301. サッド ヴァケイション
ぼくたちは所詮「幽霊」を探して彷徨っているだけなのかもしれない…。『ヘルプレス』『ユリイカ』に続く北九州三部作の完結篇。最近の青山作品の中ではダントツの面白さ。『ユリイカ』ではまだ幼かった宮崎あおいがすっかり可愛くなってます。浅野さんも独特のオーラを放っていて凄い。ただ、レンタルDVDで観たのだが、登場人物がぼそぼそと喋り、何を言っているのか聞き取れない場面が多々あった。日本映画にも日本語字幕を入れて欲しいものです。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-08 07:03:46) |
302. インプリント ~ぼっけぇ、きょうてぇ~
《ネタバレ》 痛い。 [DVD(字幕)] 6点(2008-04-07 07:30:01) |
303. ジェイソンX 13日の金曜日
(このシリーズにしては)意外と評価が高いようですが、う~ん、これはちょっと…。別に作品自体はつまらないわけではないんだけど、『13金』をSFにはしてほしくなかった。これをやったらただのコメディでしょ。 [DVD(吹替)] 4点(2008-04-05 22:12:11) |
304. トム・ヤム・クン!
《ネタバレ》 前作(『マッハ!!!!』)が凄すぎただけに、ちょっと期待値が高く、評価は辛口。ジョニーとの再戦を期待していたのに、そこはあっさりスルー。しかも、ラストバトルがマッチョ軍団とオカマってどうよ?もっと華麗な技のぶつかり合いを披露してほしい。あと、ナイフで刺されたのに、あんなに激しく動いたら失血死しちゃうって! [映画館(字幕)] 7点(2008-04-02 12:05:58) |
305. マッハ!!!!!!!!
す・ご・す・ぎ・る!トニー・ジャーーーー!!!!!! [映画館(字幕)] 9点(2008-04-02 11:57:39) |
306. 香港国際警察/NEW POLICE STORY
ハリウッドで駄作ばかりを連発していたジャッキーが、古巣へ戻り本気度100%で挑んだ久々の傑作。若い役者の育成にも力を入れているジャッキーらしい作品。随所に『踊る大捜査線』の影響も見られ、面白いと思ったものを何でも貪欲に取り入れる香港映画のパワーを感じた。 [DVD(吹替)] 7点(2008-04-02 11:48:36) |
307. 運命じゃない人
面白い!それに尽きる! [DVD(邦画)] 8点(2008-04-02 11:24:32)(良:1票) |
308. キサラギ
《ネタバレ》 いや~、面白かったよ~。こういうトリッキーな邦画としては、古くは『12人の優しい日本人』、最近では『サマータイムマシン・ブルース』や『運命じゃない人』を彷彿とさせる。やはり脚本の勝利。ラストの如月ミキの顔出しですが、あのビミョ~な感じが逆にリアルでよかった(登場人物のひとりが「歌も踊りもダメなD級アイドル」とか言ってたのも頷ける)。また、プラネタリウムのシーンで判明する、家元が実はいじめられっ子(?)で、如月ミキを支えに生きていたというのも泣ける。彼こそが観客全ての代弁者であり(アイドルの身内にはなり得ないただの一ファン)、彼が最後にちょっとした幸福を得るところは、恥ずかしながら涙した。(追記)一度目の鑑賞では8点を献上しましたが、二度目はオチが分かっているので面白さが半減してしまい、1点マイナスとさせて頂きます。前述の作品などはオチが分かっていても楽しめる(というより二度目の鑑賞の方が面白く感じる)ので、本作はあと一歩及ばず、といったところでしょうか。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-02 11:04:24) |
309. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 千昭はどうして未来に戻らなくてはならなかったのか?最初から戻るつもりなら、真琴に告白することはなかっただろうに。そもそも他の子に告られて簡単に付き合っちゃうのは何故?真琴への愛はその程度?真琴も、最後のタイムリープで、どうしてあの「時点」に戻っちゃったのか?千昭にタイムリープのことを知られては、別れなくてはならないのが分かっているのに。ラストへの落とし方がどうしてもあざとく感じてしまい、素直に楽しめなかった。前評判が高かっただけに、残念。ただ、青春映画としてのフレッシュな感じは良かったです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-04-02 10:51:25) |
310. ブレイド3
なんだ、このおっさんは。『グラディエーター』に出てきそうなオヤジが「ドラキュラ伯爵」とは…。ブレイドとの肉弾戦がメインだからと言って、こんなおっさんもってくるな! [映画館(字幕)] 5点(2008-04-01 11:42:35) |
311. ブレイド2
前作で敵だったヴァンパイア軍団と組んで死神一族と対決するブレイド。もうその設定だけでノックアウト。惜しむらくは、ドニー・イェンの出番が少なかったこと。もうちょっと活躍させて! [映画館(字幕)] 7点(2008-04-01 11:38:54) |
312. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 オチを知った上での二度目の鑑賞。最初に観た時には分からなかった(意味不明すぎて苛々した前半)部分の本当の意味が手に取るように分かり、切なさが倍増する。しばらくボブ・ディランの曲が頭から離れません。 [DVD(邦画)] 8点(2008-03-31 07:12:17) |
313. 呪怨 パンデミック
エディソン・チャンもこれで見納めか…。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-29 15:51:32) |
314. HERO(2007)
さんざん宣伝されていた韓国篇があまりにもおざなりで、本筋とほとんど関係がない(とゆーか無理矢理こじつけた感じ)。まあ、TVドラマのスペシャル版としては楽しめる出来。ところで、イ・ビョンホンってネプチューンの原田泰造に似てると思うのは、私だけ? [DVD(邦画)] 6点(2008-03-26 15:53:55) |
315. ブレイブ ワン
《ネタバレ》 社会的には復讐や私刑は許されるべきではないと思う。だが、昨今の凶悪事件のニュースを見るにつけ、犯罪者に対する処罰の軽さや被害者へのケアが充分になされていないことに憤りを覚える。エリカの心情は痛いほど分かるし、彼女と同じ立場になって考えてみれば、綺麗事では済まされない現実の厳しさがひしひしと伝わってくる。犯罪者が表層的にしか描かれていないことや、「衝撃のラスト」などに問題はあるが、とにかくジョディ・フォスターの鬼気迫る演技がこの作品の全て。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-26 15:33:07) |
316. レストストップ デッドアヘッド
キャンピングカーのファミリーがいい味出してます。それだけに惜しい作品。意味不明で不条理な展開を収束できずに、ラストは投げっぱなし(一応のオチはあるが…)。スラッシャーホラーにデビッド・リンチ的な要素を入れたかったのだろうが、成功しているとは言いがたい。また、主人公の行動がバカすぎてイラッとくる。もうちょっと脚本を整理してから映画を作ってください。 [DVD(字幕)] 4点(2008-03-24 09:38:28) |
317. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
まずキャスティングが豪華。よくもまあ、これだけすごい役者を集めたものだ。何よりもジーン・ハックマンの「クソじじい」っぷりが素晴らしい。孫たちに悪さを教える時の楽しそうなことったら!そして、ベン・スティラー親子のジャージ(葬式の時は黒!)。細部にまでこだわったインテリアとファッションに、監督のセンスが光る。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-18 11:32:32) |
318. ライフ・アクアティック
これがウェス・アンダーソン節なのだろうが、今回はいまいちのめりこめず。相変わらずキャスティングは豪華で、絶妙な外しっぷりを見せるが(特にウィレム・デフォー)、前作(『ロイヤル・テネンバウムズ』)ほどのキャラクター性を感じなかった。コメディとシリアスのバランスも微妙で、途中いきなりアクション映画になってみたりと、一体何をやりたいのか分からない。別のコンディションで観たら良かったかも。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-18 11:09:24) |
319. クライモリ(2003)
《ネタバレ》 マウンテンマンに見つかって、「誰が囮になる?」「オレだ!」監視塔に追い詰められて、「火をつけられたわ」「ここから飛び降りよう!」主人公の決断力にはビックリです。ドロドロした仲間割れとか一切なし。この潔さはある意味新鮮。ストーリーもテンポ良く進み、不要な登場人物はサクサク殺される。それだけに鑑賞後の後味も悪くなく、どんな映画だったかすぐに忘れてしまいそう。ちなみに、ここでは登録されていないが、続編の『デッドエンド』は、スプラッター度が格段にパワーアップされた傑作になっております。1作目よりも凄いよ! [DVD(吹替)] 5点(2008-03-17 08:56:46)(良:1票) |
320. スケルトン・キー
《ネタバレ》 非常によくできているオカルトミステリーの傑作。個人的には『エンゼルハート』以来の衝撃か。まあとにかく、ブードゥー(ここではフードゥー)とかニューオーリンズとかが好きなので、この雰囲気だけでも楽しめました。アーレン・クルーガーの脚本は、 『隣人は静かに笑う』もそうだったけど、ペシミスティックな結末に躊躇がないところがよい。今どきここまでやれる人はそうはいない。相変わらず善人か悪人か分からないピーター・サースガードの存在感もナイス。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-16 09:17:33) |