21. デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~
最初は眠い目をこすりながら見ていたので途中で何がなんだかわからなくなり半分くらい見たところではじめから見直した。見直してみると話は意外にわかりやすくて、盗もうとしている情報がなんだか間抜けで笑えた。スパイ映画につきもののどんでん返しはあまり期待していなかったが意外によかった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-13 23:17:11) |
22. 私の中のあなた
《ネタバレ》 長男が夜街で何をしていたのかとか、中途半端にするぐらいなら描かなければよかったのにと思うところも数々あるし、骨髄移植は限られた人からしかできないのはわかるけど腎臓移植は母親からだってできるんじゃないのかなとか突っ込んでしまうと実もふたもないようなつめの甘さは残るが、それでも涙が頬を伝ってくるほど泣けた。 [映画館(字幕)] 8点(2009-10-13 22:52:10) |
23. フィッシュストーリー
この一見無関係な話がつながるんだとしたらこうなんだろうなという予想は裏切らないラストであった。これもつながるという映画の宣伝文句のせいではあったので、それがなかったら予想外の展開だったのかもしれない。原作は未読だったが文庫になったら読んでみたいと思う。無理があるとも思うけれどそもそもがほら話なのでありなのではないだろうか。 [DVD(邦画)] 7点(2009-10-08 22:20:40) |
24. 20世紀少年 -第2章- 最後の希望
《ネタバレ》 公開当時には第一部と違ってオリジナルの内容があるようなことを聞いた気がするが、実際のところつぎはぎして、原作とは同じ場面にいる人物が違う程度だったように思う。原作を見ていないと本当に理解できるのか心配にはなるが、原作と比べるとストーリーを一応追っているだけで深みがないなと感じてしまった。原作がそもそもまとまりなかったことを考えると第三部で本当に収拾がつくのか見てみたい。 [DVD(邦画)] 4点(2009-09-23 00:01:12) |
25. ジェネラル・ルージュの凱旋
前作のトリックが原作も映画もドラマもそれではそんな死に方にならないだろうというものだったこともあって、原作はミステリーですらない今作にはあまり大きな期待をしていなかったが、意外によかった。シリアスなシーンの中にも笑えるシーンを持ってくるところもアメリカ映画のようで新鮮だった。 [DVD(邦画)] 8点(2009-09-21 00:10:06) |
26. 噂のアゲメンに恋をした!
どうしてこんな映画を選んでみてしまったのかなと自分に聞いてしまいたくなるようなくだらない映画。品がないのはまだいいとして、自分勝手な主人公は見ていていらいらした。 [DVD(字幕)] 4点(2009-09-14 10:22:05) |
27. 96時間
テレビのコマーシャルで『24の4倍』みたいなことを言っていたように記憶しているが、確かに主人公の行動のしかたや、悪役が入れ替わるところは24に通じるところがある。4倍というのはただ時間のことだけで密度が濃いかといわれると考えてしまう。話が都合がよすぎる感もあったが、疲れた頭でも混乱することなく見られるのはよかった。 [映画館(字幕)] 6点(2009-08-30 18:59:12) |
28. シャッフル(2007)
《ネタバレ》 後から思い返してみると、映画の中での初日(木曜日)に、どうして目覚めたとき夫が出張中だと認識していたのか、どうして娘の顔は怪我がなかったのかわからない。一見つじつまがあっているように見えて、あの精神科医を選んだ経緯を考えても必然的要素はない。『シャッフル』されることには目をつぶるにしてもそれ以外の点で粗がおおすぎて腑に落ちない。中途半端に感動ストーリーにしようとした点もどうなのかなと感じた。 [映画館(字幕)] 4点(2009-06-09 23:43:49) |
29. 余命1ヶ月の花嫁
《ネタバレ》 話の筋は聞いて知っていたけどドキュメンタリーは見ていないでいった。確かに悲しい話で、見て涙ぐんだけれど、映画としてよかったかと考えるとどうなのかと悩む。実話を基にしたものにはありがちなことだけれど、登場人物がきれいに描かれていて、話が素直すぎる。登場人物の感情もそのまんまである。病気になってしまった以上運命に逆らうことはできないのかもしれないが、人が亡くなる悲しさを想像した悲しみ異常のものはなかった。ただ若いうちに検診を受けて少しでも多くの人が癌で亡くなることがないようにしたいと願う主人公の気持ちはすばらしいと思った。 [映画館(邦画)] 6点(2009-05-31 21:38:49) |
30. 天使と悪魔
《ネタバレ》 前作は原作を読んでから見てがっかりしたが、今回は原作を読まずに行ってまずまず楽しめた。暗号を解きながら教会を探すところでは展開の早さに前作を思い出しやっぱりか…と不安に思ったが、全体としてみるとあそこはあれくらい飛ばさないとまとまらなかったんだなと納得できる。犯人についても見事に思惑に引っかかり気づかなかったので新鮮に驚くことができて、豪華な映画を見たなという気分を味わった。 [映画館(字幕)] 8点(2009-05-26 22:50:32) |
31. グラン・トリノ
映画紹介のサイトでは「車を盗もうとした少年との交流」といったことが書いてあって、クリントイーストウッドの映画だからということで期待していた部分はあった。こんな人が身近にいたら少し迷惑だなと思ってしまうような偏屈な老人が心を開いていくというところは予想通りではあったが、最期はああなるとは思わなかった。不覚にも久しぶりに映画館で涙を浮かべてしまった。このラストを踏まえて思い返してみるとああこんな伏線があったんだなというところが数々あって、この作品を映画館で見られたことを本当によかったと思う。 [映画館(字幕)] 9点(2009-05-24 20:12:44) |
32. 彼が二度愛したS
「衝撃の」という宣伝文句からすれば予想できる範囲内の展開であった。映画館で集中してみればもしかしたら緊迫感が味わえるのかもしれないが、DVDで見たら余計なお金を払わなくてよかったと感じる程度。サスペンスとしてはたいしたことはなく、映像を楽しめる人にはよいのかも。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-12 21:31:24) |
33. ブラインドネス
《ネタバレ》 疲れてしまう映画なので体調のいいときにみないと辛いと思う。「全世界失明」となるのは(というよりそれがわかるのは)物語の終盤で、メインは初期に発症した人々が入れられた施設での話であった。リアリティがないという人がいるが、原因もわからず、どうやってかはわからないが接触者がどんどん感染していくあの状況では社会も医療も対応が追いつかずとりあえず隔離しておくというのはありえる話ではないだろうか。警備員たちも失明を恐れて内部に干渉せず、中が無秩序になるというのも実際に起こりそうだと思った。目が見えるからといって、それだけで武器を持った多数の目の見えない人に勝てるとは思えないだろう。数週間で人の生活と心がすさんでいくさまが僕個人にはリアルに感じた。真っ暗なシーン、真っ白なシーンも印象的だった。決して楽しい映画ではなく、当分また見たいとは思わないが、見ておいてよかった。 [DVD(字幕)] 8点(2009-05-04 07:47:09)(良:1票) |
34. ソウ5
今までのを見ているから一応けりを付けようという気持ちで見たのだが、結局なぞは増え、どんでん返しもないので自分の中では若干消化不良気味。1と2の内容はそれなりに覚えているつもりだが、3,4になるとゲームの内容もあまり覚えていなくて誰だっけということが多いのもいけないんだろう。今回のゲームの内容も一年後に6をDVDで見る頃には覚えていない自信がある。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-02 21:12:21) |
35. バーン・アフター・リーディング
ちょっと疲れていたので軽く笑いながら見られる映画がいいなと思って、予告編を見たときになんとなく持った印象から選んで見に行った。公開直後の週末だというのに劇場は結構がらんとしていてくだらないねたに対してもシーンとなり寂しいことこの上なし。しようもなくてくだらなくて、「衝撃の結末」という宣伝にしていた期待も、これで終わり…と裏切られ、ちょっとがっかりして劇場を後にしたんだけれど、後で思い返してみたら結構楽しかったと思えてきた。一緒にいったパートナーと映画の直後にこれだけ見た映画の話をしたのも久しぶりかもしれないと思うほどいろいろ話すねたもあったし。ハチャメチャな人たちが出てくるのかと思っていたら、みんなある意味せこくて、それがほほえましく思えた。 [映画館(字幕)] 7点(2009-04-26 23:30:14) |
36. 容疑者Xの献身
原作のよさがそれなりに出ていた。テレビドラマは柴崎コウのキャラクターが嫌いで1羽しか見なかったが映画版では存在感が割りと薄くなっており、そこには好感が持てる。結末を知った状態で見たために、ここに伏線があるなと思ってしまうしトリックの意外さも原作をはじめて読んだときほどには衝撃とならなかったが、ほかの人にも進められると思う。ただ雪山はちょっと違うだろうと感じた。 [DVD(邦画)] 7点(2009-04-20 22:10:54) |
37. イーグル・アイ
しっかり話を追っていくとそれなりにしっかりした筋が通っているので、なかなか楽しめた。結構ハラハラドキドキしてよかった。黒幕に関してもありがちではあるかもしれないがありだと思った。 [DVD(字幕)] 7点(2009-04-09 23:36:27) |
38. アイアンマン
ヒーローものとして、単純に楽しめた。アクションシーンがあまり多くないところもよかった。 [DVD(字幕)] 7点(2009-04-06 14:52:18) |
39. クライマーズ・ハイ(2008)
報道における「正義」というものにどうもぴんと来ず消化不良になった。事故の時には自分は小学生だったし、地元でもなかったから実際どのように報道されていたかなんてほとんど覚えていないのだが、連日一面に載せて伝えたいと思うその必死さがどうにも理解できない。インターネットで情報がなんとなくたくさん手に入る現代には通じるところが少ないのかもしれない。 [DVD(邦画)] 5点(2009-04-04 21:26:47) |
40. Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
《ネタバレ》 映画の中での最初の殺人からして「完璧」ではなかったわけだが、一般の成功した人が、楽しんでいるわけでもなく中毒でやめたいと苦しんでいるという設定は、あるかもしれなくてかえって怖く感じた。ちょっと中途半端な終わり方で物足りなく感じた。 [DVD(字幕)] 5点(2009-03-29 00:18:41) |