301. フライド・グリーン・トマト
《ネタバレ》 ほんわか朗らか〜に終わるのに……ゾゾッとするラスト……。あれだけであたしはダメですぅ。なんで、ニコニコ笑っているの? どうして楽しいの? なんでよーーー???とハテナがいっぱい飛び交ってしまいました。なんか頭のネジが取れているというより、頭のネジがどっか別のところをくっつけちゃったんじゃないのかなぁって思わせるラストが……どうも。私には受け付けませんでした(汗)。せっかくキャシー・ベイツがあんなに頑張っていたのになぁ。相手にしてくれない旦那さんの目を自分に向けるために、いろいろ頑張っているものね。いじらしいですねぇ。さすがに自分をプレゼントにしちゃったときは、目が点になりましたが……(大汗)。世代を超えた女性の友情というのは憧れますね。同年代の友達というのもいいものですが、年齢差のある友情っていうのもステキです。母親くらいの年の友達、祖母くらいの年の友達、もちろん高校生くらいの友達なんかと、いろんなお話をして人生を楽しめたら、すごく潤いのある人生になるんじゃないかなぁ。理想に一歩近づくような気がします。全体的には、黒人差別、女性解放の面が出ていたのがちょっと残念。そういうのがなかったら私はすごく惹かれていたかもしれません。ただ、やっぱりラストが……。アレは食べたくないなぁ、さすがに……。 5点(2004-02-08 23:48:46) |
302. モンタナの風に抱かれて
ただただ、レッドフォード……レッドフォードに尽きる。これはまさしく、「レッドフォードのレッドフォードによる、レッドフォードのための」映画!! この映画で何が残ったか……荒馬を馴らすレッドフォードのたくましさ、人妻をとっちゃうレッドフォードのハンサムぶり……。ああ、なんてキレイなんでしょう。この年(失礼)で、ラブロマンスの主役張れて、しかも納得できてしまう(って、納得できていな方も多々いらっしゃるようですが 汗)、もうやられまくりです。はじめは、高慢チキで嫌な女だった彼女もだんだんと瞳がやさしくなってくるんですね。レッドフォードと馬と触れあうことで。私だったら、はじめっからレッドフォードにしびれまくって、何でもホイホイ言うこときいて、頼りきっちゃうだろうなぁ。(さて、問題です。この短い文の中で、レッドフォードという言葉、何回出てきたでしょう? 笑) 7点(2004-02-08 20:15:25) |
303. レイジング・ブル
とにかく猜疑心や嫉妬にかられて暴力を奮う男というのは最低です。それが元スポーツマン(ボクサー)とは……もう最悪。目が点状態です。ボクサーだったら、リング以外では暴力を奮わないでほしいな。 3点(2004-02-05 05:35:04) |
304. ハリウッドにくちづけ
《ネタバレ》 パーティでのシャーリー・マクレーンに目がくぎづけ(笑)。真っ赤なドレスでピアノの上に脚を組んで座って歌う姿を観たとき、とっても嬉しくなってしまいますよ。ああ、彼女は元気なんだなぁーーって(笑)。『カンカン』(1960年)にも、若きシャーリー・マクレーンが自分の婚約パーティでピアノの上に座っているシーンがありましたが、こちらの方がインパクトは数段上をいっています。やっぱり年を取っても、娘のためのパーティなのに主役を奪っても、シャーリー・マクレーンならしょうがないかって思っちゃうんです。でまぁ、ああいう母親を持った娘は……ああなっちゃうってコトなんですかね(汗)。麻薬事件以降、娘のメリルも頑張っていましたよね。警官姿でサボテンにくくわえつけられている姿にいじらしさを感じましたよ。ビルから落っこちそうになる場面とか……とっても可愛らしい(笑)。一生懸命なんだなぁーーってぎゅーって抱きしめてあげたくなります。とかいいながらも、メリルのほうが私よりも大柄なんでしょうがね……。 7点(2004-02-05 05:02:35) |
305. ビッグムービー
《ネタバレ》 スティーブ・マーティンが弱小映画製作会社の社長兼プロデューサで、たかだか2000ドル程度(でも、このお金スティーブ・マーティンが子供の頃から1日1ドルずつ映画製作のために貯めたお金なので、そこそこ涙を誘う場面ではある……かな?)で映画を撮ろうとする姿に心を打たれたハズなのに……なんじゃーー! 盗撮とは!! ハリウッドの大スターとして確固たる地位を築いているエディ・マーフィーを出演させるために、カメラを隠して撮影したり、吃驚させたり、追いかけたり……。困ったものだ。はじめは、いろんな小細工を弄してスターの出演承諾を得るために頑張っているように見えたのに……。もったいなかったなぁーーと思っていたら、な、なんとエディ・マーフィーのそっくりさん(役としては同一人物)が登場。お尻が彼と似ているからってことでオーディションに受かったのは、大スターと血を分けた兄!! あああ無茶苦茶……だけど面白かったりもして。ある意味、目がくぎ付けでした。だって、エディー兄ちゃん、けっこう年いっているのに歯列矯正のブリッジしているし……。何度みてもスティーブ・マーティンは胡散臭いし……新人女優の色じかけにアッサリはまっているし……。役者は自分で特殊メイクをしたり、細工をしたりと頑張っているところなんかも、いじらしい。この手作り感溢れる撮影方法って、もしかして、かの有名な『案山子男』も実際に撮影するときに同じような手法が採られているのかもしれないなぁ、頑張ったんだなぁ〜、なんてぼーーっと考えてしまいましたよ(爆)。ちょっと脱線してしまいましたね。ひとまず、作るまでの過程はなかなか興味深かったんです。ところがラスト近くなってくると、無茶苦茶かげんに節操がなくなってきたのがとても残念でした(涙)。エディ・マーフィーはなんか怯えているだけだし、挙げ句の果てに最後は盗撮による脅しで、出演の事後承諾を得ているっていうのも、汚い手を使っているくせに、最後はつじつまを合わせようとしているようで、イヤな感じでした。この際だから、ずっと未承諾のまま中東やアジアあたりで上映したら、じわじわ人気が出てきて、既成事実の前にエディも出演を喜んで承諾するってほうが、好みだったかな。 6点(2004-02-04 19:02:59) |
306. ねえ!キスしてよ
ディーン・マーティンが、ほぼ本人のような役柄で出演しているという意味では『オーシャンと11人の仲間』と同じですね(笑)。ラスベガスのSandsカジノでジョークを交えながら歌う彼は、まったくいつもと同じなんでしょう。とはいっても、むっちゃスケベなスケコマシだったので、そこはちょいと違うのでしょうがね(笑)。それにしても、ディーン・マーティンって何故こんなにもいやらしい役が似合うんでしょうか。イタリア系っていうだけではなさそうな雰囲気です。また、キム・ノヴァクも娼婦がはまっています。ほどよく下品でハスッパだけれど純真って感じの雰囲気がばっちりでした。さて注目してもらいたいのが、キム・ノヴァクの男の観察能力の凄さ。ディーン・マーティンは女性の体重を抱き上げたり、ウエストを持ったりしながらも間違える(ただ、彼が女性を触りたいからワザと間違えている可能性あり 笑)のに対して、一目でピタリと小数点以下まで当ててしまうのです。また、彼女は男性が紳士的かどうかを爪で判断しています。爪の根元のほうに白っぽい半月状のものがありますよね。これが大きければ大きいほど紳士だっていうんです。キム・ノヴァクは、ディーン・マーティンの爪を見て、「月が全くないわ」と言います。こういう細かいところがとても面白いですね。ところで、私には爪に月がありません。これって紳士じゃないってことなのかな?でも一応私は女性なので、淑女じゃないってことになるのか? うーーん、困ったなぁーーと、我が爪を見つめて考え込んでしまいましたよ(汗)。まっ、そちらの真偽はともかくピアノ教室の先生をしているご主人の嫉妬深さ、テンポの遅さ、思い込みの激しさに対して、妻が愛情いっぱいで夫を見つめるところなど、見どころはたくさんあります。しかし……ちょっとコメディ、コメディにしようとしすぎるあざとさが表に立って、ストーリーに入っていけなかったのが残念でございました。 7点(2004-02-04 18:31:18)(良:1票) |
307. カンカン
《ネタバレ》 セーヌ川を走る豪華船の婚約披露パーティで、泣きべそをかいたシャーリー・マクレーンが、婚約者になだめられて「お化粧を直すわ」というシーンが好き。この後、彼女は婚約者を追い出して「ちょっと待ってね」といって逃げ出すのですが……(笑)。さすがに逃げ出すとは思いませんでしたよ。なんたって船上。川に飛び込むしかありませんからね。ドレス姿のままで川からあがるシーンは、ドレスが重そうだったけれど、ちょいと色っぽかったです。とにもかくにも、シャーリー・マクレーンのドレス姿がかわいらしい。けっこう彼女は片方しか肩のついていないドレスを好んでいたようで、川からあがるシーンでもこの片肩ドレスだったため、妙に艶っぽかったのでしょう。また、黒い打ち掛けのような着物をはおっているのも色っぽかったです♪ ミュージカルってことでいくつかのナンバーが用意されているのですが、どれも出来としてはイマイチ。ただ、カンカン踊りだけは楽しかったです。歴史的に本当にカンカン踊りが「風紀上よくない」という理由で法的に禁止されたのかどうかはわかりませんが、カンカン撲滅運動を推進している婦人団体の老婦人が実際にカンカン踊りを見て、徐々に体でリズムを取りはじめる場面なんかも好きですね。さて、シャーリー・マクレーンのロマンスの行方はというと……ちょいと腑に落ちないラストを迎えてしまいました。結婚を拒んでいた弁護士役のシナトラが、名前を与えるためにするのが……「養女にすること」だなんて……(汗)。義理とはいえ親娘でイチャイチャはよくないだろう! カンカン踊りよりも風紀上よくないぞーーと釈然としない終わり方だったのが残念。どーせなら結婚しておくれよ。気をもたせたんだからさぁーー(そもそもこのカップルをあんまり応援はしていなかったけれどね 苦笑)。養子縁組みでお茶を濁されるようなら、やっぱり判事と結婚していたほうが幸せだと思うよ。うん。 6点(2004-02-03 04:30:56)(良:1票) |
308. ノッティングヒルの恋人
《ネタバレ》 ノッティングヒルという場所を初めて認識しました(恥)。すごくいい感じの場所ですね。下町っぽくって、青いドアのアパートがむっちゃ似合っていました。また、アパートの私有公園っていうんでしょうか。今の日本でも大型マンション内に共同の公園が作られているところがありますが、けっこう子供が遊ぶための場所っていう感じですよね。対して、この映画の私有公園はとてもステキな雰囲気。遊び場所があるわけじゃないけれど、子供が走り回っている横でお昼寝なんかできちゃいそうな、あったかい雰囲気がありました。キスは唐突だろう!とおっしゃる皆さんと同じように、大女優のアナが本屋の店主に惚れたのかはナゾですが、恋とは理由のないもの。手がキレイとか、声がステキとかそんなくだらない理由で恋しちゃうのです。だから不自然さは感じなかったんだけれど、アナが自分の心に素直な気持ちで恋にぶつかっていけなかったり、足踏みをしたりしている姿が可哀想でしたね。自分の恋愛を信じられないから、妙に尖ってみたり、攻撃的になってみたり、ヒューを呼びつけておいて取材中という失礼をしてみたり……。なんか痛々しかったですよ。それに向かったヒューはヒューで、頼りなくて情けなくて、受け身なだけのイジイジ男だったりするわけで……。じれったいですね(笑)。こんなウジウジした男も、いい友達に後押しされて頑張っちゃうところが感動的なんですけれど。友情っていいなぁ。やっぱり友達は大事にしないとね。ところで、スパイクの交通整理について。あれ必要だったのかな??? 交通整理してみたかっただけでは(笑)。とまぁ、アラを探せばいろいろとあるんでしょうが、全体的に御伽の国のダメな男女が周囲に応援されながら恋に落ちていくお話として楽しかったです♪ 7点(2004-02-01 08:09:55) |
309. 私をスキーに連れてって
高校の修学旅行のバスの中で観たのが初見です。バスガイドのお姉ちゃんが、どうしてこの映画を選んだのかはナゾですが(笑)。だって、真夏の8月ですよぉーー。修学旅行。そもそも修学旅行を夏休みにやるなんて最低だーーー!! でもね、コースに車山スキー場ハイキングというのが盛り込まれていたのです。まったく動かないリフトを横目に、ぜーぜー言いながらハイキングをしたなぁーー(遠い目)。ああ、また思い出ばなしになってしまった。けれど、こういう時代を象徴した映画って、なぜか自分の青春時代をオーバーラップさせながら、実は自分の体験なんかも映画の一部になっちゃっているんですよね(笑)。そういう意味で、とても貴重だと思っています。スキー場で出会ったかわいい女の子が、実は同じ会社に勤めていて……それからいろんなことがあって……っていう、トレンディドラマのような雰囲気ですが、それでもいいのです。だって原田知世がかわいいんだもん。内股気味にスキーを走らせる姿なんかもかわいかったなぁ。さらさらの長い髪に全身を白で固めたスキーウェア……憧れたなぁ。真夏のスキー場を歩きながら(汗)。 こんな私はスキー未体験です。 6点(2004-02-01 06:35:00) |
310. 菊次郎の夏
《ネタバレ》 どうもビートたけしの「ばかやろう」「このやろう」という言葉が気になって、気になって……。東京の下町言葉なんでしょうが、聞き慣れていないために耳についてしょうがなかったのが困ったところです。数えてはいませんが、すんごい回数言っていますよねぇ(汗)。半分くらいに抑えてもらったら、聞きやすかったかもしれません。皆さんもおっしゃっているように、最後の「菊次郎だ。バカヤロ」は良かったですけれどね(笑)。ちょっとはにかんだ、照れくさい雰囲気が出ていて、ラストで救われた感じがします。観る前に“競輪”のシーンがあると聞いていたので、「豊橋にいるお母さんを探しに行く」と言ったときに“ああ、豊橋競輪場に行くのね”と思ったのですが、な、なんと……“花月園競輪場”だったとは(汗)。まだ横浜じゃないか!その時点でかなりダメなおやじだということが判明。(前々からかつあげしていた兄ちゃんを逆にかつあげするなどダメなところはありましたが、一応未遂でしたからね 笑)柳の下のどじょうを狙って、子供に何度も適当な数字を言わせて勝とうなんざぁ、ただのろくでなしです。でも、彼は生粋の江戸っ子なんでしょうね。“宵越しの銭は持たない”んでしょ?江戸っ子って。どっちかっていうと、岸本加世子のほうが子供と金を託したことが間違っているような(笑)。そうそう、岸本加世子といえば、ピンク地に豹がついた服、茶色に豹の顔の服がえらいこと似合っていましたね。最初しか出てこなかったのが残念でしょうがありません。 6点(2004-02-01 05:55:50) |
311. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 遊び慣れていない人間が、ハメをはずすととんでもないことになる!という典型的な話のような気がします。とにかくテルマの行動といったら……あれが自己解放なのかと思うと、情けないやらなんやらで、正視できませんです。さらにルイーズも精神的に病んでいるのが露呈してしまいました。レイプされた過去が彼女に殺人をさせたのだったられっきとした精神病。一見しっかりしてそうに見えるだけに、厳しいものがありますね。自己を見失った女に、精神的に病んだ女が一緒にいてもいい結果がでるわけなく、ルイーズの旦那に頑張ってもらいたかったよ。ホント。私としては刑事は良かったと思いますよ。多分彼は、自分の身近なところで女性の抑圧について感じるところがあったのだと思います。きっと彼女たちの周りの男に自分を重ね合わせ、自らを救おうと思ったからこそ、顔を合わせたことのない彼女たちを救おうとしたのではないでしょうか。まっ、私の想像の世界ですけれどね(ペコリ)。やっていることはともかく、ロードムービーっぽく雄大な自然、美しい景色が見られたのが良かったですね。 5点(2004-01-30 13:59:01) |
312. ミスティック・ピザ
《ネタバレ》 こじんまりとした海辺の田舎町にある、最高に美味しいピザ屋さん“ミスティック・ピザ”でウェイトレスをする3人の女の子が、それぞれの恋愛をしていく話です。それぞれの恋のお相手に3人の男が出てくるわけですが、私はどの男性もパスしたいかな(苦笑)。漁師の男は結婚すること=愛の証みたいな人(純朴な田舎青年って感じですけれどね)で、融通がきかなそうだし、そもそもマッチョって苦手。エール大学出身の妻子持ちは自分の保身しか考えていないし、ポルシェの坊ちゃんは、坊ちゃんだけあってアマアマで、親の財産を無くしそうだしなぁ〜。どうしてもこの中から選べって言われたら(って誰もそんなこと言わないけれど 汗)、金持ち坊ちゃんかなぁ。今のところはお金あるし、ネ! そもそも金持ち坊ちゃんは登場からしいてダメダメだったなぁ。ダーツを3本連続でど真ん中に当てるといいながら、3本めで失敗。50ドル負けているもんなぁーー。やっぱりあんな金づかいの人は嫌いだ。選べない……。そう、魅力的な男性がいなかったのが、この映画にのめり込めなかった理由に違いない。ピザ屋のおばちゃんとおじちゃんの温かさには、ちょいとジーンときましたけれどね(笑)。↓の皆さんが書かれているように、あの評判のピザを食べた〜い。隠し味に何入れているんでしょうか。最後までヒミツは明かされませんよね。それが気になってしょうがないのです。ところで、マット・デイモンのクレジットは反則でしょう(笑)。 6点(2004-01-30 11:39:34) |
313. ベスト・フレンズ・ウェディング
《ネタバレ》 愛と友情の物語です(笑)。主役二人(マイケルとジュリアン)はおいておいて、マイケルの婚約者キミーとゲイのジョージ二人の愛と友情の力がすばらしいのです。体全体でマイケルへの愛情を表現するキミーに、友人のために遠くからかけつけるジョージ。この二人にはさんざやられっぱなし。愛って、友情っていいなぁーって思ってしまいます。また、最後の最後でマイケルがジュリアンに言った「蛆虫以下だ!」の言葉。ああいうことが言える友情にも心打たれます。「なのに放っておけない」んですから。条件付きの友情じゃなく、無条件の友情。そういうのがとてもステキなんです。何度も繰り返してみたシーンは、カニレストランでジョージのホラ話から店全体へ広がる「小さな祈り」大合唱のシーン。あの曲がむちゃくちゃ好きなので、それだけで楽しい気分になれるんです。レストランの従業員がカニの爪型グローブをつけて手を振っているところがおちゃめでかわいいので、注目してみてください♪ 8点(2004-01-30 11:17:41)(良:3票) |
314. ブラボー火星人2000
《ネタバレ》 ↓クロエ☆姫との二人部屋♪ と、次に投稿する人への牽制をしつつ(笑)感想を書きましょう。(なんてことは気にせず、どんどん書いてください。だって面白い映画ですから♪)くだらない設定のくだらないエイリアンものというんでしょうか。ガムでそれぞれの星にマッチした外見に変わる火星人が手に入れた地球人としての外見は……クリストファー・ロイドだったってだけで充分におかしい。しかも宇宙船を直すために、トンカンやっている姿は、やはり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを彷彿とさせるのです。それだけで、私は嬉しくなってしまいますよ。そして変体ガムにはいろんな星のものが用意されていて……できるだけ噛まないほうがいいというほにゃらら星のガムが……クライマックスで必要になるあたり、よろしいかと(笑)。ところで、あの星の人に食べられた彼は、一体……どうなってしまったのでしょう(汗)。彼女のお腹の中に???? 妙に気になる。 7点(2004-01-30 09:19:00) |
315. ジャングル・ジョージ
《ネタバレ》 何が悪かったんだろう? ブレンダン君はちゃんとブレンダン君っぽくバカやってくれているし(しかもターザンの役なので自慢の肉体も大盤振舞)、笑いありロマンスありの楽しい作りなのに……。ジャングルで育ったジョージが、アメリカに行くところだって、『星の王子ニューヨークへ行く』みたいな感じで、そんなに変じゃなかったし、英語を話すゴリラだって愛嬌があった。ゴリラがショービジネスの世界で成功するのなんかも、私好みのストーリーなはずなのに……(汗)。どうしちゃったんだろう、なんでだろう?? イマイチお話に乗り切れなかったのです。登場人物だって楽しくて、ヒロインのダメダメ婚約者にヒロインの両親なんかもすんごいお約束的な人たちなのに……。テンポの問題なのかな。それとも期待が大きすぎたのかな。すっきりしないなーー。って感じの映画でした。2を観るかどうするか迷い中です。 [DVD(字幕)] 4点(2004-01-28 10:30:25) |
316. 原始のマン
《ネタバレ》 初見は深夜のテレビ放映。用事をしながら適当に流しておこうと思っていたら……プールを作るために庭を掘っているシーンあたりで、もう目がくぎ付け状態。ブレンダン君を認識した、記念すべき映画でもあります。もともと学校で人気者になってプロム・キングになり、好きな女の子のハートを射止めるためにプールを作ろうとしていたデイブは、友達のストーニーを巻き込んで、人気者になるためにブレンダン君扮する原始人リックを学校に連れて行っちゃうんです。なのに……人気者になったのは、リックのほう。野性的な魅力で女の子のハートをガッシガッシと鷲掴み。本人はそのつもりなくっても、ワラワラとフェロモンにやられた女の子がやってくる ……それに、デイブがジェラっちゃったりなんかして……(笑)。モロ青春ですねぇ〜。ラストは目が点になっちゃいますけれど、ね。続編があったら楽しいだろうな。けど、もうブレンダン君も年いっちゃってますね(汗)。 7点(2004-01-28 08:41:30) |
317. ショウ・ボート(1951)
『ザッツ・エンタテインメントPart2』で紹介されていたものなので、ちょっと期待しすぎたかなぁ〜。メロメロな歌を男女が寄り添って唄っても、私はあんまり楽しくないのです。ショウ・ボートの芸人たちに愛されて育った、興行師の娘は、ダメダメなギャンブラーと結婚してショウ・ボートを降りてしまいます。はじめは勝ちまくって豪華なホテル暮らしをしながら宝石に囲まれて生活していた二人も、次第にツキに見放されて落ちぶれてしまう。♪どんなダメな男でも、私はあなたが好きなのよ〜♪みたいなことを唄っていた女性も、次第に旦那を責めるようになる……。どうも、こういったストーリーは好きではありません。ただ、この作品のテーマソング♪オールマンリバー、オールマンリバー♪を黒人が哀愁たっぷりに唄うシーンがすごかったので、一度は観てみてもいいかなぁ〜。黒人歌手が声量たっぷりに「いつも働かされている 生きる気力もなければ死ぬ勇気もない……」唄う姿がなんとも、南部だなぁーーと思うと同時に、大いなるミシシッピ川の流れを感じることができました。ストーリー自体は結構チンケなんですがね(汗)。 そうそうこの興行師の役は、『お熱いのがお好き』でラストを締めくくった老金持ちのジョー・E・ブラウンです。やっぱり彼の動きはコミカルで、飄々とした雰囲気のいいお父さんでした。笑うと口の両端がクッってあがる表情が好きなんですよね♪ 6点(2004-01-28 08:10:02) |
318. チキ・チキ・バン・バン
オンボロ車だったチキチキバンバン号。実は、かつてグランプリレースで優勝した経歴の持ち主だったのです。冒頭で、華々しい過去が描かれていますね。どうも私はその時点で、チキチキバンバン号に感情移入をしていました。やはりこの作品に出てくる子供と同じレベルと言いますか思考回路は同程度なんでしょう(汗)。まっ、ともかくチキチキバンバン号は、往年のビッグレースを勝ってきた強者なんですよ。静かな余生を送らせてあげたいじゃないですか。できれば再度活躍する場なんかが与えられて、みんなから尊敬を受けてもいい立場なんです。だから、溶鉱炉行きが決まったときは焦りましたね。なんとかあの貧乏発明家にお金を作ってもらいたくて応援しましたよ。さてさて、この作品の楽しいところを挙げるとキリがないのですが、キャラに限定すると、発明家のお父さん(子供たちからみるとおじいちゃん)のキャラが愛らしいです。外国に行くといっては、自分の小部屋(電話ボックスのようなもの)に入り込む彼がとてもかわいらしい(笑)。また、製菓会社の社長さんだって笛キャンディーを吹いて喜んでいる。その娘さんだって、子供たちと一緒に海岸ではしゃぎまくっているし、敵国のずっこけスパイ二人組だって、悪者なのに憎めない存在。歌や踊りだけでなく、こういった楽しいキャラクターがいっぱいいるのがいいですね。また、発明家のお父さんがいいのです。子供心がわかって一緒に遊んでくれるお父さん、妙なものも発明しては自分で実験して失敗しているお父さんなんて、ホントにいいなぁ〜って思いますもの。それから、発明家のウチにはお約束的な感じですが、朝食をつくるベルトコンベアーのようなもの(目玉焼きを作ったり、パンを焼いたり)が出てくるのってさらに楽しいですよね♪ 8点(2004-01-27 10:42:04)(良:2票) |
319. エアフォース・ワン
《ネタバレ》 こんな人が大統領なんて、アメリカも大変だね。国よりも家族が大事なんでしょ? これでオッケーなのかなぁ~と思うけれど、ハリソン・フォードだからこれはこれでいいのです。特に部下を人質に取られたときは、断固として要求をのまなかったのに、娘が人質だとあっさりテロリストたちのいいなりになるってところが、どうしようもなくヒドかった。しかも考えたのは5カウント中2カウントのみ。せめてギリギリまで時間を使おうよ(笑)。とか思ったけれど、これは5分の2の時間だから逆に潔くていいのかもしれないなぁ。とにかく、お父ちゃん頑張ったね!って雰囲気の映画です。ところで、ラストの「これより我が機はエアフォース・ワンとなった」と言うところ、すっごく好きです♪ これでなんとか、お父ちゃんじゃなくって大統領だったのね!っていう雰囲気が出ていましたからね(笑)。観賞後になんとなくハリソン・フォードの大統領もいいんじゃないか、これこそが平和なんじゃないか、って思えたのが不思議です。 6点(2004-01-27 10:11:56)(良:1票) |
320. 芝生は緑
セリフがいっぱいで疲れました。もしかしたら字幕の付け方がまずかったのかもしれません。なんせ外国の言葉に弱いもので……。どうも疲れてしまうのでした。私も『めぐり逢い』の二人の共演というので、むっちゃ楽しみにしていたのですが……なにやらケイリー・グラントの嫉妬心が変な方向に進んでいるのが、なんとも不思議でした。デボラ・カーは相変わらずキレイですし、零細伯爵家でキノコ栽培をしながら、家計?を助けているあたり、いじらしいとも思いましたが……。セリフが多いわりに、あっさり軽~く流れていく感じに、違和感を感じてしまいました。 4点(2004-01-26 07:27:01) |