221. ムッシュ・カステラの恋
どんなに年を重ねて、地位も金も有るような立派な紳士でも恋をすれば可愛い子供みたいに純粋な気持ちになるものです。微笑ましくも愛すべき良作。主演及び共同脚本のJ・P・パクリの善人社長ぶりといい、共演女優でもあるアニエス・ジャウィの脚本、演出、見事でした!! [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-02-03 23:03:50) |
222. 幸せになるためのイタリア語講座
人には大なり小なり、色とりどりの悩み事があるものですが、これは午後のコーヒー・タイムのひと時のくつろぎ感を味わうようなに優しく描いていて爽快です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-02 01:10:21) |
223. ハンティング・パーティ
恋人を殺された、ジャーナリストの無鉄砲で危険いっぱいの報復を息つく間もなくグイグイと画面に引き込まれて面白かった。これ程ハラハラさせられた上にゾクゾクと襲ってくる何とも言えない恐怖感がたまりません。創作部分も有りますが、実話とは思えない程の迫力でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-25 22:55:57) |
224. 流れる
時代の流れとともに、廃れかけた芸者置屋の諸問題の数々を絡めた日常の出来事を淡々とテンポよく描いて大変好感の持てるいい映画でした。なにしろ出ている女優さんだけでも豪華すぎて!・・・。こういう作品をテレビで簡単に観れるだけでも有難い世の中になったものです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-01-24 11:52:08) |
225. チェンジリング(2008)
ヒドイ話です!全く、権力の腐敗を含めて、これが事実とは・・・ 、言葉も有りません。どのような虐待行為でも、この映画の前では粉々にかすんでしまいそうな重苦しくて恐ろしい、日本では昭和初期の時代に発生した、とんでもない事件でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-22 23:23:30) |
226. グリース
いかにもアメリカといった感じの陽気で明るく楽しい学園生活の日常を若き日のトラボルタとその恋人役になんと嬉しい、当時の売れっ子歌手オリビア・ニュートン・ジョンを起用しての音楽のセンスも良くて'78の作品なのに、まるで'50後半から'60の前半のような匂いがプンプン漂ってくる作りのイケテル映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-22 00:04:57) |
227. ある愛の風景
この女性監督にはいつもながら、毎回毎回、画面に引き付けられて、僕の感性にピッタリ!人が辛いと思う事や、優しさ、悲しみ、そして残酷なまでの狂気を戦場での体験と共に、一見平和と思える実社会での自然の中で淡々と進行して行きます。そんな複雑な現実の世界の流れの中でも、大人の気持ちには無縁で何も分かっていない、三人の無邪気な女の子達のあどけない姿だけが爽やかな清涼感を与えてくれました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-14 22:53:27) |
228. しあわせな孤独
人生は突然、何が起こるか?一寸先は闇とはよくいったものです。この映画の監督さんは後に同様の難問題を扱った「アフター・ウェディング」も手掛けていますが、救いようのないような難しい問題がよっぽど好きなのか辛すぎる話を観ている我々に突き付けて考えさせられる女性ならではの見事な才能を発揮します。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-13 23:55:23) |
229. ロード・キラー
スピルバーグの「激突」と良く似たような感じですが、違うのは、とんでもない怖い目にあわされた、この二人の男は馬鹿げたイタズラによって自ら招いているんで救いようが有りません。一緒にヒドイ目にあわされたりーりー・ソビエスキーちゃん、可愛いのに道づれとは可哀そう!、 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-11 23:46:48) |
230. 石中先生行状記(1950)
東北地方の素朴な田舎町で起こった三つの話をオムニバスで描いた、成瀬巳喜男の作品にしては暗い部分が全くない明るく微笑ましい映画でした。中でも三話の三船敏郎と若山セツ子のあどけない恋物語はほのぼのとして大変心地よく楽しいものでした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-01-10 12:22:04) |
231. あぁ、結婚生活
スタートから、ドリス・デイの軽快な曲と煌びやかな絵模様のアニメのタイトル・パックが流れ、題名からしても肩の凝らない陽気なコメディーと思いきや、これはちょっと危なくて怖い男女関係をスリリングにまともに描いた面白い映画でした。親友といえど男女問題においては、この作品のように見事に裏切られますのでご用心!! [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-07 23:06:08) |
232. アフター・ウェディング
「しあわせな孤独」に続いて、同監督2本目です。女性らしく繊細なタッチで重苦しい題材を扱うのが得意なんでしょうね、感慨深くて、他の数本も是非見てみようと思うほど力の入った良作!! [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-07 00:45:49) |
233. マグノリアの花たち
憎まれ口や、えげつない冗談の数々(特にシャーリー・マックレーンは最高!)がドン ドン繰り出されますが、本当は皆が気のいい人達ばかりの実に清々しい理想的な素晴らしい街の日常を悲しい出来事も交えながらサラリと描いた、ハーバート・ロスの「愛と喝采の日々」の雰囲気をそのまま生かした良作。それにしても、ここに出てくる女性たちは幾つになっても明るくてユーモアに溢れ、いざという時には芯の強いたくましさがあります。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-05 23:32:32) |
234. P.S. アイラヴユー
最も身近な人を失うほど辛い事はないでしょう。居る時にはどんなにマンネリになっていて何も感じないんでしょうが空気のように無くなるととても苦しく生きて行くのが困難になるくらいに立ち直るのは大変です。そういった感情をヒラリー・スワンクが見事に演じて良かった。死んだご主人役のジェラード・バトラーも「Dearフランキー」に引き続いてこういう暖かい演技は良く合いそうで若返って見えました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-05 00:44:34) |
235. プリティ・ブライド
現実には有り得ない様な漫画チックなストーリーですが「プリティ・ウーマン」の主役二人に監督も同じだけあって大変楽しく見れました。ほのぼのした平和で小さな田舎町で起こるとんでもない結婚式の顛末をおかしいけど善人揃いで暖かく描いたロマンチックで素敵なお話。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-04 23:05:26) |
236. アバ/ザ・ムービー
ラジオのDJ(ロバート・ヒューズ)がアバにインタビューする為に追っかけて、追っかけて、四苦八苦する模様をセミ・ドキュメンタリー、タッチでラッセ・ハルストレム監督が自信に漲った作りに描いていてファンで無くても楽しく見れるように仕上ってます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-27 00:59:09) |
237. マンマ・ミーア!
陽気で可愛く、躍動感に溢れ、自然と浮き浮き!!次々に飛び出してくるアバの数々のヒット・ナンバーと共に'70年代の自分に若返るように青春時代が甦り、大変心地よく穏やかに優しい気分になる楽しいミュージカルでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-26 22:41:52)(良:1票) |
238. 密殺集団
邦題からの印象では派手なアクション活劇の娯楽作と思いましたが、これが意外にも、しっかりとした法曹界における問題点を鋭く突いた、じっくりと深みのある上質の社会ドラマ。マイケル・ダグラスの若く純粋な判事の立場から、法の抜け穴のもどかしさに苦悩する姿を描いてる点は目新しくて貴重な一本。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-12-26 00:33:03) |
239. 厄介な男…からっぽな世界の生き方
人は死ぬとどうなるか?匂いも味もない無い食べ物、酒はなんぼ飲んでも酔う事は無い、感情の無い人達ばかりのいる有って無いような、生きた人間には絶対に馴染む事の出来ない張りの無い生活。もしも死後の世界が有るとしたら、こうゆう事でしょう。この映画は死というものを真っすぐに考え見事な映像にしてくれました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-25 01:02:38) |
240. ホワイト・オランダー
ミシェル・ファイファー演じる気が強く娘を溺愛するがゆえに生じる様々な食い違いや考え方の相違をじっくりと丁寧に描いた見ごたえあるドラマでした。娘役のアリソン・ローマン、初見ですがいい女優さんで母娘二人の白熱した演技合戦は見物です。「ER」のカーター君(ノア・ワイリー)も少しですが出てました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-12-21 23:16:14) |