241. 私の男(2013)
子役が見事。表情を殺して必要以上に瞬きをさせる演出により、子役の少女はまるでお人形さんのように魅力たっぷりに映った。あと、二階堂ふみはあの若さで貫禄十分の存在感。というように、この映画は役者の画だけを観せる作品。ストーリー展開には全くついて行けなかった。二階堂ふみの無駄遣い。 [DVD(邦画)] 4点(2016-05-15 00:23:28) |
242. かぐや姫の物語
ただ単に水墨画風のアニメを作りたかっただけで、ストーリーはダラダラして何の感銘も受けず退屈極まりなかった。画のタッチを目玉にするのだったら、メリハリの利いた短編の方がよかったのではないか。また、相変わらず主役のキャラクターデザインに魅力がない。ジブリアニメは過大評価されているような気がする。 [DVD(吹替)] 4点(2015-01-22 23:25:35)(良:1票) |
243. ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える
アランのキャラの作り方が肌に合わない。やることなすこと全てにムカついて笑いにつながらない。 [DVD(字幕)] 4点(2014-10-15 19:29:08) |
244. 秒速5センチメートル
細密描写がウリとの評判を聞いて期待して鑑賞したもんで、落胆が大きかった。まず人物描写がひどい。キャラクターデザインは女子中学生が描くような陳腐さで、書き込みもほとんど省略しているし、ときどき人物デッサンまでもが狂っている。あと、光を多用しすぎて全体的にツルツルしており、写実感がない。最後に、風になびく草木とか髪の毛の動きが、同じパターンの繰り返しであきらかに手抜き。背景描写の細密さをウリにするのなら、これらにも真面目に取り組んでほしい。あ、ストーリーは問題外。こんな話の展開にすれば客は感動するだろ、との安易な思惑がミエミエ。なんの深みもない。 [DVD(邦画)] 4点(2014-10-13 14:58:47) |
245. 20世紀少年
原作そっくりのキャラを集めたのではなく、浦沢直樹が、原作を作画するにあたり、実在の俳優を意識したキャラクターデザインを創って描いているように思えた。この漫画、映画化を強く意識しているなぁと、連載中から感じていた。なので、この配役はほぼ想定内。あえて、原作で浦沢が想定していた俳優とは異なる役者を揃える、という手もあったとは思うが、浦沢本人が本作品のスタッフに加わっている以上、この配役は必然だったのだろう。このような漫画っぽい(実際漫画なのだが)映画を企画する場合、東宝がまず候補にあげるであろう監督が堤監督なのではないだろうか。よい映画を作るということ以前に、興行的に成功させなければならないのだから。もともと2~3時間で映像化できる訳もなく、はじめから続編ありきの企画なのだからなおさらだ。そうゆう意味で、堤監督は映画会社の期待どおりの仕事をしたと言える。私はまったく評価できないが。 [DVD(邦画)] 4点(2014-09-24 23:23:12) |
246. 夏の終り
《ネタバレ》 満島ひかりさんには、小悪魔的で妖しげな魅力てんこもりであると以前から感じていたので、彼女の自伝であればまあ納得なのですが、瀬戸内寂聴さんの自伝と知ってしまったらもうあきまへん。画の中の満島ひかりを、頭の中で瀬戸内寂聴に変換してしまい、まともに鑑賞することができませんでした。ただ、服(とくに和服)とか家具とか街並みとか時代の空気感は、ほぼ完璧に当時を再現していると思われ、手を抜かない丁寧な仕事ぶりに感心いたしました。 [DVD(邦画)] 4点(2014-09-16 19:55:21) |
247. 阪急電車 片道15分の奇跡
この安直な感動ものは、まるでコンピニの菓子パンのようだ。食べる前はおいしそうに見えるけど、半分くらいで飽きてくる。人工的な甘みで、食後に残るのは不快な膨満感。 [DVD(邦画)] 4点(2014-09-08 01:22:34) |
248. プリンセス トヨトミ
「前田有一の超映画批評」で高得点だったので観てみたのですが・・・プロは評価基準が異なるのか、シロートには理解できない深い洞察があるのか、それとも単なるシャレなのかわかりませんが・・・4点。 [DVD(邦画)] 4点(2014-09-07 21:22:43) |
249. 渋谷区円山町
1話目は、さすがに感情移入までには至らなかったが、ありそうな話で最後まで面白く鑑賞。2話目はダレた。もう少し短くまとめてもよかったのでは。あと、主役の相手(背の高いちょっと大人びたタイプの子)の演技か・・・。素人っぽいというのでもないので、もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ、と。 [DVD(邦画)] 4点(2014-09-07 20:15:12) |
250. 輪廻(2005)
《ネタバレ》 これはいけません。あの人たちは、亡霊(というかほぼゾンビ)になって犯人を追いつめる、ただそれだけのために死んだのですか?それも、好き好んで死んでいったわけではなく、同じ被害者仲間に殺されて・・・。怖いシーンを見せるためだけに考えられた、安直な脚本。だから、個人的にはこの映画の怖さはとても表面的に感じ、尾を引きません。ただ、みなさんの言われるとおり、主演女優の演技にはとても感動しました。美しい人ですね。 [DVD(邦画)] 4点(2014-08-31 09:16:03)(良:1票) |
251. 北のカナリアたち
すべての日本国民(特に男性)を敵に回す覚悟であえて書くが、吉永小百合って大根?吉永小百合が、吉永小百合にしか見えない。夢千代日記は抑えた演技が強く印象に残っているのだが。となると、監督や脚本の問題か?吉永小百合以外の役者、柴田恭兵や仲村トオルにしても見どころなし(まあ、中村トオルはもともとが大根だが)。唯一の見どころは北海道の自然描写、というところか。ひまつぶしにもならなかった。4点。 [DVD(邦画)] 4点(2013-09-20 13:56:41)(良:1票) |
252. パリ、テキサス
《ネタバレ》 ここでの評価が高かったので観てみたのですが、みなさんと感動を分かち合えなくてすみません。でも、主人公は身勝手すぎるし(弟が迎えにきたのに完璧に無表情ってのはなんで?)、子供は子供であんなに世話になった弟夫婦に未練が全然ないし、、、理解できない。ライ・クーダのギターは良かったけどね。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-05-04 16:49:08) |
253. スカイライン-征服-
《ネタバレ》 さすがにあのラストは予測できませんでした。私の負けです。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2016-07-05 22:04:19) |
254. レンタネコ
この監督は、こんな空気の画しか撮れないのかな。「かもめ食堂」は斬新に映ったんだけど、ちょっと飽きたかな。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-06-22 23:52:00) |
255. ストーカー(1979)
屋根の上で昼寝をしたときに見た不条理な夢を漫画にしたら世の評論家から大絶賛されて描いた本人が驚いたという「ねじ式」と同じ。ゾーンの描き方も、意図的にSF的描写を避けたのではなく単に予算とセンスがなかったからではないのか? [DVD(字幕)] 3点(2015-06-30 21:08:08) |
256. 隠された記憶
最後まで観るのが苦行でした。 [DVD(字幕)] 3点(2014-10-20 22:30:20) |
257. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
《ネタバレ》 1作目は、タイムパラドックスの妙と展開のノリに助けられ、学芸会的な演技も「ご愛嬌」として鑑賞できたが、同じノリで2作目を作られても困ってしまう。冒頭のスケボーシーンなど1作目のパロディを入れているが、かなり強引なパロディで興ざめ。「カリオストロの城」の予告編に「1作目を越えなければ続編の意味はない」という名セリフがありましたが、本作は1作目におんぶしているだけ。 [DVD(字幕)] 3点(2014-10-13 23:45:36) |
258. ルナシー
好きか嫌いかと問われれば嫌いです。というか、私の人生に不要です。 [DVD(字幕)] 3点(2014-10-11 12:33:27) |
259. フライングハイ
真面目な顔でバカをやっていることは十分わかるが全然笑えない。比較するのもアレだが、「真面目な顔でバカをやっている」という点で共通している「不思議惑星キン・ザ・ザ」が100倍面白い。 [DVD(字幕)] 3点(2013-11-06 22:40:20) |
260. アリス(1988)
監督の自己満足映画。原作に負けないくらい不可思議な画だが、不可思議さの種類が違う。ただ気持ち悪いだけで、原作の雰囲気をだそうという気なんてまったくない。だったらこんなタイトルつけるなよ。 [DVD(字幕)] 3点(2013-09-23 00:55:22) |