241. 学校Ⅱ
正直言って私は障害を持った人が苦手である。なぜなら彼らと対峙した時の自分が、あまりにも醜いから。偏見と差別で彼らを見てしまうから。これは本当に隠しようのない私自身の性なんです。 そんな私にはこの映画はあまりにも大きく寛大で、手の届かない理想郷のようなものでした。こんなにも生々しく心に訴えかけられたら、己の本性を剥き出しにされてしまいます。とんでもない映画です。 「子供たちに迷惑をかけられるのが教師の仕事でしょ」「教師が楽できる手のかからない人間を作ることが学校教育だと思っているの?」 この作品を教員免許習得前に観せることを、どうか義務付けてほしいものです・・・。 [インターネット(邦画)] 8点(2019-11-29 22:25:48)(良:1票) |
242. パディントン2
《ネタバレ》 安心して観てられる作品。2作目ともなると、各キャラクターの見せ場を作るのが難しくなったりすものだが、本作はそんなこともなく、ブラウン一家全員の活躍がちゃんと用意されていたことに感心した。ただちょ~っと残念だったのが、脱獄したナックルズたち囚人仲間たちの活躍が呆気なかったこと。もっと彼らなりの見せ場を期待していただけに、あれっぽっちだったのが物足りなく思えた。 看守が消灯時間前に囚人たちに、館内放送で絵本を読み聞かせているシーンが好きです。ほっこりしました。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-11-28 20:10:26) |
243. 私の中のあなた
《ネタバレ》 あまりにも言いようのない重い話。てっきり実話なのかと思ってしまった。よくまぁこんな話を考えついたもんです。 一見すると救いようのない話に見えるが、生きることと死ぬことを見事なまでに提示している。こんなにも愛され、そして愛した人生を私は羨ましく思う。短い人生だったけれど、長く無駄にダラダラと生き続けている人生の何万倍も素晴らしく美しい。姉の命を救うために生を受けた妹のアナ。事実を知っても姉を、家族を恨むことなく愛し続けた。私にはとてもそんな寛大になれる自信がない。父親も、母親も、母の妹も、兄もみんなほんとうに素晴らしい家族だ。 出演されている役者さんみな、迫真の演技で拍手喝采ものなんですが、特に感心したのはアナ役のアビゲイル・ブレスリンちゃん。この作品の中でも最も難しい役どころだったと思います。だって真実を隠しながら愛すべき母と対峙しなければならいのですから。 唯一ん?となってしまったのは、髪が抜け落ちて恥ずかしがっている娘に、自分も髪を刈り上げて丸坊主になった母親。でもその後のシーンでは普通に髪生えてて、ん?てなってしまった。月日が経ったといのは理解できても、頑なに坊主でい続けていないことがなんかモヤモヤしてしまった。まぁそんなに気にしなくてもいいことかもしれないけれど、衝撃的な展開だっただけにあまりにもその後があっさりしすぎて、その温度差に違和感を感じてしまいました。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-11-27 10:12:14) |
244. JAWS/ジョーズ2
《ネタバレ》 40年の歳月を得て初めて鑑賞。その長い年月の中で、ただただ酷評を刷り込まれ続けてきたので、期待値はグーンと下げて挑みました(笑) 始まって数分でこの映画がすでに1作目を超える、または同等のレベルではないと確信。だってダイバーが襲われるシークエンス、あまりにもチンケすぎて、え!?学生が作ったの?と疑わしくなってしまった。いくら期待値を下げてと言っても、もうちょっと見所があってもいいんじゃないか。後半は沖合で、学生VSサメの図式になるが、ヨットの上でただ怯えるだけで、もうちょっと彼ら学生たちの設定を生かした活躍を描いても良かったんじゃないかな。 総評すると、B級サメ映画、です。はい。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-11-24 17:15:17) |
245. レプリカズ
《ネタバレ》 キアヌ・リーブス主演で、そこそこ興味を引くような設定なのに、なんでこんなにも投稿者が少ないんだ! まあそれこそがこの作品の実態なのでしょう。 映画通な人ならばこの映画の予告編から、ペットセメタリーみたいなものを連想したに違いない。生き返った家族が別人のようになり暴れだす。そんなことを想像したはず。ところがどっこい、そんなことにはならず、生きてた時となんら変わらない状態で復活しちゃうんですね。記憶だけなら分からなくもないんですが、感情や思考までもが生前となんら変わらないって、どんだけすげぇ技術力なんだよ。ただそのせいでホラーやSF的要素は、ぐーんと減ってしまったけど。さらに言えばそのせいでドラマチックな要素もぐーんと減り、まったくもって面白味のない内容になってしまった。 医療目的と思ったら軍事利用だった!ていうオチもいい加減飽きました。100歩譲ってそういうオチだとしても、もっとグイグイ引き込まれるような展開だったなら、まあ許容できてたかもしれません。 とにかく総評としては、期待ハズレ、でした。 [ビデオ(字幕)] 3点(2019-11-13 21:20:40) |
246. メン・イン・ブラック:インターナショナル
《ネタバレ》 ネタ切れのハリウッドが、過去のヒット作にすがりたいのは分かるけど、も~ちょっとなんとかならないものかね~。 上司であるハイTがエイリアンに乗っ取られてた!あれだけハイテクな組織なのにバレないってありえなくない? エージェントMがMIBのアジトを見つけ出すけど、カモフラージュした壁に侵入されても、タクシーで尾行されても全く気がつかないって、ありえなくない? MIBっていう超極秘組織ってさ、武器と乗り物だけ凄くって、他ダメダメやん!ハイテクのオモチャがあるだけの、アナログ集団やんw 主役二人にまったく魅力を感じられなかった。特にエージェントM役のテッサ・トンプソンは、演技が上手いのか下手なのかよ~分からん。監督の演出のせいもあるのかもしれないけれど、それにしても吸引力なさすぎでしょ。それと出来れば、クリス・ヘムズワースのハンマーギャグは、予告で見せないほうがよかったかも。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-11-03 05:32:36) |
247. X-MEN:ダーク・フェニックス
《ネタバレ》 X-MEN、いや!全ミュータントの中で最強といわれる、フェニックスことジーン・グレイ。その彼女の裏の顔ダーク・フェニックス。制御不能で恐るべき力を発揮する。どれだけ凄いパワーで、どれだけ凄い破壊のカタルシスを味わえるんだろう。そんな、しちゃいけない期待を抱いて鑑賞してしまいました。(^_^;) 本編鑑賞。謎の異星人連中が現れ、おお!未知なる連中との壮絶なバトルが楽しめるのか~、とテンションもいい感じに上がっていく。ところがどっこい!その異星人連中、強いのか弱いのかよくわからないし、行動目的がピンボケすぎて敵役として全くもって魅力ゼロ。これはいただけない。それに肝心の主人公であり「最強」の異名を持つジーンそのものも、これまた魅力を感じられない。一番の理由はラスボスとのバトル。お互いつかみ合って宇宙に飛んでそこで爆発。あまりの膨大なエネルギーで甚大な被害を恐れて宇宙へ、ていうのはまあ仕方ないとしてもだ、も~ちょっとさ~、ラスボスと宇宙で激しいバトルしても良かったんじゃない?その前の地球ミュータント・チームVS地球外生物チームとのバトルが、電車っていうなんともまあせせこましい空間でのバトルだったから、圧倒的開放感のある宇宙でめっちゃ暴れまわって欲しかったんだけどな~。話の内容が多少つまらなくってもさ、そういったバトルシーン見れるだけで、それなりの満足感は得られるんだけどな~。はぁ~残念残念。 それと「X-MEN」シリーズって、どこかで時間軸変わっちゃったよね?ウルヴァリンが過去にタイムスリップした時だっけ?だからこの話は1作目へとは繋がらないんだよね?鑑賞の間が空いていると、頭の整理に余計な時間がかかって、素直に話が入りにくくって困るよ。過去作を見直してください、ていう前提ありきな考え方もどうかと時々思ったりもします。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-11-02 08:23:05) |
248. トイ・ストーリー4
《ネタバレ》 う~ん、悪くはないんだけど、なんなんだこの微妙な感じは。 人は子供から大人へと成長していく過程で、多かれ少なかれオモチャから卒業していく。この映画はその逆、つまりオモチャだって個人の所有物という固定観念括から卒業していくという、ウッディが今までずーっと掲げてきていたテーマを打ち破ってしまった。それはそれで別にいいんだけれど、どこか強引すぎる気もした。なぜならウッディは家であまりボニーにかまってもらえなくなり、なんとなく居場所がないような状態だったせいもあるのかも。もしもめちゃくちゃ可愛がられていたら、無限の世界へ旅立っていたんだろうか?そういう点でもやや強引かなと感じてしまう。それにウッディだけが旅立って、遊園地のゲームの景品のオモチャたちは誰かの物になっていくし、アンティークから飛び出したギャビー・ギャビーも誰かの物になった。だからオモチャにとっての幸せがどっちつかずな状態なわけで、テーマもややピンボケになってしまっている。だいたいさ、オモチャの声って人間に聞こえるのか?めっちゃカーナビしてたけど。動物たちの世界と同じような感じかと思ってたからちょっとビックリ。 吹替で鑑賞したけれど、お笑いコンビのチョコレートプラネットが意外にも上手なんでちょっと感心した。新キャラたちの個々の個性は味があって良かった。特にお気に入りはやっぱりデューク・カブーンでしょ。おもちゃ欲しくなっちゃったw それと、ハイタッチしてもらえなかったマッチョなあの人が、エンドロール中にしてもらえて、そういう粋な演出とか大好き。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2019-11-01 22:22:42)(良:1票) |
249. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 前々から気にはなっていたけれど、なかなか観る機会がなかった映画。つい最近日本でリメイクされたので、リメイクされるほど面白いのかと思い、契約している動画配信にUPもされていたので、これはいい機会だと鑑賞することに。 正直言って物語の三分の二くらいまでは退屈でした。だってお金で贅沢な旅行をしているわけで、それ見ててもなんだかな~だし、楽しむにしてももうちょっとこちらの想像の上を行くような楽しみ方をしてほしいかったな~。 ただ、モーガン・フリーマンが倒れてジャック・ニコルソンが病院に駆けつけるところから急に、この作品のテーマがハッキリと見え、深い味わいを感じられるようになった。特に世界一高いコーヒーといわれるコピ・ルアクの話のところは、腹抱えて笑ってしまった。泣くほど笑ってしまった。あそこのシーン、めっちゃ好き。てか私的にはあそこで初めて二人は、真の親友になれた気がしました。それまではただの旅仲間みたいで。でもほんと、ラストからの怒涛の感動のラッシュには参りました。 この映画ってラストに名シーンが多くって、そこにギュギュギュッ!と集約されすぎているから、もうちょっと中盤でも名場面を作ってくれてたらな~、とつくづく思いました。はぁ~もったいない。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-10-31 18:08:30) |
250. インポッシブル
《ネタバレ》 この作品に点数を付けるという行為が、なんだか後ろめたく感じてしまいます。それほどまでにリアルで恐ろしかった。最終的には家族全員助かってハッピーエンドなのだけど、津波の恐怖、離れ離れの不安、利己主義になりそうな弱さ、そういった災害時の様々な側面を、圧倒的な映像、演出、演技、美術等で見せてくれるので、とにかく何とも言えない気分にさせられました。津波のシーンもCGを使っていないらしく、それが生々しいほどのリアリティになっている。とくに怖いと思ったのは、色々なモノが流されてくること。あっちこっち剥き出しになった大木。車や船舶。危険な生き物。鉄筋やコンクリート。そういったモノが二次災害へとつながる恐怖。津波、本当に怖いです。そんな状況の中であの家族の次男と末っ子は、大した怪我もなくよく無事でいられたもんです。この奇跡の物語の中でも一番の奇跡かも。 私が個人的にこの作品でもっとも優れていると思えた演出は、長男ルーカスくんの描き方です。どこかで助けを求める声がする。でもまた津波が来るかも知れないから助けず逃げようとする。母親が飲み込んでしまった枝を吐き出す時、母親の大怪我をした足を見た時、彼ルーカスは気持ち悪がります。これらの演出、正直でありまた、人の持つ業そのものなんだと思い知らされます。災害時こそ本来の本性が現れるんだと。なんだか自分の写鏡みたいで、けっこうずんときちゃいましたね。よくまあああいった演出をしたもんです。それともご本人から助言でもあったんですかね。とにかくあの演出があることで、この作品の持つ悲惨さは、単に災害だけではないということを、深く掘り下げることになっていると思いました。 津波に襲われた家族の真実の物語。それだけしかない情報で鑑賞したので見始めてあれ?ってなりました。だってまさかスパイダーマンが、トム・ホランドくんが出演してたなんて・・・。いやぁ~ビックリです。それに演技も上手いし、てかこっちの方が演技力磨きかかってないか?スパイダーマンよりも?てまぁ余計な雑談でした。あしからず。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-10-14 21:54:49)(良:1票) |
251. シェフ 三ツ星フードトラック始めました
《ネタバレ》 まず最初に。アベンジャーズ・シリーズや一連のMUCシリーズ好きとしてはどうしても言いたい。ブラック・ウィドウとトニー・スタークにしか見えん!とくにロバート・ダウニー・Jrとの絡みは、主人公ジョン・ファヴローがどうしてもハッピーにしか見えん!いや~困った困った(笑) とまあそれはさておき、本作ですが、うんうん、なかなか良かったですね。とにかく食べ物がほんとうに美味しそうに見えるから、もうそれだけでこの映画、半分は勝っていると思います。父と息子との関係も非常に親近感持てるし、焦げた料理を出そうとした息子に、ちゃんと順建てて諭すとこなんか、ほんとうにグッときた。ああいう親子関係って素敵ですね。それといかにも現代的なのが、SNSの悪い点と良い点を上手く料理していたとこ。料理映画ていうとどこかこう、伝統や格式みたいなとこをやや尊重することがあるんですが、この映画はそういったものをほとんど感じさせずに、イマドキなスタイルに仕上げていて、そういった点も興味深く見れた。 ただ屋台を始めてから全くもってドラマティックな、意外性な展開がなく、物事が順調に進みすぎてちょ~っと薄味に感じてしまった。刺激を求めすぎるのも良くないっていうのは分かるんですが、もう一味二味隠し味、ちょっとしたスパイスがあっても良かった気もします。最後のネット評論家との和解も、そこまで刺激的ではなかたっし。 あとその評論家に、店に乗り込んだ時、新作の料理を食べさせるのかと思ってたらしなくって、ちょっとビックリでした。あの時作ってた料理って結局なんだったのよ?不思議。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-10-14 10:05:44)(良:1票) |
252. セルフレス/覚醒した記憶
《ネタバレ》 サスペンスが売りの割には早々と謎解きも終わってしまい、この後の見所が分からない状態に。強いて言えばどんなエンディングになるかくらい。でもそのエンディングもまさかの死んだ人間の意識が元に戻る、てなんじゃそりゃですよ。たしかに感動的ではあるけれど、あくまでも過去の記憶の断片の残りカスみたいなもんだったはずでしょ、あれって。なのにまんまご本人復活ってなんじゃそりゃですよ。科学的なキテレツさ云々の前に、自然摂理が破綻しすぎです。あと気になったのは、ベン・キングズレーが老人だった時と、若い肉体を手に入れた後ではなんかまるで別人みたいに見えたこと。だって老人だった時はどこか嫌味たらしくって、頑固なイメージだったのに、若くなってからは誠実で思いやりのある好青年みたくなっちゃうんだもん。別人かよ!て、何度も思いました。もうちょっと小ネタでもいいから、若いくせにジジイみたいなとこを見せてもよかったんじゃないかな。やたらと古い時代のことに詳しいとかね。あとラストで、敵役のアントンの意識をマーク(ダミアン)の肉体に転移しようとしてたけど、生きてる人間の体に意識を移せるものなの?そこら辺のことが、ちょっと理解が追いつかなかった。あれ?待てよ。だとしたらダミアンが買ったあの肉体。マークはまだ生きてたってこと?生きてたマークの肉体に強引にダミアンの意識を上書きしたってことなのか?だからあの薬を飲まないと、元の意識であるマークが復活して、上書きされてた意識、つまりダミアンは消え去ってしまうってこと?ん~・・・もしそういう設定だったのならもうちょっと分かりやすくしてほしかったな。死んだ人間、死んだ人間て何度も言うから、こっちとしては死んだ人間に転移したもんだと思っちゃうよ。まあ二度は観ないから、結局どっちかはわからないけど。ただ深読みするしないに関わらず、私には退屈な映画でした。それだけは確かです。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-10-14 08:52:20) |
253. メカニック(2011)
《ネタバレ》 一切の証拠も残さず、事故死や他人のせいにするプロフェッショナルな殺し屋。最初のプールでの殺害は、スマートで格好良く、この作品にへの大きな期待となった。 ところが!恩師であり親友である人物の息子とコンビを組んでからおかしくなる。まず息子。巨漢の殺し屋と大乱闘の果てに始末に成功。でもさ、あんた一緒のとこ多くの連中に見られまくってますやん。それに指紋残し放題やん。あとで片付け屋でも来るんか?でも目撃者はどうすんだろうね?それからインチキ教祖様暗殺。たしかに最初は上手くいってたけど途中からめっちゃ銃撃戦始めちゃうじゃん。仕方ないかもしれないけどさ、なんかそうじゃない感が半端なかったです。銃を使わず相手を倒して欲しかったかな。頭脳と体術で。で最後のラスボスへのリベンジ。もうね、暗殺でもなんでもないやん。白昼堂々大衆の面前で殺りまくり。なんだかな~ですよ。 派手にしないと映画として成功しないかもというジレンマは分からなくもないけど、デンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」ていう秀作もあるから、もうちょっと「暗殺」「プロフェッショナル」ていうことを大事にして欲しいです。プールの殺しがスタイリッシュで、理想的な殺しだっただけに非常に残念でした。それに親友の息子。別に悪くないのに殺されちゃって、なんだかな~ですよ。 [インターネット(字幕)] 4点(2019-10-13 09:29:00) |
254. フラットライナーズ(2017)
《ネタバレ》 むか~し、キーファー・サザーランドとジュリア・ロバーツ出演のやつを、公開当時に観たことがあり、リメイクされてたのを知って鑑賞してみた。で思った。あれ?これってホラーだったっけ?途中からめっちゃ怖くなってきてビビっちゃいましたよ。とくに、コートニーの妹のとこはやばかった~。てかてっきり彼女が主演かと思ってたから、まさか途中退場するなんて思いもしなかった。それとなんとな~く、ファイナル・デスティネーションが脳裏をよぎった。まあそう感じたのも途中までで、こっちは過去の罪の呵責に襲われるていう設定だったから違ったけど。はぁ~、それにしても怖かった~。夢に出なきゃいいけど。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-10-12 21:14:57) |
255. ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える
《ネタバレ》 前作と全く同じプロットでまたしてもドラッグが原因。二日酔いやないやん!w でもまぁ~そこがいい。安心して観てられる。これって「男はつらいよ」と同じ。出来れば長く続けて欲しい。3作目で終わってしまっているみたいだけど、復活して、そしていつか日本を舞台に暴れてほしいな。目覚めたら富士山の頂上とかね。でスチュの背中に刺青が・・・。 にしてもダグは全く珍道中に参加しないのね。ドラッグ入りのマシュマロ食べたはずなんだけど。それとも食べなかったのか?まあダグは参加しないキャラでいいのかも。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-10-12 10:43:22) |
256. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
《ネタバレ》 バカだな~・・・良い意味で(笑) それにしても、タイソンの家からかっさらってきたトラ。ホテル入れる時どうやったんだろう~・・・w そして恐らく警戒厳重だと思われるタイソンの家。どうやって侵入したんだろう~・・・・・・・・・w てなことなんかどーでもいいですね。バカバカしいことに理屈なんていらない!! 最高のエンターテイメントだぜ! それにしてもストリッパーの彼女。めっちゃタイプ。性格可愛くって好き。指輪返すとこも健気で泣けちゃいました。 それと最後に一言。この監督さん、汚いおケツ好きね~(笑) [インターネット(字幕)] 6点(2019-10-12 00:42:48) |
257. ピーターラビット
《ネタバレ》 可もなく不可もなくといったところ。CGはめっちゃ良く出来ていて、物語にすんなり入り込めた。まあマンガなんで、細かいことはあまり気にはならない。気にはならないが、都会暮らしで潔癖症で細かな性格のトーマスが、あまりにも呆気なく自然の暮らしに慣れ親しんでしまうのは、いくらなんでも端折りすぎかな~と思えた。 捕まえたうさぎをパイにしてしまうっていうのは、子供が観たら下手したらトラウマになりかねかいかも、って心配になってしまった。 電気ショックで吹っ飛ぶシーンがいっちゃん笑えた。あと、もうちょっとビアの書いた絵をちゃんと見せてほしかった。 それと、いくらなんでも憎い相手だとしても、死んだことを喜ぶのは道徳上どうかな~って。せめてお花を添えるとか、なにかそういった演出をしても良かった気もします。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2019-10-06 13:18:56) |
258. 愛を語れば変態ですか
《ネタバレ》 黒川芽以演じるあさこが、可愛いくってエロくってグッド!野間口徹も、あの旦那さん役を実に上手く演じてたと思う。バイトくんを筆頭に、その他のキャラも良い感じに仕上がっていたと思う。そんないい感じに仕上がったキャラたちが、痴話のもつれで繰り広げる水掛け論は、なかなか味があって尚且つ奥深さもあり、見ていて飽きない。極上の密室劇。そうなるのかと思いきや、突然話が急転直下。愛の伝道師と化したあさこが世界へと旅立っていく。なんじゃこりゃ?ですよ。正直言って、多分ですけど、最初はノリノリで楽しんで脚本書いてたんでしょう。ところが決着の付け方に行き詰ってしまい、出した答えがあれだった。こんなとこじゃないでしょうか。あれだけ広げた風呂敷を、どう畳むのかはたしかに難しいと思います。でもそれをするのがプロだと思うんです。まああくまでも私があの結末は煮詰まって出したモノだと言っているだけで、もしかしたら最初からああしたかったのかもしれません。でもやっぱりそうだとしても、あのエンディングには心に響くものが何も感じられませんでした。 本当に残念です。 [DVD(邦画)] 3点(2019-10-02 17:49:57) |
259. ラプラスの魔女
《ネタバレ》 無駄に長い。ブログの出来事を回想シーンで見せるとこがとくに長いし単調だしつまらない。後に重要となるシーンであったとしても、もうちょっと飽きないように見せてほしかった。あとやたらと説明セリフが多すぎ。限られた登場人物だけならまだしも、出てくるキャラほぼみんな説明ばっかでうんざり。どうやら三池崇史監督さん、東野圭吾お得意のこういったテイスト、料理するの苦手みたいですね。原作は読んでないので分かりませんが、主人公がなんの役にも立っていないのがびっくりどころか、呆れて何も言えません。何のためにあんたはいるんだよ。まさか劇中であったセリフの「不必要な人間はいない」を、体現させているのか?いや~、まさかね。 それとね、リアリティを映画に求めるからといって本物の拳銃出てくるけどさ、もうそれこそが、この映画からリアリティを失くしちゃってるじゃん。なんだかな~です。 国家機密の研究を、いとも簡単に教えちゃうってなに?それもなぜか刑事にまで。事件として扱われなかったんだから、なんで刑事にまで教えるのか意味不明ですよ。 全くもってつまらない映画でした。 [ブルーレイ(邦画)] 2点(2019-09-30 23:19:49) |
260. 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
《ネタバレ》 ビックリするくらい、無責任でお節介で自己満足な映画。月が綺麗ですねの引用も、相手が知らなければそれまでで、たしかになかなか想いを言葉にしないのが日本人ではあるけれど、それでもやはり、伝えることの大事さをはぐらかしては駄目だと思う。結局死んだふりをしていた答えもはぐらかされたしね。 とにかく全体的に間延びしすぎ。あと音楽が全くもって作風にあっていない。回想シーン多用しすぎ。それも思い出すような形ばかり。 色々な死んだフリはなかなか楽しめた。それと、ウルトラマンのカラータイマーと元妻のハガキのシンクロにセンスの良さを感じた。あのシーンが一番のハイライトでした(笑) [ブルーレイ(邦画)] 2点(2019-09-26 19:29:10)(良:2票) |