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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2514
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 宝塚とディズニープリンセスとプリキュアが好きな還暦+2おかま。
宙組は当分観ないわ。

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2141.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
平日、六本木のガラガラなシネコン、日本人の方が少ないよ!って状況で見ましたが、エンドクレジットが始まった瞬間に外国人の皆様、一斉に笑い出しまして、それが「あーあ」って笑いで妙に連帯感を抱いたりして。なんと言うか『復活の日』ミーツ『続・猿の惑星』みたいな。穴だらけの腑抜けた脚本で、中学生が書いたような代物。ウィルスが低温では感染しませんって、そんなのシロウトだって考え付く事でしょ。そこに3年間、全く考えが至らない主人公は一体何者なの?と。「たまたま免疫体質」という都合のいい設定の彼の行動は全てにおいて浅はかで、共感できません。大体、太陽光、特に紫外線に弱い人達を相手にするのならば、ピカピカ紫外線マンとして武装できるでしょ? なんでしないのよ? 人類の存亡を賭けた、って映画のクライマックスの舞台が一軒家。ラストにかけての投槍な展開には呆然だわよ。どこかで見た映画を寄せ集めて、お金かけて外観はそれなりに仕上がったけれど、中身は酷く空疎な映画に仕上がったって感じ。映画を作る人達にディティールに対する拘りがないようで、それが反映されて主人公の見せる拘りが効果薄くて、終わってみれば非常に淡白な印象なのでした。人類イムホテップ化計画の映画が見たい人にお薦め。
[映画館(字幕)] 4点(2007-12-18 16:49:55)
2142.  少年ケニヤ(1984) 《ネタバレ》 
大林監督のセンスに、作画スタッフが全くついてゆけてないという感じがしました。元々が「ダメな時の東映動画」クオリティですから「線がいっぱい描かれた原画が動く」とか「線画だけの映像」とか「画面の一部だけを作画してある」とかいう特殊な状態が、単なる手抜き以上のものに見えてこないという悲しさ。原作のレトロな、時代ゆえの味わいも表現レベルが低いとパッとしない地味なアニメにしかなりません。クライマックスの突如SFな暴走は当時の大林監督の好不調の激しい波の、あまりよろしくない面が出たって感じですが、ああいう見せ場でも作らないと単調で仕方ないといった感じがあったのも事実で。併映が『スヌーピーとチャーリー・ブラウン』、当時の混沌としたアニメブームを象徴していた感じでした。
[映画館(邦画)] 4点(2007-12-16 23:15:27)
2143.  トランスフォーマー
中学生なら楽しめるんだろうなぁ、と思いつつ、じゃあ自分が中学時代にコレ見たら、本当に楽しかったか?っていうと多分あんまり楽しめてないだろうなぁ、なんて。自分には徹底的にマイケル・ベイマインドが欠けてるようで。例によって物語に大して重要でないエピソード、ちっとも役に立ってないキャラクターが大量動員されていて、いい加減ウンザリゲンナリ。前半1時間くらいで飽きました。予告で見た時には、『トランスフォーマー』とは名ばかりの、メカ生命体侵略話か?って感じでワクワクしたんですが、蓋を開けてみれば、きっちり『トランスフォーマー』だったりして、ファミコン版のコンボイの謎って結局何が謎だったんだろうねぇ?なんてどうでもいい事を思いながら見てました。なんだかカメラワークで誤魔化されてるようなバトルシーンと、繋がってないカットで(この映画にはモンタージュ理論って言葉はないのきゃ?)、映画に集中しろ、って方が無理な状態で。シネスコ、DTS、THXってせっかくのステキな環境で見てる事も、どうでも良くなっちゃった。メカメカしいモノがガチャガチャ動いたりぶつかったりしてる感覚は面白かったです。それもあんまりクドイと煩わしいですけどね・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2007-09-01 18:14:54)
2144.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾! 《ネタバレ》 
日曜お昼の映画館は子供達で溢れかえっておりました。ほぼ満員。こういう映画を見るには最高の環境でしょう。さて「雲国斎」以来のお下劣タイトルとなった今作ですが、どうもムトウ監督になってからのクレしんは、構成や設定に疑問符が付きまくって仕方ありません。今回で言うと、ひなげし歌劇団、一体なんのために出てきたのやら。レビューのシーンになると場内静まりかえります。ああいうノリは、果たしてどの世代、誰に向けて作られているのかがちっとも判りません。また、後半に入って物語がどんどん加速し激しく展開しそうなものなのですが、結局のところ各キャラクターが延々空回りを演じるばかりで、物語自体の進行はまたしても起承転結の転がすっぽり抜けているような状態。ひろしとみさえが結局何も物語を動かしていないのが勿体ないです。シロの危機を救うという大きな核をちっとも活かせてなかった感じ。「クレしん」を楽しみにしている人々がどんな事を望んでいるのか、それをちゃんと判ってないような(もちろん、私みたいなオタクをメインに考えろ!って訳じゃないです)。シンプルなおっかけっこシーンと下ネタには場内大ウケでしたから、答えはそういうところにあるんじゃないのかなぁ。
[映画館(邦画)] 4点(2007-04-22 16:41:40)
2145.  ブレイブストーリー 《ネタバレ》 
元ネタは「タリスマン」「はてしない物語」「ゲド戦記」「ラピュタ」それに「ファイナルファンタジーVII」ってところ? この作品独自のファンタジーの視点が全然感じられないのがキツいですね。これは原作者の責任かなぁ。それに展開が常に延々と、最初から最後まで唐突。伏線なしな物語が突拍子もない行動によってどんどん転がって見ているこちらは置いていかれまくり。登場人物はみんな納得ずくで動いているようですが。緩急のないエピソード羅列状態は、人に伝える話術がとっても下手って感じで、これは脚本家の責任かなぁ。大忙しなのに退屈、饒舌なのに表面的で伝わってこない、そんなかなり困ったちゃんな映画。作画はもう少し頑張って貰いたかったところ。一定のクオリティは保たれているのですが、これまた緩急のないカットが繋がっているので(肝心なところでモタつきます)テンポ悪ぅ。これは監督と作画監督の責任かなぁ。40年前の東映動画キャラみたいなデザインの主人公にあんまり魅力がなかったりしましたが、脇のキャラは良かったです。役者さん達によるアテレコは、声量がないのに無理に声出してる感が強くて聴いてて息苦しくなってきちゃいますけど・・・。これはフジテレビの(略
[DVD(邦画)] 4点(2007-03-14 21:55:28)
2146.  純愛中毒 《ネタバレ》 
最初からどういう展開になるのかな?とあれこれ予想を立てて見ておりました。同時に事故って、ってあたりで、ああこれは兄の方が・・・と、まあこれは読めるのですが、問題はそこからのだるだる~んとした展開で更に「と見せかけておいて、もうひとひねり」まで読めてしまう事ですね。ミステリータッチではありますが、そもそも入れ替わりっていうのを前提としている時点で説得力のないオハナシなワケで、その上、矛盾しているところ、納得できないところを強引にねじ伏せてしまっているので、ちょっと受け入れるにはキツいなぁ、と。むしろ中盤までの描き方をコミカルに描いた方が意外性が出たんじゃないでしょうか。あんなにいかにもなんかありそうな勿体付けた描写じゃ、もうひとヤマありますよ、って宣言しているようなものですし。これをキッチリ納得させるためには、お兄さんとの関係をもっとしっかり描いておくべきだったでしょうね。才能まで完全コピーできるだけの関係って一体どういう状態だったのよ?って。先が読めてしまうとひたすらダルい映画です。
[DVD(字幕)] 4点(2006-12-22 01:29:14)
2147.  THE KISEI 寄生 《ネタバレ》 
あからさまに『セブン』なメインタイトルから始まって、でも中身は『リング』のコピー(それに『ローズマリーの赤ちゃん』とか『マニトウ』とかブレンドして)。期限付き呪いを見てしまいました、ってヤツです。この映画の最大の問題点は、判り易過ぎる、って事でしょうか。何しろオープニングで経緯を説明しちゃってるものだから、謎解きとしての面白さは殆どない上、隠されている真相さえも途中でどんどんと読めていってしまうという。しかも恐くないのですから、ホラーとしては厳しい出来。一方で、説明不足で「ん?」と思ってしまう箇所が何点か。いきなり他の人間が既に引越してきて住んでいる場所に引っ越す気になるヒロイン、サイトを見て15日後に死ぬとまでハッキリしているのに霊は信じず、かと言ってヒロインの死が迫っていても特に捜査は進展させてない刑事、サイトを見たからなのか、同じ産婦人科に行ったからなのか、どっちなのよ?な設定、そもそも何をもって解決とするのか、何が謎なのかすらハッキリしない展開(当然ながら、和製ホラーお馴染み、それで終わりだと思ったら大間違いパターンにはしっかり突入しますが)。その上、ケリを付けるのがいきなり刑事が・・・って、それまでのホラー設定台無しじゃありません? 刑事に・・・させるために今まで呪い続けましたか? むう。唯一、刑事が見る幻とラストだけは謎なままになっておりますが、あれってどう解釈しましょう? あちこちからネタを引っ張ってきたのはいいけれど、それを上手くひとつにまとめる事には無頓着、って感じの映画でした。
[DVD(字幕)] 4点(2006-12-04 01:52:44)
2148.  TUBE/チューブ 《ネタバレ》 
電車の屋根に降りられた時点でね、電源停められるじゃん、って思ったですよ。パンタグラフ、着てる服を利用して絶縁した状態でメキョ!って壊しちゃえばそれでいいんでないの?と。ずーっとそれをツッコミ続けてて、クライマックスで電源供給が停止すると察知して爆弾が爆発するって、おいおい、それを先に説明してくんないからずっとツッコミ入れっ放しになっちゃったじゃないかぁ、と。『新幹線大爆破』で『カサンドラ・クロス』で『スピード』でついでに『大陸横断超特急』な映画でした。もうどっかで見たようなエピソードたっぷり。一方でドラマはメタメタ。なんで刑事の彼女は撃たれて死んでしまうような状況にいたの? なんでペ・ドゥナは刑事を愛したの? なんで空港の銃撃戦に至ったの? なんか全部説明なしなので思い入れのしようもありません。見せ場史上主義のアクションシーンばかりいっぱい盛り込んでもねぇ。最後の自爆しないといけないシチュエーションもよー判らんし。蓄電池の電源供給が止まった時点で爆発しちゃうんだから、それ以前に飛び降りればいいのにね。あのスピードで飛び降りるのは不可能、って思えるかもしれないけど、生存者27人いたんだから、その27人の服をね、思いっきり重ね着してモコモコな状態にして飛び降りればなんとかなったかもしれないじゃん。タバコくわえてカッコつけたり「行かないで!」とかね、そんな時にそんな事してる場合かパターンをこってりやってるヒマあったら、もっと前向きに生き残る事考えなさいな。まあペ・ドゥナがかわいかったので、この映画の価値はゼロではなかったです。
[DVD(字幕)] 4点(2006-11-20 02:28:49)
2149.  誰にでも秘密がある 《ネタバレ》 
時間軸をずらして描いてる事に最初気付かず、れれ?なんで同じイベントをまた組んでいるの?なんて思ってしまいました。同じ事を違う立場から何度も描いているので、もう一度見直すのがいちばん映画の楽しみ方としては正しいんでしょうけれど、もう一度見たいほど面白くは感じませんでしたねぇ。イ・ビョンホンがそもそも出てきたことの意味がいまいち不明で、ああいうオチに持って行くための存在であったのだとしても、全部が結果オーライでたまたまな最後でしかないんでないの?と。下手すりゃ愛と憎悪の家族間流血惨劇ワールドに突入しないとも限らないワケで。最後の解釈を真剣にしようとすると、ゴージャスな家だのベンツだのの存在からして一体?ってな事になってしまうので、細かいコトは一切気にしちゃいけないんでしょうね。どうせなら多面的に描く事から生まれる笑い、っていうのをもっと盛り込んで欲しかったです。ビョンホンの元へミニーちゃんTシャツ着て行っちゃうチェ・ジウねえさんのキャラは面白かったですけど。ちなみに3人以外の誰か、って弟だと思いますな。彼、目覚めかけちゃってたしね。
[DVD(字幕)] 4点(2006-11-19 01:01:13)
2150.  ハチミツとクローバー 《ネタバレ》 
この映画は原作を知らないせいか、かなり退屈してしまいました。そもそも誰が主役なんでしょう? 群像劇として構成されているようで、けれど複数の人間のモノローグが入るという状態は映画としてはマズいんでないの?と。誰にも心を置いておけずに、あっち見、こっち見で、一体どこがどう重要なのかが全く見えてこない映画。登場人物的にドラマとして見られたのは関めぐみ一人だけで、だけど彼女はポジションとしてはサブみたいな状態ですし。元々物語は、芸術と恋愛、というのが主軸になっていると思うんですよ。ところがその2つの要素がそれぞれにとても半端に描かれていて、学芸会レベルの状態に映ってしまいます。芸術家としての苦悩の世界を描くのであるならば、その個性によって生み出される作品の主張というのがもっとハッキリ描出されていいと思うのですが、ええと、そんなモンですか?みたいな、芸術という名の上に立つレベルのところまで到達していない状態しかスクリーンに投影されません。それじゃ説得力ないんですって。蒼井優があれだけ画面上に登場しながらちっとも生かせていないような状態の勿体ないこと。伊勢谷友介に至っては、ただのヘンな人以外の何者でもない、っていう、どこにみんなに慕われるだけの人格、持ち上げられるだけの才能があるのやら全く不明、みたいな感じ。マンガはただペンで描かれた絵だけで一発で説得力を与えてしまったりしますが、実写となるとそうはいかない、それに代わるだけの説得力ある描写とドラマが必要、この映画はそこを描く努力が全然足らない気がしました。それにしても一番気になったのは、映画が終わって結局何もちゃんとケリ付いてない、ドラマが進展していないとしか思えない事。原作が未完結?
[映画館(邦画)] 4点(2006-11-18 20:11:17)(良:1票)
2151.  ピアノを弾く大統領 《ネタバレ》 
あれれれ? 借りてきたDVD、思いっきりカットされてるヴァージョン? ちゃんとしたのはどこで見られるの? 担任になったクラスの問題児の父親は大統領だった、って設定は面白いですし、役者はみんないいんですよね。キャラクターも演技も。それだけに、このメチャクチャな展開はどうなっちゃってるの?と。最初にクラスに赴任して来た時点で描かれる転校生や、先生のことを既に知っている女子生徒達、番長や使いっ走りの存在が描かれる意味が全く不明。彼女達の設定は一体なんなんでしょう? 娘に振り回される男子生徒の存在も全然意味ないですし。その上、大統領と先生はそれぞれに自分の職務をきちんとこなしているようには全く見えず、支持層の問題や支持率の低下、地方選挙の事なんか放っぽりっぱなし。結局先生は半年単位で赴任先を変えつつ、舞台の高校は数週間で辞めて、田舎の小学校の先生になり、でもそれも数週間で辞めちゃった、ってコトですよね。なんかいい加減だなぁ。物語に穴があり過ぎでしまって素直に楽しむのはムリでした。せめて娘の心の変化の描写だけはちゃんとしていて欲しかったなぁ。素材はいいのに、なんて勿体ない映画。「冬ソナ」見てないんでこれが初めてなチェ・ジウさんは魅力的でございました。
[DVD(字幕)] 4点(2006-11-17 00:21:23)
2152.  ザ・ブライド/花嫁はギャングスター II 《ネタバレ》 
前作を見て、続編がある以上は見ないワケにゃいくめぇヨ、と借りてきました。冒頭のアクションシーンで「ああ、モロに続編だぁ、わーい」と喜んだのですが(いや、前作が大好きってワケではないんですけどね、ヒロインがカッコイイしね)、ビルから転落して記憶喪失になって中華料理屋の出前持ちになっちゃいました、ってところからの展開は「あれ?」って感じ。体に染み付いたマフィアのボスとしてのスキルが面白いエピソードを色々描いてゆく、って程ではないし、ボスを探して子分達が奮闘する、って訳でもないし、ゆる~いコメディとして非常にまだるっこしい展開が続いてゆきます。更に中盤以降、脚本が破綻しはじめ、記憶が甦る後半に入るとメチャクチャ。そこから胸のすくようなアクションが展開するのかと思えば、ちっともキレがないし、中華料理屋のマスターの娘が実の娘じゃない、って唐突に語られて意味が判らないし、マスター唐突に死んじゃうし、敵ボスや再開発話の行く末が不明だし、チャン・ツィイーは刺身のツマ未満の存在だし、まるで30年前の香港映画を見ているような粗雑さ。冒頭のアクションシーンに製作費の大半使っちゃって、あと予算なくなりました、みたいな感じのいい加減な映画で、ああ、韓国映画でもこういうダメな映画ってのはあるんだなぁ、としみじみ。それにしても、続編である以上は前作のダンナの存在はとっても重要だと思うんですが、まーったく登場もしなければ言及もされず、でも写真では登場して、一体どうなっちゃってるんでしょ? 本当にいい加減だなぁ。
[DVD(字幕)] 4点(2006-11-01 01:06:55)
2153.  僕の彼女を紹介します 《ネタバレ》 
「ああ、そうか、風を表現してるからウザいカメラワークを全編見せ続けたワケか!」とクライマックスで納得。でもね、ウザさに変わりはないんですけどね。もうとにかくヘンな映画で感動とかできませんでした。最初の銃撃戦を緊迫感ゼロで描く時点から「この映画ではナニが起こっても別に驚きゃしないわな」って気持ち。でも、そんな気持ちを上回る超展開で一体何やってんだろ?と。唐突な落石事故が存在する意味が判んないし(フェイント?)、49日までの間にいきなり凄腕刑事みたいな存在に変身しちゃう意味も判んないし(「天国に行けないパパ」みたいにブチ切れた?)、自分が殺しちゃったんだ、ってところの内側外側の描写が曖昧なまま放置されちゃうし、ラストの幽霊ミョンウはラリってるみたいにしか見えないし。そもそも前半でギョンジンとミョンウがきっちり心と心で結ばれましたって描写がなくって、ちぃとも愛が盛り上がってない状態で「死んじゃいました」ってなってもなんだか呆気ないねぇ、としか思えませんし、その後の残り時間、ナニやんのよ?って私の不安通りに物語迷走しまくり。なんとなくキレイでカッコイイイメージショット並べてみました、っていうのが前面に出過ぎて、中身が全然伴ってない映画としか思えませんでした。「これこそがベタで固めた韓国ラブストーリーのパロディです、笑って下さい」って言うんなら判らない事もないんですが。
[DVD(字幕)] 4点(2006-10-31 00:41:20)
2154.  シャーク・テイル 《ネタバレ》 
どう?デ・ニーロとスコセッシが会話してるんだよ、面白いでしょ?みたいなノリで全編支配されていて、なんだかなぁ、と思いながら見てました。「ジョーズ」や「タイタニック」のネタに関してはパロディと呼べる状態ではなくて、まんま出してみました、ってだけですしねぇ(ローズのスケッチ画なんぞモロに出されても何が面白いのかワカラン)。とにかくアメリカン過ぎるのがいけません。正直なところ、会話、パロディ、生活描写、音楽、感覚、全てアメリカ人以外お断りな作りになっていて、もしコレが世界中の子供達が楽しめると思ってるならば、随分と思い上がったモンだなぁ、と。擬人化された魚の世界を描くにしても、もう少し普遍的なオリジナルのデザインにしてくれれば、まだ楽しめたんでしょうけれどねぇ。安易に既成のデザインに頼ってる時点で底の浅い映画。その上、キャラに魅力がなくて、メイン2匹が見ててイライラするばかりっていうのがとってもつらいです。成り上がった者の虚しさとか本当の幸せとか、なーんのヒネリもないベタな物語を見せられても今更何を感じ取れと言うの?って思ってしまいますし。どうもドリームワークスのアニメは毎回俗っぽく軽薄になり過ぎで好きになれませんわ。
[DVD(字幕)] 4点(2006-10-24 01:03:30)
2155.  ワースト☆コンタクト 《ネタバレ》 
ヤクザ映画ノリが延々続いたらどうしよう、と思ったのですが(ヤクザ映画はカッテニヤッテロとしか思わなくて苦手なので)、宇宙人が登場してからどんどんヘンな映画になっていったのでまずはひと安心。登場人物それぞれが勝手に暴走してどんどん収拾つかなくなってゆく、メチャクチャな映画。でも、ひたすら空回りし続けるゆる~い笑いが延々と続いていって、そういうのはちょっと苦手かな。パズルのピースがハマってゆくような気持ちの良さは全くなくて、じれったい、イライラする、ってパターンだったりするので。収拾つかない映画にありがちなオチですし(しかし、ボカーンって落ちてくるのかと思いきや、プチッてカンジだったのは笑いましたけど)。こんなしょーもない人間、こんなしょーもない地球、だけど・・・ってところにちょっとカッコ付け過ぎちゃってるかな。もっとハチャメチャで良かったんでない?みたいな。キャストから想像できそうなアクションシーンも殆どなくて、全体的にユルユルな感じがバラエティ番組のコントのようでもあり。板尾さん登場すると、どうしても板尾さんの元からのキャラに頼り過ぎ、って感じがあって、この映画の面白さって結局板尾さんの面白さだけ?みたいな。エンディングの懐かしい曲は映画の内容を真逆に表現していてナイスな選曲でした。
[DVD(邦画)] 4点(2006-10-17 00:16:15)
2156.  害虫
なんだか韓国映画を見ているような違和感がずっとつきまとっていました。そんなに韓国映画を見てる訳じゃないですけど。現実っぽいんだけど、どこか現実とのズレを感じるような感覚。韓国映画の世界はとても日本的だけど、日本じゃない知らない世界だから違和感が生まれるんですが、この映画の場合は、どこにもありそう、いそうで、どこにもない日本、いない日本人という感じ。ひどく観念的に組み立てられ過ぎているんですわ。モヤモヤしたものをモヤモヤしたままに放り出してるばかりで、受け手に負わせ過ぎ。負の要素ばかりを抽出して結果的にイライラさせるイヤな気持ちの素を投げかけられただけ、みたいな。現実にそういう事があるかもしれないし、もっとひどい現実だってあるかもしれないけれど、じゃあこの映画はそういう事が言いたかった、そのために作ったってコト?とツッコミのひとつも入れたくなります。結局これは現実ではなくて作り物なワケで、作り物には作り物なりのカタチってモノがあるんじゃないかなぁ。画面に蒼井優が出ている間だけは安心できる、という映画でした。
[DVD(邦画)] 4点(2006-10-15 00:17:22)
2157.  星になった少年 Shining Boy and Little Randy 《ネタバレ》 
なんだか雑な映画でした。ガチャガチャと騒がしい要素が多くて(家庭環境から笑えないギャグからゲストキャラクターに至るまで)、フジテレビ映画のダメな部分がモロに出てます。映画全体は4分割できる状態なのですが、「踊る」シリーズなんかと同様なノリで少々悪ノリ状態の第一パート、若きジェダイが惑星ダゴバで修行を受けてるみたいなアドベンチャーな第二パート、凡庸な青春ドラマの第三パート、上手くオチてない、空振り気味の泣きの第四パートと、それぞれがバラバラな印象。何を描きたいのか、どういう映画にしたいのかが判らずに、流れで作ってみました、って感じ。実話としてきっちり伝えたいのならば、余分な要素が多すぎます(ファンタジー入っちゃってますしね)。まあ、大人も子供も楽しんで下さい、ってノリであれこれと小手先でやってみたって事なんでしょうけれど、何もかもとっても判り易い映像で説明してくれて、ちょっとバカにされた気分。見る前に想像した「大体こんな映画なんだろうなぁ」っていうのをほぼなぞりつつも、想像を上回る物は決して見せてくれない映画でした。個人的には蒼井優の出番が少なすぎてがっかりだぁ。
[DVD(邦画)] 4点(2006-10-06 00:38:19)
2158.  亡国のイージス
何人かの方がご指摘されている通り、見ていてまるっきり物語の流れが『ザ・ロック』じゃん・・・って感じでした。アクション部分は『沈黙の戦艦』に近かったですけど。前半からシーンの繋がりが悪くてブツ切れ状態の映画だなぁ、と思いましたが、後半になると「さすがにそりゃねーべよ!」ってくらいに飛びまくりますねぇ。シーン切り替わって唐突にアクションシーンの途中、とかいう状態からは、ちゃんと映画の流れを作ろうっていうのをもう放棄しちゃってる感があります。あと、私、こういう思想の映画は嫌いだなぁ。「パトレイバー2」とか「ガメラ」なんかもそうなんですけど、日本が平和ボケしてて、近隣諸国の実情を考えたらアメリカに頼らず日本も軍備を増強しなきゃダメ!っていうの。有事の際に備えて危機意識持って銃を構えてなきゃダメでしょ!ってのは短絡的過ぎなんじゃないかなぁ。この国にまず問われるのは国際社会において発言力が弱いって事としょっぱい外交能力であって、いざって時に役に立ちそうにもないナショナリズムを喚起するよりは、グローバリズムを育ててく事こそが、糸口なんでないの?なんて思う私でした。
[DVD(邦画)] 4点(2006-10-02 00:57:19)
2159.  男たちの大和 YAMATO 《ネタバレ》 
映画としては散漫で構成が悪く、それぞれのエピソードに流れがきちんと存在していないためにダラリとクライマックスに突入しちゃったな、って感じがします。特撮はまあよく出来てる方だけど、敵戦闘機のヘンにアップになったショットが多用されてるのはなんでかな。戦艦の映画かと思ったら甲板の映画だね、こりゃ、とか。えーと、まあ、そういう映画的なアレコレは書いて問題ナシでしょうが、中身に関してアレコレ書きづらいというか、こういう映画って中身について批判を許さない、みたいな雰囲気が漂ってるのがどうもねぇ。でも、思った事ハッキリ書きましょう。ヒロイズムとセンチメンタリズムでコテコテの、古臭い戦争映画。なんにも進歩してません。今の日本の繁栄は、大戦で犠牲になった人々の歴史の上に成り立っている、それはもうなんの否定もしません。ですが、彼等の死がこんな形で尊いものとして純化されてパッケージされて、それで思考停止しちゃってちゃダメだと思います。少なくともあれだけの犠牲を出さなければ今の日本はなかった、なんて事は決してない筈です。大和や各戦地、空襲や広島や長崎、多くの犠牲者が出たからこそ、今、繁栄してるって訳じゃないでしょう。戦争そのものを見つめないで、戦後から見た、何もかも過ぎ去ったものとしての視点でしか成立してないのが日本の戦争映画なんじゃないでしょうか。なんつーか、結局気持ちをどこにもぶつけられずに自分の胸をどんどん叩くようなものでね。60年経ったって、なーんにも解決なんてしてやしない。
[DVD(邦画)] 4点(2006-09-10 01:23:27)(良:4票)
2160.  タナカヒロシのすべて 《ネタバレ》 
冒頭いきなり私の生まれ育った中目黒の風景がいっぱい出てきてびっくり。ユンソナのお弁当屋さんは共済病院の前か!とか、じゃあかつら会社は火事が多いあたり?とか。ヒロシに色目使うお姉さんがいるお店なんか、私の元家から歩いて20秒ほど。再開発で私の家もあのお店もなくなっちゃいましたけど・・・。で、そんな状態なので、最初の方は「ヒロシ、駅は逆、逆!」とか「なんで駅を通り越してんねん!」とか、そんなところばっかり気になって、映画を冷静に見てられませんでした。さて、映画の方は、と言いますと、タナカヒロシって人がそういう人なんだ、ってのは最初の30分くらいでもう十分判るんですけど、それがずっと延々続き過ぎて、なんだか最初は大笑いできたギャグを延々と繰り返されて、ちょっともうカンベンして下さい、って思うような、そんなカンジ。なんとなく繰り返される日常が壊れて、ヒロシに人生の選択が迫られたところで、映画は必然的な道を歩むばかり。あのキャラだったらばそういう展開になるのは判る、で、その上でこの映画はどう楽しませてくれるの?っていうと、ラストシーンまで楽しませてはくれないのですよね。お弁当屋さん再登場にしてやっとドラマとして弾んだ、と思ったら終了、ですから。ひとりの男の変化を描くのに、あまりに淡々とし過ぎてキャラクターとこちらとの距離があり過ぎて、どうも映画を楽しめませんでした。キャラクターの可笑しさ、わんさか登場する脇役の可笑しさはあっても、その先にあるものを魅力的に見せてくれないあたり(寺島進が出てくるあたりからのエピソードは気分的に最悪)、かなり見ていてツラいものがありました。
[DVD(邦画)] 4点(2006-08-31 00:39:58)
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