歳くらいになると、どうしたって現実が見えてきてしまう。幼き日に抱いた夢もいつの間にか粉々になり、絶望感に苛まれたりする。それを乗り越えた所に、色褪せない、メッキでない本物の黄金があるのかもしれない。この映画を観て、ふっとそんなことを考えた。10代の内に観れてよかったが、本当はもう2,3年前に観たかった。 7点(2002-12-20 18:44:21) |