1. モニカ・ベルッチの情事
「モニカ ベルッチの情事」は結局、これすごく良かった。イタリアのB級映画であるが、アメリカの映画には望めない「例の」いかがわしさがふんだんにあるわけだ。何かを訴えようなんて大それたメッセージは全くない。ストーリーも単純だが、このストーリーでハリウッドなら映画にならんだろうな。UCLA の映画科学生の卒業制作C- といったところで終わるだろう。イタリアで作ると、力まなくてもこうなってしまうというところがイイ。「顔の上に坐って・・」といわれ、いたずらっ子のようにスカートをたくし上げ、あばずれ男の上にしゃがみ込むモニカ。最高にエロチックなんだけど、なにか凛としていていい。このストーリー、日本で作ると・・・想像するだにおぞましくなる。ああ~イヤだ。 7点(2002-08-16 11:48:49) |