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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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301.  故郷(1972)
山田監督が「家族」とほぼ同様のテーマを「家族」とほぼ同じ俳優たちを起用して手がけた作品。「家族」のようなロードムービーではないのでややこじんまりとしている印象は否めないが、この「故郷」もよく出来た名作だと思う。「家族」と違って島に残される笠智衆が孫に「ここがお前の故郷だ。よく見ておくんじゃよ。」と語りかけるシーンがとても感動的。いつも「男はつらいよ」以外の山田作品ではカメオ出演的な役回りが多い渥美清がこの作品では本格的な脇役として出演しているのもちょっと珍しい。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-04-07 02:29:12)(良:1票)
302.  浪人街(1990)
とても暑苦しい主人公の浪人を演じる原田芳雄がすごくカッコイイ。黒木和雄監督の映画を初めて見たのだが、フィルモグラフィーを見ると社会派的な映画が多く、ひょっとしたら娯楽映画としてはつまらないのではと思っていたが、途中で少しだれるものの、最後まで面白く見ることができた。勝新ももちろんカッコよかったが、彼の殺陣がほとんど見られなかったのは少し残念だった。これが映画出演作としては遺作になってしまったのも惜しい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-13 02:26:21)(良:1票)
303.  お嬢さん乾杯 《ネタバレ》 
木下恵介監督のコメディー映画といえば田舎が舞台だった「カルメン故郷に帰る」しか見たことなかったので、こういう都会的なコメディーも撮れることをしって幅の広い監督なんだなあと思った。佐野周二と坂本武のたたみかけるような冒頭の会話シーンからテンポがよく、最後まで面白く見られる。もちろん原節子の美しさも特筆もので、この映画では没落貴族の令嬢という役柄もあってか、今まで見た出演作(そんなに見ていないということもあろうけど。)の中でいちばんきれいに撮れているように思えた。村瀬幸子に佐野周二のことをどう思うのか聞かれた彼女が「惚れております。」と言い残して佐野の後を追うラストシーンが気持ちよかった。佐野と佐田啓二が道路をバイクで疾走するシーンもコミカルで印象的だ。シリアスな社会派というイメージの強い新藤兼人が脚本を書いているというのがちょっと驚きである。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-02-09 16:58:34)(良:1票)
304.  のど自慢
井筒和幸監督というと失礼ながらテレビで話題の映画を酷評しているイメージが強く、自らの監督作に対してとても自信過剰な人に見えてなんだかイヤで、あまり監督作を見る気がしなかったのだが、「パッチギ」が話題になったこともあり、ためしに一本見てみようという気になってすごく期待しないで見たのだが、予想を裏切ってすごくいい映画だった。既に青観さんが書かれているが、旅立った姉のために妹が「花」を歌うシーンはとても感動的。北村和夫が歌う「上を向いて歩こう」にも勇気づけられた。こんなに明るくて感動できて観終わって心が晴々とするような映画はかなり久々に見たような気がする。井筒監督のほかの映画もこれからは食わず嫌いせずに見てみようかな。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-07 02:55:31)(良:1票)
305.  彼奴(きゃつ)を逃すな
鈴木英夫監督の映画を初めて見たのだけど、殺人事件の犯人を目撃したことにより、捜査に協力を求める警察と、いつ自分を殺しにくるかもしれない犯人の両方に追い詰められた主人公の心理がとてもよく描かれていたサスペンス映画の隠れた傑作だと思う。クライマックスである犯人とのやりとりも緊迫感が非常に見ごたえがあり、とても面白かった。ところで主要な俳優陣を見ると「七人の侍」に出演していた人が多く出ているのに気づく。主役の七人の侍のメンバーだった志村喬、宮口精二、木村功の三人が刑事、犯人、目撃者という立場で共演しているのが面白い。木村功の奥さん役が津島恵子というのも「七人の侍」での勝四郎と志乃を思い出して思わずニヤリとくるうれしいキャスティングだ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-02-01 03:35:58)(良:1票)
306.  冬の華
高倉健のヤクザものを初めて見たけど、やっぱ健さんはこの頃がいちばんカッコイイと思う。個人的に降旗康男監督の映画あまり好きではないのだけど、この映画はかなり面白かったし、いい映画だと思う。クロード・チアリのテーマ曲とラストの小池朝雄を殺す健さんの表情が切ない。チャイコフスキーのピアノコンチェルトも効果的に使われていて印象的だった。親分を演じる藤田進(50年代から60年代にかけて出演した東宝の怪獣映画や黒澤映画で見慣れているせいか、最初かなり老けて見えたけど。)が良い。カラオケで歌い続けたりオロナミンCを飲みまくる小林亜星もコメディーリリーフ的な存在で笑える。 
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-01-29 16:57:16)(良:1票)
307.  隠し剣 鬼の爪
確かに「たそがれ清兵衛」と似たようなストーリー展開で、新鮮味はなかったが、こちらのほうが山田洋次らしい映画だったように思えて、個人的には山田作品としては「たそがれ清兵衛」よりも良かった。出演している役者陣ではきえ役の松たか子が実にいい。実は芝居をしている松たか子を実はこれで初めて見たのだが、アイドルのイメージが強かった(って、何年前の話だよ。)ので、予想以上にいい演技をしているのを見て驚いた。ところで、山田監督の次回作はまた藤沢周平原作の時代劇だそうで、楽しみではあるが、主演がキムタクとのことなのでちょっと心配。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-01-10 03:35:45)(良:1票)
308.  運が良けりゃ
古典落語をモチーフにした山田洋次監督初期の時代劇コメディー。山田監督の「男はつらいよ」以前の初期作はこれが「馬鹿が戦車(タンク)でやって来る」、「馬鹿まるだし」に続いて3作目の鑑賞だったが、この映画は前の2本と違ってひたすらコメディーに徹していて、妙にシリアスなところもなく、単純に楽しめた。金を餅に包んで食べてしまうばあさん(武智豊子)が「八つ墓村」の濃茶の尼のようで怖い。「男はつらいよ」以降の山田作品では決して見られないようなブラック・ユーモアが出てきたのにはちょっとビックリした。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-01-03 03:14:38)
309.  ソナチネ(1993)
ストーリーはけっこう普通のヤクザものだと思うけど、雰囲気がかなり良かった。沖縄の青い空と白い砂浜のコントラストも絶妙で非常に美しい。このシーンをみてなぜたけしが映画監督として世界的な巨匠と言われているのかがほんの少しだけど分かったような気がする。
[ビデオ(邦画)] 8点(2005-11-30 02:52:46)
310.  女の中にいる他人
小林桂樹と新珠三千代の夫婦役といえば今年2月に見た岡本喜八監督の喜劇「江分利満氏の優雅な生活」のイメージが強いので、最初はそれを連想してしまってどうかなあと思ったけど、見ているうちにだんだんと目が離せなくなってしまった。ラストの新珠三千代がかなり怖い。重大な秘密を二人もの人間に打ち明けてしまう小林桂樹にすごくだらしなさを感じるものの、もし自分が同じような状況になったら同じように黙ってはいられないだろうな。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2005-11-21 01:40:47)
311.  ニッポン無責任野郎
このシリーズ初めて見たけど、植木等のキャラがなんとも強烈ですごく面白かった。今ではこのタイプの映画は松竹の「釣りバカ日誌」シリーズくらいしかないけど、それよりも面白いと思う。「ニッポン無責任時代」もいつか見てみよう。
[ビデオ(邦画)] 8点(2005-10-27 17:12:27)
312.  黒い十人の女 《ネタバレ》 
見たのは6年くらい前。当時、市川崑の映画を見たのは「四十七人の刺客」に続いてこれが2本目。全体的にお洒落な雰囲気でかなり面白かった。山本富士子の使う「そうざんしょ」、「あら、あーた。」などの言葉まわしが印象的。岸恵子をこの映画で初めて見たんだけど、日本にこんなかっこいい女優がいたのかというくらいカッコよかった。中村玉緒は猫のようなイメージで今現在の姿が嘘のようである。岸田今日子も「学校の怪談2」でやっていたろくろ首の印象が強かったので、あまりの若さに驚くばかり。ラストの船越英二は可哀想すぎる。2002年に市川監督自らがリメークしたテレビドラマも見たけど、やはりこっちのほうが面白いと思う。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2005-10-24 17:44:14)
313.  モスラ(1961) 《ネタバレ》 
見たのは小学5年くらいの時で、単純に面白かったという記憶がある。モスラの攻撃で決壊したダムから主人公が赤ん坊を間一髪で助けるシーンは未だに覚えている。この作品はそれまでの東宝怪獣映画と違ってファンタスティックな映画になっているのも見どころ。また、今見れば主人公を駅前シリーズや社長シリーズでお馴染みのフランキー堺が、またヒロインを成瀬や黒澤などをはじめとした巨匠監督の映画に出まくっていた香川京子が演じるのも異色な感じがする。ところで、やっぱり小美人はザ・ピーナッツがいちばんいいな。♪モスラーヤ、モスラー♪。
[ビデオ(邦画)] 8点(2005-09-24 14:26:42)(良:1票)
314.  赤ひげ 《ネタバレ》 
「酔いどれ天使」から始まった黒澤・三船の最後のコンビ作。「用心棒」なんかと違って娯楽を売りにしていないのでどうかなあと思っていたが、ビデオ2巻組の3時間大作にもかかわらず、途中で飽きることもなくあっという間に見れた。何年も前に見たので覚えていないエピソードも多いが、おとよ(二木てるみ)と長坊(頭師佳孝)のエピソードはとても印象に残っている。黒澤作品には珍しく女優陣が豪華なのも見どころの一つ。なかでも安本(加山雄三)を殺そうとする狂女を演じた香川京子はいつものおっとりとしたイメージとは違い、鬼気迫る熱演をしており、とても新鮮に感じた。
[ビデオ(邦画)] 8点(2005-09-23 13:22:31)
315.  悪名(1961) 《ネタバレ》 
最初に見たのは8年前に勝新が亡くなったときにやっていた民放テレビの追悼番組だったが、なにがなんやらよく分からないうちに終わってしまい、また、河内弁のドスのきいたセリフ回しが個人的に受け付けないものがあってあまりいい印象はなかったが、今回、8年ぶりにビデオで見直してみたら、すごく面白い映画だったのでビックリした。ストーリーのほうは展開が早いのでときどきよく分からない部分もあったが、勝新演じる朝吉と田宮二郎演じるモートルの貞の抜群のカッコよさに魅せられてしまった。最後に登場する女親分・麻生イトを演じる浪花千栄子もいかにも怖そうな親分を熱演していてとてもよい。ラストシーンは昔見たときも印象的だったが、やはり今回もいちばん印象に残ったシーンだった。そのほか、朝吉とお絹(中村玉緒)のからみのシーンは演じる二人のプライベートをちょこっと想像してしまった。脚本・依田義賢、撮影・宮川一夫の旧溝口組と田中監督の演出、そしてなにより主演ふたりの存在感が抜群に光る傑作。
[ビデオ(邦画)] 8点(2005-09-20 03:09:47)
316.  エイリアン 《ネタバレ》 
27年前にテレビで初めて見た(当時中2)頃は先に「エイリアン2」を見ていたせいか、すごく地味な印象しかなかった記憶があるのだが、かなり久しぶりに改めて見る(ノーカット版を見たのは初めてかもしれない。)と、エイリアンの直接的な怖さよりも、冒頭、信号をキャッチしてからの得体の知れない不安感や、それによる心理的な怖さのほうがすごく、緊張感もありこの時点でかなり引き込まれてドキドキさせられる。それにノストロモ号内部の閉塞感なども独特なものがあり、そこで繰り広げられる密室劇としても面白く、飽きることなく見ることができた。乗組員たちのまとまりのなさや判断力の欠如といった部分は初めて見た当時はそこまでとは思わなかった記憶があるのだが、改めて見て考えるともう少しこのクルーに冷静な判断力があればこういう事態を防げたのにと思ってしまう。エイリアンはなかなか出てこないのだが、いざ初登場となるケインの体を引き裂いて出てくるシーンは今見てもなかなかインパクトがあって良いし、そのエイリアンを直接的に画面に出すのが全体のほんのちょっとの時間という演出も利いていて、これがエイリアン登場後の緊張感につながっていて、これがアクション映画という傾向の強くなる続編群に対して1作目である本作はやっぱり純然たるホラー映画だと感じさせてくれる。それに、このシリーズの主人公であるリプリーも最初のほうはあくまで乗組員の一人という描かれ方をしていて、クレジットもシガニー・ウィーバーよりも先に船長役のトム・スケリットが来るのは2以降を先に見ていると異質に感じる部分かもしれない。ノストロモ号の乗組員たちがコールドスリープから目覚める始まってすぐのシーンをはじめ、格調の高さを感じさせるシーンもあり、そういう部分も印象深い。それともう一つ、調べて分かったのだが、この1作目は今からちょうど100年後が舞台の映画なんだなあ。(2022年4月30日更新)
[DVD(吹替)] 8点(2005-09-09 20:18:33)(良:1票)
317.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
時代劇なのに現代(昭和30年代)の品川の街並みとナレーション(加藤武)をバックにタイトルロールというのが驚き。ストーリーはコメディーとしてはちょっと重い部分もあるんだけど、フランキー堺演じる佐平次のキャラクターがすごく好き。女と心中しようと川に飛び込んだ金ちゃん(小沢昭一)が後になって棺桶から生きて出てくるシーンに大爆笑した。ラストの墓場のシーンでのフランキーと市村俊幸のやりとりにも思いっきり笑わせてもらった。全体としては傑作なんだけど、やはりいちばん最後のシーンが川島監督の構想どおりのしめ方でないのと、おそらく時代劇初出演だったであろう裕次郎に違和感を感じたのがちょっと残念。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2005-09-07 21:12:22)
318.  ウルトラマン物語 《ネタバレ》 
子供の頃にいちばんよく見ていたウルトラマン映画。ウン10年ぶりに見たが、やはり懐かしく見れた。タロウを主人公に少年時代から若きウルトラ戦士のタロウがウルトラの父との特訓を経て一人前の戦士になるまでを描いたシリーズ初のオリジナルストーリーの劇場版だが、父との師弟関係やタロウの焦りや悩みなどがちゃんと描かれ、普通にタロウの成長物語としてよく出来ていて、そのドラマとして見ごたえがあるし、子供だけではなく大人が見ても何か感じるものがあるのではないかと思う。それにもちろんテレビシリーズ「ウルトラマンタロウ」のエピソードゼロ的な見方も出来る映画になっていて今見てもじゅうぶん面白かった。ところどころで挿入される各テレビシリーズのウルトラヒーローたちと怪獣たちとの戦いの映像の本編への絡ませ方もうまいのだが、中でもジュダの配下として登場するヒッポリト星人は登場シーンはすべて「ウルトラマンA」での登場回の流用なのに中ボス的な存在感を放っていて、初めて見た時は「A」を見ていなかったのもあって、「A」を見た後になってもこの映画でのほうが印象強かったのだが、それは今でも変わらないかな。メインの声優陣に目をやると、少年タロウの声が野沢雅子、ウルトラの母の声が池田昌子で「銀河鉄道999」の鉄郎とメーテルというのもそうなのだが、主人公がタロウでウルトラの父の声をやっているのが石田「太郎」というダブルミーニング的なキャスティングも楽しい。また、成長したタロウの声が石丸博也で、主題歌を歌っているのが水木一郎というのも「マジンガーZ」を思い起こさせる。その水木一郎が先ごろ亡くなってしまったのは幼い頃から聴いて育っただけに非常に残念で惜しい。(2022年12月26日更新)
[DVD(邦画)] 8点(2005-09-06 23:27:00)
319.  エスパー魔美 星空のダンシングドール
「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」の添え物だった「エスパー魔美」の劇場版。テレビシリーズはリアルタイムで見ていた記憶があるが、いかんせんほかの藤子アニメと違って女の子(それも中学生。)が主人公だったので幼かった当時は「ドラえもん」や、同時期の放送だったと思われる「ウルトラB」ほど熱心には見てなかった気がする。数年前にビデオをあさっていたらこの映画の録画ビデオが出てきて見てみたところ、不覚にもすごく感動してしまった。監督が「クレヨンしんちゃん」の原恵一というのが見た当時ちょっと意外だったのだが、「ブタのヒヅメ大作戦」や「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」、「アッパレ!戦国大合戦」を見ると納得がいき、今では自分の好きな監督の一人となっている。
[地上波(邦画)] 8点(2005-09-06 17:51:00)(良:1票)
320.  サーカス(1928) 《ネタバレ》 
チャップリンはこの頃から単なるドタバタ喜劇に終わらないメッセージ性の強い映画を作っていくことになるが、本作はそういったメッセージ性は薄く、初期短編を思わせるようなドタバタ喜劇になっていて何も考えずに楽しめる作品。とにかくチャップリンの長編映画の中では笑えるという点ではいちばん面白い映画ではないかと思う。とくにライオンの檻でのシーンは笑えた。綱渡りのシーンも、実際にスタントなしで演じているだけあって見ごたえじゅうぶん。それでいてラストのちょっと切ない余韻の残し方はいかにもチャップリン映画らしい。チャップリンのほかの長編と比べれば深みはないし、名作として今でも知られる作品の多いチャップリン映画の中でもあまり知名度は高くないように思われる本作ではあるが、個人的にはこの映画も好きな一本で、もしチャップリンの映画を一本も見たことがない人には初期の短編作品とともにお勧めしたい映画だ。(2013年2月2日更新)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-06 00:14:13)
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