341. 張り込みプラス
《ネタバレ》 あの名コンビに一人加えたが、2+1が3にならない失敗作。まだまだあの二人に焦点を絞った方が良かったと思うと残念。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-21 21:33:46) |
342. 寝ずの番
《ネタバレ》 出だしは相当面白いのだが・・・。一つだけ言えるのは監督が違えばもっと面白かったのは間違いない。寝ずの番で机を囲み、故人を回想する会話のかみ合わせが悲惨なのと逆効果と思える艶歌のしつこさは、芸達者を揃えただけに演出力不足なのだろう。喜劇のセンスは感じた。 [映画館(邦画)] 5点(2006-05-04 00:38:52) |
343. 阿弥陀堂だより
《ネタバレ》 老若男女というものを含め、今自分の持つあらゆる背景により一番評価が左右される作品だろう。はっきり良とできる強調材料は北林谷栄(さすが)と樋口可南子(失礼ながら以外だった)の配役の妙ぐらいなのかもしれないが、逆に目立つ欠点も感じず安心して鑑賞できる映画だったように思う。自分の「今」に合っていたのかな。余韻がとても快い。ただ、「服と車」。原作の表現を知らないが、狙いは理解するにしても、この描写は少々あざとい。 [DVD(邦画)] 9点(2006-05-04 00:22:43) |
344. 21グラム
《ネタバレ》 時系列を無視するのであれば、ひとつひとつの説得力が何倍も必要とするだろうし、またそれがなければ作品の成立すら微妙だろう。ポールがクリスティーナを好きになっていく課程が機能していない。かなり不自然に思える。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-01 23:32:54) |
345. 張り込み(1987)
《ネタバレ》 コメディ・刑事物を見事に両立。封切り時に好印象の覚えあり、やっと再確認。R・ドレイファス、おそろしいくらいのはまり役。 [DVD(字幕)] 9点(2006-04-30 02:47:08) |
346. フライト・オブ・フェニックス
《ネタバレ》 英語を理解しないので、本当にそういうニュアンスの言葉を放っているのかどうかはわからないが、セリフが腹だたしいほど稚拙。人物も魅力がなさ過ぎ。地味な配役の仕業ではない。ラストに登場人物のその後が挿入されるが、”どうでもいい”と感じたのは初めてだなあ。 [映画館(字幕)] 4点(2006-04-30 00:25:07) |
347. 隠し剣 鬼の爪
《ネタバレ》 町人である商家へ嫁いだ昔の奉公人を救いに行く武士なのです。この部分が好きです。波長の問題でしょうが、自分にはこれで充分でした。結局、映画を見るたびに粗を探すような見方をせずに済む作品でした。ありがたい。 [DVD(邦画)] 8点(2006-04-30 00:12:05) |
348. 同胞
《ネタバレ》 「多少は善人の部分を持つはず」という自負がある自分に、寅さんシリーズも含め、いつも山田洋次作品に出てくる若者達は踏み絵を強要する。画面の若者達が楽しく語らうシーンに全く反応を起こせない自分は、見事にこの監督の規定する善人の範疇に入らないどころか、羨ましくもないのだ。独自の理想型を描いているのか、ただ単にあざといだけなのか、難しい。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-09 02:42:03) |
349. ファイヤーウォール
《ネタバレ》 可もなく不可もなし。先に書かれたというか当然というか、お気に入りのメアリー・リン・ライスカブ(初めて名前を知ったのだが)の上司、主役の名前がジャック、家族の誘拐、PC環境、「Now!」と叫ぶセリフ、このパロディはある意味楽しめた。 [映画館(字幕)] 5点(2006-04-09 02:20:17) |
350. ステルス
別に見て損はしない。こういう感覚の映画に通常の外交要素を当てはめること自体無意味。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-08 23:13:47) |
351. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 おそらくゾンビが走っているように見えるのは、肝心なストーリーがまったく走っていないからなのだ。 [DVD(字幕)] 3点(2006-03-10 22:39:13) |
352. 海峡
《ネタバレ》 雑。TVで見たわけでもないのにCM明けのようなぶつ切り編集に驚くこと数度。長い年月を追う話で、ひとつひとつの挿話で苦労の積み重ねを描き深みを出していくはずなのだが、悲惨。それにしても吉永小百合の存在意義をまったく感じさせない演出にただただ驚く。 [DVD(字幕)] 3点(2006-03-09 23:09:07) |
353. フライ,ダディ,フライ
《ネタバレ》 失礼ながら、監督も脚本家もリメイクしたいだろうな。原作者が脚本を書いているのだからこれを「良し」としたのかもしれないが、娘のために一念発起、強くなっていく過程、まわりの下手糞な子役、せっかく集めた個性派バス乗客、すべて消化不良に感じる。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-17 01:25:56) |
354. トリプルX ネクスト・レベル
音楽同様、けっこう良いテンポを持つ映画に感じた。まさかそれを守るためではあるまいが、脚本というかストーリーの進行があまりに短絡。でも、それを必要とする映画でもないか・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2006-02-17 01:13:21) |
355. ハイ・クライムズ
《ネタバレ》 別に嫌いじゃないのだが、裁判部分の敵味方の整理の仕方、決着に至る理由がおそろしく曖昧。別に驚きもしないラストに自己満足し過ぎたのか、流れが雑です。法廷部分に重き置けばもっと良くなったのかな・・・ [地上波(吹替)] 5点(2006-02-06 00:08:20) |
356. フライトプラン
《ネタバレ》 ジョディ・フォスターの圧倒的な演技に改めて驚いた。男性の設定を女性に変えさせて出演しただけはある。しかし鑑賞中は問題点を先送りして観ているせいか、時間が経つと原点材料ばかり浮かぶ作品。かなり楽しめましたが。 [映画館(字幕)] 7点(2006-01-30 02:27:42) |
357. ナショナル・トレジャー
インディ・ジョーンズに及ぶはずも無いが、この手の映画が好きなので・・・。謎を解いていく過程に工夫は感じないけど、この時間の中でやっていくのだからしょうがないか(笑)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-30 02:19:26) |
358. 誰も知らない(2004)
面白い話ではない。だが、出演している子供たちの演技というか映像には驚嘆した。監督の労力に賞賛を惜しまない。うるさいくらい「芝居」を持ち込む三谷作品とは両極をなしているのではないだろうか。とにかく柳楽君を認めたカンヌも捨てたものじゃない。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-28 00:48:08) |
359. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 いきなり野球場を作ってしまうという、間違えば物語を台無しにしてしまいそうな唐突感をうまく処理している。個人的にはこの映画の音楽は特筆ものだ。物語の邪魔をせず、静かに流れ続けて夢心地のまま映画に溶け込ませている。すべての登場人物もこの映画の独特なトーンに調和し、演出にあざとさがない。昔見たときの心地よさを再確認しながらの鑑賞だったが、更に良い時間を、初回よりも良い時間を過せた。 [DVD(字幕)] 10点(2006-01-28 00:42:39) |
360. 笑の大学
芝居の要素を持ち込むのであれば、果たしてこれを映画化する意味があったのか甚だ疑問だ。話も、序盤はあまりのつまらなさに驚いてしまった。役所と稲垣の力にしても天と地の差があり、それを放置してしまっていることにも評価できない。 [DVD(字幕)] 4点(2006-01-21 20:30:02) |