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もっち~(←にょろ)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 295
性別
自己紹介 ■H.N.
もっち~(←にょろ)と申します。「もっちの後の『~』」がポイントです。
読み方は「もっちぃいぃいぃ」って感じでにょろにょろ感を出
して発音してみてください。

■My favorites
好きなジャンルは『ドラマ』です。結構簡単に泣きます。
『スリラー/サスペンス』も大好きです。簡単に騙されるので
素直に楽しめちゃえるラッキーな性格です。各方面から酷評さ
れているM・N・シャマラン監督が大好きです。( ̄∀ ̄;)汗

好きな俳優はM・デイモン、E・ノートン、B・デル・トロ、
K・ベーコンです。ベタです。マイナーな俳優では
ヒュー・オコナーを推しています。女優ではJ・フォスター、
K・ブランシェットがお好みです。またまたベタです。
他にも女優ではE・レイチェル・ウッドに注目しています。

■管理人さんへ
どんどん使いやすいサイトになってますね。
感謝、感謝です♪

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1.  あずみ
TVのコマーシャルでのキャッチコピーは「衝撃のラスト50分」でしたが、衝撃なのはラスト50分どころの話では有りません。僕にとっては「衝撃の全142分」でした・・・。悪い意味で。
3点(2005-03-02 22:53:01)
2.  マスター・アンド・コマンダー 《ネタバレ》 
この映画のバックグラウンド、1800年頃のヨーロッパの知識(当時の船の技術力だとか、船長になるためのシステムなど)をある程度把握してないと、ただのアクション映画に見えてしまって十分に楽しめないのではないでしょうか。この映画は派手なアクション-ン満載のフランスの技術力に勝るフリゲート船との攻防が注目されがちですが、実は人間ドラマが一番の見せ所なのかもしれません。事実、戦闘シーンよりも登場人物たちのやり取りに多くの時間を割いていましたし。常に軍人としての任務と人間としての義務の間で即時の決断を迫られるジャック・オーブリー船長、そして彼を取り巻く船長とは幼馴染みで博物学に興味を注いでいる医者や、片腕を失った士官候補生、そして船長を慕い、信じてついて行こうとする船員たちなど、1人1人のキャラクターには魅力がありました。ただ、彼らが織り成すドラマに深みが無いのがこの映画の質を下げている要因でしょう。味の無いドラマを中心に据えてしまったために、中途半端な作品になってしまったような気がします。アクションシーンを期待していた人たちは裏切られた感が強いのではないでしょうか。
6点(2005-02-23 16:55:08)(良:1票)
3.  ソラリス 《ネタバレ》 
リメイクものだったんですね。元の作品どころか原作も読んでいないまっさらな状態で見たのですが、正直理解に苦しむ映画でした。また、映画の内容故に仕方が無いにしても、非常に眠気を誘う映画ですね・・・。内容については、ソラリスとは一体何なのか?人間のレプリカを生み出すソラリスの目的とは何なのか?といったこの映画ならでは謎も然ることながら、亡くなった愛する人物がもう一度目の前に現れ、それが人間ではないと知ったら人は一体どうするのか?また、現れた相手が自分自身だったら?地球にいるはずの自分の子供だったら?などなど人間の心理や人間そのものに迫る人間が共通して持っている哲学的な謎をこの映画は提示しています。しかし、ラブストーリーを軸にしたことでいささか焦点がぼやけてしまったような気がします。分かりづらい映画ですが、深読みしようとすれば、底が無いくらいに壮大な解釈が出来てしまう作品ですね。この映画が示唆するものには興味が湧きますが、映画それ自体が僕には少し合わなかったようです。
4点(2005-02-23 16:41:24)
4.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
この映画はブラックホークが撃墜されてしまう、ソマリア内戦の介入が失敗だったと思わせる象徴的な戦闘をリアルに描いています。推し量るに、リドリー・スコットの意図としては戦争の悲惨さを浮き彫りにしつつ、ソマリアの内戦に介入したアメリカ政府の判断の是非を(アメリカ人の)観客に問いかけるというところでしょうか。しかし多くの犠牲者を出し、撤退を余儀なくされたこの戦いを題材を選んだ時点で、制作者側の基本的なスタンスは反戦ではないでしょうか。戦時下における兵士同士の友情を描きたいのなら、他にいくらでも題材があるはずですし、兵士同士の友情を描きたいだけでわざわざ政治的背景が複雑なこの事件を題材にしたというのは少し考えにくいですしね。そんな想像をよそにして、観客が普遍的に感じたことといえば戦争の悲惨さ・無意味さではないでしょうか。浅はかで無謀な作戦、「全員連れて帰る」という指揮官の無意味なプライドのせいで多くの犠牲者を出す結果となってしまいました。ただ、なるべく忠実に描いたと言いつつも、アメリカ側の視点からしか描かれていないというのはやはり問題だなと思います。そのような相変わらずの一方的な描き方が「アメリカ万歳」映画と見られる一つの要因でしょう。また、この映画におけるソマリア民兵がエイリアン(ゾンビ)みたいに描かれているとよく批判されますが、実は【Alien(エイリアン)】という英単語には「異星人」という意味の他に「外国人」という意味があります。リドリー・スコットにとってソマリア人は異星人と似たようなもので、【Alien(エイリアン)】という単語でひと括りに出来てしまう存在でしか無かったのでしょう。
4点(2005-02-23 16:40:27)(良:1票)
5.  トレマーズ4 《ネタバレ》 
この作品は1作目よりも昔の話。2作目で地上を走り、3作目で空を飛んだグラボイズですが、今作ではまだ1作目よりも昔の話でトレマーズの原点である地中からの恐怖に立ち返りました。新しく出てきたキャラとしてはグラボイズの赤ちゃんですね。内容に2作目、3作目と期待を裏切られてきた感があるのですが、今作もあんまり面白いとは思えませんでした。まず、前置きが長すぎます。「早くグラボイズを出せぇ~」という感じでした。そして残念な事に、満を持して登場したグラボイズからいまいち恐怖が伝わってきませんでした。何よりもテンポが悪く、まったりし過ぎです。やはり「いつ、どこから襲ってくるか分からない」から怖いわけで、常に緊張した雰囲気が求められます。また、土の上を安易に歩こうものなら簡単にバクッを喰われてしまうようなシーンがほとんど無く、グラボイズへの脅威が全く感じられませんでした。平気で地上を歩いちゃダメなんです。シリーズ4作目まで見られたのは嬉しいのですが、ここまでクオリティが低いと非常に残念でなりません。また、トレマーズシリーズでは欠かせないマイケル・グロス演じるバート・ガンマーですが、今回はハイラム・ガンマーとして登場します。そして最後に町の名前をREJECTIONからPERFECTIONに変えるところで1作目へ上手く繋がるように仕上がっています。この流れを考えると、もう次回作は無いと思いますが、出ても見ないと思います。
3点(2005-02-23 16:33:30)
6.  マッチスティック・メン 《ネタバレ》 
映画中盤のニコラス・ケイジとアリソン・ローマンのヒューマン・ドラマについついのめり込み、サスペンスだということを忘れてあっさり騙されてしまいました。ニコラス・ケイジが家族と幸せそうにしているラストがほのぼのしますね。サスペンスでありながらヒューマンドラマとしても見れる珍しい作品です。
7点(2005-02-23 16:17:59)
7.  ピッチブラック 《ネタバレ》 
小惑星群の衝突によって、宇宙船が近くの惑星に不時着する冒頭のシーンは迫力満点!最初のシーンでこの映画にぐぐっと引き込まれてしまいました。船長(不時着時に乗客捨てようとした)、警官(本当は賞金稼ぎ)、リディック(見た目悪い奴だけど、意外と良い奴?)、丸坊主の少年(実は女の子だった)など、一癖ある連中が極限状況で見せる人間模様も面白かったし、襲ってくるクリーチャーも多少雑なところはありましたが見応えがありました。DVD特典の「into the pitch black」も合わせて見て頂きたいです。
7点(2005-02-23 16:14:34)(良:1票)
8.  ケイティ 《ネタバレ》 
雰囲気は良かったです。常に誰かに見られているんじゃないか?というケイティの不安感がよく出ていたと思います。内容に関しては別にケイティ本人が犯人だったというオチでもいいんですが、サスペンスとして見るとやはり物足りなかったです。自分のもとから去っていかないで欲しいという異常なまでの愛情が狂気に変わってしまうという面白いテーマがあるのだから、もう少しその設定を活かして欲しかったですね。
5点(2005-02-23 16:11:26)
9.  フレディVSジェイソン
この映画をレンタルた後、ふと気が付いたんですけどエルム街の悪夢も13日の金曜日もそんなに好きじゃなかったんです。なので、あの2人の対決を見たところで何も感じませんでした。でも「エイリアンvsプレデター」はちょっと期待してます。
6点(2005-02-23 16:09:22)
10.  コール 《ネタバレ》 
最初から最後まで犯人グループのバカっぷりに拍子抜けしました。映画の原題は「trapped」。「罠で捕らえる」、「閉じ込める」っていう意味で使っているのでしょうけど、シャーリーズ・セロンやケヴィン・ベーコンなどの豪華な出演陣というエサに見事に食いついてしまった私。ま、まさか観客を罠にはめるという意味だったのでしょうか?だとしたら見事な罠です。
5点(2005-02-23 15:44:10)(良:1票)
11.  予言 《ネタバレ》 
これから起こる事故を予め知ってしまったらどうだろう?「未来」は誰もが知りたいと思うものである。しかしこの映画(恐怖新聞も然り)は悲惨な死亡事故しか知ることは出来ないのだ。この、「未来は分かるけど、事故だけ」という設定がまず面白い。そして、その未来を変えると自分が死んでしまうというのだ。そんな状況にあった時、あなたはこれから起こる事故を未然に当事者に知らせるだろうか?知らん振りをしていたら罪悪感に苛まれ、事前に知らせてしまったら自分の身が危険にさらされるという究極の選択だ。いや~、ますます面白い。  この映画は「恐怖新聞」を元ネタに作られたホラー映画なのだが、実は自分を犠牲にして見ず知らずの人や娘を助けようとするヒューマン・ドラマでもある。この映画の主人公の里見はこれから起こる事故が分かっていたにもかかわらず、自分の娘を助ける事が出来なかったことを悔やんでいた。しかし、最後に自分の命と引き換えに娘を助けることに成功する。自分が死んでしまうというのに死ぬ間際の里見の顔には安堵の笑みが浮かんでいる。この結末にはホッとさせられるのだが、根本的な謎は残ったままなのである。「未来の出来事が書いてある新聞」は一体何なのか?何故ある一定の人物だけに届くのか?里見がタイムスリップして3年前の事故の場面に戻ったのは誰(何)の仕業なのか?しかしこれらの謎が解決していなくても釈然としないということはない。人間は「理解できないもの、分からないもの」に一番の恐怖を覚えるからだ。そして、想像すればするほど恐ろしくなってくるのだ。この映画は物語自体は上手く完結させつつ、恐怖だけは上手く残してあるという寸法になっている。見た直後はどうってことは無いのだが、後から後から恐怖が襲ってくる映画だ。面白い。
7点(2004-11-02 04:18:10)
12.  感染 《ネタバレ》 
経営が崩壊状態にあるとある病院での話なのだが、序盤は日常生活における病院の恐怖がリアルに描かれている。その病院は注射器や点滴の在庫が尽きかけ、院長は3日前から連絡が取れないという悲惨な状態。さらにこの病院には注射もろくに打てない看護士や、縫合も出来ない外科医などが普通に勤務しているのだ。自分がこんな病院に入院していたらと思うだけでかなり怖い。そして逼迫した状況で起きた医療ミスを医師と看護士達は何とか隠そうとする。実際に有り得そうな医療ミスを隠蔽しようと画策する様子は、治療される側の私にとってもやはり恐ろしいものだ。ましてや証拠を消すために死体を腐敗させてしまおうという考えが怖い。  この映画は放って置かれた急患の患者が発見されてから、日常にある恐怖からスプラッター系の「見た目」の恐怖にシフトチェンジする。急患の患者は緑色の体液を垂れ流しながら体が溶けていくというこれまでに例を見ない新種の病原体に犯されていたのだ。その謎の病原体は病院内の人間に次々に感染していく。ある者は正気を失い、自分で自分を傷つける。ある者は幻覚を見る。そして感染した者は全員目や口から緑色の液体を垂れ流して死んでいくのだ。これらの映像は正直顔をしかめたくなるほど(実際にしかめてたと思うけど)グロい描写が多かった。グロいのが苦手な人は厳しいかも。  そして結末は意外な方向へと進む。謎の病原体は人の意識に感染するというものだったのである。感染したものは最終的に死に到るのだが、その症状の1つが脳に異常が出て、赤い色が緑色に見えてしまうというものだ。ここで序盤の「何故りんごが赤く見えるのか分かる?」「それは脳がりんごを赤く見せているからだ。」という何気ない会話が伏線として終盤に生きてくる。そして様々な幻覚の謎が解けていくのである。  総合的に見て日常的な恐怖、スプラッター系の恐怖、そして心理的な恐怖を上手く織り交ぜたよく出来た映画だったと思う。ただ、疑問が残らないでもない。キツネのお面の少年はどうなったのかとか、ひとりでに動き出したブランコは一体なんだったのか等々。結末部分がやけに長い割に、おおまかな説明だけに終始し、こまごまとした部分の説明がぽっかり抜け落ちているのがちょっと残念だった。
[映画館(字幕)] 7点(2004-11-02 04:03:49)(良:1票)
13.  ウィング・コマンダー 《ネタバレ》 
どうやらこのウィング・コマンダーはアメリカでは有名なシューティング・ゲームのシリーズらしくて、それを忠実に再現した映画のようです。映画の中ではナブコムやピルグリムなどの用語が頻繁に出てくるのですが、ゲームをやったことの無い人(僕もそうでしたが)はちょっと置いてけぼりにされてしまいそうです。ストーリーはほどほど、役者の演技もなかなかなこの映画、アクションだけは誰でも楽しめる内容だったと思います。ただ、1つツッコミを入れさせていただくと、主人公の親友とその彼女が戦争中だというのにイチャイチャ&ニヤニヤしすぎです。イチャつきがエスカレートして命令違反を犯すこと2回(1回目で反省しないところがもうダメ・・・)。そして2回目には事故が起こってしまい、彼女が死んでしまいます。主人公の親友も仲間も彼女の死を嘆き悲しむですが、自業自得以外の何物でもないわけで・・・。なのに、「仲間の死を乗り越えて行こうぜ」みたいな展開になって行くところがちょっと無理がありました。僕には戦争中に最前線で戦っているにもかかわらず、恋人とイチャついて命令違反を犯して恋人を失った単なるバカップルのエピソードとしか映りませんでした。そしてこのエピソードのせいで地球が危機的状況にあるという緊迫感を削いでしまった気がします。  さてさて、これだけだとどこにでもあるB級映画のようですが、実はこの映画は「マトリックス」のネオが銃弾を避けながらのけぞるシーンで有名になったマシンガン撮影が世界で初めて使われた映画なのでちょっと驚きです。で、一見の価値があるかどうかと言われると、やっぱりそうでも無い(笑)。というのもマシンガン撮影の使われているシーンが「マトリックス」や「ソードフィッシュ」などと違ってそれほどインパクトが無いんですよ。だって使われているシーンが主人公の親友がニヤついているシーンなもんで・・・。男がニヤついているシーンで使う手法じゃないだろうに・・・。そういう風にどこかズレてる所がB級映画ならではなのかもしれませんけど。
6点(2004-09-18 14:01:45)
14.  ジョー・ブラックをよろしく 《ネタバレ》 
3時間は正直長かったですが、「生」とは何か?「死」とは何か?そして「愛」とは何か?をじっくりと考えさせてくれる映画でした。登場人物の描写がとても丁寧で、その時その時でそれぞれのキャラクターが何を思い、考えているのかがとても分かりやすかったです。きっと監督がこの映画で描きたいものをきちんと俳優も理解していたんでしょう。俳優達も自分たちの演技力を最大限に活かし切れたんじゃないかと思います。スクリーン上の役者たちはとても輝いていました。個人的に一番好きなシーンはウィリアムの65歳の誕生日にウィリアムの長女アリソンが「お父さんの娘に対する好みは構わない。ただあなたは私のお父さんであることには変わりが無い」みたいなことを言うシーンです。長女のアリソンは父親のためを思って65歳の誕生日を盛大にしようと躍起になっていました。しかしそれは本当に父親が望んでいるものとは違います。それでも娘の精一杯の気持ちを優しく受け入れるウィリアムの姿はとても感動的で思わず涙してしまいました。映画のラストには賛否両論ありましょうが、穏やかな気持ちになれる映画です。
7点(2004-09-14 17:53:53)
15.  アンツ 《ネタバレ》 
CGアニメなので楽しく気軽に見れましたし、見ている間は結構面白かったです。しかし見終わってみてこの映画について考えて見ると、色々と疑問が残りました。アリの社会を人間社会に見立てて自由主義礼賛、独裁・差別反対というメッセージを前面に押し出したせいで実際のアリの生態が捻じ曲げられすぎていて違和感を感じました。アリが政治をやるのもいいんですけど、アリの社会って女王アリが中心なはずなのに何故か将軍が実権握っちゃってるし、その将軍が働きアリを全滅させて兵隊アリだけの国を作ろうとするのも何の得があってそうするのか筋が通っていません。主人公のZものび太みたいな魅力ゼロのキャラで、努力なんてほとんどしていないのに運だけ良くて物事が勝手に上手く運んでしまう展開はなんともお粗末。なんで王女バーラがZに惹かれたのかが謎でした。
5点(2004-09-14 17:51:54)
16.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 
マトリックスとブレイドを足して2で割ったような作品という印象を受けました。ゴシック調の雰囲気、黒のレザースーツをはじめ冒頭の駅のホームでの銃撃シーンもまるでマトリックス。そして相手はウェアウフルですが、ヴァンパイアが戦うという点がブレイドを想起させました。アクションは独特の色が出ていて良かったし、ヴァンパイア・ウェアルフの造型も独創的で満足しました。また、お互いに苦手としている紫外線や硝酸銀を内蔵した弾丸など凝っていたし、ゴシック様式のヴァンパイアの館などの美術も素晴らしく、この映画独特の世界観が確立していて良かったと思います。ただ、ストーリーがいまいち面白く無かったですね。もう少し工夫できたんじゃないかな~と思ってしまいました。セリーンとビクターの関係、ルシアンとビクターの関係、ヴァンパイアとウェアウルフの確執の原因、ウェアウルフが追う人間の謎、様々なテーマが織り込まれていましたが全部に焦点を当てようとしてしまい、何もかも中途半端になってしまった印象があります。
6点(2004-09-14 17:50:25)
17.  フリーダ 《ネタバレ》 
メキシコに実在した画家フリーダ・カーロの壮絶な生涯を描いています。彼女の描く絵は自虐的とも言えるような痛々しい自画像が多いのですが、彼女の絵からは人生の苦しみや痛みが前面ににじみ出ていながらも、ただ悲観的になるだけではなく這いつくばってでも生きようとする生への執着を感じます。どれだけ肉体的・精神的に傷ついたとしても必死に生きようとする彼女の生命力と情熱に僕は圧倒されてしまいます。映画のことを言えば、フリーダの痛みと情熱は十分に伝わってきたのですが、フリーダをよく知っている人にとっては少し物足りない内容ですし、フリーダをよく知らない人にとっては理解に苦しむ内容という中途半端な感じだったのが残念ですね。
7点(2004-09-14 17:45:07)
18.  バタリアン 《ネタバレ》 
小学生の頃これを見てかなりビビってました。見直すまでは「ストリップシーンがあってエロかった」ことと「気持ち悪くて怖い」っていう漠然とした印象しか残っておりませんでした。で、見直したところこの映画の完成度の高さに驚きました~。ホラーなのにしっかり笑える要素を盛り込んでいるし、ゾンビの造型や美術も秀逸。そして、一番印象深かったのはフランク役のジェームズ・カレンとフレディ役のトム・マシューズの演技ですね。映画の冒頭でのコミカルなやり取りをはじめ、2人がゾンビになって憔悴していく過程も見事でした。また、フレディが生きたまま死後硬直してしまい、痛みのあまり「Easy! Easy!」と泣き叫ぶシーンがこの映画で一番ゾクゾクしました。
7点(2004-09-14 17:44:11)(良:1票)
19.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 
頭の悪いキャラクターばかり登場する前作を「頭がバッド・ボーズ」と揶揄した僕ですが、どうやら本当の「頭がバッド・ボーイズ」は監督のマイケル・ベイ、脚本のロン・シェルトン、編集のマーク・ゴールドブラット達だったようです。マーカスの妹を助けにキューバに潜入する際には、都合良く仲間の弟が反カストロ組織の一員で、その組織が都合良く麻薬の売人タピアの豪邸のすぐ近くにアジトを構え、都合良くトンネルを二つも掘っていたりするところにはある意味脱帽でした。しかし、今回日本の配給会社は粋な邦題を付けてくれました。「バッドボーイズ2バッド」の「2バッド」って「too bad」ってことでしょう?
3点(2004-09-14 17:42:36)
20.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
巨大竜巻がハリウッドの町を、そして巨大津波がN.Y.を襲うシーンは圧巻。それ以外見るものは無いに等しい。本筋はデニス・クエイド演じるジャックがジェイク・ギレンホール演じるサムを助けに行くという軽薄なドラマでしたし、相変わらずの日本のヘンテコな描写には言葉も出ません。でも多くのアメリカ人がメキシコに避難してきたのに国境閉じられちゃったり(笑)、お金持ちでインテリクイズオタクの少年がホームレスに暖の取り方を伝授してもらったりという「逆転」には思わずニヤニヤしてしまいました。ちなみに、サッカー好きの僕はイギリスの観測所でマンチェスター・ユナイテッドバカのオヤジがTV観戦していた試合の映像で、マン・Uのスコールズやギグスが映っただけでテンションが上がってしまいました。
7点(2004-09-14 17:39:34)
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