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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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221.  カビリアの夜 《ネタバレ》 
ジュリエッタ・マシーナ扮するカビリアの、娼婦生活から足を洗おうとする一生懸命な姿、特に、教会で涙する彼女の姿に心打たれました。 一歩一歩順調に階段を上がっていくなぁと思いながら見ていると・・・やられました。このまま上手くいくはずなんてないとは思っていながらもあのラストですからね。衝撃でした。 フランソワ・ペリエの目のドアップのワンカットなんかを見ると、“映像の力”ってやっぱりあるよなぁ~って思います。 エンディングのワンシーンもジュリエッタ・マシーナだからこそあのように望みあるエンディングを迎えられるわけで。こういうのって彼女の発するオーラですよね。 けど、何回聞いても“カリビア”って言っちゃうんだよなぁ。是非、また観ます。*
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-03 05:31:37)(良:1票)
222.  内なる傷痕 《ネタバレ》 
寝そべっている女を連れ去る男。白一色の荒野に「息ができない」と、もがき苦しむ女。四方全てが雪の中、苦しみながらも彷徨い続け、そのまま倒れてしまう・・・。 この映画のただならぬ雰囲気に一気に引き込まれた。 ストーリーはあってないようなものであり、意味を求めるのはナンセンス。劇中の風景・台詞・歌・人物の行動など、全てが説話的であり神々しさを感じる。 何年たってもこの映画を理解出来るとは思わないが、とにかく強烈に印象に残る作品だった。
[映画館(字幕)] 7点(2006-11-16 17:52:37)
223.  ロイドの要心無用 《ネタバレ》 
原題の「Safety Last」はいいタイトルですね。ナイスネーミング! さて、ギャグ一つ一つはそんなに面白くないのですが、ちゃんとストーリーが通ってるので良かったと思います。チャップリンやキートンのコメディ映画って、一つ一つのギャグの寄せ集めのような印象(先にギャグありき)なのに対し、ロイドはストーリーをまず組んで、その中にギャグを入れて面白く作っている(先にストーリーありき)、という印象を受けました(まだ1作しか観てないけど)。 他の方も言っておられますが、やはり一番の見どころはラストのビルを登るシーンでしょう。ひもが結ばれてなかったり、時計のバネが足に引っかかってたり、風車に頭をぶつけそうになったりと、結構馬鹿馬鹿しくて単純な緊迫感なんですが、かなり息を呑んでハラハラしながら観てました(^_^)  また序盤で、フィアンセを安心させようとして、色々と贈り物をする心遣い「プレゼントを贈ることで、こっちでうまくいっているという事を知らせなければいけないんだ」というセリフがちょっと格好良かったです。 私は映画館で鑑賞したのですが、字幕ナシ&斎藤裕子さんの活弁付きで観たので、鑑賞環境は[吹替]とさせていただきました。
[映画館(吹替)] 7点(2006-10-02 21:55:45)
224.  チャップリンの冒険 《ネタバレ》 
トータルで見ると、犯罪者でしかも脱獄した囚人のはずなのにそれを懲戒する終わり方になっていないのはマズイのではないかと。まぁ、それが初期のチャップリンらしくて楽しくて良いという見方も出来ますが。 途中、溺れている3人を助け出し、ヒゲの大男を担架に乗せて運ぼうとしたら、ズルッと滑ってまた海に落ちちゃったシーンが一番笑えました。あと、銃で撃たれて、やられたのか!?と思わせといて・・・というシーンも面白かったです。 あと、すごい勢いで崖を登るシーンがありましたが、あれは明らかにフィルムの逆回しでしょう。チャップリンに限らず、キートンとかでも、逃げるシーンなんかはフィルムをやや早回し気味にしていたりと、いろんなところでトリックを使っていると思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-30 17:26:12)
225.  モンパルナスの灯 《ネタバレ》 
ジェラール・フィリップ特集なる企画で本作品を観ました。それまでに観た彼の作品は女性を口説くシーン満載だったのに対し、この映画での彼はちょっと影がある役柄で新鮮な感じもあって(他の作品とは違い)最後まで飽きずに観れました。 この映画で好きなのは、主人公モジリアニの周りの人に対する誠実さでしょうか。 序盤のベアトリスに対しての暴力を見ると、一見悪い人間のようにも見えるかもしれませんが、ジャンヌに対しての思い遣る気持ち、自分自身が貧乏であるにもかかわらず道で通りかかったバイオリニストにお金を置いていくところ、花を二人分買ったりするところを見ると、実はすごく芯の通った人間なんだと思います。また、アメリカの富豪の所に絵を売りに行ったときに言ったゴッホの言葉を語るシーンなんかは、あぁやっぱりこの人は芸術家だなぁと思い、彼の芸術家としての信念を見ることができて感動しました。 当時のモジリアニの絵を高く評価する人は、アメリカの富豪のように芸術や芸術家を理解しない人だったり、モレノ画商のように非情な人物が多く、彼自身は不運な人生だったかもしれませんが、ジャンヌをはじめとする多くの人に支えられたのは幸せだと思います。 最後にモジリアニの絵を買ってくれて、笑みがこぼれたジャンヌですが、真相を知って自殺してしまったという事を聞くと、何ともやるせなさがこみ上げてきます。
[映画館(字幕)] 7点(2006-06-25 17:39:38)
226.  しのび逢い(1954) 《ネタバレ》 
ストーリー前半までは、いつものジェラール・フィリップだなぁ~(笑)などと、楽しめたのですが、よく観てみるとただ淡々と回想をたどるだけのストーリーなので、ちょっと退屈してしまいます。他に出てきた女性達よりもパトリシアが一番綺麗だったのに、登場回数が少なかったのがやや不満。最後、車椅子に乗っているジェラール・フィリップは頭までやられちゃったのでしょうか?それでもなお、女性を目で追っているところが何とも哀れでした。
[映画館(字幕)] 7点(2006-06-10 18:28:25)
227.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
自分にとっては毎度のことなのですが、またしてもやっちまったという感じでした(ToT)  ジョヴァンナがロシアまで夫を探しに行って一組のロシア人親子に出会った時、子供が「ボンジョルノ」と挨拶し、さらに、家に入ってダブルベッド(&枕×2)を見た時点で「ハハ~ン、成る程ねぇ・・・そういうことか~」と、その時点である程度状況を察していないといけない訳なんですよね。 ジョヴァンナが電車に乗り込み、号泣してるところを見るまで状況が掴めなかった自分には殺意すら覚えますよ全く。 こういう自分みたいな鈍感な人間がレビューすると、どんなに優れた作品でも必ず評価が低くなってしまう(-_-;) この映画の関係者の方々やレビューで高評価なされた方にはちょっと悪いなぁって思います。 さて、自分がこの映画で一番気になってしまったのが、最後の別れのシーンなんですけども、何か妙に過剰な演出に思えてしまうのです。ちょっと捻くれた考えかもしれないですが、映画の後半のストーリーを構成するためにわざわざあの別れのシーンを組み込んだ感じに見えてしまい、そもそもアントニオがイタリアに戻ってきた時点で、最後の見せ場を作ってるんだ、というハリウッドの映画によくあるようなわざとらしさみたいな感覚を覚えてしまって、あのシーンには特に何も感じることが出来ませんでした。 また、その一方、画面全体に夕陽を浴びたようなやや赤みがかった画面が終始非常に美しく、特に画面全体に果てしなく広がるひまわりの風景がとても綺麗で、あの印象的なテーマ曲と共にとても心に染み入りました。このテーマ曲とひまわりの映像だけでも十二分な価値があるのではないでしょうか。 ところで、オープニングとストーリー半ばで出てきたひまわりが堂々とした様子で咲き誇っているのに対し、エンディングで出てきたひまわりは、心なしかうつむいているような気がして、ちょっと切なくなってしまいました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-06-07 22:55:28)
228.  ウイークエンド(1967) 《ネタバレ》 
何となく好きです、この映画。ストーリーがあるのかないのかよくわからないような感じなのですが、その道中に出てくる一つ一つの場面がみんなブッ飛んでいて面白いのです。中盤あたりになってくると、「おぉっ!また出てきたな(笑)」と変なヤツが出てくるたびに嬉しくなっちゃったりしてしまいます。 一番の圧巻はやはり300メートルと言われる渋滞シーンの長回しでしょう。この映画では長回しのシーンがよくあるのですが、このシーンには度肝を抜かれました。この渋滞の先には一体何があるんだろう・・・という風な、ちょっとドキドキさせられるシーンがある映画って好きなんですよね~。 あと、オープニングの「WEEK END」の文字のトリコロールカラーのタイトル画面が最高にカッコイイです。 個人的な好みとしては、出来れば、終盤におけるクライマックスをもう少し大胆にして盛り上げ所をつくってもらいたかったです。けど、この映画でちょっとゴダールが好きになったかもしれません。ゴダールってストーリーを無視して観た方が面白いかも・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-27 21:48:40)
229.  やかまし村の子どもたち 《ネタバレ》 
子供好き&動物好きの私としてはこの映画は堪りません!この映画を見ていると、この監督は本当に子供が大好きなんだろうな~というのが画面から伝わってきます。ストーリーは無いようなものですが、一つ一つのやりとりがとても可愛くてほのぼのとしていて、この映画を観ている間ずっとニコニコしながら観てました。童心に返れます。 2つほどツッコミ所を挙げさせていただくと、まず、主人公のリサが宮里藍に似ているという事。そして、あれだけ平和な村に番犬なんかいらねぇ~だろ!という事です(笑)。 それはともかくとして、この映画を観て感じたのが、子供たちの創造力の凄さです。足の親指につけた紐や手紙のロープウェーなどモノを作ることに関してはもちろんですが、修理してもらった靴を宝物に見立て海賊ゴッコを考え出してしまったり、「ソーセージの歌」を作ってしまったり「道を歩かなきゃいけないって誰が決めたの?」や「ホコリは素晴らしい!」のような、既成概念にとらわれない柔軟な発想って歳をとってしまうと絶対に考えつかないものですよね。新しいものを創造する能力って、実は子供が一番才能あるんじゃないかなぁ~なんて思いました。若いって素晴らしい!!
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-15 14:56:56)
230.  イベリア 魂のフラメンコ 《ネタバレ》 
この監督は舞台の演出家としても優れた人だと思う。 最初の、グランドピアノから始まる長回しは、まぁ、挨拶みたいなもの。鏡を駆使して人の動きを多角的に捉え、光と影を使いこなして巧みに人物の表情をつかみ、さらに、真っ白なスクリーンを背にしてダンサーの表現するものを最大限に“魅せる”カメラワークは秀逸の一言。 また、ダンサーの背後にあるスクリーンに写し出されたダンサーの分身との“共演”も素晴らしいが、極めつけは、ラストシーンでの雨粒の演出。もう、とにかくカメラワークがカッコイイ! できれば、ストーリーを語って欲しかったけど、それを拒否したところが残念でならない。このくらい素晴らしい演出ができる監督ならばきっと見事な作品を作ってくれるに違いないのだが・・・非常に惜しい。
[映画館(字幕)] 7点(2006-03-05 14:33:37)
231.  ワルツ合戦 《ネタバレ》 
訳あって(-_-;)後半のあたりしか覚えてないのですが(マイナス1点)、法廷での討論の際にランナーが指を叩いて出来たリズムをヒントにシュトラウスがピアノを弾いて、それをランナーも一緒になって曲を奏でるシーンが特にいいです。 エンディングもまた序盤の伏線もあってか、実にお洒落な締めくくり方で、これがまたイイ! 是非、機会があればもう一度観てみたいです。※
[映画館(字幕)] 7点(2006-03-05 00:55:29)
232.  會議は踊る 《ネタバレ》 
ナポレオンって、実際には国に帰って来たんでしたっけ?確か、そのまま地中海の島で余生を送ったんじゃなかったかなぁ・・・と思い調べてみると、ナポレオンは一度フランスに帰ってきたらしいです。しかし、またもや敗戦し、今度は脱出不可能な大西洋の孤島に送られて、そこで生涯を終えたそうです。 私はといえば、世界史はほとんど勉強したことがなかったので、この映画の背景に関する知識も全くなく、しかも理解力にも乏しい為、何故ナポレオンがフランスに帰ってくるとロシアの皇帝がウイーンを去らなければならなかったのかがわかりませんでした。それほどナポレオンが恐れられていたということでしょうか? ↓のレビューを拝見すると、先に書かれている方々が仰るとおり、「ただ一度だけ」の馬車のシーンの延々と続く長回し撮影は、よくもまぁこんなに長々と、しかもちゃんと表情を捉え続けたまま撮ったなぁ~と、このシーンは妙に印象に残りました。あと、もう一つ個人的に好きなところは、メッテルニッヒオーストリア首相が水をグラスに注ごうとした時にロシア皇帝が現れ、驚きの余りピッチャーを傾けたまま固まってしまっているところを元に戻したのがロシア皇帝だった、というシーンです。 トータル的には、華やかなシーンあり、ユーモラスなコメディあり、楽しく歌を歌うシーンありで、素直に楽しめた映画だったと思います。欲を言えば、幼なじみの彼と一緒になってハッピーエンドで締めて欲しかったんですけどね。
[映画館(字幕)] 7点(2006-02-26 23:05:24)
233.  嘆きの天使(1930) 《ネタバレ》 
「最後の人」から6年、エミール・ヤニングスもどれだけ老けただろうかと思って観てみましたが、意外とそんなには老けてなかったのでちょっとびっくりしました。それどころか、逆に若返ったような風にも見えたと思います。 ところで、この時代のドイツ映画って何故か恐ろしくテンポが悪い。間が悪い。必ず途中で眠くなってしまうのですが、この映画もその例に漏れず、途中までは全然面白くなくて、後半くらいになってようやく(“嘆きの天使”の店に戻ってきた辺りから)徐々に面白さを増していきます。E.ヤニングスの凄まじい演技はまさに鳥肌モノ!前半でのダラダラした展開が嘘のように感じられてしまうのですが、よく考えてみると後半のシーンは監督の手腕というよりもE.ヤニングスの怒涛の演技力によるところが大きいような気がします。 ストーリー的には、E.ヤニングス扮するラート(元)教授が見ていて情けないというか哀れといった感じで感動とは程遠く、心に深く残るものはなかったので、ややイマイチな評価になってしまいまして、前半までは5点、後半は9点、時間配分を考えて全体で6点くらいなんですが、ローラの脚線美とE.ヤニングスの迫真の演技にオマケして7点としました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-02-25 23:47:24)(良:1票)
234.  プラーグの大学生(1926) 《ネタバレ》 
鏡のシーンにちょっとビックリした。鏡の左端に写っている女はちゃんと写ってたのにバルドゥインだけが消えていましたよね。あれはどうやって撮ったんだろう?? 他に印象に残っているのは、自分の分身が行く手を阻み執拗に追ってくるシーンでしょうか。確かに追っている方も顔つきが怖くて、追われているほうも鬼気迫る表情でこれまた怖い。この、一人二役を演じたコンラート・ファイトとかいう役者に拍手(ちょっとフケ過ぎだけど^^)。あと、スカピネリ役のおっさんもなかなか怖い。いやむしろ、こっちの方が怖いかも。 やっぱり、昔の役者さんは現代の役者には絶対に出せない顔があって、見ていて凄く面白い。こういう怪奇な世界を味わうんだったら、やっぱりこの時代の作品に限ります。これもまた、クラシック映画の醍醐味と言えるでしょう(結論!)。
[映画館(字幕)] 7点(2006-02-04 17:19:30)
235.  キートンのハード・ラック(悪運) 《ネタバレ》 
一見、ストーリーが繋がってないようにも見えますが、まぁ、辛うじて繋がっているようにも解釈できます。狩に行くのはキートンだけではなく、あれだけの大人数の志願者がいたということだったんですね。 キートンが乗った馬がとても可愛くて、足のポーズを真似したり、上にぶら下がっているキートンをちゃんと背中に乗っけてから歩き出すという可愛らしい性格がとても気に入ってしまいました。 ひもを引っ張ったら熊がやってきてしまったところや、最後のオチなどのような意味不明で常軌を逸した常人には到底考えもつかないアイディアというのは、ギャグの部類としては私にとって一番好きなタイプのギャグなのです(^_^)
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 22:17:00)
236.  散り行く花 《ネタバレ》 
結構期待して観てしまったせいか、やや感動というものが薄らいでしまいました。 よく考えてみると、序盤の旅立ちまでのシーンは後半と結びついていなかったように思えます。青年が旅を諦め街に定住するまでの過程と厳しい現実に絶句し絶望のどん底にいる様をもっと描いた方がよかったかも。実際、彼もルーシーと一緒にいることによって幸せを感じていたのですから。 彼女の方も中国商人の店にかくまわれて彼に親切にしてもらっているときはとても生き生きとしていて、それまでの怯えた表情が嘘のように明るい顔をしていたのが印象的でした。 最後、ルーシーが笑顔を作ったのは、ほんの少しの間だったけど幸せを感じられたからだと思います。それと、わずかだけどバローズに対しても父親への愛があったように感じられました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 13:18:58)(良:1票)
237.  ロバと王女
冒頭の、本の表紙をめくるところから始まる通り、まさに御伽噺。完全に絵本の中の世界です。何のひねりもないストレートな物語なので、煌びやかな映像と美しい歌声を堪能することに専念しましょう。 ドヌーヴの美しさは今まで観てきた映画でわかっていましたが、相も変わらず美しいドヌーヴの、あの長くて綺麗な髪の毛は恐らく彼女自身のものに違いない、と勝手に信じ込んでいます。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 17:30:28)
238.  危険がいっぱい 《ネタバレ》 
この映画最大の疑問は、ドロン扮するマルクが何故あんなオバサンに好意をもっていたのかという事。その辺りの心理描写が描かれていないように思います。それと、偽電報の内容ですが、あれだけだとちょっと解りにくい。雰囲気からバーバラを陥れようとしているのは解るのですが「問題は解決した」だけではチト辛い。 自分の誕生日5月14日牡牛座というのが作中に出てきたのと、随所に見られるカーアクション(車を運転する人もスゴイがそれにぶつかる人や逃げるドロンも体を張っていてスゴイ!)、そして何と言ってもアラン・ドロンの色気にオマケして7点。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-28 19:09:35)
239.  キートンの強盗騒動(悪太郎) 《ネタバレ》 
邦題が少しばかり???なとこを除けば、総じて楽しめたと思います。中でも、エレベーターを使って逃げまくるシーンが特に好き。針を動かせばエレベーターそのものを動かせるという発想がばかばかしくて面白い。釘をたたいて針を1階まで来れなくすれば降りてこられなくなり、振り切れば空めがけて吹っ飛ぶという下らなさ。また、最初は人間だと思っていたらマネキンで、インディアンのマネキンかと思いきや今度は本物の人間だったりと、単純な一発ギャグの寄せ集めではなく、ちゃんと繋がりがあるところがいいですね。 ちなみに、中盤あたりで馬の蹄鉄を放り投げたのは「蹄鉄を後ろに投げれば福が来る」という迷信をもとにしたプロットらしいです。 この作品でキートンを初めて見たのですが、キートンって端正な顔立ちをしているんですね。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-16 01:08:39)
240.  ふたりの5つの分かれ路 《ネタバレ》 
この映画は二人の離婚がスタートとなり、そこから過去に向って時間を遡るように進んでいく。5つの場面があるが、それぞれの場面において“何故離婚するに至ったか”という決定的な事情には一切触れられておらず、描かれているのはその時その時で起こった出来事のみ。友人を招いてのディナーで明かした「一度だけ裏切った」にしても、出産にわざと立ち会わなかったというある意味裏切り行為にしても、新婚初夜のそれぞれの過ちにしても、夫婦関係を継続し難い重大な理由には決して成り得ないものだと思う。 どんなカップルでも隠し事や後ろめたい事は必ずあると思う。様々な愛のかたちがあれど、それが永遠のものか、それとも離別に向かうものかなんてわからない、ということだろうか。 最後の場面で、マリオンと出会った時点で他の女性と結婚まで考えていたジルが、その後どのように変わっていったのかということを敢えて伏せたのがいい。そして、沈みゆく夕陽に向かって泳ぐ二人。二人の結末がわかっているだけあって、今までに感じたことのないような切ない気持ちになった。“夕陽に向かって”というのが二人の将来を暗示させているようで、とても印象深いエンディングだったと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-28 22:39:36)(良:1票)
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