281. ストーリー・オブ・マイ・ワイフ
《ネタバレ》 初対面の見ず知らずの女性に求婚して相手も承諾する。映画ならではの非現実的な世界に興味が募ったのですが。そこから船長さんの妻の浮気への疑心暗鬼の姿というありきたりな話を延々と見せられて寝落ちとの闘いに。大体自分も浮気していながらどの口で妻を詰るのかというこれまたありきたりな人物像。妻の目つきにも始終嫌悪感。結末にもそうですか以外の感想無く。「心と体と」の監督に寄せた期待は空振りに終わりました。残念です。 [DVD(字幕)] 3点(2023-07-04 00:24:48) |
282. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
《ネタバレ》 冒頭のロックさんにブレンダン・フレイザーとの対決を心待ちにしたのですが、待ってましたのスコーピオンキングに失笑。ロックさんよくこんなの引き受けたなぁ。煽りを食ったのか以降のイムホテックのトーンダウンからヘタレた最期にこちらもトーンダウン。しかしながらそこまでが前作より楽しめた力作です。 [DVD(字幕)] 7点(2023-07-02 22:33:58) |
283. コックと泥棒、その妻と愛人
マイケル・ガンボン、ヘレン・ミレン、キアラン・ハインズ、ティム・ロス、リシャール・ボーランジェ共演マイケル・ナイマン参加と言うことで鑑賞。いくら映画のデフォルメとは言え常軌を逸した下劣な物言いと汚らしい描写で、汚物を塗りつけられたかのような気分。たちが悪いのが監督のゲーーーーージュツ家気取りで食欲性欲排泄は人間の本能なのだとのたまっているところ。主張をこんな形で表現してのどや顔は監督の頭の中に〇〇が詰まっているのかとゲンナリ。 うつくしいとは1秒も思えませんでした。 [DVD(字幕)] 0点(2023-07-01 20:33:12) |
284. インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
シアタス心斎橋 グランシアター 初体験。「エ~イ! 買っちゃえ!」大枚はたいた価値ある迫力の音響をリクライニングシートで席まで運んで下さったドリンクとおつまみをいただきながらゆ~ったりと鑑賞。 ダイヤル争奪戦は序盤の間延び感や魅力を感じられないヘレナ、そして今作お目当ての一つマッツ・ミケルセンのぬるい悪党ぶり。 終盤の攻防には目が点に。ラストシーンもハリソンさん年相応の感慨深さがあるにはあるのですが・・・ 楽しめはしましたが、期待超特大で満を持しての鑑賞だったので物足りなさがあったところです。 [映画館(字幕)] 7点(2023-06-30 19:00:29)(良:1票) |
285. ザッツ・エンタテインメントPART3
シリーズ中一番見応えがありました。帽子掛けと踊るアステアも観れました。「雨に唄えば」ジーン・ケリーの名シーンもありました。ミュージカルは何を脳天気な・・・基本苦手なのですが、彼等の作品からは生きてるだけで丸儲け、ボチボチ行こうや! 励まされます。古き良き時代のミュージカル史を堪能しました。 [DVD(字幕)] 8点(2023-06-30 02:54:17) |
286. ザッツ・エンタテインメントPART2
フレッド・アステア76歳、皺と白髪であっても体型は崩れておらず、踊るお姿のお宝映像に魅入りました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-06-30 02:26:07) |
287. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
初見。コミカルなインディジョーンズの感が。特撮は気持ち悪さが先にたって怖さは感じなかった。退屈すること無く楽しめた力作です。 [DVD(字幕)] 6点(2023-06-29 00:41:44) |
288. ザッツ・エンタテインメント
MGMミュージカルてんこ盛りでお腹いっぱい。フレッド・アステア(登場が遅くてヤキモキ)は帽子掛けと踊る、靴をピカピカにを期待しましたがハズレでした。編集でカットされたというシーンがいくつかあり、当人の無念さや悔しさに思いが至りました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-06-28 01:21:41) |
289. ノーマッズ
ジョン・マクティアナン、ピアース・ブロスナン目当ての鑑賞。怖くも気持ち悪くも腹立ちも無く。全編通してワケワカメでありました。アラン・リックマンが浮かんだシーンに点数の全てを。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-06-28 00:55:00) |
290. 鉄格子の彼方
娼婦殺しのお尋ね者が歯痛の為ジェノバで下船。街で出会った少女とその母親との束の間の恋が描かれたいかにもなメロドラマ。三人の関係がリアリティを持ったのもので、そこに絡む少女のヤクザな父親に何となく先行きが見えて期待したのですが、今一つ彼の悪辣さが薄く肩透かし。結末と併せて歯痒さが残念な作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-27 16:54:28) |
291. ハードロック・ハイジャック
クレジットのスティーヴ・ブシェミに100へぇ、「コン・エアー」のイメージとかけ離れていた役柄に無限へぇ。つまらない話ではありましたが、ブシェミ、ブレンダン・フレイザー、アダム・サンドラーの馬鹿騒ぎが嫌みなく楽しめました。 [DVD(字幕)] 4点(2023-06-27 01:48:49) |
292. ウォー・ゲーム(1983)
お目当てダブニー・コールマンは見せ場無く物足りないものの、小じっかりしたストーリーで機械オンチの身にはワクワクさせられ通しで楽しめました。キムタクっぽい若きマシュー・ブロデリックもなかなかのもの。 余談ながら彼がギャラガをしているのに、当時、仕事帰り梅田で毎日ギャラガとゼビウスにはまっていて、電車の時間・お金を気にせず家で自由に遊べたらなぁと思っていたアホな自分を思い出しました。 当時本作を観た知識を持った攻める側守る側の人々に影響を与えたと想像出来る良作でした。 [DVD(字幕)] 7点(2023-06-26 15:41:52) |
293. ヒトラーのための虐殺会議〈TVM〉
《ネタバレ》 本作でのシュトゥッカートは省庁の権限がSSに侵される件にこだわり、クリツィンガーは毎日ユダヤ人を銃殺するドイツ兵のメンタルのみ危惧する。 銃弾代節約、手早く大量に処理出来る、死体処理はユダヤ人を使ってそのユダヤ人も処理するからドイツ兵のメンタルへの影響は少ない。ということで編み出されたガス室送り。「謀議」同様、口蹄疫対策会議を見てるかのようでした。 ドイツ人による製作に他国には出来ない事だと思えました。 [DVD(字幕)] 8点(2023-06-26 02:25:41)(良:1票) |
294. ダウト ~偽りの代償~
《ネタバレ》 マイケル・ダグラスの知的小悪党が控え目で盛り上がりに欠けます。フィンリーの訃報に対するニコラスに「あれっ、この男は・・・」 まずまずのどんでん返しではあるものの、やはりマイケル・ダグラスのパンチに欠ける姿がもどかしい。 フリッツ・ラングの元作を観たいところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-06-25 21:45:08) |
295. ロベレ将軍
《ネタバレ》 藁にも縋る思いの家族から金をまきあげてはバクチですってしまうバルドーネ大佐(大佐であるわけないと思ったら案の定)の火の付いたおが屑のような一言一句の嫌らしさときたら。ヴィットリオ・デ・シーカの達者な演技に仰天します。彼をロベレ将軍に仕立て上げるミュラー大佐(こちらは正真正銘)の一分の隙もない出で立ちと言動に惚れ惚れ。 愛国心に目覚めて迎えた誇り高い最期はイタリア国民を鼓舞していますが、私的に最後までクズのままで哀れな最期を見たかったところです。実話というのが驚きの見応えある良作でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-06-24 03:13:15) |
296. ドライブイン殺人事件
《ネタバレ》 冒頭での首がスパッと落ちるのに力がはいったのですが。画質が恐ろしく悪く夜のシーンの見辛さに肩が凝る。犯人を見届けようと我慢を重ねたのをせせら笑うかのような舐めた結末に絶句。鑑賞後IMDBのTrivia欄にある脚本7日、撮影4日、(意味不明だった)倉庫シーンは尺を伸ばすため土壇場で追加・・・等々、大人とは思えない舐めきった製作過程に-1点。 [DVD(字幕)] 0点(2023-06-23 02:44:53) |
297. 野獣暁に死す
お目当ての仲代達矢は悪の親玉として誰よりも目立っておりました。出演するからには! 心意気が流石日本一の男優。(重低音のイタリア語を聞けなかったのは残念) しかしながら、ダリオ・アルジェントによる(驚)脚本、監督の演出がどうにもこうにもお粗末で全く盛り上がるところが無い珍品にして愚作でありました。 [DVD(字幕)] 3点(2023-06-21 16:50:48) |
298. きっと忘れない
《ネタバレ》 ブレンダン・フレイザー、ジョー・ペシ共演に食いついてしまった。 ペシの台詞回しと眼力は何時もながら惚れ惚れします。孫を目の前にした自業自得感にホロリと。キレて無くても名演ぶりが流石。 フレイザーの好演にも好感。 世間に出る君へのお話として捻りに欠けるものの一気に完走出来た良作。 [DVD(字幕)] 6点(2023-06-20 16:40:05) |
299. チケット・トゥ・パラダイス
バリ島ってこんなにも美しいのか!(鑑賞後、ロケ地がオーストラリア クイーンズラン州と知る) 景色、セット装飾、衣装の素晴らしさにウットリ。さらにジョージ・クルーニーのイケオジぶりにメロメロ。ストーリーは当たり障り無いものでしたが、眼福のひとときに満足であります。 [DVD(字幕)] 6点(2023-06-20 00:16:43) |
300. 聖なる狂気
ブレンダン・フレイザー、ヴィゴ・モーテンセン、アシュレイ・ジャッド共演というのに食いついて期待してしまった。 アシュレイ・ジャッドの役柄の下劣さに吐き気がする。観るに堪えないキャラに舌打ち。 ブレンダン・フレイザーは生真面目に狂気を演じておりましたが、脚本演出がお粗末なだけに痛々しい仕事ぶりに萎える。 ヴィゴ・モーテンセンも見どころ無く。 ポカーンと眺めていた結末の大立ち回りでの「愛してる」に血圧計が振り切れる「アホか!」 とどめの象さんとお靴にハズレ感を嫌と言う程味わう事に。 [DVD(字幕)] 2点(2023-06-18 20:22:54) |