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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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181.  ロック・スター
80’sはあたしの青春って世代だが、ヘビメタはビルボードの上位に上がった曲を聴いてた程度。だけど充分楽しめましたね。まあ、私としてはそれより、フレンズで馴染んだアニストンが出てるのが嬉しかったんだけど(あ、アニストンは「ブラピの元妻」でなく「フレンズのレイチェル」ね、ブラピよりずっと前からスターだったんだから~と、関係ないことでこだわる)。 ありきたりっぽいストーリーというけど、よく考えればこういうのって最近案外ない(音楽系のサクセス・ストーリーは今時流行らないのかな)ので逆に新鮮。音楽はとてもよかった(本当に口パクなの?)し、スターになった後の展開も面白く、苦悩がきちんと演じられていた。結末もホロリときます。良作。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-12 13:31:09)
182.  眠れる森の美女(1959)
ディズニー・クラシックの三大プリンセス、白雪姫、シンデレラ、そして眠れる森の美女オーロラ姫。小さい頃絵本で馴染んだ経緯から、古いディズニー作品には甘い(だってええ、懐かしさが先にきちゃうんだもん)私だが、なぜかウチには眠れる・・・のディズニー絵本はなく、オーロラ姫のキャラもずっと知らなかった。ということで、不公平だが(笑)キャラもアニメも今になって見た感想で。スマン。 原作童話から矛盾(王子は90歳以上年下かい!王国は滅びなかったのか!と突っ込まれそうな“100年の眠り”をただの“眠り”に)や無駄(12人の魔法使いを3人の妖精に)を排除し、王子との経緯を思いっきりロマンチックに脚色したストーリーは正にディズニーの真骨頂。だが、フィリップは自分の身分を隠して、オーロラは自分の身分を知らずに森の中で恋に落ち、実は生まれながらの許婚の王子王女でしたあ~っていくら子供向けってもご都合主義が過ぎるんじゃないかなぁ。うーむ。大活躍の妖精のおばちゃんたちは実に可愛いんだけどね。 いや、本当のところ、人魚姫ほどは原作童話に思い入れはないのに(どころか、グリム童話はなんか不気味でコワイ。王女の眠る茨の繁茂した城に入ろうとして、勇者が次々命を落とすんだもんな)、なぜかケチつけたくなっちゃうのは、実はオーロラが16歳にしちゃ老けすぎで、なんかかわいくないからなんだよね。いや、皆さんが綺麗、美しいと散々言っているところ申し訳ないんだが、ごめん、私にゃそうは思えん・・・。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-11 13:27:50)
183.  マスク・オブ・ゾロ
暑苦しい主演俳優が暑苦しいヒーローを演じるなんて(多少ズッコケてみせても濃いものは濃い)暑苦しい映画になること必至(いや、暑苦しい映画が好きな人も多いのでそれはそれでいいんだが、個人的には暑苦しすぎるのはちょっと)と思いきや、このラテンな暑苦しさに「凛とした英国美女」と「ほどよく枯れた名優」を配したことで、非常にバランスのいい映画となった。キャサリンの美しさも暑苦しさの中でよく映えますな。ストーリー展開はわざととも思えるほどにベタベタだが、ホプキンスによってあまり薄っぺらにならなかったのは流石。アクションにしろ美しいヒロインにしろ見せ場はきっちり見せ、娯楽映画の使命をちゃんと果たした、正統派のヒーローアクション。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-11 13:24:52)(笑:1票)
184.  エントラップメント
渋いじいさんと孫娘(不必要なほど美形)のような泥棒コンビ。この2人が騙し騙されの化かしあいをするって設定・展開は中々面白いのよ。ハラハラ+お色気のレーザー潜り抜けシーンなんかも漫画チックで私は好き。私にとって泥棒ものの基本はルパンⅢ世なんで、現実離れしてても面白ければ私は許せる。でも結果的に、なんじゃこりゃ映画になってしまった。・・・「男女」である以上、恋愛をさせないとまずいとでも思ってるのか?はっきり言ってのけぞったぞ。いっそさ、本当のじいさんと孫って設定にしちゃえば無理してロマンスを入れなくて済むのに。この恋愛要素は「邪魔くさい」どころじゃない、筋のどんでん返し以上におったまげてみんなぶち壊しだ。ショーンもキャサリンも好きな俳優だけど、、、頼むからくっつけんでくれ。
[映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-10 13:26:18)(良:1票)
185.  シティ・オブ・エンジェル
ええ~こんなに評判悪かったの?結末以外はよかったけどなあ。リメイクなのは知らなかったんだけど…。まるで死神みたいな天使の造形が意外で面白く、そっか~死者を導くんだから、人間が天使って言ってるものと死神って言ってるものは実は同じなんだよってことか~なんて納得しちゃって。浜辺やビルの上でずらっと並んでるところなんかすごくカッコいい。カメラワークもいいんだわ。 まあこのストーリーなら、若いイケメン使った方が受けはいいかもしれないけどね、私はニコラス・ケイジでいいと思った。まず天使の造形そのものが意外なので彼でもおかしくないし、やはり演技力のある役者だから。ただちょっと暗く演じすぎかな…。私はメグ・ライアンに思い入れはないので(ラブコメってあんまり観ない)、ヒロインについては可もなく不可もなし。 設定8画像8主役7ヒロイン5ときて、ストーリー展開も「結末までは」中々面白い。が、結末・・・私も安易なハッピーエンドって好きじゃないけど、このアンハッピーエンドはあまりに唐突過ぎる。ぽかーんとしてしまった。これじゃ最後に独りぼっちのケイジ君の立ち姿を見せられても、泣けないって(笑)。これは減点。ちょっともったいない感じ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-10 13:21:27)
186.  紀元前1万年
なんとなく注文が多くつきそうな映画だなあ、と思いながら観て、鑑賞後ここを含め各サイトのレビューを見ると案の定。伝説調でも歴史を題材にする以上(なにせ題名が紀元前一万年だ)、突っ込まれるのはやむなし。ただ、こういった「突っ込みどころ満載映画」は数多いが、それが許してもらえる映画とそうでない映画がある。そして、これは後者なんだろう。突っ込みどころを凌駕する勢いやストーリー的面白さが足りないということになるか。でも私はまあ楽しめた方。大体、設定に関しては10,000 B.C.頃の知識がないので、そんなに突っ込めず(笑)、あんなトラやトリがいたのかーとか、太古は大陸がくっついてたから(実にいい加減な知識)寒冷山岳地帯からアフリカに出るのかなあ、とか思って観ていた。ピラミッドは変と思ったが。あと、ヒロインが魅力的という冒険ものの必須条件をちゃんと満たしている。かわいい女優さんですね。ま、「損も得もしていないっすね」の5点で。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-02-09 13:49:11)
187.  らせん 《ネタバレ》 
要は、邦画はSFという分野に極めて弱い、これに尽きるんじゃないかと思う。原作は面白い、そして「原作への忠実さ」ではリングよりこちらの方が上、なのにこうも面白くない・・・のはそれが原因はでしょう。小説の続編「ループ」はもはやホラーでとは呼べず、あの世界観の映像化は出来ないといわれている(試みなくて賢明)。「らせん」は前作「リング」から続編「ループ」の世界に発展していく過程を書いたものであり、小説として大変面白いのだが、ホラーの名残は残しつつやはりSF色が強まる。邦画でなくても原作もののSFを作るのは難しいと聞く。SF小説って当然理屈っぽいし、あんまり理屈の説明に時間を裂くと映画としてのテンポが悪くなるから。で、あの作品を映像化したら結局こうなっちゃったってことだろう。私は映画のリングもあまり評価していないが、やはりそれを更に下回るなあ。それに、本作は割に原作に忠実なのに、中谷美紀:高野舞を貞子(の生まれ変わり)にしちゃうって・・・何故そこだけ大きく変える?襲われるシーンで別の女優さん使ってるのに不自然じゃんよ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2009-02-09 13:38:05)
188.  ローマの休日 《ネタバレ》 
うーんうーん、ごめんなさい。そこまで高く評価できないの。名画だということはわかる。何故皆に愛されてるのかも、高い評価を受けてるのかも、わかる。でも、初見時母に絶賛されて見せられ、半ば拍子抜けしたとこから中々脱却できません。。。非常にシンプルなストーリーだから子供にも理解できた。以下、その時の印象(まあ、私は多分にひねくれた子供ではあったが・・・)。 →そこまでいい?このストーリー、少女漫画レベルじゃん(自分が愛読者だったくせに)。いい大人が絶賛するような話?・・・悲恋?これって悲恋っていうの?お姫さんが旅先で街に抜け出して、遊んで、ロマンスも楽しんで帰っていきましたとさって、それだけじゃん。女優さんはとてもキレイ。でも、男の人、かっこよくないし(マセガキだったんで、男性の好みははっきりしていた)、大体ローマが一番とか言わせるなら、イタリア人にしたら? ・・・あんなに絶賛されてから見せられたのでなかったら、もう少しよかったと思うんだけどね。今になってみれば、非常に青臭いこと言ってたとは思うんだが、第一印象って結構残るんだな。初見時の感想に+2点ということで、それ以上は・・・ごめんなさい。
[地上波(字幕)] 6点(2009-02-09 13:32:04)
189.  ファインディング・ニモ
本サイトに限らず、よく「子供向け作品」を「いかにも子供向き」として評価を下げているのを見るが、子供向け作品は子供向け作品として評価するべきじゃないだろうか?つまり「子供向け」を「子供だまし」と勘違いしているような作品は評価が下げられて然るべきだし、子供向けに真面目に高いクオリティを目指している作品は高く評価されるべきである。 私は「大人の鑑賞にも堪える」ことを妙に意図したがため、「あざとく」なってしまっている子供向け作品はかえって好きでない(実は最近のディズニーはこの傾向強いんだけど)。私は子供と観ているので、特にそう思う。ま、こう偉そうに言っても、やはり自分も出来れば楽しみたいし、リトル・マーメードやシャーロットのおくりものなどは子供にはいいと思っても、自分が子供の頃馴染んだ原作とのギャップに評価を下げちゃったりしてるんだけどねw。 で、本作は、間違いなく、子供向けの良作である。かわいい頑張り屋さんのニモを主役に、必死なパパやほのぼのお惚けのドリーなどキャラ立ちもしっかりしており、子供の喜ぶアドベンチャー要素がふんだんに盛込まれている。3Dアニメの技術は高く動きも軽快、画面もカラフルで子供の目を惹きつける。多様な海の生物が現実に即して描かれてるので、子供が「魚の図鑑」なんかで調べだしたり、与える影響もいい。ということで、“子供っぽい”ことで何ら評価を落とすものではないと思う。子供向けなんだもの。私は逆に「子供向けにしては贅沢な技術が使われてるなあ~」なんて感心した。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-06 13:23:50)(良:1票)
190.  ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
オリジナルの「ゾンビ」は未見である。でも憧れの映画(!)だった。なんといっても、あのエレベーターからばあ~っと現れるCMが最高に怖かった。でもそんなものを見せに連れて行ってくれる親ではなかった。デパートに立てこもってゾンビと戦うというストーリーを聞き、ああ観たいなあ、きっと怖いだろうなあ、と思っていた。そして月日は流れ、本作をその「ゾンビ」のリメイクとは全く知らずに鑑賞。リメイクと聞き、なるほど~、と思った。本家はあの今風のショッピングモールがその頃のデパートな訳か。まあ、オリジナルはいつか観たいと思ってるが・・・三部作だそうなんで、オリジナル三部作と、そのリメイク全てを制覇するのを最終目標にしたい(笑)。さて本作、どんどん増えるゾンビに取り囲まれるショッピング・モールでの展開より、そこに至るまでの前段階が中々怖いし、スリリング。少女に襲われ、夫がゾンビと化し、住宅街を抜け出して木にどっかんまでのあの最初の数分は正に息もつかせません。まあ本編となる、モールでの立てこもり生活も(出産と新生児ゾンビのエピソードはちょっと閉口だが)、ど派手な脱出劇もそこそこ面白いけどね。ラストはイマイチだ。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-06 13:14:31)
191.  青春の蹉跌 《ネタバレ》 
鑑賞は“試写会”にしてるが、公開から数年後、当時住んでいた近くの大学の大学祭で上映していたもの。私(当時小学生)・姉・その友人(中学生)・母・姉の友人の母という女5名で観に行ったのだが・・・なんか濡れ場が恥かしくって、子供3人、机(上映してたのが講堂だったので)につっぷした覚えが一番強い^^;70年代の若者風俗に浸るには子供過ぎ、まだ若い桃井かおりが、気だるくエロっぽい女優であることのみ強く印象に残った。よく考えるとミスキャストのようだが、桃井かおりのキャラが子供目にも強すぎ、そういう話なんだ、と思い込んだ。つまり、これは「青臭い学生運動から足を洗い、司法試験に受かってエリートの道を歩みだした青年が、育ちのいい婚約者をも得、妊娠して邪魔になった気だるい恋人を殺してしまうが、それによって自らも破滅していく話」なんだな、と子供にしては上出来の解釈をしたのだが、この「気だるい」ってとこ今考えると全く筋立てに不要なんだよね。桃井かおり、恐るべし。
[試写会(邦画)] 5点(2009-02-05 13:31:11)(良:1票)
192.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
私は海外暮らしだが、日本公開時はどんな風に前宣伝されたのか?本家アメリカでヒットしたのは、映画の内容より“プロジェクト”の成功と聞いたが(題名が引っかけ!これもサスガだ)・・・。つまり、魔女伝説を調べに行った学生3名が行方不明になった、捜索したら森の中からこんなビデオが発見された!とうたって、観客を騙して公開する、この前宣伝まで含めてこの映画の「プロジェクト」。そりゃ怖いってばよ、皆本当と思って観る訳だし、手ぶれはリアルだし(笑)。で、後から「嘘ぴょ~ん」とやったわけでしょう?そのネタバレをされちゃって観たら、ただの「ドキュメンタリーを模してハンディビデオで撮った」面白くも可笑しくもない素人撮り(を模した)映像で、映画としてなあ~んの価値もないじゃん。新手法って言えるかあ? ちなみに私は、何の予備知識もなしに観たので、口ぽかん状態だった。何?これは?本物のドキュメンタリー映画なの、それともドキュメンタリー“風”映画なの?と。不可解なまま、彼らの死を暗示するラストになり、え?じゃやっぱドキュメンタリーじゃないの?怖がりようがないじゃん!それとも後からビデオが発見されたとか?怖がるべきなのか??(笑)となんか???だった。手ぶれにえらく酔って、不可解なだけだった。つまりこれは「予備知識なし」でも、「真実の予備知識」があってもまったく意味のない、「嘘の予備知識」で一回こっきり観ることにのみ意味がある映画のはず。この映画の“プロジェクト”を聞いてようやく、ああ、そういう映画だったのかと理解した。だから、映画の評価って騙された人以外出来ないのでは?騙されて怖い思いをした人が、「よくも騙してくれたな。あっぱれ!怖かったゼ!」っていう映画なんじゃないかな、と思うのだが・・・で、私は本来は評価できないのだが、「予備知識なしで鑑賞」組の「手ブレで酔った。本物のドキュメンタリーかそうでないか解らなかったので、怖がっていいのか解らず、ひたすら不可解だった。」という感想を3点で表現させて頂きます。
[映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2009-02-05 13:10:11)
193.  あなたが寝てる間に・・・ 《ネタバレ》 
アクションやサスペンスがない恋愛もの・・・ラブ・コメディといった分野はあんまり観ないのだが、ザ・インターネットでサンドラ・ブロックが好きになって借りたんだっけ。まだビデオの頃だ。 最初は何故にこんな眉毛に惚れる?容姿だけで惚れさせるならハンサムを使わないか、普通?って合点がいかないのだが、ストーリー展開はまあまあ。そこそこ笑えるし。ラブコメが好きな人なら、満足できる内容ではないだろうか。って結構平均点高いし、かなりヒットしてるのね。こういうラブコメって好きな人多いんだなあ。別にそれに文句はないのだが(笑) …でも結婚式でピーターの元カノ(しかも人妻)を乱入させたの、これはいただけなくないか?これはヒロインがジャックとくっつけばピーターが可哀相になってしまうため、ピーターの悪い面(女たらし、実は元カノと切れてないのに結婚しようとしていた)を見せたということだろうが、コメディといっても安直過ぎ。ま、難点はここくらいだが、ラブコメのファンでないのでこの点で。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-02-04 13:44:39)
194.  ブラック・レイン
日本を描いた米映画では一番好きな映画。ストーリーは大味だが、ドラマの部分もアクションの部分も良かった。そりゃあ、日本人から見て、やっぱり突っ込みどころは多々ある。でも健さんのクソ真面目なジャパニーズ・イングリッシュ(それでもあれだけ出来る警官は実際中々いないだろうとは思うが)など、すごく好感が持てるのだ。「だんだんお互いを理解し友情が芽生える」という思えばベタな展開を、自然に受け止めることが出来る。ヤクザの描き方もベタだが、一般の日本人のイメージからかけ離れたものでなく、真面目に考証されたことが伺える。 絶賛された松田優作、これは文句なしに素晴らしい。鬼気迫る演技だけでなく、あの不貞腐れ、開き直ったような表情もよかった。若山富三郎、神山繁、ガッツ石松、安岡力也、脇を固める日本人は、癖のある俳優を役柄に合わせてきっちり集めており感心した。ダグラスは・・・うーん、ちょっと可もなく不可もなくだ。個性の強い役柄なのに、がなってるだけのような感じで、際立った印象がない。主役なんだから、もう少し頑張って欲しかった。若いガルシアの方がいい味を出していた。 映画が、アメリカであまり評価されなかったというエピソードには、心底がっかりしたものだ。少なくとも日本人には、このエピソードに影響されないで観て欲しいなあ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-02-04 13:37:54)
195.  オーメン/最後の闘争
いや、そりゃ駄作でしょう、私でもあのキリスト降臨?みたいなラストはなんじゃこりゃ、とのけぞった覚えが。七人の使徒もえらくショボいし。でもでもいいの~サム・ニールがかっこいいから!オーメン2のダミアンを演じた美少年に惚れた中学生の私、そして本作でサム・ニールに惚れた高校生の私(ともにテレビ放映鑑賞時)。ダミアンのキャラっていうより、俳優に惚れてるんだけどね(笑)。 まあ、悪のカリスマ性、みたいのはある程度描かれてるんだから、そこにもっともっと注力して、「ワルでかっこいいダミアン(サム・ニール)」をがんがんプロモートするように作り、その破滅の美(あんな拍子抜けのやられ方でなく)でも描けば、もそっとましな作品になったんではないでしょうか。キリスト降臨はなしでね(当然)。サム・ニールに免じて点は大・大・大甘です。
[地上波(吹替)] 5点(2009-02-03 13:32:19)(良:1票)
196.  オーメン2/ダミアン
1作目を中々通して観る機会に恵まれないまま、本作のTV放映があって先に観てしまったのは、中学生になった頃だったと思う。まあ何しろ有名な映画だったので、1作目の内容は大体知っていたけどね。 実を言うとダミアンが美少年だったのでかなり熱心に観た(笑。まあ、もうちょい痩せてた方がよかったんだが)。もちろんホラーも期待してたので、池のシーンやエレベーターできっちり怖がらせてもらったが、それよりダミアン中心に観ていたので、頭に666を見つけて「何で僕が~」と叫ぶシーンにああダミアン!辛くてもそれがあなたの運命なの!と感情移入(笑)。・・・なのにこの、“自分が何者かを知っての苦悶”は実に短く、あっさりその事実を受け入れてしまったので拍子抜け。せっかく美少年を使ってるんだから、その煩悶し、苦しむ様をもっと描かないとさあ。それでこそ、その後にそれを受容し、「悪魔の申し子」として目覚める展開が映えるというものだ。そこが不満な私でした。 まあ、随分昔に見たにもかかわらず、こうしてかなり細かいところまで覚えているのだから、割に面白い映画といえるでしょう。(ダミアンに惚れた?せいもあるだろうが・・・)ところで、その美少年俳優は消えてしまったようだが、今頃どうしているんだろうなあ。
[地上波(吹替)] 6点(2009-02-03 13:29:02)(良:1票)
197.  ブギーマン(2005)
ホラーという分野は題材はいいのに駄作になってしまう、「惜しい」とか「もったいない」作品が多いような気がする。ブギーマンというのが本当に都市伝説みたいになってるのかは知らないが、子供の恐怖の対象として「クローゼットに隠れている、得体の知れない怪物ブギーマン」がいて、子供の頃蒸発した父親はブギーマンに連れ去られたのだ・・・という思い込んでいるトラウマ青年、というすべり出しは中々いいのである。この「本当に起こったのか、空想だったのか」わからない(つまりホラー映画にもサイコ映画にもなりうる)という状態でもっと引っ張り、例え本当に怪物はいたのだ!というホラーに落ち着いたとしても、あんなCGばりばりのクリーチャーを見せずに工夫すれば、もっと面白く出来るはずなのだ。出だし以外にも、謎めいた少女とのやりとりとか、恐る恐るドアを開けるちょっと和製ホラー的緊張感(家にテレポートしたのは拍子抜けだったが)とか、結構いい要素があちこちに散らばってるのである。ミッシング・チルドレンももっと面白い絡め方ができそうだし。あのCGブギーマンには心底がっかり。最後のオチもあっそってな感じ。ただの駄作というより、観てて惜しい、もどかしい映画。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-02 13:26:10)
198.  ブロークン・アロー
面白いが、ストーリー展開が定番で、定番だから許せるはずのご都合主義もやや過ぎる感。フェイス/オフの方が好きだな。トラボルタは非常にいい。でも、なんかフェイス/オフの時とキャラがかぶるんだよね(あっちの方が後だけど)。この人基本的には大根なのかなあ。スレーターはトラボルタと頑張りまくるヒロインに負けている。こいつが主役なんだよね・・・もっと頑張れよ。サマンサ・マシスはアクション映画のヒロインの中では掘り出しもの。始め、え、この人?もっとかわいい女優使えよ(失礼)、と思ったが、レンジャー知識の他に、“機転を利かせた咄嗟の行動”で主人公の窮地を救うご都合主義場面が、かなり自然にキマっていた。気が強くて頭の回転が速そうに見えるからだろう。変に美人女優にしなくて正解。それに、なんかえらく頑張ってるのには好感だ。 始めに書いたが映画は一応面白い。しかしなあ・・・はじめっからB級を意識したベタなB級アクション(スネーク・フライトとか)には面白く出来てさえいれば甘い私だが、これはそうではなさそうだし、やっぱちょっと核が雑に扱われてるのは気になるので、そこは減点。ま、あと褒めるとことしては、ラストですね。事件の派手な解決の後、一緒に戦ったヒロインとロマンスが始まることを示唆させるラストも定番中の定番だが、これを“おっそう言えば名前をまだ言ってなかったな”って感じで自己紹介させて締めたのは、中々にお洒落。あ、でも自己紹介締めって十二人の怒れる男(男同士だけど)と一緒か。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-02 13:22:34)
199.  震える舌
昔テレビで一度見たきりですが、めちゃくちゃ印象に残ってます。(大人になってから原作買って読みました。結構忠実。)医療ものなんだけど、本当にヘタなホラーより怖い。今まで見た中で一番怖い邦画です。邦画には中々いい子役がいませんが、この子の迫真の演技はすごい!破傷風の症状「後弓反張」を知った時、あのえびぞりのことだ!とすぐこの映画を思い出しました。酷いとあれで脊椎折って死んでしまうそうです。本当にそうなりかねないような演技してましたね・・・ああ恐ろしい。両親の看病疲れ・うつされるんじゃないかという無知から来るエゴ、それと愛情との葛藤、人間ドラマもよく描けています。結末は賛否両論のようですが、私は「チョコパン食べたい」に素直に感動してしまったクチです。
[地上波(邦画)] 8点(2009-02-02 13:16:09)
200.  セーラー服と機関銃
“観た映画は全てレビュー”を目標に昔観た映画も記憶を掘り起こしながら投稿しているので、一応レビューしとく(笑)。かなり話題になったので興味はあったが、小遣いはたいて映画館に足を運ぶほどのものではないと判断した当時中学生の私。気長にテレビ放映を待つ間に原作を一読。原作読んだ後も、実際にテレビ放映があって本作を観た後も、自分の判断が正しかったのを実感したものです。同年公開のアイドル映画でも、あんなに演技の下手な聖子ちゃんの方が、文芸作品をしっかりと撮ってもらえたのになあ(野菊の墓)。まあ映画はクソだが、薬師丸ひろ子のアイドルとしての地位を不動のものにした、記念碑的作品としての価値はあるだろう。
[地上波(邦画)] 2点(2009-01-29 13:27:19)
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