281. パトリオット
家族を守り、人を守り、国を守る。アメリカ人が好きなヒーローの中のヒーローをメルギブソンが熱演。ちょっとかこよすぎる気もしますが。エメリッヒ監督は日本の熱血マンガに多い男臭いヒーロー像が好きなんですかねえ。 7点(2004-05-27 23:01:01) |
282. デッドゾーン
「アタリ」「ハズレ」の落差が大きいスティーヴンキング作品の中でこれは「アタリ」の部類。これもデヴィッドクローネンバーグとクリストファーウォーケンの賜物。ウォーケンの演技もあいまって最後のどんでん返しは切なく愛おしい本作。クローネンバーグお得意のグログロ系描写はありませんので、純粋な一級サスペンスとして楽しんでいただけると思います。 8点(2004-05-27 22:14:04) |
283. π(パイ)
不可思議な作品。難解で理解に苦しみます。でもビジュアル的には見入ってしまうんですよね。見入るけど理解できない。そんな無限循環に陥ってしまう本作。はたして私に本作を理解できる日は来るのでしょうか。 5点(2004-05-27 21:40:16) |
284. アダプテーション
俺らを誰だと思ってるんでえ。あのカウフマン兄弟だってんだバーロー。そんじゃそこらのありきたりな一般ぴーぷー相手の脚本なんか書けるかってんだべらんめえ。わかるやつだけわかりゃいいんだ。わかんねえやつなんて相手できるかこんこんちき。 って、こんなやりとりがあっても不思議でないと感じてしまう本作。観客の裏の裏の裏の裏をかこうとして観客をおいてけぼりにしてしまったようですね。ニコラスケイジが良い縁起をしているだけにもったいないね。 6点(2004-05-27 21:33:44) |
285. デイ・アフター・トゥモロー
うわーっ。読めない漢字や、逆向きになったカタカナなど、かなり怪しいチャイナ風の日本が笑えます。そこ以外はリアルに作りこまれたLA、NYなどが自然災害に飲み込まれていく驚愕のビジュアルに感嘆。この映像表現を見ているだけで身の毛もよだちます。それに比べて人類愛はまあ”おまけ”程度。まあ映像で楽しめるから良しとしましょう。 余談ですが、今回の試写は環境団体の方々とご一緒させていただきました。ですが、そこのおば様達のうるさいこと、うるさいこと。リアルなCGに声をあげる、ストーリーを見失って回りに聞く、勝手に感想を述べだすなど、やりたい放題。映画鑑賞のモラルも守れない方々が、地球環境を守れるのか甚だ疑問を抱いた2時間でした。 8点(2004-05-26 22:24:49)(笑:6票) (良:1票) |
286. シンドラーのリスト
本物が持つ重み。シンドラーのユダヤ人に対する思いが変わっていく様に、熱いものが込上げてきます。見終わった後、しばらく余韻に浸りました。 8点(2004-05-26 01:16:40) |
287. ティアーズ・オブ・ザ・サン
うーん。ダイハード4にしなくて良かったねとしか言えませんなあ。このまま作ってたら大ゴケしてたもんな。こんな一方的なもんはアメリカ人でも楽しめんだろうなあと痛感。 5点(2004-05-25 23:10:15) |
288. キル・ビル Vol.1(日本版)
さすがというか、やっぱというかタランティーノ節満喫。それが楽しめるか、楽しめないかは人によってキッパリわかれるだろうけど。異人から見た怪しい日本文化を見るだけでも楽しめます。気になるのはユマサーマンとルーシーリューの立ち回り。共に腰が引けてしまっているので。やっぱ真剣は腰を入れて切らなきゃ。 6点(2004-05-25 23:02:07) |
289. CUTIE HONEY キューティーハニー
《ネタバレ》 パッパッパヤッパ パヤッパー ワーッ! 日本映画の新しい息吹きか。アニメというより、漫画をそのまま映画にしてしまったノリ。ぶっ飛ばし演出はワイヤーアクションを遥かに凌駕する新次元? 超ぶっとんだこんな演出が赦されるのもサトエリの魅力によるところか。そのサトエリですが、ハニーの時の露出の少なさが物足りませんね。胸の谷間はいいんだけど、脇や背中など肌色のストレッチ材なんだもんな。おじさんガックリ。でもサトエリのしぐさが可愛いからゆるしちゃう。本編で圧巻は東京タワー。今まで幾多の映画でいろいろな仕打ちを受けてきた東京タワーだが、本作での出演(?)シーンが一番インパクトがあり、かっこよかったのでは。またそこで登場する及川光博も負けてない。メイクが濃いので始めは誰だかわからなかったのですがあの腰フリされたらねえ。内輪受けバッチリなカメオ出演も楽しみの一つ。サトエリだけでも楽しめるのに、それ以外にも楽しめるものが盛りだくさんな本作。近年のCGに頼ったものとは逆行したチープさをも味わいとした庵野ワールド。是非一度はお楽しみ下さい。二度はいいかな。 じゃっ 7点(2004-05-25 22:38:21)(良:2票) |
290. ファム・ファタール(2002)
一応、男としての機能を有している筆者としては、まずは「ごちそうさまでした」とデ・パルマ監督ににお礼を一言。個人的には夢オチってなんでもありなので嫌いなんですけどね。でも不純に楽しめたので。 7点(2004-04-22 13:51:40) |
291. ドンファン(1995)
ジョニーデップは見事にはまっているねえ。この怪しさはデップならではでしょう。それが見事に生かされています。まさにキャスティングの勝利って感じです。このちょっと切なさが残る物語は、デップファンでなくても十二分に楽しめます。特にラストの展開が好きですね。 7点(2004-04-22 12:34:32) |
292. ドクトル・ジバゴ(1965)
壮大なテーマに負けることなく、見事に描ききった力作。映像といい、演技といい、見るものを圧倒する魅力があります。 6点(2004-04-22 12:30:00) |
293. 地中海殺人事件
相変わらずポアロが良い味を出しています。ワンピースタイプのレトロな水着と、中華コックみたいな水泳帽、そしてあのおしゃまな動作。また、この頃の映画では見受けられない、みんなを一同に集めて推理していく推理物としての王道シーンには、自分もその場に居合わせた登場人物の一人になった気分で楽しめます。このシリーズが、DVD-BOXとして発売されることを切に望みます。 6点(2004-04-22 12:23:57) |
294. コップランド
中年太りのスタローンがGood。いつもみたいにでしゃばりすぎずないのが良いですが、それでも最後はやっぱ持ってっちゃうんですね。最後まで控えめに徹してくれればもっと良かったのに。でしゃばらない分、ストーリーは楽しめました。 7点(2004-04-22 11:26:36) |
295. 恐竜の島
子供の頃、一番好きだったのはコナンドイルの「失われた世界」。ハラハラドキドキしながら、この魅力的な世界の虜になっていました。と、いうのを思い起こさせてくれた本作。現代の技術レベルと比べてしまうとかわいそうですが、当時としては迫力あるものを見せてくれています。ラストの終わり方も、味があって好きです。 6点(2004-04-22 10:36:26) |
296. ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン
最近のヴァンダム物の中では楽しめる方だと思います。ようやく自分にはアクションしかないと悟ったんでしょうかねえ。がんばってたくさんやってくれています。でもあんまり痛そうではないけどね。最大の見所は、イスラエルのエルサレムで実際に行われた撮影。岩のドームや、なげきの壁など、本物だけが持つ存在感が伝わってきます。宗教勉強の時に学んだ地が出てくることでプチ海外旅行した雰囲気も味わえました。 6点(2004-04-12 10:05:22) |
297. バリスティック
撃ちまくって、爆破しまくる。初めは爽快だなあと思ったんだけど、”それだけ”と言うのはねえ。ルーシーリューのアクションは眠いしね。でもこれがルーシー流? 5点(2004-04-12 09:30:18) |
298. ノックアラウンド・ガイズ
盛り上がらんねえ。なんにでも出るデニスホッパーは置いといたとしても、ジョンマルコヴィッチも出てるんだからねえ。結局出来上がったのはヴィンディーゼルのプロモーション。うーん、これじゃねえ。 5点(2004-04-12 09:19:26) |
299. シティ・オブ・ゴッド
子供たちが当たり前のように人を殺してく。重いテーマのドキュメンタリーなのだが、見事な構成、カメラワーク、音楽、そして演じている子供たちによって、一級のドキュメンタリーとして新たなリズムを奏でている。まさにカーニバル。神の街で生き抜くためのサバイバル。凄まじいの一言です。 10点(2004-04-12 08:50:37) |
300. ベオウルフ(1999)
設定は面白いのに、やたらチープなものに仕上がっています。個人的にはこのチープさが好きなんですが。生かしきれていませんが、設定が好きなので6点。 6点(2004-04-12 06:40:54) |