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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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361.  エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 《ネタバレ》 
 これがシリーズラストなんでしょうか?  残念ながらブルース・ウィリスは不参加ですが、代わりにインディ・ジョーンズ、リーサル・ウェポン、ブレイド、更にはデスペラードからも参戦。この面子が一堂に会することがあるなんて、すごい時代が来たもんです。  このオールスターの共演が見られるのはおそらくこのシリーズだけでしょうから、それだけでも見る価値がありそうです。  脚本は、なかなかひどいかもです。  仲間が瀕死の重傷を負ったのをきっかけにチームは解散。  『お前達は生きろ』と一言残し去っていくバーニー。  ここまでは良いんです。じゃあバーニーは1人で戦いに行くのね、って思ったら、なんと新メンバー探し。さすがに『おいっ』って思いました。仲間が死ぬのは忍びないが、若者たちは死んでいいんかーい。と、さすがに唖然。  その後、宿敵ストーンバンクスを捕まえるも反撃にあい、新メンバーは囚われの身に。旧メンバーが救援にかけつけ、『俺達も一緒に助けに行くぜ』と言ったらあっさり承諾。  なんてポリシーの無いリーダーなんでしょ。  最後は新旧メンバー入り乱れての大バトル。  それぞれに見せ場があって大変満足。  シュワちゃんとジェット・リーの活躍が『終始ヘリから銃を撃つだけ』っていうのがちょっと物足りないくらいです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-07-03 02:40:10)
362.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》 
 こちらでの低評価に全く期待はしていなかったのですが、思っていたほど悪くありません。  謎解きはしょぼいですが、ミステリーな雰囲気が好奇心をずっと刺激してくれるのが良い感じです。  犯人を捜す面白さ、ではなく『次は何が起る?』といったワクワク感を楽しむ映画のようです。  最初の犠牲者西野を殺したのはガード。  片平なぎさを殺したのは石原さとみ。  大迫を吊り天井で殺したのはまさかの岩井(武田真治)。  殺す人と殺される人がバラバラで、犯人をすぐに教えてくれたり、秘密にしたり。その辺の匙加減はなかなか良かったように思います。  殺人の動画配信。平山あやの死に方雑すぎ。報酬の放棄。などなど、気に入らない点は多々あります。  ですが結果はともかく、そのプロセスが楽しめるので、エンターテイメント作品としては成功していると思います。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2021-07-02 14:18:32)
363.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
 今回は仲間の裏切りもなく、ガンナーも復帰。大変分かりやすくなっております。  凄腕のイケメンスナイパーが加わり、バラエティに富んだ熱いメンバーに。  更にはブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーも参戦。地獄のヒーローのチャック・ノリスまで加わって、ファイナル・バトルは痛快なアクション活劇に。  ビリーの死、ジェット・リーの離脱。この辺りは個人的に残念。  このシリーズに『死』や『悲劇』は似合わない。ビリーはかっこいいキャラだったのに勿体無い。そしてジェット・リー。彼がいないエクスペンダブルズなんて、紅しょうががついていないお好み焼きのよう。例えがわかりにくくてすいません。  せっかくならフルメンバーでフルボッコにしてほしかったです。  で、これは私が悪いんですが、ヴィランがヴァン・ダムって気付きませんでして。回し蹴りでナイフを刺すシーンを見ても、なぜそんなやり方で?って思っただけでまったく気付かず。こちらでキャストを確認してやっと気付く始末。いやはや、まいったまいった。  だから最後にスタローンとタイマンさせたかったわけですね。納得。  このシリーズは本人たちも劇中で言っているように、まさにお祭り映画。  アクション界のアベンジャーズですね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-06-29 10:14:57)(良:1票)
364.  帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 
 どうも他の方のレビューを読んでいると、私だけ間違った視点でこの映画を見てしまったようです。  ですので高評価のなか大変申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、率直に言って『この映画面白いか?』ってのが私の素直な感想。  サスペンスなのか。コメディなのか。サクセスストーリーなのか。どうにもベクトルがあっちゃこっちゃ行ってて、どーゆー気持ちで見たら良いのかわかりません。なんとなくサバスツキに感情移入しちゃってて、サクセスストーリーを見るかのような気持ちで見ていたのは間違いないです。  中盤までのロードムービー的展開。これが個人的にはものすごく退屈。いや、もう少し短かったら良いのですが、似たようなインタビューシーンが延々と続くのでちょっとうんざり。その内容がピンとこないのもあります。ドイツの社会問題や政治背景、世界史にある程度造詣が深くないと本当の意味では楽しめないのではないかと。  中盤以降、ヒトラーがTVに出演し始めてからは面白くなります。サクセスドラマとしてそれなりに面白いのです。ですがそれにしては後味が悪すぎます。ずっと二人三脚でヒトラーと共にいたサバスツキを破滅させて精神病院のような施設に放り込む必要があったのでしょうか。  ヒトラーのTVデビュー。人気絶頂のところでスキャンダル発生。一旦は表舞台から消えるも、著書がベストセラーとなり第二のブレイク。遂には映画出演まで。そんな彼を支え続けてきたのはサバスツキ。そんな彼だけを不幸にさせるようなオチでちょっと気分が悪いです。女性局長とサバスツキを陥れた超腹黒の副局長は、ちゃっかり映画に絡んで最後幸せそうに笑っているし、気分悪いです。  『現代でもヒトラーは人気者に。そしてサバスツキは地位も名誉も彼女も手に入れました。』で良いと思うんですけどね。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-06-24 13:06:01)
365.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
 豪華キャストにちょっと期待しながらの鑑賞。  率直に言って期待していたほどの出来ではなかったです。  中盤、島からの脱出、機銃掃射、粉塵爆発(ガソリン?)のシークエンスはかなり盛り上がります。とゆーかこの映画のピークはここでしょう。  終盤の大乱戦が、とにかく画面が暗くて見づらい。更にアップの多用で何がなんやら。せっかくのスターたちのアクションがもったいない。やたら破壊力抜群の銃は面白かったけど。  気になる女を助けにいくだけのストーリー。物語的面白さは皆無と言っていいでしょう。ガンナーの裏切りも、映画の面白さに貢献しているとは言い難い。  スタローンの見せ場が無さ過ぎるのも不満です。  ジェイソン・ステイサムとジェット・リーが頑張っていたので、そこそこ面白くは仕上がっています。  でもやっぱこれだけの面子を揃えてこの出来じゃねー。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-06-22 03:40:55)
366.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
 最初から残酷なエピソード目白押しでちょっと驚きます。  なんとなく13人の侍の活劇みたいなものを想像していたので、ここまで血生臭いとは思いもしませんでした。  1人1人に個性がしっかり味付けされ、それぞれ見せ場もあり、終盤の戦いは見応えがあります。みんな強いっていうのは、少年漫画で育ってきた自分にとって胸を熱くさせるものがあります。  鬼頭がなぜ島田の襲撃を最初から知っているのかなど、正直言うとストーリーの細かい部分で理解できていないところがあります。ただ細部がよくわかっていなくても、『サイコパスな将軍の息子を討ち取る』ということさえわかっていれば大丈夫な内容。  伊勢谷友介が演じたキャラだけが、ちょっと雰囲気を壊しているように感じて惜しい。一本調子な映画に変化をつけたかったのかもしれませんが、この映画にコメディ要員は要らんでしょ。  それにしても松方弘樹さんの殺陣だけは、他の人達とは別格で良くも悪くも浮いていました。さすが遠山の金さん。昔ばあちゃんと時代劇を見ていた頃を思い出して懐かしくなっちゃいました。
[DVD(邦画)] 7点(2021-06-21 13:11:31)
367.  BECK 《ネタバレ》 
 評価が低くなっちゃう理由がなんとなくわかっちゃいますね。おそらくコユキのボーカルをすべて無音にしたからでしょう。  そりゃあお客さんが皆固まっちゃうほどの歌声の表現なんてできるはずがありません。だからあえてそこは無音にして、観る側の想像力に委ねてしまう。これを『逃げ』ととらえるか、それとも『工夫』ととらえるかで、この映画への評価は大きく変わりそうです。  私は個人的にこの手法はアリだと思っています。コユキが歌うシーンでのオーディエンスのリアクションが好きです。  原作がマンガなので仕方ありませんが、ルシール云々のエピソードはちょっと邪魔でした。ライバルの存在、大手プロダクションの圧力、ヤンキー、障害はそれくらいで十分だったのではないかと。そうすれば2時間以内にまとめることも可能だったのではないでしょうか。  ストーリーの展開上必要であれば2時間越えが全く気にならないこともあります。今作はちょっと長いと感じてしまったので、やはり無駄な部分はあったのでしょう。  バンドメンバー1人1人の掘り下げは申し分なし。ヒロインもかわいい。ギターの特訓シーンがあったのも良かった。エンターテイメント作品としては成功していると思います。
[DVD(邦画)] 7点(2021-06-20 21:47:48)(良:1票)
368.  ルーザーズ 《ネタバレ》 
 それぞれが何かのスペシャリストで、あんまり負け犬っぽさは無かったですね。むしろプロフェッショナル軍団という感じ。  コメディアクションなのかと思っていたのですが、意外に真面目なサスペンスアクション。  オープニングのヘリ撃墜までのエピソードは、ルーザーズに感情移入させるのに十分なインパクトでした。  マックスという悪役のいかれ具合は好き。でもなぜCIAの幹部らしきマックスが、核兵器だの戦争だのを望んでいるのか、大事な部分の説明が一切ない。  また、ロークの裏切りは無かったほうが、よりスカッとできたんじゃないかという気もします。  原作があるので仕方ないのかもしれませんが、こーゆー裏切りって、表面では忠義を尽くしている人間が裏切るから面白いんじゃないでしょうか。いかにもなロークが裏切ったって、そこに物語的な面白さは生まれない気がします。  マックスが野放しのまま終劇っていうのも、ちょっともやもやしますね。  できれば、もう裏切りとかしちめんどくさいことはやめて、チーム全員でマックス一味を一網打尽にして大団円で終わってほしかったものです。それともマンガ原作みたいなので、続編を意識してこのような煮え切らない結末にしたのでしょうか。  いいかげん、続編を意識した映画製作はやめてほしいですね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-06-20 19:37:43)
369.  メカニック:ワールドミッション 《ネタバレ》 
 お手本のようなハリウッドアクション。ターゲットいっぱい。敵もいっぱい。ヒロインはジェシカ・アルバ。文句なし。お約束満載の安心して楽しめるエンターテイメント。前作の陰謀渦巻くヒリヒリとした緊張感はきれいさっぱりなくなってます。  でも個人的には好き。ビショップの無敵っぷりを堪能できるオープニングからつかみはばっちりでしょう。  前作のような『何しでかすかわからないキャラ』は不在。更にはビショップが最強すぎて、スリリングさは前作に軍配が上がるでしょう。  前作は騙し騙されの、まあまあ見応えのあるサスペンスでしたが、今作はビショップに恨みを持つ人間が人質をとってビショップに仕事をさせるという極めて単純なもの。  敵はずっと敵。味方はずっと味方。ヒロインは人質のフリしてんのかと思ったのですが、やっぱただの人質。  あまりにヒネリがなさすぎて、逆に今時珍しいかもしれないですね。  私はこーゆー頭からっぽにして見られる映画は嫌いじゃないです。  トミー・リー・ジョーンズは何気にサプライズでした。ジェイソン・ステイサムとの共演が見られただけでちょっと得した気分です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-06-13 03:20:38)(良:1票)
370.  黄金のアデーレ 名画の帰還 《ネタバレ》 
 戦争ものは苦手。絵画は興味なし。今となってはなぜ見ようと思ったのかすら思い出せないわけですが、これが見て良かったです。  音楽と芸術の街ウィーン。そんな高貴で品のあるイメージしかなかったオーストリアにも、暗い歴史があったのですね。  昨日まで隣人だった。今日は『ユダヤ』と『ユダヤ以外』。ナチスがオーストリアに入国したとき、あんな歓迎ムードで迎えられていたとは思いもしませんでした。昨日まで隣人だったり、お客だったりした人でも、こんなに簡単に虐げられる人間の性が一番怖いです。正直ナチスより怖い。この映画では凄惨なシーンはでませんが、塩素?で、床に書かれた落書きを消す『昨日まで医者』だった一家のワンシーンが、一瞬ですが胸に残りましたね。  現代パートでは、オーストリアを相手に『アデーレ』の返還を求める熱いバトルが繰り広げられます。最初は乗り気でなかった若き弁護士が、法律事務所を辞めてまで『アデーレ』に全力を注ぐ。そんな夫を支える妻の姿までしっかり描いたことで、よりドラマチックな物語に仕上がっています。  そしてこの映画は回想シーンが本当によく出来ています。アルトマン家がナチスに財産を没収される様子が本当に痛ましい。上流階級の一族の、幸せそうな、かつ華やかな結婚式の様子がコントラストとして効いています。両親を残し、国外へと逃亡する一連のシークエンスは手に汗握るサスペンス。そんな過去に決着をつける、実話に基づいた真実のドラマ。お見事です。  ヘレン・ミレンは素晴らしい女優さんですが、『RED』を見てからどうしても凄腕スナイパーのイメージが抜けなくて・・・
[DVD(字幕)] 8点(2021-06-12 03:31:21)(良:1票)
371.  コインロッカーの女 《ネタバレ》 
 韓国映画特有のひりひりとした緊張感と『痛さ』と『怖さ』を感じられる映画。  闇金の女ボス、マ・ウヒを演じるキム・ヘスも、イリョンを演じるキム・ゴウンも圧巻の演技。  マ・ウヒもイリョンも裏社会に生きる無慈悲で非情な人間。でも冷たい視線や表情の無い佇まいのなかに、時折感じられる家族への情。それを自然に感じさせてくれるから凄い。  ストーリーは申し分なしと言いたいところですが、ちょっとサスペンス寄りにしすぎてしまったかも。青年との交流の中で、イリョンの心情の変化をもう少し時間をかけて丁寧に見せてくれていたら、その絶望はより際立ったものとなり、他の追随を許さない名作になっていたかもしれません。  そう、これは決して楽しい映画ではありません。韓国映画ではよく見かける破滅型のストーリー。イリョン以外の家族はみんな壮絶な死を遂げます。ですが見終わったあとにあまり尾を引かない不思議な映画。イリョンが第二の人生を始めたところで幕を下ろしたからかもしれません。  自分が捨てられていたコインロッカーを開けると、そこには養子縁組の書類が。それまでグレーだった母親の愛情が確信へと変わる最後のサプライズ。  
[DVD(字幕)] 8点(2021-06-10 02:43:56)
372.  二十歳 《ネタバレ》 
 これは青春群像劇になるのでしょうか。3人の主人公。それぞれの世界が均一に描かれます。  最初は高校生活での出会いを描いているため、3人一緒の描写が多い。その後3人はそれぞれの道へ。  ある者は大学へ進学し、堅実な生き方を望む。  ある者は漫画家という夢を追いかける。  ある者は金持ちの両親に甘えて自堕落な生活を送る。  どれも日本の若者にそのままあてはまりそうな現実感があり、それぞれのエピソードが興味関心を引きます。  ですがきれいに3等分されてしまったため、薄味、消化不良になってしまった部分はあります。きっと連続ドラマというスタイルでじっくり見せてくれるほうが、この手のストーリーには合っているのでしょう。  3人の掛け合いは面白く、前半は笑える部分も多い。  後半は若者特有の恋愛や未来への悩みに焦点があてられ、笑いの要素は鈍化する。  それならそれで良い。それぞれの悩みに真剣に向き合ってくれるのであれば、それなりに味わい深い作品になっていたでしょう。  ところがこの作品では、それすらも悪ふざけで茶化そうとします。その最たるものが食堂での大乱闘。もしかするとやり場のない若者の気持ちをここで爆発させたかったのかもしれませんが、それにしてもカタルシスのかけらもない。個人的には度を超えた悪ふざけにしか見えなくてちょっと辟易させられました。  とゆーわけで後半面白さが失速しちゃったように感じたのですが、ドンウのラストの笑顔を見るとなんだかオールOKな気もしてきました。  ちなみに女優さんたちはみんなかわいくて良い感じです。  ただ下ネタがきつめなので、家族で見るには向かない映画だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2021-06-08 09:51:25)
373.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 
 プレデターが正体不明だった1作目は、やはり超えられませんね。すでにネタがわかっているという制約のなか、適度な緊張感とキャラの豊富さで、水準以上の作品にはなっていると思います。  プレデターシリーズでなければ7点以上をつけるところです。どうしても『プレデター』と冠したものは期待値が上がってしまうものですが、その期待を超える作品とはなかなか出会えません。  いきなり落下傘からのスタートというのは斬新でスリリング。目が覚めたらスカイダイビング中なんて、考えただけでも恐ろしい。つかみはばっちりでしょう。惹きこまれます。  各地の戦場から、その道のプロや猛者を選別して拉致ってきたって設定もぶっとんでいますが、その中に殺人鬼や囚人やヤクザが混じっているのが凄い。  ただ、キャラが豊富でも、その強さの描き方が足りません。それぞれの肩書きを言葉で紹介するだけ。だから本当はもっと強い集団のはずなんだろーけど、それが伝わってこない。『プレデターに狩られる者達』という域を出ていないのです。これじゃあ企画倒れ。  モーフィアスには悪いけど、ノーランドのエピソードなんてまるまるカットして、1人1人のキャラが地球にいたときどれだけぶっとんだ存在だったかを描いたほうが良かったように思います。  ラストはハッピーエンドとは程遠く、新たな戦いが始まるところで終わります。2人が宇宙船で脱出しながら、パラシュート部隊をそらから眺めるという終わり方だったら、私好みの余韻に浸れたんじゃないだろーかと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-06-08 02:45:32)
374.  ハナミズキ 《ネタバレ》 
 劇中の時代設定が長いスパンの映画はちょっと苦手。連続テレビドラマならまだしも、映画でそれをやってしまうと圧倒的に尺が足りなくなってしまうから。実際この作品もひとつひとつのエピソードが瞬く間に過ぎ去っていって、感傷に浸る暇もありません。  紗枝と康平は、相手のことより自分のことが好きな人間に見えます。もちろん誰しもそーゆー一面は持っているでしょうが、この二人はあからさま。だから二人に全然感情移入できませんでした。  そして思っていたより暗いストーリー。明るい雰囲気の滑り出しだったんですけどね。序盤の空気で終始楽しませてくれたらもっと高評価です。  木内家は悲惨じゃないですか?父が死に、借金が膨らんで破産。母と妹は親戚のところに身を寄せ、妻からは離婚をつきつけられる。絵に描いたような一家離散。康平が、リツ子が出て行った後一人でご飯食べているシーン、見ていられないです。  リツ子に想いを寄せる康平の友人や、木村祐一演じる真人兄ちゃんなど、好感の持てる人物もいますがすべて脇役。メインの登場人物が共感できない人間ばかりなのはチト辛い。  カナダで紗枝が、康平の作った船の模型を見つけるシーンなど、ちょっとわくわくさせてくれるストーリー展開は好き。  基本こーゆー系のラブストーリーはファンタジーの一種だと思っていますので、極端なリアルはこちらも求めていません。  この映画に出てくる小さな偶然の積み重ねを見せてくれるのはフィクションの世界だけ。だから最後は無理矢理なハッピーエンドでも全然問題なし。むしろそーゆーのが見たくて映画を見ていると言っても過言ではありません。
[DVD(邦画)] 6点(2021-06-07 02:15:34)
375.  メカニック(2011) 《ネタバレ》 
 最初のうちは平凡なサスペンスアクションだと思っていたのですが、スティーヴが弟子入りした辺りから次第に面白くなります。  こーゆー場合、新入りはヘタレであることが多いのですが、スティーヴは違います。アーサーほどではありませんが、結構出来る奴なのです。殺された父親の復讐という立派な動機もあります。適当そうな外見とは違い、結構真面目に仕事をします。これが良い。  思い切りが良いし、肝が据わっているし、戦えるやつなのです。立派にもう一人の主人公となっています。特に、アーサーがスーパーマンすぎるので、スティーヴの存在は貴重です。  アーサーの物置から父親の大切な拳銃を見つけてしまうスティーヴ。彼はすべてを悟ってしまいます。  車内で、『友を殺したことはあるか』とスティーヴがアーサーに問いかけるシーンは名シーン。ベン・フォスターの表情で訴えかけてくる演技が上手すぎて、並々ならぬ緊張感が漂っていました。  そしていよいよクライマックス。ど派手なラスボス殲滅戦で感じるカタルシス。スティーヴがどう出るか分からない緊張感。いろんなものを同時に味わいながら、2人が決別するラストにちょっと残念な思いを抱くのでした。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-06-03 05:08:35)
376.  パレード 《ネタバレ》 
 そもそも群像劇は好きじゃないんです。じゃあ見るなよって話ですが、予備知識無しで見たものですから、見るまで知らなかったのです。  1人1人のエピソードの紹介。それがつながってゆくのかと思いきや、そうでもない。みんなそれぞれ全く違う人生。でも同じ部屋に住んでいる。同じ部屋という共通項のみで世界が交わっている。その感覚だけは共有できた気がします。  一番のサプライズは、やはり直輝。5人のなかで最も安定した職業に就き、最も頼りになる存在。そんな彼が最も深い闇を抱えていたという事実。ですが観ている私たちに衝撃を与えたのはそこではありません。直輝が通り魔殺人をしているってことを、他の住人がなんとなく知っていたという事実。泣き崩れる直輝に対し、なぜ泣いているのかを誰も聞かない。なぜなら直輝が泣いている理由をみんな知っているから。未来の『直輝、あんたも伊豆行くでしょ。』の台詞と4人の視線には戦慄が走ります。  あんたがどんな闇を抱えていようが、こっちの世界には関係ない。ここはチャットルームであり掲示板だからと。舞台は現実でもその中身は匿名性の高い仮想空間なんでしょうか。  直輝はもはや勝手にパレードを抜けることは許されないのかもしれません。残りのメンバーにはパレードを抜ける自由があるが、直輝にはその自由が存在しないように感じられました。それって警察に捕まることより恐ろしいことなんじゃないでしょうか。  いや、冷静に考えれば直輝の通り魔を黙認しながら普通の生活送ったり、直輝に人生相談している事実が一番怖えーよ。
[DVD(邦画)] 5点(2021-06-03 02:07:24)(良:1票)
377.  バウンティー・ハンター(2010) 《ネタバレ》 
 こーゆー軽いノリのサスペンスコメディ嫌いじゃないんですが、この作品はいまいちノリきれず。  理由は多分マイロの性格。と、借金。  元妻との離婚が原因で私生活が乱れ、『職務怠慢』からのクビ。まあそこまでは許せるとしても、ギャンブルに溺れちゃうってのはダメじゃない?1万ドル以上の借金。日本円にして100万円以上・・・。ドン引きです。こーゆーの笑えないんですよねー。  更に劇中でカジノにはまる場面があって、8,000ドル勝つんです。で、そこでやめておけば良いのに、欲を出して全部スッちゃうんです。お約束だとしても、そんなマイロに感情移入できず。全然応援できなかったです。  つまり、借金取りのみなさんは全然悪くない。オープニングでマイロの仕事の邪魔をしちゃったのはどうかと思いますが、概ね借金取りのみなさまはまとも。なにせ返済しない人のもとへ取り立てに行っただけですから。なのにボスの金をばらまかれてかわいそう。もうマイロのやることが最悪です。  せめてラストに、何らかの形で借金を完済するエピソードが欲しい。それがあってはじめてハッピーエンドでしょう。  元妻を牢屋に入れて、自分も入って。『記念日だから今日は一緒にいなきゃ。』って、なんじゃそら。そんなカタチだけのハッピーエンドはいらん。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-05-24 02:49:32)(良:1票)
378.  悪魔を見た 《ネタバレ》 
 後味が悪いなー。婚約者が殺されてしまうのは導入部分だから仕方ないとしても、その家族まで犠牲になるのが許せないです。非人道的かつ悪趣味。妹まで犠牲になるとは思っていなかったので、悪い意味で衝撃的でした。  しかも、婚約者家族は本来であれば犠牲にならずに済んだ事実が痛い。主人公がキャッチ&リリースみたいな特殊な復讐をしなければ、こんなことにはならなかった。もはや人災と言っても過言ではありません。主人公の罪も重い。  スヒョンはどのツラさげて義理の父親に会いに行くつもりなのでしょう。  タクシーの人たちはタクシー強盗?そしてもう一人の殺人鬼はいったい?唐突な登場人物たちに戸惑うこともしばしば。もはやこの辺りからはちょっと『悪魔のいけにえ』シリーズみたいでした。  女子中学生や看護師、監禁されていた女性はみんな助かるのに、自分の大切な人たちだけ誰も助けられないなんて辛すぎます。  殺人鬼ギョンチョルのやったことがひどすぎて、もはやどんな報復をしても割りにあいません。ほら、きっちり復讐を果たしたのに、なんのカタルシスも得られない結末。  映画としては優秀な作品なのかもしれませんが、この救いようの無さは受け入れ難いものがあります。
[DVD(吹替)] 5点(2021-05-24 02:19:40)(良:1票)
379.  ソラニン 《ネタバレ》 
 あんまり人が死ぬ映画を悪く言いたくはないんですが、これはダメ。  原作があるのも知りませんでした。下手に悪く言うと原作批判にもなっちゃうかもしれませんので気が引けますが、これはレビューなので、自分の気持ちに正直に書きたいと思います。  種田の死に方が納得いきません。  ふっきれたと思ったのに泣き出して、信号無視して死ぬなんて、事故死ではなくこれは自殺ですか?自分勝手すぎます。  残された人間はどうなりますか?事故に巻き込まれた車はどうなりますか?かわいそうな自分に酔って自分のことしか考えていないあまりに身勝手すぎる行為ではないでしょうか。悩める20代の若者は何でも許される免罪符なんですか?これを美談になんかしてほしくないですね。  いや、そもそもこいつはかわいそうなのか?  かわいい彼女がいる。友人は良い人ばかり。職場だってバイトかもしれませんがブラックではなさそう。そして『バンド』という燻り続けている夢もある。いや、大好きな音楽をいまだに演り続けているだけでもかなり恵まれていると思いますが。  彼女に背中押されて一念発起。そして挑戦して惜しくも今回はチャンスをものにできず。で、たった1回チャレンジしただけで、その1回が失敗したらもう自暴自棄ですか?甘ったれるのもいい加減にしてほしい。こーゆー自分に酔った人間嫌いです。  そして映画としては前半がとにかくだるい。丁寧さとダルさは紙一重かもしれませんが、今作に関しては完全にダルさが圧勝。  宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太。そして誰か知らないベースの人。役者さんは良い人ばかり。なのに前半は退屈すぎて死にそうでした。  ・・・でも終盤からラストにかけてはちょっと泣けました。大切な人を失う悲しみはわかるので。そして最後のライブは素直に感動しました。うん、最後は良かったかな。
[DVD(邦画)] 4点(2021-05-19 07:38:40)
380.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
 クソつまらない。とゆーかよく意味がわからない。  前作を視聴しているのが前提なのでしょうか。  クルーって誰?トロンって誰?アイソーって何?グリッドって何?ユーザーって何ー??  説明不足のまま、話はどんどん先へ進んでいきます。  どうやら『黄色い光の人たち』と『白い光のひとたち』は仲良くないらしい。ってことぐらいしかわからないんですけど。  でもさすがに途中からは少しずつ、ぼんやり前述のいろいろが何を指すのかがわかってきます。  そして、わかってきたうえで、あんま面白いストーリーではないなと改めて感じるわけです。  最初に父親だと思っていた人は『クルー』と名づけられたプログラム。どうやらこの『クルー』がゲームの世界から人間界に出陣するため、父親のマスター・キーを狙っているらしい。父親はそうはさせまいと身を隠す。そこで『クルー』は父親を見つけるために息子のサム・フリンをポケベルでおびき出す。  だったら、最初にサムがゲームの世界に来たときに、死ぬかもしれないようなゲームに参加させちゃうってのはダメじゃない?  それにやたら『完全なるシステム』を声高に謳っていましたが、完全なるシステムを構築したと言い張るなら、演説は必要ないでしょう。みんなクルーに従うプログラムなんですから。  で、このコンピューター内部の世界ってのが、最初こそ凄いかっこよくてわくわくしたんですが、そればっかりだとやはり飽きてきちゃうんですよねー。同じ景色。同じ色。もっと色彩プリーズ。  ゲームの世界に入っちゃう序盤。そこから怒涛の『ディスクバトル』と『バイクバトル』。この辺りまでは最高に面白かっただけに、ずっとそのノリでいってほしかった次第です。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-05-19 06:26:19)(良:2票)
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