261. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 後半のジョーンズ父子のドタバタ劇は面白かったです。それにしても父子は強運の持ち主です。普通だったら何度死んでるか分からないくらい、助かってます。都合良すぎなのが残念です。ショーン・コネリーがとても風格が出てて良いです。女の前では急に威厳が無くなり鼻の下が伸びるインディ、ダサいです。かっこわるい。そんなキャラ設定にしなければいいのに。もったいない・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-17 16:08:23) |
262. 恋人たちの予感
《ネタバレ》 ■まずは嫌だった面。ずっとセックスのことばっかり話してるのが、聞いてて何だか嫌になってきました。あとサリーの後をおっかけるハリーが、生理的に無理です。5年振りに会ってつきまとってくるとか、気持ち悪い。■次に良かった面。メグ・ライアンは相変わらず神ですね。可愛すぎます。最後、ハリーがパーティー会場へ行ってサリーと口喧嘩しながら恋人になるシーンは、最高です。ようやく恋人となれた2人に、思わず拍手しちゃいましたw [DVD(字幕)] 6点(2009-07-16 19:34:01) |
263. デッドコースター
《ネタバレ》 前作は見てないけどそれなりに楽しめました。唐突に死ぬので唖然とします。死ぬシーンは結構エグいのでドキッとします。主役の子が美人だったので最後まで見れました。これがブサイクだったらきっと途中で見るのを断念したと思います。少年がスティーブン・キングの本を読んでいるシーンがありますが、この映画はスティーブン・キングの世界に似ています。悪役に実体が無く、根本的な解決も無い、この底無しのような悪夢な世界観は、とても好みですw だけど作品に重みがありません。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-16 16:21:41) |
264. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 とにかく子供たちが可愛すぎる!!ステージで披露した時は自分も感激してしまいました、、、。アンコールは余計な気がしたけど。デューイはロックのことになると表情とか動きがひょうきんで、笑っちゃいます。ロックバカなデューイだけど、子供の扱いは上手で、あんな風に褒められると子供も嬉しいだろうな~って思います。ただ、デューイのロックに対する思いが信仰心に近いものがあって、ちょっと怖い。私もロックは好きで、出てきた中ではラモーンズとAC/DCが好きですが、他のジャンルも沢山好きです。ロックを崇拝しすぎて偏った目線で描かれている点が残念なところです。・・・ってもロックがテーマの映画だし、娯楽映画だし、気にする程のものでもないかw [DVD(字幕)] 7点(2009-07-10 20:20:30) |
265. 新幹線大爆破(1975)
《ネタバレ》 豪華キャストで固めていて設定も良いのに、たいして面白くなかった。むやみに長いので中だるみを感じてしまう。単調なので途中で飽きました。沖田率いる犯人達の動機が上手く伝わってこないので、哀愁を漂わせていても拍子抜けに感じる。緊迫感はあるんだけどねぇ。あと気になったのは、高倉健って名俳優なの?眉間に皺寄せた神妙な顔つきでぼそぼそしゃべってるだけで、何か感情が伝わってこないんだよな~。 [DVD(邦画)] 4点(2009-07-10 17:16:51) |
266. ランボー
《ネタバレ》 ランボー、むかつく!! こんなにむかつく主人公は見たことが無い。職権乱用してる保安官たちも悪いが、それ以上にランボー暴れすぎ。保安官側に肩入れして見ると、ランボーの行動が面白くて笑えました。街壊しまくってて、おまえゴジラか?って思いました。もう何か動きとか早くなってて、おかしいです。完全にメンヘラです。もしくは薬物中毒者です。その土地では土地のルールがあったりするんだから、少しは現在に順応するように努力すればいいのに・・・ランボーが社会不適合者に見えて哀れでした。せめて、少しでもPTSDが治るよう、上官や周りが手助けをして、更生へ向けて頑張って下さい。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-07 20:04:54) |
267. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》 インテリな雰囲気のある映画だけど、実は非常に優しい作りで分かり易い内容です。物心の付いた子供でも理解できると思います。この映画で大きなテーマとなっている「父親像」「宗教観」は、見せる側の見せ方・見る側のとらえ方によっていくらでも変わるもの。家族との親交が浅めで、また宗教の関わりがあまり無いのが大多数である日本人がこの映画を見ると、どうしてもドラマティック過ぎるように感じてしまうと思います(特に後半)。あと、ブッチの琴線がやたら過敏なので、作り手のトラウマをブッチを通して吐き出しているかのように見えます。。。最後にはブッチに情けをかける人達が増えている、という筋書きですが、これを前述の「トラウマ吐き出し」と照らし合わせると、作り手が「俺の価値観は皆が肯定してるんだ!」と見せ付けているかのようです。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-07 18:14:49) |
268. アポロ13
《ネタバレ》 乗組員が無事で、本当によかった・・・。海上にパラシュートが見えた時、不安感からの解放で、目頭が熱くなりました。中盤からはトラブルの連続で、度重なる不運にくじけず臨機応変に動いて前を見続けていた、クルーと管制官の人達の熱意が、良く伝わってきます。これが逆に、帰還できないバッドエンディングだったら、私はきっと少しの間落ち込んだでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-30 20:02:08) |
269. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
《ネタバレ》 途中で眠気に負け見るのを断念したのが2度。3度目にしてようやく最後まで鑑賞できました。全然つまらないという訳ではないんだけど、展開が幼稚なので見てて飽きてきます。キーラ・ナイトレイは美人で、オーランド・ブルームはかっこよく、ジョニー・デップは雰囲気良かったです。呪いにかかっている海賊たちの合成は良く出来ていました。それ以外はどうってことありませんw [DVD(字幕)] 5点(2009-06-30 16:36:48) |
270. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 何回笑っただろう。分からないくらいたくさん笑えました。日本人でこういう人、いるいる!って思っちゃうようなキャラクターばかり。しかも、見たことあるけど名前まで分からないな~っていう微妙な役者を起用していて、それも演技力抜群の役者ばかり。この監督さんは全然知らないけど、三谷幸喜なら知ってるので、「三谷幸喜らしいコメディだなぁ~」と感心しました。見るのは2度目だけど、恐らく3度目も4度目も面白いと思っちゃうだろうな~。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-26 20:53:33) |
271. タワーリング・インフェルノ
《ネタバレ》 悪いことをしたり手を抜いたりすると、後でツケが回ってくる。当たり前のことだけど、それが大惨事に繋がることもあるってことが良く分かる映画でした。ラストの給水塔爆破のシーンは、爆破の音と水が流れる轟音のみで、セリフは全くなく、その5分くらい続くシーンが圧巻でした。この映画の登場人物達のように、自分の命を賭けてでも他人を助けようとする行動力が私にあるかどうか・・・その時になってみないと分からないけど、恐らくここまでの活躍は出来ないだろう。そう考えると、火事場のクソ力を毎日現場で出さなければならない消防隊は、改めて偉大な仕事だと思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-26 18:23:21) |
272. クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
《ネタバレ》 映画になると急に家族愛が強くなる、野原家。子供なのに正義感が強く最善の努力を怠らない、かすかべ防衛隊。不条理で無秩序なシナリオは相変わらずで、しんちゃんの大人をおちょくったKYっぷりも含め、本作は一層拍車がかかってる気がします。もうこのクレイジーな物語を楽しむしかない、っていう感じ。にしても、しんちゃんの発想力はドラッギー過ぎるので、面白い反面、今後の行く末が心配ですw [DVD(邦画)] 6点(2009-06-24 20:24:48) |
273. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 中盤くらいからかな、ウォルシュの過去を含め全体像が見えてきてから、抜群に面白くなりました。コメディ色もあるので、結構笑えました。裏切ったり助けたり奪われたり取り返したり・・・このバタバタ感がベタだったりして、それが心地良かったりします。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-24 17:03:56)(良:1票) |
274. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
《ネタバレ》 武士の戦いを見て哀愁を感じてしまうのは、男だからか、日本人だからか・・・。笑い所は特に無かったけど、その分泣けました。最後に又兵衛が撃たれてしまうのが、余計に感じてしまいました。できれば姫と結ばれて欲しかったなぁ・・・とか思っちゃうくらい、淋しい余韻が残ります。 [DVD(邦画)] 7点(2009-06-23 20:09:07) |
275. 花とアリス〈劇場版〉
《ネタバレ》 三角関係、父と娘の関係、花とアリスのそれぞれの立ち位置など、随所で駆け引きがありますが、比較的分かり易いので解説するまでもなく、むしろ親切に設計されています。私は岩井俊二監督が描くような世界観は苦手なのですが、この映画は受け付けられました。最初は無理かも・・・って思ってたけどいつの間にか花とアリスの動向が面白くて見入っていました。ユーモアたっぷりでたくさん笑えたので、内容を忘れた頃にもう一度見て、楽しみたいと思わせてくれる映画です。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-23 17:52:28) |
276. 晩春
《ネタバレ》 お父さんだって、娘が嫁ぐのは嫌に決まってます。でも娘のことを想い、そんな仕草を一切見せず、常に笑顔で娘に接するお父さん。こんな素敵なお父さんなら、離れたくなくなる紀子の気持ちも分かります。そんな父娘の物語を、小津監督の優しい目線で描かれています。小津監督の作品に共通することかもしれませんが、登場する男性は皆紳士的で、女性はおちゃめで愛くるしく、それが見てて心地良いんです。そしてシュールで淡々としている分、引き算の効果で想像力を掻き立てられるので、少しの言動で笑えたり、また自分自身どこに反応したのか分からないうちに突然泣けてきたりします。やはり小津作品は最高です。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-19 20:47:40) |
277. 犬神家の一族(1976)
《ネタバレ》 最近の和製ホラーよりも断然怖いです。宿屋の亭主が廊下ですれ違ったときの、奥さんの顔のアップだけで十分に怖いです。脚本自体が面白い、というのもあると思いますが、大御所俳優の方々が流石の演技で感服しました。最後まで三國連太郎が何の役を演じていたのか気付きませんでした。まさか佐兵衛だったとはね。金田一耕助が怪事件を解決する、という内容ですが、あまり金田一耕助の存在感を感じませんでした。それでも全く違和感を感じなかったので問題はないんですが、気になりました。単なるストーリーの進行役になってるだけに見えました。それはラストのくだりからも伺えます。金田一耕助は見送りが嫌だと言って、お金をもらったらそそくさと帰ってしまいます。悲惨な事件に見舞われ、それを解決した張本人なのに、誰とも顔を合わさず去ってしまいます。そっけないです。まぁ、あんな事件の人物達には関わり合いたくないっていうのもあると思うけどさぁ・・・。でも、行く先々で女をひっかけるどこかの寅さんよりかは、好感持てますw [DVD(邦画)] 7点(2009-06-19 18:09:51) |
278. ニキータ
《ネタバレ》 パンクです。始まり方から終り方まで。 [DVD(字幕)] 6点(2009-06-17 19:36:09) |
279. 猿の惑星
《ネタバレ》 SF作品としてはチープな作りで、B級の匂いが充満していて、今見ると色褪せて見えます。日本人から猿を連想して作られたという本作は、人類の悲劇的な顛末を描き、人類への警鐘、揶揄、皮肉(日本人への?)などが詰まっています。猿たちは、同じ過ちを繰り返さないよう、自分達の進化を止めさせようとしています。進化しすぎると、また破滅の道へ進むから。頭の固い議員たちの一方的な法廷を見ていると、かなりの独裁政治であることが窺えます。でもそれが安泰への条件であるならば、仕方無いのかなと思ってしまいます。 [DVD(字幕)] 5点(2009-06-17 17:21:27)(良:1票) |
280. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 なぜ、女性にモテて性格も良く何の不自由もない恒夫が、その真逆の位置にいるであろうジョゼに惹かれたんでしょうか。結局数か月で自分から別れることになった恒夫の中では、その時あったのは愛ではなく、同情・憐み・好奇心の類いだったんでしょうか。相性が良くみえたのに・・・。そう簡単なことではない、ということなのでしょうか。人生の輝きを見せつけれてから、また深い海底へと潜ることになったジョゼを考えると、いたたまれないです。 [DVD(邦画)] 7点(2009-06-16 19:03:42) |