261. 光の旅人 K-PAX
ジェフ・ブリッジスが同じような役をやっているだけあり、思いっきりフィッシャー・キングとカブっている印象。皆が絶賛するほどスペイシーを評価していないので、このあたりの点数です。映画館で観たら、きっと怒っていただろうな。 4点(2003-12-08 20:58:54) |
262. 追いつめられて(1987)
素直に“やられた!”と思う作品。ラストの衝撃はかなりのものでした。ちゃんと伏線を張っていたから、負けを認めざるを得ません(笑)。写真がどんどん解析され、文字通り追いつめられていくところもいいです。でも、でもね。その伏線からのオチと、追いつめられていく粗筋とが、上手くマッチしてないでしょ?あと序盤のダラダラも気になります。ケビン・コスナー嫌いなのもあって、この点数にさせていただきます。 5点(2003-12-08 20:51:29) |
263. 17歳のカルテ
アンジェリーナが助演女優賞獲ったのも納得。というか、この脚本は主人公をボカし、彼女にライトを当てた作品だよね?そういった意味でウィノナ・ライダーはワリを食った印象が強い。ま、それだけの大役を演じきったアンジェリーナに拍手を送りたいのは、間違いないことですが。トゥーム・レイダーしか知らない人が見たら、きっとビックリするだろうね。 7点(2003-12-08 20:45:18) |
264. リーサル・ウェポン4
リーリンチェイだよね、リーリンチェイだよね?と思っているうちにあっという間に終わった。ストーリーと全く関係ない火炎放射器男で掴みはOK! その後のリーの目にも留まらぬアクションは少林寺の時よりキレが増していて素晴らしいの一言。ただそこに、ロートルのメル・ギブソンが上手く絡んでいなかったのが悲しいところ。2か3あたりでリーと絡んでいてくれたなら、名作たりえたかも……。 6点(2003-12-08 20:29:40) |
265. AKIRA(1988)
原作が余りにも有名&原作者が監督ということで損しちゃってる?なにせ原作とはかなり異なっているからねぇ。でも1本の映画として観れば、見るべきもの盛りだくさんだと思いますよ、これ。バイクシーンや鉄雄の腕がグロくへんげするとこなんか、いまだに脳裏に焼きついているわけだし。サイバーパンクを世に知らしめた功績も大きい。音楽も良かったし、名作だと思いますよ。 8点(2003-12-08 19:22:30) |
266. セブン・イヤーズ・イン・チベット
映画館で観たからこの点数。今思い返してみると、内容は大したことなかった。ただただ、チベットの自然の美しさを大画面で観たことで魅せられた映画。ムダに長かったしね。 6点(2003-12-08 19:13:06) |
267. ハルク
色々不評をきいていたので、どれくらいダメかと思ったら、そうでもなかった的作品。マルチ画面やカット間を工夫している部分は非常に好感が持てたし、オープニングもカッコよかった。個人的には新鋭兵器が出てきたこともプラス材料。ラプターやコマンチが映画に出てきたのはもしかして初めて? でも、やっぱりハルクの超人っぷりは度を越しているし、何しろ明るい場所での戦闘はCGというよりもうアニメだったし……。TVシリーズを見てきている者には違和感ありすぎなのは否めないよなぁ……。 5点(2003-12-08 18:54:42) |
268. ALIVE アライヴ
うーん、北村作品を基本的に支持してきた私にしても、これは弁護のしようがない。映画と名乗るにはおこがましい、特撮劇。後楽園ゆうえんちでやってそうなアトラクションですよ、これ。予算がないからしょうがないんだろうけど、舞台変化に乏しいし、時間稼ぎとしか思えない前半の部分。原作読んでいないけど、さぞかし原作は面白いんだろうなと思った。りょうの演技と、特殊部隊との戦闘はよかったので、この点数。 4点(2003-12-08 18:17:26) |
269. アメリ
オトナのおとぎばなし。恋愛モノなんか大っきらいな私ですが、これはさすがに応援したくなる。だってけなげだし、子供みたいに純粋なんだもん。こんな不思議ちゃんが実際にいたら引くかもしれないけどね(笑)。単なる恋愛モノでは片付けられない映像の凝り方もさすがジュネ監督ですな。テンポも良いし、音楽も耳に残る。こんなフランス映画ばっかりだったら、もうちょっと同国映画を観るのになぁ。 8点(2003-12-06 23:28:06) |
270. ピストルオペラ
主役が江角というのが致命傷。あの棒読みで雰囲気ブチ壊し。鈴木作品をまともに見たのは初めてですが、色の使い方が上手いっすね。編集はイマイチでしたが。あと演技はしょっぱいが、山口小夜子さまがウツクシイ!音を消して映像だけで楽しみたい。あ、でもエゴ・ラッピンの音楽は聴きたいからなぁ。痛し痒し。 5点(2003-12-06 23:13:41) |
271. ワイルド・スピード
ネタバレ ハート・ブルーじゃん!!!!途中でそう気付いてからは、ただただヴィン・ディーゼルと国産車を見て楽しんでいました。どっちも好きでない人は、見るだけムダです。 5点(2003-12-06 23:03:30) |
272. トータル・フィアーズ
ネタバレ これ、原作に忠実なの?読んでいないからわからないのですが、トム・クランシーって結構軍事モノいっぱい書いているよね?核爆発起こしておいて、ジャック・ライアンは平気なのかい!?その後の活躍(例の3部作ね)を見る限り、被爆による後遺症はナシ。奴はスーパーマンか!? 4点(2003-12-06 22:58:48) |
273. チェンジング・レーン
ハデなアクションも、銃撃戦もない。ましてや妄想系でもないのに“ありえなーい”お話とはいったいどゆこと?2時間ドラマのほうが、よっぽど身近に感じて練られた脚本のものがありまっせ。映画館で観たら激昂しただろうね、これ。 2点(2003-12-06 22:51:47) |
274. ブロークダウン・パレス
日本でもオーストラリアに旅行に行って、そのカバンの中にヤクが入っていたっていう事件あったんですよね。その話を知っていたし、バッドエンドムービーだっていうのも知っていた。だからだろうか、想像以上の展開がなく、凡庸のひとことだった。実話をもとにしちゃうと、やっぱ大きく飛躍できないから難しいだろうな、と思った次第。 4点(2003-12-06 22:44:35) |
275. S.W.A.T.
ネタバレ うーん、水曜スペシャル。そんなことは置いといて(笑)、TVシリーズは未見の立場で。とりあえずSWATと名乗ったんだからさ、特殊任務をメインにやってよ。護送任務がSWATの主な仕事ではないでしょ?突入作戦がちょっとだけってのに、肩透かしくらったよ。あと予告で、犯人は元SWAT隊員だってネタバレしないでほしかった。バレバレとはいえ、そこはボカすもんでしょ。ただ特殊部隊大好きなので、前半の訓練シーンと扱っている銃器のリアルさは評価。あとミシェル・ロドリゲスは良かったのでこの点数。 6点(2003-12-06 22:28:42)(良:1票) |
276. ビューティフル・マインド
ネタバレ 確かLOTRが混んでてこっち観たんだよなー。アカデミー獲った作品という予備知識のみで。“うわ、ワシの好きなスパイモノ?”と思ったら妄想オチかよ!と意外な展開にかなり面くらいました。これがアカデミー獲るなんて、ねぇ。1度観てオチを知ったら2度と見る気にならない。別にオチ以外印象にないから。ならまだファイト・クラブ見たほうがいいや。 6点(2003-12-06 22:17:11) |
277. アモーレス・ペロス
ところどころ微妙に絡み合いながら話が展開していくオムニバス。このテのものは誰が誰だがわからなくなりがちだが、この作品にはそれがない。脚本が良く練られており、キャラ立ちがしっかりしているからだろう。手持ちカメラによる撮影はメキシコの街の息遣いが聞こえてきそう。女優のエピソードがつまらなかったが、その他のストーリーはどれも秀逸。ガエル・ガルシア・ベルナルの表現力は将来有望。長いため頻繁とはいかないが、年に1回か2回は見たくなる映画だ。 8点(2003-12-06 22:11:06) |
278. デッドコースター
ネタバレ 何かと不評なタイトルですが、ワタクシ的にはいいのでは?と思いました。その名が示す通り、前作にも増して疾走感が出ています。序盤はフェイント、後半は思いがけない人が死ぬ、という人の死に方のバリエーションが増えたところも好印象でした。前作生き残った人が意外とあっけなく死ぬ様もよかったし(あんまりキレイじゃないけど結構好きだったからショックにはショック)。予算が増えて、死に方がエグくなり残酷描写大好きな人は満足するでしょう。CG技術の進歩をしっかりモノにしている良作。オープニングも凄かったしね! 7点(2003-12-06 19:36:40) |
279. ザ・コア
ネタバレ いやー、ここまでアルマゲドンだったとは思わなかった。しかもCGがショボくなってる(苦笑)。いくらこういった映画に寛大なワタクシでも、ここまでアラだらけだと“小学生でも見抜けるぞ”と思ってしまった。そういったら小学生に失礼か?でもまぁ、アルマゲドンやパールハーバーみたいに、ムダな恋愛が絡んでなかった分、作品に集中できたのは何よりも救い。ドロドロ溶岩の中、ダイヤモンド(硬度が上)を避けながら潜るというアイデアも気に入った。あと、地下に潜るのになんでクラッカー(ラットくん)が必要?と思ったら、最後に活躍して合点がいったし。ヒマつぶし程度に軽い気持ちで見るには丁度いい作品だったかな。 5点(2003-12-06 19:25:36) |
280. めぐりあう時間たち
ネタバレ 鬱病経験があり、今も精神科に通っている友人がこの映画を観て言っていました。“死にたいときにロンドンに帰りたいとか、小説書こうなんて思わないよ”って。そういう病にかかったこともなく、同性愛者でもなく、男性である私にとってはなおさら。ぜんっぜん共感を覚えませんでした。単なるワガママ女の妄想にしか思えません。そもそも、彼女たちが同性愛者であることが、予備知識なく観た自分には分かりづらい。ダラダラ映像流している割には、そういった意味で不親切。そのくせ、執拗にカットが入れ替わり、じっくり考える時間をそぎ落とす。作品の内容に共感を覚えられなかったので、映像で見るべきものはと思ったが、そちらも凡庸。見るべきは役者の演技のみか(エド・ハリスがよかた)。そちらも、稚拙な編集と凡庸なカット割りが邪魔をする。ヤマもなく終わって、エンドロールが流れたときには映画館で“はあ?”と大声を上げてしまいました。この作品でニックに賞をあげるなら、ムーラン・ルージュであげとけよと思いました。 1点(2003-12-06 19:12:37)(良:1票) |