281. タイヨウのうた
YUIの等身大の演技が良かった。塚本君のおバカで単純ながら、いざというときにかっこよい男子像が逆に今の時代に新鮮に感じられたのもGOOD。病の進行が進む後半は 見ている方もしんどくなるが、全体的に完成度が高い良作。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2015-03-03 18:44:29) |
282. GANTZ:PERFECT ANSWER
ネタバレ 前作と同じで妙に間延びしたテンポが気になったものの、バトルシーンやオリジナルストーリーがなかなか良い感じ。 星人とのバトルをむやみに出さず、黒幕を作ったことも功を奏していた。 吉高は別としても、配役がしっくり来ているのは評価したい。 最後のオチは「そうきたか~」という感じ。原作にないだけに新鮮な驚きでした。 [地上波(邦画)] 4点(2014-04-12 07:47:58) |
283. GANTZ
配役は合っていたし、田中星人などのバトルも迫力があったのだが、全体的な画面の暗さと妙に間延びしたテンポが気になった。 とくに仏像編は暗くて何が何だかという感じ。もし本気で原作の迫力を出すなら大がかりな仕掛けが必要であり、コスト的にも大変だと思うが、今回のように中途半端にやるぐらいならフルCGに近い形で見せたほうが良かったと思う。 [地上波(邦画)] 3点(2014-04-12 07:36:36) |
284. マダガスカル2
あいかわらずのハイテンションについていけないこともありますが、第1作にくらべて面白かったです。 雄大なアフリカの大草原をバックに、無敵おばあちゃんがいい味出していました。 前作と続けて放送されていたので、それぞれのキャラクターが違和感なく入ってきました。 後半すこし間延びしたのが残念といえば残念。むりやり友情や恋愛話を作った感がしないでもないです。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-01-01 12:38:23) |
285. マダガスカル
無駄なハイテンションと大げさすぎるアクションには正直ついていけないけれど、動物園から脱出を企てて漂流のすえマダガスカルにいたるという展開は悪くなかった。 それでもマダカルカルについてからのストーリーはこれといって見どころはなく残念。もっと世界観を広げてほしかった。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-12-29 07:48:11)(良:1票) |
286. ビフォア・サンセット
ネタバレ とにかく脚本が秀逸で、よくこのようなストーリーを考えることができるものだと思う。もちろん、それを違和感なく演じることのできる主演の二人(もちろん撮影カメラマンなど周辺のスタッフ)も素晴らしいので脚本の良さを実感できるのだろう。 内容は、前作に比べて会う時間が短い分、よりリアルタイムに進む。青年から壮年に向かう30代の機微を現した会話がやはり魅力的。時間がないためか早口すぎて味わう余韻がないが、ウィットに富んだセリフは前作から変わらない。セリーヌのヒステリーやイーサンホークの家庭の現実などの影の部分もきっちりと描かれており、それがゆえに観ているこちら側もややストレスを抱え込みながらも引き込まれてしまう。 個人的には、もっとオプティミスティックでユーモアに富み、ゆったりとした会話のほうが好みなのだが、これはこれでセリーヌたちの等身大を見ているようで良いと思う。 ラスト、またまた結論を出さずに観客の判断を問うかのような結末がまた秀逸である。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-22 09:02:42) |
287. おおかみこどもの雨と雪
ネタバレ とても良かった。 話にリアリティがあるし、声優陣も素晴らしかった。 父親のおおかみが序盤で亡くなってしまう展開に驚かされたが、母親の花という女性が懸命に女手一つで子供を育てる姿を見られたことで身が引き締まる思いがした。 それとともに、自分の幼少期がいかに恵まれていたかを実感して涙が出た。 印象的なのは、雪が学校で草平に対して正体を現し、それを草平が受け止めるシーンでカーテンを効果的に使っていたこと。ひ弱で軟弱だった雨が、いつからか強靭な肉体と精神を持つまでに成長していったこと。それを見守る笑顔の花。 客観的に見ればかなり悲惨な状況の家族かもしれないが、私の心に沁みる作品だった。 [地上波(邦画)] 8点(2013-12-21 10:43:32)(良:2票) |
288. 恋人までの距離(ディスタンス)
ストーリーの流れが自然で、素直に感情移入することができた。 どちらの主人公も超美男美女ではなく、どちらかというと欠点も抱えた等身大の人物であるが、それがゆえにこちらも入り込める。 なんといってもウィットに富んだ会話が素晴らしい。恋人未満でありがちな、照れやツンデレといったかけひきに溺れることなく、お互いの内面を深め合っていく。 ラストへ向けてどう収束するのか不安だったが、この終わり方で間違っていなかったと思う。良作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-20 10:09:07) |
289. ホワイト・プラネット
ネタバレ ところどころ綺麗で感動的なシーンはあるが、やや平凡か。 問題なのはこの映画のバックミュージック。よく流れる音声入りの音楽が、せっかくの映像美と生の音がぶつかり合う迫力を打ち消して集中力をなくさせる。 環境保護を声高に謳わない点は評価できるが、見るのに根気がいる作品。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-08-02 22:19:52) |
290. おくりびと
静と動の対比でいえば、これは明らかに静の作品。 ゆったりとチェロの音色が流れていくシーンが象徴的だ。 落ち着いた雰囲気が好きな人はすんなり入り込めるだろう。 一方で広末涼子などが過剰に反応するなど、ややわざとらしいところが気になった。 とはいえ、相当に修練を積んだであろうモックンの動きや、終盤に向けての見事な展開は見応えがあった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-11 15:09:17) |
291. 岳-ガク-
ネタバレ 空撮をはじめ、山の雄大さと厳しさなどの迫力はヒシヒシと伝わってきた。 しかし、「海猿」の匂いがプンプンしてきたところからイヤな予感が的中。人間描写があまりに安っぽい。 とくに終盤、遭難者の生存確認をしてハイタッチで喜んでる場合じゃないだろ、とツッコミどころも満載。エピソードもぶつ切りでまとまりにかける。 山の映像や三歩のキャラクターは良かっただけに、冬山遭難→三歩が救助という極端なワンパターンが繰り返されたのももったいなかった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-06-18 22:14:40) |
292. ミラーを拭く男
ひたすらミラーを拭くシーンが多い、不思議な作品。 ほとんどしゃべらない主人公というのも日本人像としてありなのかもしれないが、美しい日本の原風景以外の魅力に乏しい。 ミラー拭きに興味を覚える人と、時間に余裕がある人にはいいかも。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-06-18 13:28:48) |
293. Laundry ランドリー
まったりした空気感は悪くなかった。けれど2時間はだるい。 高島平のガスタンクがアクセントになっていたり、内藤剛志がうまい具合に間を取り持っていたりと良いところもあったが、全体からして平凡かなあ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-05-26 07:25:11) |
294. サラリーマンNEO 劇場版(笑)
わざわざ劇場にお金を払って見に行くほどではない。 「サラリーマンよ、リスクを恐れずに攻めていけ」というメッセージは良いが、テレビ版のような毒気は失せている。長編ドラマは時間が長く感じた。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-05-13 05:57:29) |
295. Go!(2001・矢崎充彦監督作品)
ネタバレ 主人公の俳優を全く知らず、ほとんどB級映画と言って良いほどの画面だが、予想に反して素晴らしかった。 好きな女性にピザを長崎まで届けるという一見アホとしか言いようのないストーリーだが、それを支えているのは、無駄なセリフを配したシンプルな脚本と、脇を固めるゲストたちとのえもいわれぬ味わいのある駆け引きだ。 とりわけ謎のハーレー男を演じる山崎努とのかけあいは面白い。広島競輪の実況つきのバイクレース、心温まる下関での出会い、ピザ屋バイクでの暴走などなど、どこまでがボケなのか分からない小ネタを挟んで物語は進んでいく。 主人公が若さゆえに不器用なのも悪くなく、昔を思い出してグッときた。 若者のロードムービーとして同じような傑作映画「17才 学校四」 に迫る、楽しい時間を過ごさせてもらった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-05-10 22:23:13) |
296. 幕末太陽傳
古典落語「居残り左平次」は内容を知ることがなく、「品川心中」「三枚起請」なども知らなかった。 序盤からいろいろな人物が入り乱れて混乱、早口すぎるセリフも半分ほどしか聞き取れずにイライラしながら見ていると、中盤からやっとフランキー堺の芸が分かってきて面白くなってきた。 最後まで落ち着くことのないドタバタ劇という印象。 あらかじめ知識があったり、時代劇が好きな人なら入り込めると思うが、素人の人はこれを喜劇映画の傑作だと思って期待しすぎず鑑賞することをおすすめしたい。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-04-30 19:40:15) |
297. X-MEN:ファイナル ディシジョン
ネタバレ 相変わらずストーリーはいろいろ盛り込みすぎているが、アクションシーンの迫力はさすが。 ハーバーブリッジを持ち上げて移動してしまうマグニートーなど、奇想天外なスケールに魅了された。 あまり中身に突っ込まず、素直にものすごいバトルを楽しむ、というのがこの作品の賢い見方だろう。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-03-29 20:12:59) |
298. 大人の見る絵本 生れてはみたけれど
ネタバレ 兄弟のわがまま・ガキぶりが目に余る前半は面白くない。後半、父親の道化師ぶりが暴露され、子供たちの反抗にあうところからが見所。殴って自己嫌悪にかられた父親が、子供たちの寝顔を見ながら母親と話すシーンが秀逸だ。そこからラストへ向かっての、子供たちの反抗を大きな気持ちで見守るのも心地良い。ユーモアで笑わせ、ときにホロリとさせてもくれるが、サイレントなのはプラスではないと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-16 07:00:46) |
299. X-MEN2
1に比べると見せ場となる戦闘シーンはより良くなった。画面が明るくて綺麗だし、迫力がある。中途半端なくらいにいろんなミュータントが出てくるのだが、やはりマグニートの能力がいちばん存在感があってかっこいい。 反面、ユーモアのない長ったらしいセリフ、訳のわからない早すぎるストーリー展開は前作以上にひどい。たぶん原作が長いせいなのだろうけど、詰め込みすぎずもっと単純でいい。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-01-30 08:25:01)(良:2票) |
300. X-メン
時間も短くて気軽に見ることができる。有名アメコミが原作だけあって、世界観は素晴らしい。 しかし、早口のセリフの言い回しが妙に分かりにくかったり、肝心のアクションがとくに後半暗すぎて分かりづらかったりと、完成度が微妙なところがもったいない。 まあ次回作以降のほうが完成度が上とのことなので、X-MENという世界観を知る上での導入部分として気軽に見ることをお勧めしたい。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-01-20 06:11:39) |