261. ダブル・チーム
無駄に凄まじい爆発が、この映画の小ささを物語っている。 1点(2003-10-29 19:54:01)(笑:1票) |
262. 海辺の家
「愛情」を育む為に必要なのは「スキンシップ」と「コミニュケーション」です。その上で、相手のことを自分のことのように考え理解し、共に成長していく・・・。難しい事ですが、努力を惜しんではならない事です。ラストで息子のとる行動に、受け継がれた「愛情」を見れる展開は、とても良かった・・・。ただ、隣りに住んでいる頭の悪い母親と娘は何なの?と怒りを覚えました。 5点(2003-10-29 15:26:42) |
263. 二代目はクリスチャン
シスターの人生がめちゃくちゃになっていく過程が、可哀そうでたまらなかった・・・。「仁義」とは力任せや、形で表すことが答えではないはず・・・、心で表してほしかった・・・。とにかく無駄に人が死に過ぎる。 1点(2003-10-29 15:04:28) |
264. アメリカン・サイコ
無機質極まりないストーリーと映像に、<ある意味>、惹きつけられました。都会の闇を丁寧に描いている部分は評価出来ますが・・・、まったく楽しめず、見所も無い。見終わったあと、虚しさのあまり「無心」になる感じがとても嫌でした。 どうやら私には、「人を殺す人」の気持ちは理解も出来なければ、共感も出来ないみたいです。 0点(2003-10-29 14:55:23) |
265. ドクター・ドリトル(1998)
人間味溢れる動物たちの「態度」はかなり笑えました。動物ものとしては、まとまりが良く、あと味も良い。純粋に楽しめる傑作。 7点(2003-10-29 14:44:12) |
266. キル・ビル Vol.1(日本版)
レトロでスタイリッシュな演出は印象深く残り、センスある突発的な展開は見ていて飽きる事はありませんでしたが、正直、途中で、何の映画を見ているのか分からなくなりました。さらに、虚しさ漂う殺し合いは心を無感覚にさせられ、心地の良いものではありませんでした。vol.2を見ない事には正当な評価は出来ませんが、現段階では個人的に厳しい作品です。 3点(2003-10-27 17:56:35) |
267. ビョークの「ネズの木」~グリム童話より
映像はモノクロで、音もなく、とても暗いです。さらに、作品としての「意味」と「教訓」も皆無です・・・。ただ見せられるストーリーには惨酷な展開もあり、個人的に馴染めず、拒んでしまいました。妙に寂しい印象だけが残る、そんな作品です。 0点(2003-10-27 17:24:26) |
268. ガリバー2/天空の国ラピュタ<TVM>
前作の続きのため、前作を知らないと理解出来ない作りになっています。懲りる事無く「奇妙な体験」を語り続けるガリバー。実際に経験したとはいえ、過去にとりつかれた彼の行動は「どこかおかしいのでは?」と疑いざるおえない。ラストの裁判で、「人とは?」を力説する姿に、初めからそれだけを言えば良いのに、初めから「小さいヤギ」を見せていれば良いのに、と元も子もない事を思ってしまう自分が・・・嫌。 2点(2003-10-27 13:21:25) |
269. ガリバー/小人の国・大人の国<TVM>
ガリバーの体験した「過去」と、数年振りに家に戻ってきたガリバーの「今現在」が同時進行する映像は、かなりうざったく感じました。美術やセットは丁寧に作られているのですが、リアリティは薄く、中途半端に見えてしまう事が勿体ない。 1点(2003-10-27 13:08:56) |
270. the EYE 【アイ】
只の恐怖映画ではなく、通信簿を無くし、親に信じてもらえず自殺した少年のエピソードと、予知の出来るタイの少女の自殺とで、「親が子を、人は人を信じ、理解する事が大切・・・」というメッセージを含ませたシナリオに深い人間性を感じる。作品はいたってシンプルな表現で展開していくが、表面的な恐さだけでなく、「陰り」といった心理描写も丁寧に描かれている。間違いなく、この作品には「傑作」と言えるだけの質の高さがある。 7点(2003-10-24 14:38:24) |
271. 喜劇王
突拍子のない展開ではありますが、意外に纏まりが良くて楽しめました。天国から一変、地獄に落とされる主人公は悲惨だが、人にはそれぞれの幸せがあるという事を教えられる。完全なシンデレラ・ストーリーで終わらないところに好感もてました。 6点(2003-10-23 15:19:17) |
272. パンと植木鉢
若き日の監督と警官の姿を映画化するため、配役から演技指導まで熱心に教える二人・・・。撮影を別々に撮る事により、監督と元警官の過去のすれ違いが同時進行で映しだされる演出が面白い。丁寧に作られた内容には、監督独自のセンスの高さが感じられる。何ともいえぬラストカットが味わい深い・・・。 6点(2003-10-23 02:41:44) |
273. 奥サマは魔女(1997)
魔女であるため、愛情を育むことを許されないモーガンの心情が痛いほどに伝わってきました。自らを犠牲にしての愛情を選択するシーンが優しくって好き。ただ、ジャン・レノ扮する魔法使いの最後が呆気なさ過ぎたり、展開が軽すぎたりと、真剣さとコメディさのバランスの悪さが目立ちました。 6点(2003-10-22 22:35:22) |
274. ベル・エポック(1998)
逢坂みえこ原作コミックにある幾つかのエピソードを重ね、五人の女性たちの仕事や恋愛模様を描いた作品です。しかし、原作では1話1人のストーリーで、女性のひた向きさと、人間臭さを踏まえた心の不安を丁寧に描いているのですが、今作にはその良さが何一つ描かれていません。何処にでもある群青劇で終わっています。とにかく非常に残念に感じた作品です。 1点(2003-10-22 02:31:35) |
275. 銀幕のメモワール
伝説の男優シルヴァンの今を撮ろうと考えた若き映画監督が、シルヴァンの恋人リザと出会う。長年、彼の事を伏せてきた彼女が、シルヴァンとの出会いを語るようになっていく・・・、しかし、その思い出は、第二次大戦の悲劇に呑み込まれていく哀しい愛の物語だった・・・。という内容と、主人公の若者の家庭を踏まえた内容が交差する展開は、どこか儚げで寂しい・・・。戦争批判を描きつつも、恋愛要素が大半を占めているため、深みが無いところが残念。フランスらしい映画ではあるのですが・・・。 2点(2003-10-22 02:09:20) |
276. ふたりのトスカーナ
両親を事故で亡くし、叔父の元で暮らす事になった、ベニーとベビー。明るく、活発で、寂しがりやで、恐がりで、優しさいっぱいの姉妹の純粋さは、暗い時代を消し去ってくれる・・・、そう感じられるくらいに微笑ましくて可愛らしい・・・。だからこそ、何も起きてほしくなかった・・・。何も・・・。 7点(2003-10-22 01:56:33) |
277. 歌え!フィッシャーマン
誉れ高き伝統を、美しき音色に変えて歌う彼等はとても素敵だ!。内容は只の記録映画ですが、なんとも人情味深い彼等の一人一人に惹きつけられてしまう・・・。何気に、社会主義派のおじさんが、スターリンを崇拝しているカットが印象的・・・。極寒の地で培われた魂を感じる一本!。 5点(2003-10-22 01:36:38)(良:1票) |
278. ロスト・チルドレン
創り込まれた世界観と、毒々しい色彩が何とも奇妙で美しい。独創的でシュールな内容にも拘わらず、怪力男と少女の優しさが心を和ませてくれる・・・。総合芸術の極みの一つを見れたような印象を受けました。 6点(2003-10-21 16:16:26) |
279. ブレイド2
華麗なる剣術シーンに、前作同様見とれました。巧みに配置された、ブレイドへの罠が物語をうまく盛り上げており、かなり楽しむ事が出来た。ラストでの、哀しみを踏み越え朝日に立つ姿が孤高のヒーローその物でカッコイイ。 7点(2003-10-21 15:59:52) |
280. スパイダーマン(2002)
主人公は性格に難ありで、ヒロインは主人公の好みというだけで、人間的な魅力がない。内容も「スパイダーマンの出来るまで」なだけで、娯楽要素が少ない。おじいさんの死も、主人公をヒーローに仕立てる為の繋ぎでしかなく「訴えるもの」が感じられない。典型的なアメコミ作品。 2点(2003-10-21 15:50:12) |