181. バトル・ロワイアル
小説を読んで「めちゃイイ!」と大絶賛する若い子に勧められ,そいつと一緒に観たのが失敗だった。決してこの作品が悪くはないのだが,そいつの解説がウザくてもう二度と観たいと思わないため,その時の印象のままの評価。。。ストーリーは良かったんだけど。 2点(2003-11-23 16:51:06) |
182. G.I.ジェーン
公開当時ある映画雑誌に,デミ・ムーアが片手で腕立て伏せをしている写真が載っていたのがとても印象的だった。もちろんスキン・ヘッドで,青筋立てながら。あの姿には尊敬したね~。この作品のためにそれだけやれる彼女ってホントすごい。 5点(2003-11-23 16:43:52) |
183. 尼僧の恋 マリアの涙
日々主に従い,絶対的な「正義」があるにもかかわらず,壊れてゆくマリアが非常に痛ましい。登場人物は少なく,「禁断」性を抗い切れない少女(人間)の弱さに正攻法で迫るため,ストーリーも単純だが,見せ場を上手に設けているために印象に残る作品。ヒロインの可憐さにも心を打たれる。 7点(2003-11-23 16:24:41) |
184. マトリックス
完結編まで観た上での感想としては,一作目がいちばん良かったように思える。今となってはあまりに有名になった,弾丸を仰け反り避けるシーンの真の意味を理解しないと『リローデッド』を観てもしょうがないし,『レボリューションズ』に至っては「意味不明」「ミフネかっこいい!」で終わること間違いナシ。 7点(2003-11-22 00:42:00) |
185. フォー・ルームス
10点でも良いくらいなんだけど,ここはやはり冷静になって控え目に。「理屈抜き」で惹かれてしまう。『パルプ・フィクション』引きずってます。明らかに。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-11-18 23:47:07) |
186. リアリティ・バイツ
この作品で登場する「若者」の時期をこれくらいくだらなく悩み抜いた人というのは強いと思う(絶賛!)。あの時期をクールぶってイキがって過ごしてしまうと,いつまでも「おとな」になれないのかもしれない。そして一生「Reality Bites!」って絶叫しながら文句言い続けちゃったりして(それ,私)。 8点(2003-11-18 23:25:57) |
187. カッコーの巣の上で
精神を病んでいる(らしい)人間として言わせて貰うと,偏見はものすごくきつい。無理な要求かも知れないが「あんたにも『普通』に接しているよ」という,病んでいない(であろう)人々の「同情」っぽい眼差し… 何でもないフリしてるけど実はかなりツライ。病院の職員には猫なで声で子ども扱いされるしね。ラストでチーフの取った行動は果たして友情なのか。(逆説的に)むしろ冷徹な婦長の方が真っ当かも(?)という見方もあるのではないかと思う。 8点(2003-11-18 23:07:07) |
188. 顔のない天使
「一度失った信頼はなかなか取り戻せない」。信頼回復に苦労したことがある人は多いだろう。この場合,負い目が自分にあることが明確なだけに努力する価値があるように思えるし,更生しているような気分が心地良かったりする。しかし,無神経なラベリングに遭った場合はどうか。結局この世は「多数派」の勝利… 数の理論に泣き寝入りか?そんなことを考えさせられる作品だった。 8点(2003-11-18 22:40:48)(良:1票) |
189. トレインスポッティング
この映画を観るたびにある親友を思い出す。いや,親友のことを考えるたびにこの映画を思い出す…(別にヤク中ではないけど)。そんな親友も,社会人生活を2年半も耐えている。本気ですごいことだと思う(全然レビューになっていない)。 7点(2003-11-18 20:16:27)(良:1票) |
190. ザ・ビーチ(2000)
島にたどり着く前までは面白かったが…。海が出てくる映画って,普通はけっこう好きなんだけどな。あの地図は何だね。これってファンタジーかと思った。 4点(2003-11-18 20:06:23) |
191. ザ・インターネット
観終わった直後「なるほどね~」としか思わなかったけど,もう一度観たらゾクっとするんだろうか。サンドラ・ブロックのゴツさが上手く生かされていた作品だと思う。 4点(2003-11-17 23:58:24) |
192. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
長かった~。面白かったのはブラピがヴァンパイアになるまでと,全体を通して続く小ネタかな。トム・クルーズくどすぎ。クリスチャン・スレーターがあんなチョい役だとは知らなかった。 5点(2003-11-17 23:54:01) |
193. イージー・ライダー
「切ない」+「カッコいい」の代表作だと,勝手に思っている。焚き火をしながら語り合う3人は,いかにも「若者」らしさに陶酔しているようだ。この頃の後ろ向きなアメリカの色が良かったな~。ラスト・シーンは圧巻! 7点(2003-11-17 20:48:20) |
194. パルプ・フィクション
“I love ジョン・トラボルタ”&“ユマ・サーマン贔屓”の人間として,あのダンス・シーンは(たぶん)生涯忘れられないひとコマ!ラストまで笑えるし,かなり好き。ああいうけだるい朝,嫌なんだけど憧れる。でも10点はつけがたい。10点でもイイくらいだけど。。。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-11-17 19:04:53) |
195. マスク(1994)
徹底的に狙いまくっているのはよく分かるが,想像を絶するまでには届かないな~。ハチャメチャぶりはまずまずだけど。もうちょっとイっちゃって欲しかった。。。 5点(2003-11-17 18:56:34) |
196. 愛人/ラマン
映像的にはまぁ良い。が,コロニアリズムに浸り切っている!この手の内容の作品に対する感想の表明方法には,アジア人としてけっこう苦労する。少なくとも『パール・ハーバー』を観て「あんな恋愛してみたい♪」なんてコメントをするような若者が増えては悲しい訳ですよ。 5点(2003-11-17 18:50:50) |
197. 卒業(1967)
ホテルでの待ち合わせがカッコよかった。ストーリーとしてはどうっていうこともないが,エレンを追うようになった頃から,ベンジャミンが地上に戻ってきた感じがして安心した。アパシー状態は嫌だから。 7点(2003-11-17 18:32:16) |
198. ザ・ファン
孤独ってツライでしょう。自分を見ていてくれる人がいなくなったら狂うわ。話としては単調だけど,ロバート・デ・ニーロ(主人公)の昂りはとても切なく,「良くやった!」と褒めたい気分。単なるストーカーの病理とは違うと思う。 6点(2003-11-17 18:23:04) |
199. 恋におちたシェイクスピア
グウィネス・パルトロウの顔が好みではないけれど,前評判が高かったので観てみたら… つまらなかった。期待はずれもいいところ。グウィネスは男装の方が似合っているように思えた。 3点(2003-11-17 18:09:04) |
200. エリン・ブロコビッチ
どん底を味わった人がよくここまでやれるよな~と,純粋に感心した。活力・生命力を分けてもらえるくらい良く出来たサクセス・ストーリー。こういう話に触れると「Calling」という言葉にも納得できるってもんです。 7点(2003-11-17 18:03:03) |