341. ゴジラVSキングギドラ
千両役者のキングギドラが復活し興行的にも成功した第18作。でも内容は一気に幼稚化。一種のタイムトラベルものだが、ネタ元の「ターミネーター」などと比べたら月とスッポン。キングギドラも60年代の美しさはまるでなく無惨きわまりない。サイボーグ化した時は愕然としました。 [地上波(吹替)] 3点(2005-11-04 22:04:58) |
342. ゴジラVSビオランテ
駄作ぞろいの平成シリーズ(1989~1995)の中で唯一評価できるのがこの第17作。数ある「ゴジラvsゴジラのコピー」のなかでも本作ほどそのテーマを消化しきった作品は他にない。植物怪獣っていうのもこれが最初で最後では(ウルトラシリーズにはいるかもしれんけど)? それにしてもこれって明らかに第1作をモチーフにしてますよね。白神博士→芹沢博士、桐島→尾形、大河内明日香→山根恵美子って感じで。ちなみにこれは僕が初めて観たゴジラ映画だったりします。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-04 22:02:22) |
343. ゴジラ(1984)
前作から9年、第2作以降を無視して第1作の直結の続編とした第16作。この映画の方向性は間違っていなかったと思うが、肝心のゴジラに全く「怖さ」がなかったのが致命的である。そもそもゴジラを怖くすればそれで原点回帰といえるのか? 色々と課題を残した作品である。 [地上波(吹替)] 5点(2005-11-04 21:57:53) |
344. メカゴジラの逆襲
事実上昭和シリーズの最終作である第15作。さすがは本多監督、前作よりはだいぶ重厚になっているが、それでも時代の波には勝てなかったというのが正直なところ。この点数は全て、僕にゴジラ映画の面白さを教えてくれた本多猪四郎監督と平田昭彦氏に捧げます。 [ビデオ(吹替)] 5点(2005-11-04 21:55:17)(良:1票) |
345. ゴジラ対メカゴジラ
ビス丸出しのダサさが逆にカッコいい初代メカゴジラが登場する第14作。「ゴジラの最大の敵はゴジラ自身」という発想自体は良かったと思うのだが、作品の質が志に追いつけなかった。残念。ま、日本に復帰したばかりの沖縄の様子を収めた貴重な記録フィルムとして納得するしか。 [ビデオ(吹替)] 3点(2005-11-04 21:46:39) |
346. ゴジラ対メガロ
この映画の主役はゴジラじゃなくてジェットジャガーでしょうって感じの第13作。突然巨大化するジェットジャガーに代表されるように、この映画に一切の常識は通用しない。それにしても、このジェットジャガーの悲劇がまさかゴジラ最終作でよみがえることになるとは、一体誰が想像しただろう? [ビデオ(吹替)] 1点(2005-11-04 21:44:28)(笑:2票) |
347. 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
前作はやはりただの突然変異だったと痛感させられた第12作。敵の宇宙人の基地からの脱出劇がひたすら退屈で苦痛。ゴジラタワーって何よ。ガイガンもキングギドラの陰に隠れてしまってあまり目立ってなかったし。 [ビデオ(吹替)] 1点(2005-11-04 21:42:09) |
348. ゴジラ対ヘドラ
加速度的に幼稚化の一途をたどる70年代のゴジラ映画において、まさに突然変異というしかない第11作。謎のアニメ、不気味なモンタージュ、やけに生々しい残酷描写など、怪獣映画の概念を片っ端から壊しまくっている。公害怪獣へドラを徹底的に不気味に描くことで水爆怪獣ゴジラを相対化し、高らかに科学の暴走を批判している名作です。 [地上波(吹替)] 7点(2005-11-04 21:40:16)(良:1票) |
349. ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
気弱な少年の成長物語にちゃっかりゴジラも登場って感じの第10作。特撮のほとんどは過去のフィルムの流用で、しかもよりによってカマキラスとかクモンガとか地味な連中ばかり。ドラマもどうでもいい感じ。高度成長真っ只中の日本を収めた貴重な記録フィルムとして納得するしか。 [ビデオ(吹替)] 1点(2005-11-04 21:37:35) |
350. 怪獣総進撃
本来ならゴジラ映画にピリオドを打つために作られた第9作。怪獣がワンサカ出てきてサービス旺盛…といいたいところだが、おかげでドラマは思い切り薄っぺらに。挙げ句の果てには、凱旋門の下から出現したゴロザウルスをバラゴンと言い間違える始末。キングギドラが集団リンチにあうシーンはあまりにむごいです。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2005-11-04 21:35:10) |
351. 怪獣島の決戦 ゴジラの息子
悪名高きミニラが登場する第8作。ミニラの醜悪さもさることながら、ゴジラのブサイクさにも唖然とさせられる。一見見所ゼロの映画だけど、唯一目を見張るのはカマキラスとクモンガの操演技術。現代に至るまでついにこれを超える操演はなかったのでは? [ビデオ(吹替)] 2点(2005-11-04 21:32:05) |
352. ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
南の島を舞台にした若者たちのドラマにちゃっかりゴジラも出演って感じの第7作。相変わらずドラマも特撮もテキトーで非常につまらない。陸の怪獣と海の怪獣が水辺で睨み合って何が楽しいんだか。ちなみに宝田明と平田昭彦の共演が見られるゴジラ映画は初代とこれだけ。よりによってこれとは…。 [ビデオ(吹替)] 2点(2005-11-04 21:29:25) |
353. 怪獣大戦争
前作とほとんど同じ顔ぶれなのに、なぜか一気につまらなくなってしまった第6作。よかったのはX星人ぐらいで、あとはどうでもいい感じ。噂に聞いていた「シェー」を見た時はやはり愕然としました。本作に加え第一作などにも出演している宝田明さんも、あれにはだいぶ戸惑いを感じたそうですね。 [ビデオ(吹替)] 3点(2005-11-04 21:26:11) |
354. 三大怪獣地球最大の決戦
ゴジラ最大のライバル、キングギドラが初登場する第5作。本来ゴジラが持っていた「破壊の権化」的要素を受け継いだキングギドラから地球を守るためにゴジラ。ゴジラがゴジラであることを真に放棄した映画といえる。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2005-11-04 21:23:41)(良:1票) |
355. モスラ対ゴジラ
東宝が生んだ二大スターの初共演であると同時に、史上初の「着ぐるみ怪獣vs操演怪獣」の第4作。この映画の見所もその一点に絞られているせいか、ちょっとドラマがイマイチでした。怪獣王ともあろう者がモスラ幼虫ごときに敗北するっていうのも納得いかないし。 [ビデオ(吹替)] 4点(2005-11-04 21:20:44) |
356. キングコング対ゴジラ
「怖いゴジラ」から「かっこいいゴジラ」へと変貌する転機となった第3作。対決モノとしてはよくできており,最後まで飽きずに楽しめるのだが、いかんせんこの軽いタッチがどうにも気になる。あ、多胡部長は最高に好きなんですけどね。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-11-04 21:18:15) |
357. ゴジラの逆襲
前作からわずか半年弱にもかかわらず、既に核の恐怖などキレイに消え去っている第2作。史上初の怪獣同士の本格バトルを描いたという意味では、第1作以上に後発の作品群に与えた影響は大きいのかも。しかし全体的に見るとアンギラスの出番は短く、最後は前作同様ゴジラvs人間になっているところが面白い。でも正直そこまで面白いとは思わなかった。 [ビデオ(吹替)] 5点(2005-11-04 21:16:02) |
358. ゴジラ(1954)
それまでのゴジラに対する価値観を根底から覆した作品。原水爆に対する痛烈な怒りと、モンスター映画としての面白さが絶妙のバランスで合わさった、まさに映画史に燦然と輝く大傑作である。再びこんなゴジラ映画が作られたらいいなぁとよく思うけど、その反面やはり無理だろうなぁというのが正直なところ。この第一作が作られた時代というのはまだ戦争の記憶が生きていた時代であり、そして第五福竜丸事件というリアルタイムの「核の恐怖」があったわけで、だからこそこの映画の世界観が生きたんだと思うんです。しかし今の日本はどうか。戦争やビキニ水爆といった日本人全てが共有しうるようなトラウマなどもはや存在しない。それこそ9.11級の大惨事でもない限り、初代ゴジラの再来はあり得ない。ゴジラが存在し得ない時代。それはある意味幸せなことなのかもしれません。 [ビデオ(吹替)] 10点(2005-11-04 21:10:50) |
359. 模倣犯
《ネタバレ》 原作自体それほど面白いとは思わなかったが、この映画版はそれに輪をかけてひどい。何なんだこれは。もはやどこがどう悪いなんて次元の話じゃない。ピース自爆のシーンは未だに謎。 [映画館(吹替)] 1点(2005-11-03 17:34:47) |
360. ミスター・ルーキー
こんな映画を作らなくても阪神は優勝できる。いい時代になったもんです。で、この映画ですが、まぁお世辞にも面白いとはいえない。最後のホームランも単なるサービスカットというか悪ふざけというか…。これを2時間観るぐらいなら普通にナイターを観る方がきっと感動できるでしょう。 [地上波(吹替)] 3点(2005-11-03 17:31:21) |