221. ウエスト・サイド物語(1961)
今に通じる“差別と貧困”や“不寛容による対立”をテーマに、「ロミオとジュリエット」を下敷きにして現代の若者の群像劇を描いたミュージカル映画の傑作。G・チャキリス、R・モレノ、R・タンブリン等の芸達者な踊りに比べ主役二人(R・ベーマー、N・ウッド)は霞んで見えるが、音楽やダンスと芝居の融合という点で、これも計算のうちなのだろう。 躍動的なダンスで若者の活力を謳った「アメリカ」、対立して熱くなった時こそ“頭を冷やせ”のメッセージを込めた「クール」、甘いラブソングの「マリア」等々、名曲が華を添える。お気に入りは「クール」だ。A・パーキンスをワイルドにしたようなT・スミスをメインに、彼らが歌い踊るシーンは「静」から「動」への流れが見事! ラストはトニーが殺され悲劇的な結末だったが、「ロミオとジュリエット」と異なり、生き残ったマリアの叫びは、不毛な対立を越えて微かな救いを残す余韻があった。 フィンガースナップの流行やM・ジャクソンのミュージックビデオへの影響、日本でもジャニーズ少年野球団が芸能界を志すきっかけになった等々、この作品は多くの方面に影響を与えた。そして「サイボーグ009」。ジェットの登場シーンにおけるオマージュは忘れがたい。 共同監督のR・ワイズとJ・ロビンスは作品の完成後決別したとか。2人の才能と情熱が化学反応を呼び起こし、この名作を生んでくれたことに感謝。 [映画館(字幕)] 10点(2015-10-24 20:59:24) |
222. シェルブールの雨傘
全編セリフを歌で表現する斬新な手法。洒落たオープニングや色使いが見事な画作り。M・ルグランの主題曲は物語の情感を的確に表現し、一度聴いただけでメロディーを口遊める名曲だ。 2年間とはいえ、若い恋人同士の“かくも長き不在”は重い。妊娠したジュヌヴィエーヴの決断は切なく辛い選択だろう。兵役から帰ったギイは荒々しく変貌し、戦争の過酷さを物語る。ギイとマドレーヌの恋もお互い傷口を舐め合うような切なさは残るが、健気なマドレーヌの存在に救いがある。 かつて愛し合った2人がガソリンスタンドで再会した時、やけぼっくいに火がつくかなと思わせる展開。だが、それぞれ家庭を持っており、ラストは複雑な思いを抱きながらも別れていく。何事もなかったかのごとく妻子を迎えるギイの姿が余韻を残す。 恋愛経験について「男は別名で保存し、女は上書き保存する」だとか。言い得て妙だが、この映画ではどちらも「上書き保存」、これでいいのだ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-17 14:37:43) |
223. 禁断の惑星
テンペストを土台にして宇宙空間をヴィジュアル化し、人間の深層心理を描いたSF映画の金字塔。白黒SFが中心の時代に、哲学的な内容を含んだ奥深い構想力でカラー映像を製作したことは高く評価できる。ロボット・ロビーの登場は画期的で、その後のフライデー等を経て現代まで脈々と受け継がれる、言わばゆるキャラの先駆者といえる。ハニー・ウエストを演じる前のA・フランシスがキュートな魅力全開。惑星に生き残った博士の潜在意識が生んだ“イドの怪物”のアニメ処理はご愛嬌で、獣性はあるものの全然怖くない。が、自然界では恐ろしい風貌の動物ほど弱い小さな生物であることが多く、怖い姿形は身を守るためということもある。「本当に怖いものは優しい顔をしてやってくる」というくらいだから、案外これでいいのかも。その正体は示唆に富んでおり、現代に目を転じれば、いわゆる「神の見えざる手」の世界にも、まるでイドの怪物が棲んでいるかのような強欲が存在する。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2015-10-11 20:29:05)(良:2票) |
224. 眼下の敵
《ネタバレ》 前半から中盤にかけてはアメリカ駆逐艦とドイツ潜水艦内の人間模様が描かれ、終盤は神経戦を交えた緊迫感あふれる攻防が続く。お互い死力を尽くし、ドイツ側勝利!と思ったら最後は駆逐艦が潜水艦に体当たりし相打ちとなる。R・ミッチャム、C・ユルゲンス演じる艦長の的確なリーダーシップとともに細やかな人間性を描いており、前者は兄貴分的な、後者は父親的なリーダー。特に、ナチスに対する批判的な思いを抱きながらも任務として戦うという、複雑な心情を表すユルゲンスの演技が光る。両艦の衝突後、海上では敵味方の区別なく乗員たちが助け合う。ラスト、潜水艦に残ったドイツ艦長とその部下をアメリカ艦長が救い出す。アメリカ艦長「次はロープを投げんぞ」のセリフに、救出されたドイツ艦長が「いや、君なら投げるね」と返すシーンは名場面だ。海の男ならこのような展開もありえるかなと思わせるリアリティがあり、敵味方の枠を超えた物語としては「戦場にかける橋」より数段上だ。ケネディが乗った魚雷艇109と日本海軍の駆逐艦「天霧」もひょっとして・・・気づいていたら・・・???と思わせるような?・・・なんてね。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-09-27 12:40:53) |
225. 星のない男
《ネタバレ》 私評として文句なしに西部劇のベスト1だ。オープニングは機関車の疾走に合わせF・レインの歌声が響く。飄々としながらも影が漂う主人公のガンマンを演じるK・ダグラスの演技は絶品。流れ者のガンマン(ダグラス)が惚れた女性から「何が欲しい」と聞かれ、帳簿に「you」と書くシーンは粋な演出だ。主人公を慕う若者との交流・師弟愛が心地よい。若者に拳銃の扱い方を教えるシーンはガンマンの真骨頂、軽快に銃を捌いて凄腕ぶりを見せつける。その後銃の腕を上げた若者が人を殺してしまった時、主人公はそれまでの飄々とした態度から一変、鬼気迫る表情で軽はずみな行動を窘める。牧場に雇われた彼には、有刺鉄線で傷ついた苦い記憶がある。やがて牧草地の有刺鉄線をめぐって牧場同士の対立が起り、主人公を巻き込むことになる。この過程で描かれる、スタンピートを織り交ぜた銃撃シーンは躍動感が溢れている。終盤、有刺鉄線をバックに繰り広げられる決闘シーンは、拳銃を使わず殴り合いで決着というのもメッセージ性がある。ラストはトラブルを解決し、「俺に境界は無用だぜ」とばかりに去ってゆく流れ者・・・星を持たない、放浪する男の美学。この映画では「有刺鉄線」という境界(しかも人を傷つけるもの)を問題事の象徴として描いている。現実に境界なしで社会は成り立たないものだが、それがために争いの元でもある。宇宙飛行士が地球へ帰還後に語る「宇宙から見れば国境はない」の精神を連想した。 [地上波(吹替)] 10点(2015-09-23 15:52:54)(良:1票) |
226. 野菊の如き君なりき(1955)
「野菊の墓」とせず、「・・・如き君なりき」と題名をつけたセンスの良さ。また、楕円形のフレームを使用した撮影は、古いアルバムをめくるような画面作りで郷愁を駆り立て、叙情性豊かな名作となった。今では考えられないことだが、「次郎物語」というテレビドラマを観て育ったせいか、映画に描かれた時代背景(家父長制等による「家」の重み)は認識できる。回想画面における笠智衆の静謐な語り(短歌の朗読)は、遠い日の物悲しい記憶を美しいまでに描写している。 [地上波(邦画)] 9点(2015-09-13 13:39:54)(良:1票) |
227. 硫黄島からの手紙
硫黄島二部作の1本、評価は2作トータルで7点だ。こちらの方は日本側からの視点で製作とあったが、栗林中将と西中佐の描き方を見ると「知米派=部下思いのいい上官」的な描き方で、単調なアメリカ目線を感じる。爆撃を受けて馬をいち早く心配するのもどうかと思う。戦闘場面は迫力十分だが、記録映像を見慣れたせいか、リアルに見せようとすればするほど「技術が発達し表現方法が進化しました」という作り物感が出てしまう。戦場では負傷者の血しぶきが顔に当たるどころか、肉片や内臓がもろに飛んでくることもあるのだろう。仮にそこまで描写されたとしても心に響くだろうか。音声も気になる。音の遠近感(奥行)を出す思惑があるのだろうが、小声でセリフをしゃべられても何を言っているのか不明。リアリズムは結構だが、観る(聴く)人を意識して作ることは大事だ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2015-09-09 11:28:41) |
228. 長い灰色の線
長い灰色の映画だったなあ。・・・時間が。とにかくJ・フォードのアイリッシュ愛と愛国者ぶりがよくわかった、てだけの映画。軍人の一代記に特に感じるものはない。T・パワーが終戦直後、進駐軍の一員として来日したとか。その点では適役だったな。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2015-09-09 11:12:37) |
229. 父親たちの星条旗
激しい戦闘場面等を通じて戦争の悲惨さ・虚しさを前面に出している。兵士の苦悩や葛藤を丁寧に描いているが、数多の回想形式映画を観てきたせいか、ものすごい既視感がある。それだけに陳腐な印象。基本的には「市民ケーン」の構成かな?事前にBSのドキュメンタリー番組を観ていたため、星条旗を立てた後も戦闘が続いたことや、写真が戦費調達に利用されたことを知ることができた。一部の兵士をヒーロー扱いする政府やマスコミの手口は醜い面もあるが、冷静に考えればこのような資金調達が戦争勝利に貢献したともいえる。したたかに計算されたアメリカの国力と、最後は竹やりで本土決戦しようとした日本、彼我の差を感じさせられる。印象深いのはアイラ。案の定、数か所のシーンで彼に対する差別が描かれており、人間としての苦悩は深い。陰の主役といっていいだろう。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-09-03 20:55:01) |
230. 日本のいちばん長い日(1967)
史実に基づいて、終戦間際の日本の運命を決する数日間を描いた秀作。登場人物たちの「汗」が緊迫感あふれる事態を象徴している。最高戦争指導会議でポツダム宣言受諾をめぐる議論が続く。対ソ連外交の失敗もあって結論が先延ばしとなり、大臣といえど下からの突き上げで早期終戦をなかなか語れない。徹底抗戦派が強く主張すると、「場の空気読み」で異論を出しにくくなる。これは、指導層(官僚)の無責任体質や「勇ましい意見を言ったもの勝ち」的なもので、現代でも似たような例はある。多くの都市が空襲で焼かれ、原爆を2発落とされてもなおポツダム宣言を拒否し本土決戦を叫ぶ若手将校たち。宮城事件を詳細に描写しており、もしこれが成功していたら、混乱に乗じてソ連が北海道を占領し日本が朝鮮半島のように分断されたかもしれない。そう思うとゾッとする。畑中少佐役黒沢年男は終始ギョロ目で狂気を演じており好演。ナレーションの状況説明が適切で、ポツダム宣言をめぐる議論から玉音放送に至る経過がわかりやすい。 [映画館(邦画)] 8点(2015-09-03 19:36:23) |
231. ファントム・オブ・パラダイス
怪作にして快作。音楽業界を背景にした人間模様が原色コテコテに展開という感じで、ロック・ミュージカルという印象ではない。「オペラ座の怪人」「ファウスト」を土台にしているため物語がしっかりしているのもむべなるかな。ファントムの悲恋が切ないが、怪奇的・喜劇的な要素タップリで、特にビーフ(まさにキモカワイイ)の歌うシーンは何度観ても笑ってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-07-18 14:48:33) |
232. ビヨンド the シー/夢見るように歌えば
歌手B・ダーリンの生涯を描いたもので、興味深く観た。子供の頃の病気が遠因で彼が早世したとは知らなかった。若い頃のボビー・ダーリンをK・スペイシーが演じるには、ちょっと無理があったかな。でも、自ら演出し、懸命に歌い踊る姿は好感が持てる。「有名人をモデルとして、本人ソックリに演じてオスカー受賞」狙いとは全然違う映画。だからこそ支持したい。ちなみに「俳優ボビー・ダーリン」も素晴らしかった(映画「突撃隊」)。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-03 21:38:37) |
233. ALWAYS 三丁目の夕日
これは、疑似ノスタルジー映画だと思う。全体を通じて人情味を出そうとする姿勢はいいが、人物描写に血が通っていないような印象を受ける。特に堤真一の役柄が共感できず、物語の展開を台無しにしてしまった。CGによる昭和30年代の描写は素晴らしいし、東京タワーの建設途上シーンに高度成長期の活力を表現した着眼点はいい。でも、たまたま回顧番組のテレビ「月光仮面」で、同じように建設中の東京タワーを見たが、白黒で雑な画像ながら、こちらの方がより強く感動した。 [地上波(邦画)] 3点(2013-08-25 15:12:39) |
234. スタンド・バイ・ミー
ノスタルジー映画の代表的なもので、好きな作品だ。少年期に体験する冒険、友情、喧嘩、家族の葛藤などを通じて精神的に成長していく姿をしんみりと描く。主役W・ウィートンと悪童役K・サザーランドが対照的で適役だ。ブルーベリーパイの大食い大会はユーモラスだけど、ゲボを吐くシーンだけは好きになれない。逆に、好きなシーンは猛犬と恐れられた犬が、実は弱々しい小さな犬だったというオチ。伝説とはこういうもの、というナレーションには「そうそう」という思いだった。「ミネソタの猛虎」とか「AWAの帝王」と呼ばれたヴァーン・ガニアの初来日時のファイトがまさにこれにあたる。それまでは、「チャンピオンは強い」というイメージ(あくまでもイメージ)があったが、見事に壊してくれたもんなあ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-18 11:51:52) |
235. 12人の優しい日本人
「十二人の怒れる男」の合わせ鏡のような展開で、一人だけ強硬に有罪を主張した人が徐々に追いつめられる終盤は尻上がりに面白くなる。でも、初めに無罪を支持した人たちがいずれも明確な説明ができないというのは、日本人の優柔不断さを表現したかったのかもしれないが物足りない。10人も揃っていれば、一人ぐらいは理路整然と説明して相手に反論する人がいてもいいと思うし、その方がもっと深みが出たんじゃないかな。それ以外は全体的に面白くまとまっている。まあ、もともと本家「…怒れる男」があっての話だけど。「竹脇無我の無」とか「ダヨーンのおじさんの似顔絵」(全然似てない)は、ヒッチコックのカメオ出演的な遊び心があって、いいと思うよ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-08-18 11:09:48) |
236. アメイジング・グレイス
《ネタバレ》 イギリスにおける奴隷貿易の廃止という、利害関係が複雑で国益が絡む問題を解決するために立ち上がった政治家の悪戦苦闘を描く。多くの人の決断と仲間づくりと行動、そして駆け引きやある種の狡さをもってようやく目的が達成できるものだなとつくづく思う。名曲の誕生秘話も描いているが、一番の主題は奴隷貿易の廃止であり、これを縦軸に、主人公ウイルバーフォースと時の首相との友情を横軸に据えて物語が展開する。直接的な話法を用いず、奴隷が置かれたひどい境遇をあえて見せない。その隠喩として、馬に対する過酷な仕打ちが代弁している。 ウイルバーフォースは奴隷への拘束用具などを見せて過酷な状況を説明し、時には死臭をかがせることで廃止反対派議員を動揺させ、説得する。議会での討論は丁々発止で、イギリス流のウィットもあり見ごたえ十分である。そして何より首相との終生変わらぬ友情が胸を打つ。さりげないアイコンタクトなど絶妙だ。 最近の映画はやたら刺激的なシーンを見せたがるが、観客の想像力に訴える手法(劇中では、議員の想像力に訴えている)もよいと思う。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-07-14 23:12:43)(良:1票) |
237. 舞踏会の手帖
あの頃出会ったあの人はどんな人生を送ったのだろうか、という思いが時々頭をよぎる。若いころに舞踏会で踊った相手の消息を訪ね歩くヒロインも、歳を重ね未亡人ということもあり、そんな感傷を抱いたのか?相手もひとつひとつの人生を送っている。中には犯罪者もおり、十人十色、栄枯盛衰、人生いろいろ、山あり谷あり・・・さまざまな言葉が思い浮かぶ。人生の意味を深く問いかけるような映画だった。だいぶ前にテレビで一度見たきりなので、また観たい映画の代表格。この映画の監督J・デュヴィヴィエ、F・キャプラ、木下恵介は何か相通じるものを感じる。3人とも巨匠として評価されているけど、私としてはトップクラスで名前を挙げたい監督だね。 [地上波(字幕)] 10点(2013-06-23 21:55:15) |
238. シャレード(1963)
「ヒッチコック映画よりヒッチコック的な映画」といったらいいかな。ラブ・サスペンス・ユーモアの要素がたっぷり詰まった傑作で、ハラハラドキドキのテンポも程よい。脚本・監督がうまいのはもとより、主役良し、脇役良し、音楽良し、タイトルデザイン良し、加えてファッションの魅力あり。J・コバーンの死体のシーンはちょっとドッキリで、これも良し。ダイハツから同名のクルマが発売された時はもちろん買いましたよ。バックナンバーは「333」じゃなかったけど・・・。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-05-25 22:22:27) |
239. 第三の男
カメラワークが素晴らしい。光と影、角度を変えた画面構成、ラストの絵画的なシーンの印象深さ等々。最初はサスペンス映画と思って観たが、人生を深く考えさせられる社会派の映画という感じだった。いつの世も戦争後のどさくさに紛れて大儲けする奴はいるもんだ。終盤、追い詰められたハリー・ライムが下水溝から手を伸ばし、地上に這い上がろうとするが果たせず、その姿が彼の人生を象徴していたように思う。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2012-12-31 20:42:06) |
240. 荒野の1ドル銀貨
《ネタバレ》 何といってもG・ジェンマの魅力に尽きる映画だが、アイディアもなかなかいい。銃弾が胸に当たって、たまたまポケットに入れていた硬貨に当たり命拾いした・・・。現実にも似たような話は結構あるようで、数年前にも「発砲されたが、胸の手帳に銃弾が当たり、生命が助かった」というニュースがあった。即座にこの映画を思い出したが、インターネットでは話題にならなかったような気がする。主人公ゲーリー・オハラ、いい名前ですねえ。 [地上波(吹替)] 8点(2012-12-30 22:54:46) |