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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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241.  クリミナル・ラヴァーズ
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」風の逃避行型ロード・ムービーかと思いきや(だってタイトルが「クリミナル・ラヴァーズ」だし、二人が典型的なバカップルなんだもん)、途中から「本当は怖いヘンゼルとグレーテル」へと変貌。確かに【SAT】さんの書かれている様に、ここにはありとあらゆる悪徳が描かれてる。虚言、誘惑、嫉妬、殺人、強盗、監禁、男色、カニバリズム…。フランソワ・オゾン作品は消毒臭の漂う様な映像が多かったですけど、本作はやけにヘヴィでダーティ。何を伝えたいのかは今一つ解りませんでしたが、サスペンスフルな展開で最後まで見せてくれました、6点献上。
6点(2004-09-14 23:16:27)
242.  サイレンス
話的にはイランの話だと思うんですけど、同国での検閲を嫌い、本作は全編タジキスタンで撮影されたのだそうです。しかも巨匠モフセン・マフマルバフと言えど、予算も潤沢じゃない様子。だから風景を撮影することが出来ない。出演者も素人ばかりで、動きのある難しい演技が出来ない。さあ、どーする? きっとそれで、ヤン・シュワンクマイエルばりの接写映像ばかりになってしまったのだと思います(確証無し)。従って映像からは全く空間的広がりを感じることは出来ませんが、イメージと文化の広がりは十二分に感じることが出来ました。それにしてもお母さんを除けば、ほんの一瞬映るだけの人も含めて、本作には美女と美少女しか出てきませんねぇ…。こんなトコも含めて、マフマルバフの映画は非常に私好みです、6点献上。
6点(2004-09-14 23:14:29)
243.  シーズ・ソー・ラヴリー
ありそうで無かったタイプの大人のラヴ・ストーリー。何が衝撃的って、男が初対面の自分の子供に向かって「お前はいらない。俺が欲しいのは彼女だけだ」とはっきり言う所。誰が定めたかも判らない、所謂モラルをここまで明快に否定した映画は他に無いでしょう。存在すら知らなかった自分の子供が突然目の前に現れた時、普通の映画では、まるで宇宙の定理の様に一瞬にして母・父性愛に目覚めてしまう。でも、果たしてそうか? 何かで親や子供には時間をかけて「なる」ものだと読んだことがありますが、そっちの方が正しいでしょう。子供の存在を知らなかった男は、もちろん親になってなかった訳ですけど、女の方も親にはなってなかったのです。愛し合う男女の話として、これは非常に正しい結論だと思いました、6点献上。
6点(2004-09-12 00:06:06)
244.  ペンタグラム/悪魔の烙印
時期的にもほぼ一緒だし、どうも「ペンデュラム/悪魔のふりこ」と本作が記憶の中でごっちゃになってしまってる。紛らわしいんだよ、邦題が…。で、思い起こせばこちらの方は、刑事ドラマ、サイコ・スリラー、カー・アクション、そしてホラーとオカルト等が渾然一体となって楽しめる、中々の快作に仕上がってます。【番茶】さんの言われる「不死身アクション」としても、「ヒドゥン」や「エンド・オブ・デイズ」等よりも描写が直接的で(今思えば「マトリックス」的?)、初見時は結構インパクトがありました。ま、馬鹿馬鹿しいっちゃ馬鹿馬鹿しいんですけど、私、こーゆーの好きなんだもん、6点献上。
6点(2004-08-24 18:10:35)
245.  ルナ・パパ
「アメリ」と「ミルクのお値段」と「黒猫・白猫」と「カンダハール」、そして「UFO少年アブドラジャン」(観てないですけど…)を合わせた様な毒のあるファンタジック・コメディ。ちょっと考えただけでこれだけの映画を連想してしまうんだから、確かに新味はないかもしれない。本作に独特の雰囲気をもたらしているのも監督の才能等ではなく、偏に日本人に全く馴染みの無いタジキスタンのシュールで美しい風景とロシア語の響き+チュルパン・ハマートヴァの(日本だけで受けそうな)キュートで過剰な色気だと思う。でも、もちろん日本人の私にとって好みの映画なのは間違いないです。ところで、基本はドイツ映画だと思うんですけど、どういう経緯でタジキスタンが舞台で、しかも日本までが製作に咬んでいるのかが知りたい…、6点献上。
6点(2004-08-19 19:40:57)
246.  ニンゲン合格
不可逆的な現代家庭の崩壊を、黒沢清らしい冷徹な視線で描いた残酷なファンタジー映画。血が水より濃かったのは昔の話、今では水蒸気よりも儚い存在です。一瞬は心地良い家族ごっこも、ずっと続けていく程の魅力には欠ける。主人公の言う「いたければいればいいし、出て行きたければ出て行けばいい」緩やかな連帯が現在の家庭の姿であり、決して最後の拠り所ではない。ここまで「あからさまに」現代家庭の本質を突いた映画は無いと思う、面白いかどうかは別にして。本作は玉手箱を開けた浦島太郎が断末魔に見た夢、それも叶わぬ夢なのです。という訳で、6点献上。
6点(2004-08-16 13:34:09)
247.  わたしが美しくなった100の秘密
最近、静かに流行りつつあるモキュメンタリーの手法をとったブラック・コメディ。ド田舎の町で開催されるミスコンの予選を描きながら、頭の中が空っぽの田舎者(つまりはステレオ・タイプ)のアメリカ人を痛烈に皮肉る。特に日系人に養子にされた白人少女という設定と拒食症(要するに精神障害)の前大会女王は痛烈。そして悪役(?)のデニス・リチャーズよりも、ヒロインのキルスティン・ダンストに最大公約数的なアメリカン・ティーンへの皮肉が込められてると思う(それにしても、今となってはオールスター・キャストだなぁ)。「猟奇的な彼女」を超える大勢の美少女の一斉嘔吐シーンなんて見せ場もあります。面白いのは、ミスコン自体への皮肉は余り感じられないこと。ま、滑稽なのはミスコンじゃなくて「人」ですけどね…、6点献上。
6点(2004-07-29 11:17:14)
248.  しあわせ(1998)
オープニングに、これから始まる物語のイメージと台詞の断片が一気に提供されるので、一瞬何が何だか分からなくなる。しかし、それが徐々に二つの物語へと収束していき、更にラストでは一つになっていく。ストーリー自体には取り立てて新味はありませんが、フランス、イタリア、トルコ、カナダ、アメリカ、メキシコとグローバルに舞台を変えながら、クロード・ルルーシュが美しい映像はそのままに凄くモダンな映画に仕上げています。それにしても、確かに何でこの映画に「しあわせ」等という、いかにも投げやりな邦題を付けたんでしょうか? それが本作一番の問題です、6点献上。
6点(2004-07-29 11:16:49)
249.  プロヴァンス物語/マルセルの夏
本当に何も起きない。20世紀初頭、フランスの比較的裕福な一家がプロヴァンスで一夏を過ごすだけの話。しかし、それが観てる方にも束の間の休暇を与えてくれる。映画は大人になったマルセルの思い出という形で作られているので(大人の本人は一切登場しませんが)、余計郷愁を誘う形になっている。自身にはこういった思い出は皆無(若しくは忘却の彼方)だし、両親への愛着もマルセルの様にはなかったので、小さな「父の栄光」を我が事の様に一喜一憂するマルセルを羨ましく感じました。また、教職の父も非常に人間臭く、こういうのを微笑ましいと言うのでしょう、6点献上。
6点(2004-07-29 11:15:08)(良:1票)
250.  青 ~chong~
本サイトでの私のレヴュー対象は「映画」のみ。私の言う映画とは、地球上の何処かの劇場で1回でも上映された商業作品のこと(もちろん私の知る限り。従って「刑事コロンボ」は映画ではなく、「激突!」は映画です)。本作は日本映画学校の卒業制作ですが、一般公開されている立派な商業作品でもあります。内容は1991年の、高野連の神奈川朝高の大会参加特別措置をベースにした青春映画。本作を観ると在日の人達の方が(北朝鮮に住む朝鮮人は知りませんが)韓国に住む韓国人よりも日本人への憎悪が深い様に感じます。そして在日のアイデンティティをテーマにすると、どうしても最後は「俺は俺」的な着地点に落ち着いてしまうのが「GO」同様の難点。しかし、本作は自主映画っぽさの無い中々の力作です、6点献上。
6点(2004-07-22 17:35:13)
251.  プロポーズ
ハッピー・エンドの予想がつくラヴ・コメディだし、独身男の持つ結婚のイメージが類型的でもありましたが、男性にとってのマリッジ・ブルーと結婚に追い詰められていく様子には中々共感できる部分があり、個人的には面白く観れました(ま、結婚生活に期待と不安を持つことは男女に違いはないでしょうけどね)。クリス・オドネルのプロポーズも良~っく解ります。相手が好きなのは間違いないし、結婚したい気持ちにも間違いはない。でも、今一つ心の中では踏ん切りがついていないことが表情に出てしまう。女性はこういうことに敏感ですからねぇ。私も気をつけないと…、6点献上。
6点(2004-07-15 23:33:42)
252.  タオの月
仏教美術に傾倒していた雨宮慶太が案の定行き着いたアクション特撮時代劇。雰囲気はほとんど「ゼイラム」シリーズと変わりませんし(お馴染みの森山ゆうこも登場してますが、今回の美少女は当時15歳の吉野紗香。いや~、ちっちゃくって可愛い)、ストーリーも特に新しくありません。殺陣の演出にはスピード感が欠けてるし、マカラガと呼ばれる最終生物もホントにショボい。しかし、永島敏行と榎本孝明の気による一騎打ちの映像表現や「ペンは剣よりも強し」ならぬ「筆は刀よりも強し」を地で行く武器設定等、センスの光るシーンで楽しませてもくれました。という訳で、6点献上。
6点(2004-07-09 16:10:55)
253.  老人Z
映画版「アキラ」では描かれなかった鉄雄の機械との融合。その欲求不満が爆発したのか、大友克洋の脚本は後半の際限なく周りの機械を取り込んでいく完全介護ベッドの描写に、原作「アキラ」のクライマックスのイメージを投影している様に感じました。アンナミラーズの制服と白衣の描写には、スタッフの並々ならぬ思い入れを感じました(それでわざわざ江口寿史にキャラクター・デザインを発注したの? あと、本作繋がりで「PERFECT BLUE」が出来たのかな?)。映画的には全くメッセージ性とは無縁のノンストップSFギャグアニメ。こういう疾走感は結構好みです、6点献上。
6点(2004-07-09 16:09:17)
254.  ポネット
確かに平和な時代の「禁じられた遊び」って感じですね。平和な時代だけあって退屈は退屈だし、【もちもちば】さん同様、私も基本的に子供ものってダメなんですが、出ずっぱりのヴィクトワール・ティヴィソルちゃんのお陰で始めっから終わりまで見入ってしまいました。これってこの子が天才なのか、演出が神懸り的なのか、それとも、何度も何度も唯ひたすらカメラを回し続けた努力の成果なのか?(しかも彼女の演技は良いカットを繋ぎ合わせたのではなく、どれもが長回しの1カットです!) あと、もう一つ気になったのが、この幼児達の醸し出す性的匂い。これが奇異に映るのは私が日本人だから? フランス人はこれを観て性的印象は受けないんでしょうかねぇ(アメリカでは即カットでしょうけど)。う~ん世界は広い、6点献上。
6点(2004-06-17 23:05:31)
255.  ひかりのまち
そこは不完全な人間達がひしめき合い、いがみ合い、孤独を愛憎しながら暮らすまち。そこは“Wonderland”と呼ぶには程遠い世界。だから互いに、余りにも脆弱な絆を手繰り寄せ、それに頼らないと生きていけない。しかし、時としてその脆弱な絆が小さな奇跡を呼ぶこともある。そして「アリス」の誕生した場所は、例えそこがどんな所であろうとも、希望のひかり溢れる“Wonderland”になるのです。「マイ・ハート、マイ・ラブ」風の設定(仕上がりは更に地味)の上、私の嫌いなインディ臭もプンプンでしたけど、決して幸せには見えない一家の何にもない四晩が、不思議と心地良い気持ちにさせてくれました。私も孤独を愛憎する都会人だからか、または皆さんがお書きの通りマイケル・ナイマンの音楽のなせる業なのか…、6点献上。
6点(2004-05-25 23:06:51)
256.  エコエコアザラクII BIRTH OF THE WIZARD
≪これで貴方も魔女の虜・エコエコ耐久第二弾/黒井ミサ=吉野きみ佳≫ 黒井ミサがどのように黒魔術を使えるようになったのかを描く、前作から遡った「リング0/バースデイ」の様な魔女誕生編。次々と宿主を変えて、選ばれし娘・ミサの身体を狙う冥界からの異者と、時空を超えてミサを守りにやって来た男との攻防。なんか「ヒドゥン」と「ターミネーター」を合わせた様なストーリーですけど、低予算ながら所々にセンスを感じさせる佐藤嗣麻子の演出で安心して観ていく事が出来ます。前作の菅野美穂みたいな強烈な脇役がいないのが玉に瑕ですけど、それでも充分6点献上。
6点(2004-05-14 22:36:22)
257.  フェティッシュ
殺人事件のマニアが最終的に殺人マニアになるというお話。事件現場で一人芝居の様に嬉々として事件を再現する様が可笑しくも不気味。オチもブラックでいい感じ。しかし傍から見たら不気味でも、人間の嗜好は千差万別。暗闇で映画を観続ける私も、ジャニーズを追いかけ続ける女の子も、毎日素振りを何百回とする高校球児も、本作のヒロインと同じ重度のフェチです。我々全員、きっと人には理解できない不気味なことをし続けているに違いありません。ところで、この着想と共にスタイリッシュな映像も印象的な本作ですが、この監督さん、他に何か撮ってます? 6点献上。
6点(2004-02-20 01:05:38)(良:1票)
258.  サウスパーク/無修正映画版
確かに“bigger, longer & uncut”だった。本放送ではピー音入りまくりなのでフラストレーション解消にはなる。しかし“fuck”だの“shit”だのと言われても、日本語を母国語とする私にとっては、それがどの程度のものなのか知識では知ってても感覚では解らない。それに、日本人がまず「オマ○コ」とゆー言葉を使わないのと違い、アメリカでは“fuck”等は(もちろん悪い言葉ですけど)誰でも使う日常用語ですしね。この映画版に限らず「サウスパーク」でいつも思うのは、(風刺や皮肉以前に)有名人を実名及び似顔絵で登場させた上に、徹底的にコキ下ろす所。例え出鱈目なギャグ・アニメとしても、これを許容するアメリカ社会の懐の深さは、極東の島国にはとても敵いません。ということで、ウィノナ・ライダーのピンポン芸に、6点献上。
6点(2004-01-09 14:51:58)
259.  ハイスクール・ジャック/怒りの教室
金属探知機が設置され、空港の様なセキュリティ・チェックの行われる校門。市の予算が足りず窓ガラスが割れたままの教室で、真冬の寒風吹き荒ぶ中で行われる授業。専任の警官がパトロールする学び舎。いくら荒廃が叫ばれようと、日本からは想像もつかない教育環境がアメリカにはあります。最終的に殉教者を作ってしまうストーリー展開は、本作の問題提起を弱めているだけにしか見えませんでしたが、それでも全編興味深く観る事ができました。そして生徒一人一人の個性に望みを託せる希望あるラストが、本作の陰惨さを救っていると思います。そういうことで、6点献上。
6点(2004-01-04 12:23:51)
260.  ターザン(1999)
「ジャングル・サーファー」という意味がようやく分かりました。このスピード感の演出は特筆に価すると思います。また、中には下品なジェーンに反感を持つ方もいる様ですが、私はほぼミニー・ドライバーをそのままイメージした(であろう)下品な(若しくは陽気で活発な)ジェーンに好感を持ちました。もしかしたらミニー・ドライバーにとっての最高傑作は本作かもしれません(顔が出てないからそう思うのかも?)。様々な現実社会の問題もさり気なく盛り込まれてるし、どちらかと言うと男の子向けということもあるのでしょうが、個人的に本作への好感度は高いです。そういうことで、6点献上。
6点(2003-11-02 03:44:00)
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