1. アベックモンマリ
恋愛の機微を会話劇で描ききった、どんな普通の娘にもオススメできる、貴重な日本映画。 8点(2004-03-21 00:48:55) |
2. テス
《ネタバレ》 絶妙なタイミングで不幸になるヒロイン。意地悪な前夫。 韓国ドラマかー!!! でも、妻シャロン・テイト惨殺事件の後に撮ったそうだから、 この結末、この後味にならざるをえなかったのかも。 彼は、陰惨な映画を撮り続けなくてはいけないのかもしれない。 一番の元凶は母親ぢゃねーかと思う。 失敗例の上に、自分が正しいと思っている、一番タチ悪い。 5点(2004-03-20 23:51:09) |
3. 乙女の祈り
ピータージャクソンはファンタジー大好き。 かつ、客観的。開き直ってもいる。自分の作り上げたファンタジーに「MAD」と掲げてしまう。笑った。 粘土の騎士がイヤなヤツをばっさばっさと斬るシーンは、そうそうそう!そうだった!と爽快。 ケイト・ウィンスレット、マドンナに似てる。私も1票。 8点(2004-03-20 23:45:11) |
4. ベルベット・ゴールドマイン
トッドソロンズらしい意地悪な映画だな。グラムロックの魅力を伝えたい!という動機ではなさそうな・・・ 音楽映画としては、うーん。プラシーボが良かった(劇中、21th boyを歌っているバンド)。 役者が歌うのは聴くに堪えない。 5点(2004-01-18 11:35:10) |
5. バグダッド・カフェ
ハッピーな映画だったな。太ったおばさんをここまでチャーミングに描いたものってそうそうない。女の人が監督してるんじゃないかと思ってしまった。一歩間違うと「あり得ない話、はい、おしまい」となるところを、絶妙に綱渡りしきってる。佳作。 8点(2004-01-18 11:30:18) |
6. ガタカ
綺麗な小品。 ジュード・ロウは今作のような廃退した高貴な人を演じるとすんごい映えます。「オスカー・ワイルド」とか。本人の資質はたぶん全く逆(陽性なワーキングクラス)だろうけど。 7点(2004-01-11 10:37:30) |
7. EUREKA ユリイカ
音数が少なく、画面が静か。そんな映画の方が画面に耳を澄ませたくなる。で、起こること・セリフにはずれがない。こうくるかぁ!フフフフフと高揚する映画だった。長さを感じなかった。 9点(2004-01-11 10:26:48) |
8. さらば、わが愛/覇王別姫
9点(2004-01-11 10:08:44) |
9. マイ・プライベート・アイダホ
突発性睡眠病のために赤ん坊のように流されて行くしかないという設定上で、リバーフェニックスが、やけっぱちなのに誇り高く、感じやすくて純粋、というとんでもない人物像を演じきっています。郷愁を誘う音楽、きれいな映像。可笑しくてとても切ない映画。凄く好きです。 10点(2004-01-11 09:58:11) |