21. 戦場のピアニスト
凄い映画ではないけど、良い映画かな。こういう事を後世に伝えていく事も、新聞やテレビなどのメディアの信憑性が低くなってきた今、映画の役割だと思うし。 8点(2004-01-07 17:35:24) |
22. 千と千尋の神隠し
アメリカ人の友人夫妻がこれをアメリカで見たらしく、ものすごく感動していました。私は彼らに「日本版マトリックスは千と千尋と陰陽師だ」と説明しておきました。スミマセン。それはさておき、娘が3歳のときに見たのですが、おやつばかりバリバリ食べていると「豚になるよ」というと、ぴたりと止めるので効果覿面。 8点(2003-12-31 00:16:08) |
23. 千年の恋 ひかる源氏物語
この映画、何の目的で作ったのでしょうかね。もう皆さんの意見と同じなので細かい事は言いませんが。私はテレビで見たのですが、テレビ曲もちゃんと内容を吟味して放送しないとね。 1点(2003-12-31 00:06:42) |
24. 六月の蛇
《ネタバレ》 鉄男以降、どれを見ても不満だったが、これは塚本最高傑作だと思う。ストーリー的にはシンプルで見易く、随所に彼らしさがちりばめられていて。見る前は「何故神足裕二なんだ?」と思ったが、見て納得。彼以外見当たらない配役。雨の音が体に刻み込まれていくとともに、鬱になっていく観客である私。こうなるのをを塚本監督が狙っていたのだとしたら、私も黒沢あすか。操られたんだと思う。10点をつけたいところだけど、音楽は「こうしたらもっと良かったのに」と思う点が数々。胸にねじ込んでくるような生の楽器で彩って欲しかったかな、で-1点。旋律的にもっとじっとりして欲しかった、で-1点。でも、塚本監督の「塚本組」を大切にする優しさ(今回は仇になったが)に+1点。本当に良い映画ですよ。 9点(2003-12-30 23:58:46) |
25. 鉄男 TETSUO
自主制作そのままって言えばそのままですが、これだけの勢いを感じさせる作品は、そうそう見当たらないと思われる。 確かに稚拙な部分も多く、モノクロだったのも予算の無さに起因する物だったと聞いた。結果的にモノクロが功を奏したわけだけど。 この作品を見て私は塚本ファンになったわけだが。。。後がだんだん厳しい作品になっていったのは、その勢いが削がれてきてしまったからかな。それともこの作品以外が大衆化されてしまったからか。 8点(2003-12-30 23:44:35) |